香西咲さんはずっと、「一般的な女性」です。一時、香西咲さんは、ちがう人物を演じていた。ただそれだけのことです。香西咲さんは過去も現在も純白です。白鳥です

本日もリベンジポルノ法の制定過程をふりかえってみます。
出演強要の法規制を考えるさいに、参考となりますので。

(参考。当ブログ)
2018年1月10日(一昨日)
2018年1月11日(昨日)

当初、政府は、リベンジポルノ法をつくることに対して消極的でした。
国会で谷垣禎一法務大臣は、つぎのように答弁しています。

谷垣禎一 法務大臣
2013年10月23日
これ、我が国の現在の法制でも、ある程度想定される事案は大体処理はできることはできるんです

谷垣禎一 法務大臣
2013年11月13日
今のところ、特にリベンジポルノに対して新しい立法をするということを特別に考えているわけではございません。その理由としては、リベンジポルノというのは何かという定義は別としまして、想定されるような問題は大体現行法で裁けるのではないか

大体現行法で裁けるのではないか
と谷垣禎一法務大臣はおっしゃいます。
出演強要問題に対する民進党の姿勢を彷彿させます。

(民進党「民進党政策集2016」より引用。改行を施しています。)

民進党

アダルトビデオ(AV)やいわゆるJKビジネスにおける女性・子どもの被害防止、被害者救済・支援、加害者取締り等のために、実態把握を進めます。
既存の法制度を適切に運用・周知するとともに、必要な改善策を検討します。

(2017年2月28日 民進党 「『性暴力を根絶するための包括的な取り組みが必要』男女共同参画推進本部・内閣(男女共同参画・子ども)・法務部門合同会議 」より引用。)

民進党 有田芳生 ネクスト法務大臣(※現在は立憲民主党に所属)

人間の尊厳に関わる重要な問題なので、時間をかけて丁寧に進めたい。

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(再掲。谷垣禎一 法務大臣)
今のところ、特にリベンジポルノに対して新しい立法をするということを特別に考えているわけではございません」(2013年11月13日

半年後、国会で、ふたたびリベンジポルノの問題がとりあげられました。

(2014年4月3日 衆議院 青少年問題に関する特別委員会「会議録」より、引用。)

<2014年4月3日>
青柳陽一 衆議院議員(結いの党【※当時】)
(前略。)
次に、最近社会問題化しているリベンジポルノ問題についてお伺いしたいと思います。

リベンジポルノとは、一般に、別れた恋人や配偶者に対する報復として、交際時に撮影した相手のわいせつな写真や画像をインターネットなどで不特定多数に配布、公開する嫌がらせ行為、あるいはその画像のことを指すということであります。

自民党さんでも最近本件に関する特命委員会ができた

ということをお聞きしておりますが、このリベンジポルノ問題に対する政府の認識と、現状、対応していることについて伺いたいと思います。
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この質問の約2か月前のことです。
自民党はあらたに、「リベンジポルノ問題に関する特命委員会」を設置しました。

(2014年2月13日 日本経済新聞「自民、『リベンジポルノ』特命委設置」より引用。改行を施しています。)

日本経済新聞
自民党は(2014年2月)13日、関係がこじれた交際相手の私的な写真や映像をネット上にばらまく「リベンジポルノ」と呼ばれる行為への対応策を検討する特命委員会を設置した。
委員長には平沢勝栄政調会長代理が就いた。
高市早苗政調会長は記者会見で「現行法制で十分かどうか把握し、措置を講じる必要があれば準備作業をしてもらう」と述べた。

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同委員会の委員長に就任したのは、平沢勝栄衆議院議員です。
元警察官僚です。
ちなみに平沢議員は、出演強要問題にも関心をおもちのようです。

(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)

<2017年2月22日>
伊藤和子 HRN事務局長

(2017年3月6日 LOVE PIECE CLUB「AV出演強要問題、関係者の声をぜひ聞かせて!」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
玖保樹鈴さん
アメリカ国務省も注目するAV出演強要問題ですが、玖保樹はこの2日前に参議院議員会館でおこなわれた、『AV出演強要被害の根絶を目指して』というシンポジウムに参加してきました。
(中略。)
また前回(2016年5月開催)の院内シンポジウムに比べて、国会議員の数も多かった。
前回も参加していた共産党の池内さおり議員はもちろんのこと、民進党の徳永エリ議員や中川正春議員、自由党の森ゆうこ議員などに加えて、公明党の佐々木さやか議員や本人ではなく秘書ですがあの! あの平澤勝栄議員など与党関係者もいたことに驚きました。

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青柳陽一議員の国会質疑にもどります。
このリベンジポルノ問題に対する政府の認識と、現状、対応していることについて伺いたいと思います
答弁者は警察庁の生活安全局長です。

(2014年4月3日 衆議院 青少年問題に関する特別委員会「会議録」より、引用。)

<2014年4月3日>
辻義之 警察庁 生活安全局長  
お答えいたします。

一般的に、インターネット上に性的な画像等を掲載する行為は、その目的のいかんを問わず、名誉毀損罪やわいせつ物陳列罪等に当たる可能性があることから、警察におきましては、厳正な取り締まりを行うとともに、サイト管理者等に対しまして削除要請を行っているところでございます。

また、画像等を公開するぞとおどす行為であれば、脅迫罪等を適用して取り締まりを行っているところでございます。

いずれにいたしましても、警察といたしましては、こうした行為に対しましては、被害に遭われた方の心情に配意しつつ、各種法令を駆使して取り締まりを行うとともに、サイト管理者等に対する削除要請にも努めてまいる所存でございます。

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出演強要被害のとりしまりについても、現在、上述のような段階にあります。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。)

警察庁から全国の警察への通達

各種法令の適用を視野に入れた取締りの推進

アダルトビデオの契約、出演等に係る相談、被害申告、情報提供等を受理した際は、強姦罪等の性犯罪、強要罪、傷害罪、暴行罪、脅迫罪等の違法行為が介在する際の取締りはもとより、職業安定法(昭和22年法律第141号)第63条第2号(有害業務就業目的の職業紹介等)、労働者派遣業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和60年法律第88号。以下「労働者派遣法」という。)第58条(有害業務就業目的の労働者派遣)、労働基準法(昭和22年法律第49号)第5条(強制労働の禁止)、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第34条第1項第6号(児童に淫行をさせる行為)その他関係法令の適用を視野に入れた取締りを推進すること。

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(2014年4月3日 衆議院 青少年問題に関する特別委員会「会議録」より、引用。)

<2014年4月3日>
青柳陽一 衆議院議員(結いの党【※当時】)
ありがとうございます。
今御答弁がありましたとおり、

現行法でも、今おっしゃられた児童ポルノ、わいせつ物陳列、名誉毀損、脅迫罪、プライバシーの侵害などで罪に問うことは可能だということなんですが、では、法的な抑止力がうまく機能しているのかというと、少し疑問符がつくのではないかと思います。

今おっしゃられたように、投稿削除についてもプロバイダー責任法というので対応可能なんですが、これは、言ってから削除までに7日以上かかるという時間的な問題もありますし、拡散や二次利用については、今のところ抑止力がないということであります。

これは、ストーカー規制法というのがありますが、ある意味、同様の意味や意義があるんじゃないかと私は思います。

ストーカー行為というのも、これまでの現行法で対応は可能だったわけです。
でも、結局、問題解決に至らないケースがふえてきて、社会問題がどんどん起こってきたということであります。
こうしたことに対してストーカー規制法というのを新たに立法化したことによって、抑止効果にもなったし、認知件数も実際上がったということであります。
ですから、新たな法律を整備するということの効果というのが大きかったんじゃないかなと思っています。

実際にストーカー規制法ができて、ストーカー事案の認知件数というのは、平成25年で2万1,000件もあった。
検挙件数で1,889件もあった。

ストーカー規制法ができたことによる対応というのも9,000件近くあるということであります。

ですから、私は、

こういうストーカー規制法をつくったという意義は大きいと思いますので、これからさらに社会問題として大きくなってくるんじゃないかというリベンジポルノの問題についても、立法化というのは検討する必要があるんじゃないか

と思いますが、まずは政府の御見解を伺いたいと思います。
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<2014年4月3日>
辻義之 警察庁 生活安全局長  
お答えいたします。

ただいまお答えをさせていただきましたとおり、インターネット上に性的な画像等を掲載する行為につきましては、被害者は何よりも削除を望んでおりまして、警察といたしましては、被害者の心情に最大限配意しつつ、各種法令を適用して取り締まりを行うとともに、削除要請を行っているところでございます。

委員御指摘のような立法のあり方についてでございますけれども、先ほど委員のお話もございましたが、現在、各方面におきましてさまざまな議論がなされているものと承知をいたしておりまして、現時点におきまして、私の立場からその必要性等についてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。

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この年の11月19日に、リベンジポルノ法が成立しました。 
法案をつくったのは、内閣でなく、自民党の国会議員です。

(再掲。辻義之 警察庁生活安全局長)
立法のあり方についてでございますけれども、(略)、現時点におきまして、私の立場からその必要性等についてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います

至極真っ当な答弁です。
官僚の立場でこれ以上の返答をすることはできません。
出演強要問題の場合はちがいます。
官僚みずからが法律の制定について言及しました。

(2017年3月21日 第1回関係府省対策会議「議事録」より、引用。)

<5~6ページ>
林真琴 法務省 刑事局長

もう一点目は過激な内容のポルノの規制等のあり方に関してでございます。
この問題につきましては、公明党からの提言の中におきましても、このポルノの規制が刑事罰則を設けることによる規制というものも含んだ形での提言になっていると承知しておるわけでございますが、この問題に関しては、かなり重い課題となると思いますので、関係省庁と協力して対応を検討してまいりたいと思います。

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背後で御(ぎょ)しているのは、菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官です。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議今後の対策より、引用。)

<9ページ>
内閣府、関係府省

(1) 被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

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リベンジポルノ法のときと比較してみますと、出演強要被害の場合はあきらかにとりあつかいが上です。
格上です。
自民党の国会議員ではなく内閣が主導しているのですから。

(2017年6月6日 動画「すべての女性が輝く社会づくり本部」より。)

安倍晋三 内閣総理大臣


先般取りまとめた「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」を着実に実行します。

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そう遠くない将来、出演強要に関する法律ができることはまちがいありません。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年1月10日

明日は週刊文春さん等諸々の打合せででスケジュール埋まってるのですよね。

香西咲さん
<2018年1月10日>

早く一般的な女性になって普通に社会復帰したいな…

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香西咲さんは何か勘違いをされているようです。
香西咲さんはずっと、「一般的な女性」です。
それはかわりがありません。
一時、香西咲さんは、ちがう人物を演じていた。
ただそれだけのことです。
香西咲さんは過去も現在も純白です。
白鳥です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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