「今は、まだ名前のない性被害があります」という題名の冊子があります。
PAPSが2011年に発刊したものです。
(参考)
□国立国会図書館サーチ
当該書籍は以前に、世田谷区の議会で紹介されたことがあります。
(2015年10月7日 世田谷区議会「平成27年9月 決算特別委員会」より引用。改行を施しています。)
●田中優子(世田谷区議会議員)
(前略。)
次に、こちらの冊子なんですけれども、「今は、まだ名前のない性被害があります」という冊子です。
これはポルノ被害と性暴力を考える会というNPO法人がつくった冊子なんですけれども、名前がついていないので、改めてポルノ被害という名前で皆さんに知っていただきたいという活動をしている団体です。
そのポルノ被害について、まず伺いますが、
「AV出演を拒んだ女性に芸能事務所が『違約金2,460万円を払え』東京地裁が請求棄却」
というニュースが、ネット上では9月29日に、新聞では9月30日に報道されました。
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「今は、まだ名前のない性被害」は、現在、
「AV出演強要被害」
という名称で呼ばれています。
(勝手に応援しますさんのツイートより、引用。)
●勝手に応援しますさん
<2017年12月14日>
こんばんは。
ホンマに、もう「言い逃れ」は通用しませんよね!恕#AV強要 の「実行犯」は #青木亮 氏でしょうけれど、”真犯人”はメーカーであることが誰の目にも明らかではないでしょうか。「契約書」無しで撮影・製作を行なったのは、まぎれもなくメーカー #CA(#WILL=#DMM)なのですから。— 勝手に応援します (@katteni_ouen4) 2017年12月14日
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当ブログでこれまで、何度もくりかえしのべています。
出演強要の実行者と加担者は以下のやつらです。
<出演強要の実行者、または加担者>
●DMM
●メーカー
●プロダクション
●スカウト
●悪徳弁護士
●AVライター
●AVマニア
このなかで、犯罪の大本(おおもと)が、DMMとメーカーです。
諸悪の根元です。
ありとあらゆる犯罪を惹起(じゃっき)して(ひきおこして)います。
(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。)
<一部分を引用>
●産経新聞
ただ、AV業界には風営法は適用されず、監督官庁もない。 制作現場では違法行為が横行しているとも聞く。 意に反して出演させられる女性が少しでも減ることを願う。 |
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(再掲。産経新聞)
「制作現場では違法行為が横行している」
香西咲さんのツイートをみてみます。
●香西咲さん
<2017年12月1日>
アイポケ時代へ契約書自体を交わさずに出演させられた事も最近発覚しました。 |
●香西咲さん
<2017年12月14日>
#DMM 系の #AVメーカー は 私が知る限り、少なくとも2014年4月迄は契約書無しで自由に撮影されていた事が発覚しました。 メーカーもザルだと自白。 この部分に関して事務所( #アットハニーズ )とメーカー( #MUTEKI #S1 #アイポケ )に今後の対応を求めます。 #青木亮 |
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メーカーは日ごろより、女性から搾(しぼ)り取ることはしていない、と主張しています。
(2017年3月2日 IPPA「20170302HRN院内シンポジウム欠席についてのご連絡」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
●IPPA(メーカー団体)
しかしながら、当業界においては、偏見に基づくものも含め多数の社会的非難もある中、女優を中心とする製作者全員の自己実現の一つの態様として映像作品が作られているものと真に考えており、当協会及び各メーカーは、それら社会的非難等から彼ら・彼女らを守っていくべき責務があるものと考えております。 |
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(再掲。IPPA)
「女優を中心とする製作者全員の自己実現の一つの態様として映像作品が作られている」
実態はどうなのでしょうか。
(再掲。香西咲さん)
アイポケ時代へ契約書自体を交わさずに出演させられた事も最近発覚しました。 |
#DMM 系の #AVメーカー は 私が知る限り、少なくとも2014年4月迄は契約書無しで自由に撮影されていた事が発覚しました。 メーカーもザルだと自白。 この部分に関して事務所( #アットハニーズ )とメーカー( #MUTEKI #S1 #アイポケ )に今後の対応を求めます。 #青木亮 |
「契約書自体を交わさずに出演させられた」
「契約書無しで自由に撮影されていた」
メーカーはこのことを「自己実現」と称しています。
(2017年3月28日 琉球新報「AV、風俗も『性搾取』 『性と国家』の北原みのりさん」より、引用。)
●北原みのりさん
表現の自由を盾に、あたかも(監督や出演者を)表現者のように祭り上げるのは新たな暴力を生んでいるし、被害者の口をふさいでいる。 |
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現在、AVの制作者を「表現者のように祭り上げる」ひとはいないと思います。
(2017年2月18日 Spotlight 「AV現場に出演強要がないとは言えない。AV業界女子座談会【後編】」より引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
●元社員りほ
私のいた会社の売り上げ、年々下がっているんですね。
AV観てる人はどんどん減ってて、購入するのなんて50代とか60代とか高齢者ばっかりで斜陽産業かなって思います。
●元女優サキ
えーでも、素人投稿とかあるじゃないですか。 FC2めっちゃクオリティ高いですよね。 (略。) AVよりいいですね。 |
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AVの制作者は、素人の足下にも及ばない、というのが実情のようです。
表現者とはいえません。
(参考。当ブログ)
・2017年11月19日
(2017年 11月17日 大竹まこと ゴールデンラジオ「大竹メインディッシュ」より、引用。)
(※音声の文字化は、筆者。)
●中村淳彦さん
生き残っていくというか、このAV業界というのは、AV女優以外のセーフティーネットになっている部分があって、ほかに行き場所がないんですね。
彼らは。
なので、需要があるかぎりは、しがみついて、つくるかな、とぼくは思ってー
女の子は若くてかわいくて、学歴も高い子が、いまぞくぞく出させているから、女の子はいくらでも行く場所があると思うんですよ。
男たちがね。
つくったり、男優だったり、プロダクションー
プロデューサーだったり、経営者だったりというのは、ほかに行き場所、ないだろうなぁ。
ただ、ぼくもふくめてなんですけど、ふつうの映画つくれない、テレビ番組つくれないから、女の子の裸を利用してなんとか商品にして生活している、っていう。
こう、あんまり才能がないひとたちのあつまり、かな、と思っているので。
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業界人はふつうのひととくらべて、能力がいちじるしく劣るようです。
加えて規範意識も欠落しています。
こうしたものたちが糊口(ここう)を凌(しの)ぐ(かろうじて生計を立てる)ためにできることといえば犯罪です。
一般人とまともに競争をすることは不可能ですから、悪事に手を染める以外に術(すべ)がありません。
(再掲。香西咲さん)
アイポケ時代へ契約書自体を交わさずに出演させられた事も最近発覚しました。 |
#DMM 系の #AVメーカー は 私が知る限り、少なくとも2014年4月迄は契約書無しで自由に撮影されていた事が発覚しました。 メーカーもザルだと自白。 この部分に関して事務所( #アットハニーズ )とメーカー( #MUTEKI #S1 #アイポケ )に今後の対応を求めます。 #青木亮 |
香西咲さんによってこのたび、またひとつ、業界内の犯罪があきらかになりました。
当然これからも、際限なく出てくるでしょう。
業界は悪の巣窟なのですから。
呆れることに、こうした犯罪者をかばう輩(やから)が存在します。
●香西咲さん
<2017年12月13日>
相手方弁護士も上から目線で何を言ってるのだろう? 宮本智弁護士を思い出させる。 |
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本日、悪徳弁護士の行状について思案していました。
(2017年1月19日 産経新聞「AV出演拒否で女性に賠償請求 提訴の弁護士『懲戒審査相当』日弁連異例の決定『正当な活動』反論も」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
●産経新聞
アダルトビデオ(AV)出演を拒否した20代の女性に所属事務所が約2400万円の損害賠償を求めた訴訟をめぐり、日本弁護士連合会(日弁連)が、所属事務所の代理人を務めた60代の男性弁護士について「提訴は問題だった」として、「懲戒審査相当」の決定をしていたことが(1月)18日、関係者への取材で分かった。
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この報道を知った東京都の男性が27年10月、
「提訴は女性を恫喝(どうかつ)したAV出演強制を助長する行為で、弁護士の品位に反する」
として、男性弁護士の懲戒を所属先の第2東京弁護士会(2弁)に請求した。
請求した男性は女性や男性弁護士と面識はないという。
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本日、宮本智弁護士に対して懲戒請求をおこなった男性から、当ブログのほうへコメントをいただきました。
これも弁護士が関与しているんですかね? 現在、M本弁護士とS谷弁護士に懲戒請求をして いる者ですが、素晴らしいブログですね。 よかったら、ご連絡ください。 |
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このあと、数回、メールでやりとりをさせていただきました。
とりあえず、懲戒請求の仕方がわかりました。
(再掲。香西咲さん)
「相手方弁護士も上から目線で何を言ってるのだろう?」
来るべき日に備えて、さらに懲戒請求の研究をさせていただきます。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
■香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)
(明日のブログへつづく)
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