出演強要問題は政府の重要課題です。香西咲さんに対して居丈高な態度をとっている弁護士はこのことがわかっていません。蒙昧、かつ、哀れなやつです

昨日のつづきです。
伊藤詩織さんが12月12日の「大竹まことゴールデンラジオ!」のなかで語ったことばをつづけます。

大竹まことさん
冷静な判断としてさ、こう聞かなくちゃいけないのは、そう被害届けを出したっていうことじゃなくて、受理した側がそれをどう対処してどういうふうな判断をくだした経緯とか、それを聞かないと、このことわからないと思うんですけど、どうですか?

(2017年12月12日 文化放送「大竹メインディッシュ」より、引用。)

(※音声の文字化は筆者。)
伊藤詩織さん
わからないですよね。
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大竹まことさん
わからないですよね。
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伊藤詩織さん
当事者のかたしか、当局のかたしか、知り得ない情報もたくさんあると思うので。
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太田英明アナウンサー
たとえば、検察審査会の様子もブラックボックスだ、というふうに先ほど伊藤詩織さんおっしゃいましたけれども、その検察審査会のなかで出された、たとえば証拠、そのタクシーの運転手さんの供述とか、あるいはホテルの入口の映像とかは、検察審査会の場でちゃんと提示されたかどうかっていうのはわかるんですか?
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伊藤詩織さん
それもわからなくて。
やはり今回そこもすごく心配だったので、わたしと弁護士の先生のおちからを借りて、証言をもう一度とったりとか。
または、映像でかならずみてください、というお願いの一筆も書いていただいたんですけど。
やはり、どのような証拠とどのような証言がつかわれたというのはわからないんですね。
なので、何をみてこの判断がされたのかっていうのがー
うーん。

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大竹まことさん
いや、だから、いまおっしゃったようにね、ブラックボックスだらけ、なわけだ。
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伊藤詩織さん
はい、そうなんです。
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大竹まことさん
それに、ご本にも書いてあるけれども、おおきく言うと、この国の準強姦罪に対するシステム、だよね。
こう長年、日本は法律もかわらずにやってきて。
そのシステム自体が、ご本にあるけれどスウェーデンとかほかの国にくらべて、アメリカでもね性犯罪がこうとっても多いんだけども、その被害処理を受理するシステム、それが日本は徹底的に遅れている、ってお書きになっていますね。

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伊藤詩織さん
そうですね。
本当に、今年改正された部分があるんですけれども、やはりまだまだ改正されなければいけない点がたくさんありまして。
やはりまだ日本の法律では、合意のはなしにもなっていない。
これは、被害者が暴行、脅迫をされっていうことを証明しなくてはいけなくて。
ただ、そういった被害をうけたかたは、スウェーデンのある調査によると、7割はフリーズ状態になる、って言われているんですね。
そこで、どう証ー

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太田英明アナウンサー
抵抗できない状況になる、っていうー
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伊藤詩織さん
そうですね。
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太田英明アナウンサー
擬死、死んだような状態で身をまもる、っていうふうに、ご本のなかではお書きになっていますけどもー
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伊藤詩織さん
はい。
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太田英明アナウンサー
まあ、そういう状態にならざるをえなくなってしまう、ってことですよね。
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伊藤詩織さん
そうですね。
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抵抗できない状況になる
香西咲さんもそうでした。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月25日>

富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと?
周り何も無いですし。
怖い人20人近くいて声も出ないですよ。
男性にはこの怖さは分かりません。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他

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大竹まことさん
それでもスウェーデンでは、そういうことをちゃんとうったえる場所があってー
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伊藤詩織さん
はい。
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大竹まことさん
で、そこには何パーセントのひとでしたっけ?
ね、ちゃんとそこに被害届を出すっていうかたちがー

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伊藤詩織さん
そうですね、スウェーデンの首都のストックホルムにおおきな総合病院があって、そのなかにレイプ緊急センターがあって、それが24時間あいていて、そこに行ってまず、検査やケアをしてもらって治療をしてもらって、6か月間は落ち着くまで考えられるんですね。
で、そのあいだに届出を出すか出さないかということを決められて。
なので、やはり、すぐに病院に行かなかったから、すぐに警察に行けなかったから、ということで時間をうしなったりとか、自分を責めずにすむ。
まずは治療をうけられるっていう場所がきちんと提示されていて、どこに行けばいいのかがわかるので、はやりそういった面では被害者のかたにはすごく負担がすくないですよね。
で、今回、スウェーデンでもすごいおおきな「Me too」のうごきがあって、それをうけていま、ジェンダー・イコーリティ大臣(男女平等大臣)ていうのがいらっしゃって、彼女が、
「来年までには法律をかえる」
と。
その、かえる、と言っているところが、加害者が合意があったことを証明しなければいけない、っていうことにすると。
これってかなりハードルが高いことですよね。
ただ、やっぱりそういった意識があるだけで、本当に相手がどう思っているのかって一瞬きちんと考えるきっかけにはなると思うんですよね。

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太田英明アナウンサー
いま伊藤さんから「#Me too」のおはなしが出ましたけれども、ハリウッドでの女優さんたちが、性暴力を実はうけたんだ、という声を立ち上げてそれに「#Me too」をつけて
「いや、わたしも」
「実はわたしもずっとつらかったんだ」
という声が世界中であがりはじめたということですが、日本ではなかなかそういううごきにはなりにくいという状況がいまあるみたいですよね。

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伊藤詩織さん
そうですね。
でも、これはたぶん声をあげない被害者の問題ではなく、声をあげることをゆるしてないとか、あげづらくしている社会の、わたしたちの問題だと思うので、それは本当にわたしも経験しましたけれども、やはり、はなしてこのような風(かぜ)をうけるのであれば、それはなかなか、はなせません。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月18日>

私が今後どうすべきか等、正確な情報もアドバイスも一切与えてくれず、
ただただ脅迫されてます。
余計な事は言うなと。
(後略。)

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大竹まことさん
はなせないよね。
あのー、スウェーデンはそういうシステムができて、なお進めようとしていますよね。
日本ではそういうときに、これからのひとのために思うんですけれども、そういう被害にあったときにはどう処理するのが一番良い方法だと、いまのところお考えですか?

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伊藤詩織さん
そうですね、これも、ここに行けば、こうすれば、っていうのがはっきり申し上げられればいいんですけれども、まだ日本には14の都道府県にしかレイプキットの置いている病院がないんですね。
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大竹まことさん
ああ、そう。
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伊藤詩織さん
で、まあ、警察署にはあると思われるですけど、最初から警察に行くのはむづかしいですよね。
なので、やはり、すべての病院に。
もしくはこういった被害をうけるとまずは望まない妊娠を考えるので、婦人科だったりというところにレイプキットを。
すごく簡単なものなので。
綿棒とかDNAを取るものを置くことですよね。
やっぱり、どこでそれがうけられるのかという情報を提示して、あとは、そういったホットラインだったりレイプクライシスセンターをもっとふやすことですね。
いま東京では24時間あいているレイプクライシスセンターがひとつしかなくて、それも常時2人しかいないんですね。
それも都内の中心にはなくて。
だからすごくすくないんですよね。
やはりほかの都市とくらべても。

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大竹まことさん
あの、そのレイプキットっていうのは、たとえばどんな被害にあったとか、それから、DNAとかそういうことまでも。
詩織さんはご自分が被害にあったときには気づかなかったけども、そのDNAとかいろんなものがけっこう残るんですよね。

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伊藤詩織さん
そうですね。
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大竹まことさん
犯罪、そういう性犯罪のときに。
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伊藤詩織さん
はい。
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大竹まことさん
それを何週間か遡って調べられるって書いてありましたね。
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伊藤詩織さん
あの、まあ、先生にご意見はよりけりだと。
まあ検査の仕方にもよりけりだと思うんですけれども。
なかには、1週間2週間前のものであっても、ということもあるので、あきらめずに1日経ってとか、からだを洗ってしまってからといってあきらめずに、検査をしていただくことが大切だとー

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大竹まことさん
詩織さんもそこにすぐにたどりつけなかったことに後悔していらっしゃいますけれども。
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伊藤詩織さん
後悔していますね。
でもね、学校で教えてもらわなかったですよね。
こういったことがあったらどうすればいいのか。
どこに行けばいいのか。
わたしの場合はホットラインにも電話したんですけれども、面接に来てください、でなければ情報提供はできない、というおこたえだったので、どうしても。
1、2時間かかるところだったんですけど、ベッドから出ることもできない状態だったので。
うーん、だから、どうしたいいのかということを知ることはとても大切なことだと思います。

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どうしたいいのかということを知ることはとても大切なことだと思います
残念ながら、教育と啓発については遅滞しています。
出演強要問題のように、専用サイトをつくって被害をくいとめる、というところまではいたっていません。

(下図は、「その契約、大丈夫? ~知っていますか? AV出演強要問題~」より、引用。)

01 こんな被害が起きています

02 被害にあわないために

03 相談窓口

出演強要問題は、現在、「政府の重要課題」となっています。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

<3ページ>
法務省

2 取締り等の強化
(4) 各種法令を適用した厳正かつ積極的な取締り等の推進

検察当局においては、アダルトビデオ出演強要問題、「JKビジネス」問題等が、政府の重要課題であることを踏まえ、引き続き、関係法令を積極的に適用した厳正な対処を行う。
(法務省)〔平成 29 年4月~〕

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(勝手に応援しますさんのツイートより、引用。)

勝手に応援しますさん
<2017年11月22日>


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(再掲。勝手に応援しますさん)
なんで??逮捕状は執行されなかったんか?!

当時、警視庁の刑事部長であった中村格(いたる)氏は、忖度を否定しています。

(2017年5月10日 週刊新潮「特集 被害女性が告発! 『警視庁刑事部長』が握り潰した『安倍総理』ベッタリ記者の『準強姦逮捕状』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
週刊新潮

いわば官邸の門番たる中村氏ご当人に、トップの意を受け、あるいは忖度して捜査を中止したのか問うと、

「ありえない。(山口氏の立場に)関係なく、事件の中身として、(逮捕は必要ないと)私が決裁した。(捜査の中止については)指揮として当然だと思います。自分として判断した覚えがあります。事件が最後にどう評価を受けているかを見てもらえば……」

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中村氏の「忖度はありえない」とのこたえは、いささか苦しいように感じられます。
小泉内閣で経済財政政策担当大臣補佐官などを歴任した岸博幸氏は、つぎのようにのべています。

(2017年6月12日 産経新聞「【加計学園問題】岸博幸・慶大院教授インタビュー 『加計学園問題は改革つぶし』『前川は官僚のクズ』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
岸博幸氏

政治に対する行政の忖度も問題になっているが、忖度のない国なんてない
米国でも国際機関でも、忖度どころかコネまでまかり通っている。

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忖度のない国なんてない
詩織さんの件についてはわかりません。
出演強要については当然、忖度が存在することでしょう。

(再掲。法務省)
アダルトビデオ出演強要問題が、政府の重要課題である

いま政府は、法的対応を検討しています。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

<9ページ>
内閣府、関係府省

(1) 被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

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法案を作成するのは各府省庁です。
総理大臣や内閣官房長官の気持ちを忖度して(おしはかって)、峻厳な内容の法律をつくることはまちがいありません。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月13日

今回 #青木亮 の委任した
オーセンスのイチ弁護士
(オーセンス内で青木が委託した弁護士は私が知る上でも3人目)

法律上、犯罪者にも弁護士は付く事になっているけど、オーセンス青木担当弁護士の実名が出てくるのはすぐでしょうね。
私がどんな目にあおうとも彼は私情を挟まず“お金”だけの目的?

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こいつ(弁護士)は蒙昧(もうまい)なやつです。
何もわかっていません。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月20日

「着々と事は進んでおります」

#アットハニーズAV強要 犯罪組織
#青木亮
#大西敬
#高畠典子
#坂田恵理子
#坂上孝志
#A-TEAM #飯田正和
#DMM
#大樹総研
#プルデンシャル東前晶夫
#望月会計事務所
#相澤塔太郎 税理士

#AV強要
#MeToo
#HumanTrafficking

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来年が楽しみです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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