昨日、伊藤和子HRN事務局長が書かれた記事を引用させていただきました。
Yahoo!に掲載されたものです。
●2017年11月25日 Yahoo!ニュース「「AV出演強要問題は今どうなっているか。 今も苦しみの中にいる被害者たち」
何度読んでも不条理感の残る内容です。
「(業界人は)どこまでも追いかけてきます」
「逃げるところがない」
業界人は依然として犯罪をつづけているようです。
当然のことながら、支援団体への相談は減る気配をみせません。
(2017年12月4日 自治労「AVへの出演強要問題は、社会のゆがみの反映である」より引用。)
<一部分を引用>
●林美子さん(元・朝日新聞記者)
11月30日に支援団体が開いた集会での報告によると、昨年1年間の相談件数は100件、今年も11月末までで94件と、昨年並みの水準だ。
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相談先はほかにも、公的機関があります。
政府は次年度に向けて受け入れの態勢を強化する意向です。
(消費者庁「資料2-3(平成30年度概算要求の状況等【消費者庁】」より、引用。)
<7ページ>
●消費者庁
該当施策概要 AV出演強要問題に関して円滑に消費生活相談を受けられるよう、対応できる相談体制の整備(職員・相談員研修等の充実)などに積極的に取り組む地方公共団体を支援する。 (平成30年度予算概算要求等) 30年度要求予算額 |
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上述とは別のところで、被害の相談をされるかたもいらっしゃるようです。
AV業界の根深い問題ですね。
当窓口に直接相談される方も多く、また色んなところでお話を耳にします。
一人で考え込まず相談してみることから始めましょう。
実際に出演してしまったAVをメーカー差し止め出来るケースもございます。#AV出演 #AV強要 #断りたい #アダルトビデオ https://t.co/CKwPNMIvXv— ネット被害・2ちゃんねる削除・対策相談 (@net_delete_2ch) 2018年1月5日
AV業界の根深い問題ですね。 当窓口に直接相談される方も多く、また色んなところでお話を耳にします。 |
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(再掲)
「当窓口に直接相談される方も多く」
被害者の方々はありとあらゆるところへ駈け込んでいるようです。
支援団体や公的機関があきらかにしている被害はまだ氷山の一角であるということがわかります。
(2016年3月29日発売 「週刊SPA!2016年4/5号」より、引用。改行を施しています。)
●週刊SPA!
96年から長らく敏腕スカウトとして活躍し、多くのプロダクションに出入りしていた氷室司さんは、現役を退いたいま、利害関係のない立場からこう証言する。
●氷室司さん(元スカウト) (※この記事はネット配信されていません。) |
(2016年4月28日 衆議院 消費者問題特別委員会「議事録」より、引用。)
●梅村さえこ 衆議院議員
(前略。) これ(出演強要)に関する相談は、消費生活センターにもたくさん寄せられていると伺っております。 しかし、救済を求めてくるまでに至るのは氷山の一角で、実際は泣き寝入りをしているケースが多くあり、中には自死にまで至ってしまったケースもあります。 (後略。) |
(2017年2月8日 日本経済新聞「アイドル契約の女性『性的撮影要求』被害27% 内閣府調査」より、引用。改行を施しています。)
●日本経済新聞
内閣府が若い女性を対象にこうした実態調査を行うのは初めて。 担当者は 「被害者が周囲に相談できず潜在化していることがうかがわれ、調査結果は氷山の一角だ。支援体制の充実や相談しやすい環境づくりを進めたい」 と話している。 |
(2017年4月6日 国家公安委員会「定例委員会 議事の概要」より引用。改行を施しています。)
●奥野知秀 国家公安委員(共同通信デジタル 代表取締役社長)
アダルトビデオ出演強要問題については、政府が立てた緊急対策に基づき取組の強化を図るとのことだが、これまで相談を受けたり、検挙した事案は氷山の一角でしかなく、実態はもっとひどい状況にあるのではないか。
今後は、警察署や交番でも相談を受け付けていることについて周知を図るとのことだが、この種の性被害の相談は、民間の支援団体の方が警察よりも抵抗感が無いということもあり得る。 警察は、民間の支援団体とも連携、協力関係を構築し、実態の把握、悪質事案の検挙を進めてほしい。 |
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業界側の認識はちがいます。
出演強要の実態をみとめていません。
(「男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会(第86回)に向けての照会状 2月3日付送付」より、引用。)
●AVAN(一般社団法人表現者ネットワーク)が内閣府へ送った照会状
(※一部分を抜粋)
(出演強要について)
「『AVへの出演強要』が確固たる事実として存在するかのような、もしくは、それを前提として議論が展開されているのではないかという強い懸念を有しております」 |
(違約金について)
「違約金を払えないのであれば出演するしかない」という報告が行われ、あたかもこのような異常な運用が、当業界の『一般慣行』であるかのような議事録が作成されています」 |
(配信の停止について)
「出演者より何らかの理由で配信の停止等が配信業者等へと依頼された場合、法律上の理由がなかったとしても可能な限りその停止に応じるという取扱いが業界において行われている」 |
(2017年3月2日 日刊SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より引用。改行を施しています。)
●IPPA(メーカー団体)
(前略。) でも 「強要されて出演した作品だから、販売サイトから取り下げてほしい」 というのは承服できない。 だってそれで取り下げたら強要してるって認めるわけじゃないですか。 やってもないことを認めるなんて、おかしいですよ。 20年、30年前のAVは確かにとんでもない現場もあって、強要はあったかもしれない。 でも、今はそんな時代じゃない。 |
(2016年3月29日発売 「週刊SPA!2016年4/5号」より、引用。改行を施しています。)
●紗倉まなさん
(前略。) 女優の意志に沿わない撮影を強要されるようなことは、AVの影とは別次元の話だと思っています。 確かに90年代のAV業界では、スカウトマンに声をかけられた女のコが、よくわからないままカメラの前で裸にされることがあったそうです。 いまの所属事務所のマネージャーや社長は、昔話として聞かせてくれたし、私もそう思っています。 (後略。) (※この記事はネット配信されていません。) |
(2017年2月4日 はあちゅうさんのツイートより、引用。)
●はあちゅうさん
そういうこともあるのは知っていますが、そうではない人もいます。 業界の知り合いは私にもいますが、みんな、ちゃんとしています。 「まともなのはいない」とは思いません。 中から変えようとしている人もいます。 以上です。 |
はあちゅうはAV強要したメーカーは正しいと言ってるけど、もしそうなら性行為を強要した岸さんは悪くないことになる。
— NGOだいわピュアラブ@ソーシャルワーカー (@daiwaryu1121) 2017年12月23日
はあちゅうはAV強要被害者をさんざんセカンドレイプしといて何がセクハラだよ!としか思えません。
はあちゅうは自分がいじめるのはいいけどいじめられるのは嫌って風にしか見えない。— NGOだいわピュアラブ@ソーシャルワーカー (@daiwaryu1121) 2017年12月23日
はあちゅうって結局勝ち組の理論で、自分が負け組だった時の屈辱を今許せないって、思ってしまうんだよね(^_^;)本人は他者を差別してるは、AV強要では事務所側だし。 https://t.co/1T2j9aDKsC
— がらくた (@poncotsugarakut) 2017年12月26日
はあちゅう氏のパワハラセクハラ問題は重く受け止めている。あんな酷い目に遇ったらさぞ辛かったろうと。
一方でAV業界とべったりで、同じ女性という立場なのに強要問題には何とも思わんのだろうかと疑問に思ってたが、はあちゅう氏、元は業界の一社員だったのね。
だったら納得出は来る。— 戌咲麻琴 (@kottsoriyoukai) 2017年12月30日
(2017年3月2日 SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より、引用。改行を施しています。)
●IPPA(メーカー団体)
HRNには解決に尽力することを約束して、今後は協力して強要問題を解決しましょうってことになったんです。 じゃあ、一体どこの誰が強要したんだ?となるわけで、被害を受けた女性へのヒアリングをお願いしたら 「被害者が直接IPPA関係者に囲まれて密室で話をするという状況には到底耐えられない」 と。 被害を発生させたAVメーカーなり監督の実名をHRNは把握しているでしょうから、それを教えてほしいだけなんですが、ダメだと。 それさえ教えてくれれば、我々もすぐに実効性のある対処ができるのですが…… |
(辻丸さんのツイートより、引用。)
<2016年10月21日>
●辻丸さん
5月僕が語った複数の強要被害例について 「詳細を聞かせて」 と尋ねてきた業界人はただの一人もいなかった。 皆、無関心。 ひたすら規制派への反論ばかり。 確かに聞いたはずなのに 「聞いた事ない」 が合言葉。 これが本音。 つまり責任逃れ? 僕の絶望と不信はここに始まる。 AV村の常識=世間の非常識! |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年9月19日>
AV強要の告発をしても 業界側の人はスルー 『そんな事ありえない』の一言で終わらされる。 逆に親身になって下さるのは、娘を持つ親御さんだったりする。 (後略。) |
●香西咲さん
<2017年10月6日>
よく業界内部から 『信じられないから実際に被害に遭った人の聞取りをしたい』 という話を聞くのですが、私に聞き取りを依頼してきた人は一人もいません。 いくらでも応えますけど。 |
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結局、業界は、こいつらと一緒に心中することになりそうです。
□青木亮
□大西敬
□高畠典子
□坂田恵理子
□坂上孝志
□A-TEAM 飯田正和
□メーカー関係者
□T総研のY
□その他
嗤(わら)うしかありません。
実は以前に、業界人とおぼしき人物からメールをもらったことがあります。
メーカーの裏事情をそれとなく書いていましたので、関係者であろうと思われます。
そのひとは当ブログの記事を否定したかったようです。
ぼくはブログに、メーカーは犯罪者集団である、と記していましたので。
そのひとはメーカーのひとたちのことを擁護していました。
あまりにもくだらなかったので、無視しました。
しばらくして、なぜか別のアドレスでまた同じメールがきました。
当然、相手にしませんでした。
いまふりかえってみますと、その人物もまた、善悪の判断を喪失していたようです。
あわれです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
■香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)
(明日のブログへつづく)
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