最近、胸がすくツイートに出会いました。
辻丸さんのリツイートで知りました。
(唯一神まーりゃんさんのツイートより、引用。)
●唯一神まーりゃんさん
<2017年11月25日>
AV出演強要 今も続く苦しみ | 2017/11/25(土) – Yahoo!ニュース https://t.co/YtLhW7lRox @YahooNewsTopics
女性にこれだけの苦痛を与え続けるAVに存在価値はあるのだろか?AVがないと性犯罪を起こすとかいうやつは矯正治療すべきだ思う。— 唯一神まーりゃん (@hatsuneyszw) 2017年11月25日
女性にこれだけの苦痛を与え続けるAVに存在価値はあるのだろか? AVがないと性犯罪を起こすとかいうやつは矯正治療すべきだ思う。 |
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同感です。
ご存じのとおり、AVマニアは、出演強要の加担者でもあります。
<出演強要の実行者、または加担者>
●DMM
●メーカー
●プロダクション
●スカウト
●悪徳弁護士
●AVライター
●AVマニア
「AVがないと性犯罪を起こすとかいうやつは矯正治療すべき」
矯正治療は別として、なんらかの措置が必要であると考えます。
□青木亮
□大西敬
□高畠典子
□坂田恵理子
□坂上孝志
□A-TEAM 飯田正和
□メーカー関係者
□T総研のY
□その他
性犯罪をおこなったものに対しては、再犯防止のための方略(手だて)が必要となります。
現在、政府は、犯罪者に対してどのような策を施しているのでしょうか。
国会答弁をみてみます。
国会答弁
2017年6月15日 参議院 法務委員会
<一部分を引用>
●金田勝年 法務大臣
(略)犯罪の再発防止というのは重要な課題であると、このように考えておる次第であります。
例えば、刑事施設におきましては、強姦等の性犯罪を行った者のうち、常習性や反復性が認められるなど性犯罪の原因となる認知の偏りあるいは自己統制力の不足といったような点がある者を選定をいたしまして、性犯罪につながる問題性の大きさに応じて高密度、中密度、低密度というふうに振り分けた上で性犯罪再犯防止指導を行っておるところでありまして、一定の再犯抑止効果が認められたものと承知をいたしております。 |
また、保護観察所におきましても、性犯罪者に対しましては性犯罪者処遇プログラムというものを実施しております。そして、一定の再犯抑止効果が認められたと、このように承知をしておるところでございます。
今後とも、私ども法務省といたしましても、関係機関と連携をいたしまして再犯防止のための施策の検討に努めていきたいと、このように考えておる次第であります。
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(再掲)
「性犯罪につながる問題性の大きさに応じて高密度、中密度、低密度というふうに振り分けた上で性犯罪再犯防止指導」
2年前の国会で、性犯罪再犯防止指導の詳細が説明されています。
2015年9月10日 参議院 法務委員会
<一部分を引用>
●小川新二 法務省矯正局長
まず対象者の選定でございますが、強制わいせつ、強姦等の性犯罪を行った受刑者につきまして、再犯につながる問題性の大きさなどを判定いたします。
そして、常習性、反復性が認められるなど、性犯罪の原因となる認知の偏りや自己統制力の不足等がある者を選定いたしまして、性犯罪再犯防止指導を行っているところでございます。
実施体制でございますが、平成27年度現在で19庁の刑事施設において実施しておりまして、性犯罪につながる問題性に応じまして、高密度、中密度、低密度のいずれかのプログラムを受講するかを決定しております。
高密度につきましては8か月にわたりまして全65回、中密度につきましては6か月間にわたりまして全54回、低密度につきましては3か月にわたりまして全17回の指導を行っております。
指導内容でございますが、欧米諸国におきまして実施され効果が認められております認知行動療法等の手法を取り入れて作成したプログラムに基づいて実施をしております。
指導方法でありますが、同様の問題性を持つ者を数名の集団に編成いたしましてその問題について話合いを行わせるグループワークを用いております。
性犯罪の背景にあります自己の問題性を認識させ、その改善を図るとともに、再犯しないための具体的な方策を習得させることを目標として実施しているところでございます。
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●田中茂 参議院議員(無所属)
その指導者というのはどういう方たちがやっていらっしゃるんでしょうか。
また、先ほど高密度、中密度、低密度とおっしゃられましたが、その期間というか、それには何か、それ以上掛かる人もいれば、その辺の判断は難しいとは思うんですが、どういう判断でされているんでしょうか。
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●小川新二 法務省矯正局長
指導の実施者でございますけれども、刑事施設の職員が担当する場合もございますし、また、認知行動療法等の技法に通じました臨床心理士の方にお願いをしまして、処遇カウンセラーとして協力をいただいたりもしております。
また、プログラムの内容の関係でございますけれども、一応標準的なプログラムを作っておりまして、指導の回数や期間につきましては先ほど申し上げたとおりでございますけれども、まず最初にオリエンテーションを行いまして、それから、本科といたしまして、先ほど申し上げた高密度、中密度、低密度という指導を行いまして、さらに、指導を行った後にメンテナンスということでフォローアップも行っているところでございます。
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●田中茂 参議院議員(無所属)
それでは、ちょっと別の観点からお聞きしたいんですけど、過去において、あらゆる性犯罪に関して、性犯罪の全体数に対して、再犯を繰り返している割合を教えていただけませんでしょうか。
また、性犯罪で保護観察中に再犯した割合も教えていただければと思います。
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●高嶋智光 法務大臣官房審議官
お答えいたします。
平成26年版犯罪白書というのがございまして、この中で、平成21年に刑事施設を出所した受刑者のうち、平成25年までの5年以内に再犯により再び刑事施設に入所した者の統計を取っております。
これによりますと、当初の刑務所の入所が強姦罪で入った者につきましては、この5年以内に16.9%が再入所をしております。 397人中67人でございます。 |
それから、最初の入所が強制わいせつ罪の者につきましては、29.1%、これ381中111人でございました。
また、もう一つの質問であります保護観察中に更に再犯を犯した人数でございますが、これはちょっと統計の取り方がまた別口なのでございますが、同じく平成26年度の統計では、保護観察が開始した際の非行罪名が強姦罪、これは強姦致死傷罪を含みますが、強姦罪、強盗強姦罪、それから強制わいせつ罪、この強制わいせつ罪につきましては強制わいせつ致死傷罪を含みますが、このいずれかに該当する者で、平成26年に保護観察が終了した者は951名でした。
このうち保護観察期間中の再犯、再非行により新たな処分を受けた者は75名でありまして、さらに、そのうち、その再犯罪名が性犯罪であった者は21名でございました。
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●田中茂 参議院議員(無所属)
その人数が多いか少ないかというのは人によるんでしょうけど、結局、再犯やっている人たちもかなりいるわけであります。
このプログラムが効果があるのかどうかは別としても、性犯罪の再犯防止がなかなか困難であるならば、人権的観点とか維持管理コスト面でも難しいと思われているGPSによる監視等による抑止力も必要ではないかと、そろそろ真剣に検討すべきではないかとも思っております。 |
GPSを含む位置情報確認制度は、英国、フランス、ドイツ、スウェーデン、米国、カナダ、あと韓国でも運用されております。
大臣は今国会の所信表明で、「犯罪に戻らない・戻さない」宣言をされました。
その趣旨は理解しますが、何よりも罪のない子供たちをこういった異常性愛犯罪者の被害に遭わせることが二度とないように再犯防止に効果的な制度をなるべく早く導入すべきと考えておりますが、この点について大臣の御見解をお聞かせください。
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●上川陽子 法務大臣
ただいま委員から御指摘いただきました幼い子供たちが性犯罪の犠牲になるというようなことについては、二度と起こしてはならないと、そういう意味での再犯防止については極めて重いテーマということでございまして、しっかりと取り組んでいかなければいけないと思っております。
先ほど御指摘のGPS装置の装着等の義務付け制度ということで、海外調査もいたしたところでございますが、やはり何よりもエビデンスベース(科学的根拠)のしっかりとした検証も必要であるという認識をしておりまして、そうしたことも踏まえまして、様々な問題あるいは視点から検討を更に慎重にしていく必要があろうかというふうに思うところでございます。 |
こうした御指摘いただきました問題点につきまして、また性犯罪に対する処遇ということにつきましても、施設内におきましての様々な取組ということについては力を入れてきているところでございまして、その再犯防止を図るためには総合的にしっかりと取り組まなきゃいけないということでございます。
その意味で、GPSの各国における取組につきましても、その検証をしっかりとまたフォローさせていただきながら、またその大きな対策の一つとしての御提案ということでございますが、検討に付したいというふうに思っているところでございます。 |
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2年前の答弁で、上川陽子法務大臣は、GPSによる監視を検討したいと答えました。
今年の8月3日、上川議員はふたたび、法務大臣へ就任しました。
11月30日の参議院法務委員会でおこなった演説をみてみます。
(2017年11月30日 参議院法務委員会「会議録」より引用。)
<一部分を引用>
●上川陽子 法務大臣
私は、これまで、犯罪に巻き込まれ、苦しみに耐えながら困難に立ち向かっておられる多くの犯罪被害者やその御家族、御遺族の方々のお声に寄り添い、活動を進めてまいりました。
第三次犯罪被害者等基本計画でも明記されている
「犯罪被害者等は我々の隣人である。そして、社会に生きる我々の誰もが犯罪等に遭い、犯罪被害者等になり得る立場にある」 |
との意識を持って、犯罪被害者やその御家族、御遺族の方々に寄り添ってまいります。
性犯罪に対処するため、さきの国会で成立した刑法の一部を改正する法律については、その審議において、性犯罪被害者の御負担に関する様々な指摘をいただいており、附帯決議においても、被害者の二次被害の防止や、その心情に配慮することが求められているところであります。
今後も、こういった経緯や犯罪被害者等基本法の理念にのっとり、犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための各種制度を適切に運用し、きめ細やかな対応に努めてまいります。
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任期中にぜひ、GPSの導入を実現してほしいものです。
ここではなしがかわります。
「みにくいアヒルの子」という童話があります。
作者はアンデルセン(1805年~1875年)です。
現在、青空文庫で読むことができます。
●アンデルセン著 菊池寛訳「醜い家鴨の子」(青空文庫)
物語の最後のせりふが有名です。
引用します。
(※漢字の一部をひらがなやカタカナに直しました。)
「ああ僕はあのみっともないアヒルだった時、実際こんなしあわせなんか夢にも思わなかったなあ」
(2016年8月27日 弁護士ドットコム「<AV出演強要>香西咲さん『今でもフラッシュバックに悩まされる』洗脳の過去を語る」より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
当時のことを思い出したら、今でもフラッシュバックに悩まされます。 本当に後悔しています。 (中略。) 本当に消えてなくなりたいと思うときが多々あります。 生きていてもしょうがないんじゃないかとか…。 Aと出会う前までのわたしはAV女優否定派でした。 絶対AV女優なんてならないと思っていました。 |
(2017年7月7日発売 「週刊文春7月14日号」より、引用。)
●香西咲さん
私は不本意なかたちでAV女優になりました。 (中略。) (略)、いつかこの国から消えてしまいたいと思うこともあります。 |
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香西咲さんは今年、複数の国会議員との邂逅(かいこう)がありました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月1日>
昨日の #HRN院内集会 多くの超党派議員の先生方とご挨拶、名刺交換させて頂きました。 |
私のTwitter見て下さった先生。 |
『もう充分頑張ってるから頑張り過ぎないで』 と心配して下さった先生。 |
早々にヒアリングのアポイントまでして下さった先生方。 |
心より感謝申し上げます。
#AV強要 #人身売買 |
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●香西咲さん
<2017年12月1日>
国会が終わり次第、 私の #AV強要 #被害 を 国会議員の先生方、数名にヒアリング して頂きます。日程調整。 先生方に失礼があるといけないので、 #青木亮 |
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●香西咲さん
<2017年12月1日>
昨日議員さん方が 力強く握手して下さったり、 『よく頑張ったね』と抱き締めて下さった事を思い出して、 1日経った今も涙溢れてます #AV強要 |
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(再掲。アンデルセン)
「ああ僕はあのみっともないアヒルだった時、実際こんなしあわせなんか夢にも思わなかったなあ」
香西咲さんはあきらめませんでした。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。 私はAV業界に固執していたのでではなく、 #AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。 引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。 |
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いま変化が生じようとしています。
ちなみに香西咲さんは、みっともないアヒルであったことはありません。
一時(いっとき)、洗脳によって本来の白鳥の姿をわすれていただけです。
香西咲さんは白鳥です。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
■香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)
(明日のブログへつづく)
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