国民はいま、香西咲さんに対して出演強要をしたやつらが逮捕、起訴、収監されるのを刮目してまっています。出演強要をおこなった犯罪者たちに未来はありません

昨日、刑法177条の、「暴行・脅迫要件」についてふれました。

(参考。刑法)
177条(抄)
<強姦罪>

暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期懲役(20年以下の懲役)に処する。

<強制性交等罪>

13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役(20年以下の懲役)に処する。

暴行又は脅迫を用いて
もう一度、このことに関する国会答弁を確認します。

(2017年年6月7日 法務委員会「会議録」より、引用。)

林真琴 法務省 刑事局長
したがいまして、これまでの強姦罪等における解釈の変更を意図するものではございませんで、暴行、脅迫の程度は、委員御指摘のとおり、相手方の反抗を著しく困難ならしめる程度のものであれば足りると解されるところでございます。
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平木正洋 最高裁判所 事務総局刑事局長
どのような場合に強姦罪の暴行、脅迫を認定するかは、個別の事件におきまして各裁判体が判断すべき事項ではございますが、一般論として申し上げますと、昭和33年6月6日の最高裁判決は、
「当裁判所判例は、刑法177条にいわゆる暴行脅迫は相手方の抗拒を著しく困難ならしめる程度のものであることを以つて足りると判示している。しかし、その暴行または脅迫の行為は、単にそれのみを取り上げて観察すれば右の程度には達しないと認められるようなものであつても、その相手方の年令、性別、素行、経歴等やそれがなされた時間、場所の四囲の環境その他具体的事情の如何と相伴つて、相手方の抗拒を不能にし又はこれを著しく困難ならしめるものであれば足りると解すべきである。」
と判示しておりまして、各裁判体は、このような判例の趣旨も踏まえながら暴行、脅迫の存否を適切に判断しているものと承知しておるところでございます。

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昭和33年6月6日の最高裁判決を参照します。

裁判所 裁判例情報

(33年6月6日「最高裁判決」より、引用。)

<一部分を引用>
なるほど、所論引用の当裁判所判例は、刑法177条にいわゆる暴行脅迫相手方の抗拒を著しく困難ならしめる程度のものであることを以つて足りると判示している。

しかし、その暴行または脅迫の行為は、単にそれのみを取り上げて観察すれば右の程度には達しないと認められるようなものであつても、その相手方の年令、性別、素行、経歴等やそれがなされた時間、場所の四囲の環境その他具体的事情の如何と相伴つて、相手方の抗拒を不能にし又はこれを著しく困難ならしめるものであれば足りると解すべきである
そして原判決の判示するところも、第一審判決の認定した被告人等3名の判示午後8時頃から翌午前2時頃までに亘る一連の行動によれば、被告人等3名が原判決が判示するような善良純真な少女である本件被害者に対し、深夜他に人気のない判示校庭、附近の公園等の環境を背景にして、同女の身辺につきまとつてその帰宅を妨げるため逮捕監禁の手段にも等しい判示暴行行為をなしていると同時に、被告人等3名の集団的な威力により場合によつては相手方の生命身体等に危害を加えるかも知れないという脅迫的態度を暗示して脅迫した事実を認めることができ、本件被害者はこの暴行脅迫によつて恐怖のあまり抗拒不能に陥りついに第一審判決認定のような姦淫の被害を受けるに至つたものと認められるとした趣旨である。

されば、原判決の判示には、所論のように、強姦罪における暴行脅迫が相手方の抗拒を著しく困難ならしめる程度のものでなくともよいとの挙示の判例に相反する判断は少しも示されていないのである。

所論は、結局、原判決の証拠の取捨選択、証拠の価値判断を非難し、前記の暴行および脅迫によつて本件被害者が抗拒不能に陥つたとの原判決の認定を論難するものであつて、事実誤認の主張に帰し上告適法の理由とならない。
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簡単に整理します。

身辺につきまとってその帰宅を妨げる
集団的な威力

当該事件ではこのことが、暴行、脅迫に該当すると判断されました。

身辺につきまとってその帰宅を妨げる=暴行
集団的な威力=脅迫

身辺につきまとってその帰宅を妨げる
集団的な威力
出演強要のさいも同種の行為がおこなわれています
標準的な例をみてみます。

(2016年7月25日 NHK クローズアップ現代+「私はAV出演を強要された~“普通の子”が狙われる~」より、引用。)

<一部分を引用>
NHK クローズアップ現代+
数日後、プロダクションの社長からかかってきた1本の電話。
「AVへの出演が決まった」と、この時、初めて告げられたのです。
明子さんが出演できないと断ると、とりあえず事務所に来て話そうと言われました。
そこで待ち受けていたのは、プロダクションのスタッフ3人
明子さんと向き合って座り、執ような説得が始まりました。

明子さん(仮名)
「ふざけるなと。
制作は決まった時点で始まっているんだから“違約金”がかかる。
バラシ代が何百万ってかかる。
お前が撮影をやめるということで、親に請求がいく。
お前が通ってる大学だって、わかってるんだから。
本当にどなり散らすように言われて。」

集団的な威力=脅迫
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脅迫とも取れるやり取りが4、5時間に及んだといいます。

明子さん(仮名)
「どなられた後から、ずっと涙がとまらなかったんですけど、疲弊して、この空間から出るには、私が『わかりました』と、私が言えば、誰も困らずに私さえ我慢すればいいと思って、あとは早く帰りたいという気持ちで、『わかりました』と言った。」

身辺につきまとってその帰宅を妨げる=暴行
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香西咲さんの場合はどうでしょうか。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月25日>

富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと?
周り何も無いですし。
怖い人20人近くいて声も出ないですよ。
男性にはこの怖さは分かりません。
身辺につきまとってその帰宅を妨げる=暴行
集団的な威力=脅迫

(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)

香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。
(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。
その時、自分をスタッフ全員が待っている状況にあった。

香西咲さん
遠いところですから……。
よっぽど強い子でないと(撮影を中止させるのは)無理だと思いますし。
私さえ泣いておけば丸く収まると思った。
結局AV撮影に応じることになりました。

身辺につきまとってその帰宅を妨げる=暴行
集団的な威力=脅迫

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(再掲。最高裁判決)
本件被害者はこの暴行脅迫によつて恐怖のあまり抗拒不能に陥りついに第一審判決認定のような姦淫の被害を受けるに至つた

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他

香西咲さんは、暴行、脅迫をうけて、抗拒(反抗してこばむこと)不能におちいりました。

(参考。刑法)
177条(抄)
<強姦罪>

暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期懲役(20年以下の懲役)に処する。

<強制性交等罪>

13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役(20年以下の懲役)に処する。

犯罪者たちに対する強姦罪の適用は自明です。

(2017年2月19日 日刊SPA! 「AV業界“ドロドロ相互不信”の内幕…手をつくして攻めてくる警察捜査、関係者に疑心暗鬼が蔓延」より、引用。改行を施しています。)

週刊SPA!

日刊SPA!

あるAVプロダクション関係者は言う。
「香西咲さんの件では、元芸能人をウリにすることで人気のメーカー『MUTEKI』に20人規模の捜索が入ったそうです。

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(2017年5月20日 テレ朝NEWS「AV出演強要問題 全国警察本部に専門官を設置」より、引用。改行を施しています。)

政府は(5月)19日、関係省庁の対策会議を開き、違法なスカウトの摘発を推進する専門官を、今月中にも全国の警察に設置することを決定しました。
警察庁は
「場合によっては業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する」
としています。

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逮捕がまたれます。

出演強要は魂の殺人です。
佐々木さやか参議院議員は国会で、性犯罪の被害者は、
「体は生きているけれども全てをその瞬間に失う」
と慨嘆されています。
殺人罪の最高刑は死刑です。

(参考。刑法)
第199条
人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。

政府はいま、出演強要に関する法律を作成中です。
といいますか、もうすでに完成していると考えます。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

<9ページ>
内閣府、関係府省

(1) 被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

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あとは、有識者による審議というセレモニーを経るだけです。
はたして新法にはどのような刑事罰が設けられているのでしょうか。
楽しみです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月18日

(前略。)
近況報告ですが引退から2週間後のHRN院内集会から活動を再開し、PTSDと闘いながらも着々と事は進んでおります
時間はかかるでしょうが来年に期待します。

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(アラン著 神谷幹夫訳「幸福論」岩波文庫刊より、引用。)

<『幸福になる方法』の章>
だれでもみんな、生きることを求めている。
死ぬことではないのだ。

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出演強要をおこなったやつらに未来はありません。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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