昨日のブログで洗脳についてふれました。
本日も国会の「会議録」を参照します。
□2017年5月11日 参議院 法務委員会「会議録」
この日、民法の改正に関する参考人質疑がおこなわれました。
(2017年5月11日 参議院 法務委員会 動画「参議院インターネット審議中継」より引用。)
<一部分を引用>
民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(第189回国会閣法第六四号)(衆議院送付)
右両案について参考人早稲田大学大学院法務研究科教授山野目章夫君、弁護士辰巳裕規君、弁護士山本健司君、弁護士・法政大学大学院法務研究科教授高須順一君、静岡大学人文社会科学部教授鳥畑与一君及び司法書士山田茂樹君から意見を聴いた後、各参考人に対し質疑を行った。
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糸数慶子参議院議員による参考人質疑をみてみます。
(2017年5月11日 参議院 法務委員会「会議録」より、引用。)
<一部分を引用>
●糸数慶子 参議院議員(沖縄の風)
今回改正対象とならなかった項目について、改正対象とすべきであったと思われる項目はあるでしょうか、またどのように改正すべきとお考えでしょうか、お伺いいたします。
各参考人にまずお伺いいたします。
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参考人のひとりである山田茂樹司法書士が、つぎのようにのべました。
<一部分を引用>
●山田茂樹 司法書士
最後、三点目ですが、高須先生の方の御意見とも重複しますが、実際、いわゆる悪質な契約トラブルを見ておりますと、だましていないし脅していない、だけど、ある意味正常な判断能力、判断することができない状況で何か契約をしてしまったというマインドコントロール的な事案ですとか、いわゆる恋人商法的なものというのはございます。
その意味で、やっぱりそれが、意思形成がそこは健全であったかというと健全ではない、ある意味瑕疵(かし)ある意思表示ということになるわけでして、その意味においては、ある意味錯誤や詐欺、それから強迫ではないさらに別概念で、やはり意思形成に問題がある取引についても何らかの民事的な手当てというものも検討されてもよかったのではないかなというふうに思います。 |
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(再掲。山田茂樹 司法書士)
「意思形成に問題がある取引についても何らかの民事的な手当てというものも検討されてもよかった」
業界人がおこなっている洗脳についても同様です。
今後、法律による規制がもとめられます。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年12月27日>
もう一度言います。 元アットハニーズA氏に洗脳されて無ければ私はAVに出ていません。 8ヶ月間洗脳され占い師まで登場し、イメージビデオとあやふやなまま富士山の麓のスタジオに連れていかれました。 勿論後悔しています。 最近ファンの方々に恵まれた事が唯一の救いです。 |
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来年の通常国会において、業界内で常態化している洗脳が白日の下にさらされることを切望します。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月1日>
国会が終わり次第、 私の #AV強要 #被害 を 国会議員の先生方、数名にヒアリング して頂きます。日程調整。 先生方に失礼があるといけないので、 #青木亮 |
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業界人は日々、どのような罪過をおかしているのでしょうか。
伊藤和子HRN事務局長が「女性に対する暴力に関する専門調査会」で語ったことばが参考になります。
(2016年6月30日 第82回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)
<9ページ>
●阿部裕子 特定非営利活動法人かながわ女のスペースみずら理事
大変な被害の状況を発表していただいて、改めて勉強させていただいております。
印象としましては、かつての経済的に弱い国のアジアの国々の女性たちが日本に連れてこられて、人身売買という形で軟禁されて管理売春を強要されるということが思い起こされるというか、彷彿とさせるような印象だったわけですけれども、実際に契約という形で縛りがかかっていると報告の中にありましたが、さらにほかの例では、きれいなマンションあたりで生活をさせられて、ある意味で非常に二重、三重に拘束されているような印象だったわけですが、その辺の縛りというか、なかなか相談もできないような心理状況に陥っているのではないかという印象なのですが、その辺をもう少し教えていただけたらと思います。
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<9~10ページ>
●伊藤和子 HRN事務局長
先ほどのマンションという話で言いますと、君は本当にタレントとしてデビューできます、大物にするためのプロジェクトを進行していますということで、先ほどのマンションという話で言いますと、君は本当にタレントとしてデビューできます、大物にするためのプロジェクトを進行していますということで、マンションも借りてあげますと、美容整形もしなさい、ジムにも通いなさいということでどんどんお金をつぎ込んで、デビューしなければいけないという負い目を感じさせて、それで仕事が入ってくるとAVであったということがございます。
そして、やめたいと言いますと、では、ここまできた費用はどうしてくれるのだということで、家も全部押さえられていますので、その家に来るという事例もあります。
それから、風俗とAV両方に出させられていて、寮のようなところに住まわされている人というのもいるということです。
それから、実家に住んでいる方もいらっしゃるのですけれども、大体意に反して出演しているものですので、親には言えないのです。
親に絶対に言いたくない、身ばれしたくないということは非常に大きいので、何かトラブルがあると親に言うということを言うと黙るしかないということになります。
そうしますと、親にも友達にもボーイフレンドにも言えないということで、誰にも相談ができないという状況になるわけです。
ですから、自分を搾取しているプロダクションのマネジャーにしか相談ができない状況ですし、女優同士は待遇が違ったりなどいろいろあるので、余り話し合ったりしないようにと言われていますし、親にばれないようにするためにひとり暮らしをしたほうがいいのではないかということを言われてひとりでくらし、相談できる人は誰もいない、プロダクションに頼るしかないという状況ということで、なかなか抜け出せない状況と伺っております。
それから、ここに出る以外にあなたの存在価値はないのだというような、ある種洗脳的な気持ちに追い込まれていって、なかなか逃げ出せない心理状態に置かれている人も多いと思います。 |
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(再掲。伊藤和子 HRN事務局長)
「ここに出る以外にあなたの存在価値はない」
香西咲さんもそうでした。
犯罪者たちによって幽閉されました。
自由をうばわれました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月10日>
何本も出てるのに何故辞められないか?にも触れられています。 経験者しか分からないでしょう。 実に8ヶ月間におよぶ洗脳行為です。 |
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(再掲。伊藤和子 HRN事務局長)
「なかなか逃げ出せない心理状態に置かれている人も多い」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月20日>
青木亮の洗脳から始まり 他人に良いように使われる自分を恨む。 |
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(デス・バレリーナさんのツイートより、引用。)
●デス・バレリーナさん
<2016年8月5日>
強要問題が社会問題化したことで告発を決意できたとある。しかし、こんなに慎重で堅実な人でも騙されるくらい、悪質で巧妙なんだな。
<AV出演強要>香西咲さん「私はこうして洗脳された」(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/PgHlez6ubp
— デス・バレリーナ (@Dethtooldo) 2016年8月5日
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いったん洗脳されると、禍害は長期間におよびます。
●香西咲さん
<2016年7月20日>
洗脳って一気に解けるわけではないんだ。 信じてたものに少しずつ疑問を抱き…その積み重ねが不信感に変わる。 『私の為』『心配』と言いつつやけに最近近寄って来る人も多い。 そしてここ連日の脅迫紛いの一連で洗脳がまた解けてきた。 私はまだまだ洗脳が残っているのかもしれない。 |
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自分で桎梏(手かせ足かせ)をはずすことは容易でありません。
香西咲さんをすくったのは週刊文春です。
●香西咲さん
<2016年7月15日>
それから昨日発売の週刊文春、絶対に読んでください! 5年、いや、洗脳期間入れたら6年のトラウマに決着をつけてみせます! やり直しはまだ利く! 利かせてみせる! |
●香西咲さん
<2016年9月18日>
私も週刊文春さんに救われました |
●香西咲さん
<2016年12月3日>
不安で不安でたまらないけど、 文春さんと『生きる!』って約束したんだ。 |
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現在、香西咲さんの洗脳は完全にとけました。
(ツイッターの紹介文より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
(前略。) #アットハニーズ による #AV強要被害者 #MeToo 紆余曲折ありながら一般企業に正社員として雇用して頂くことが出来ましたが20代と言う大切な時期に #性的搾取 され健康も害し…思う様に働けず後遺症に苦しんでいます。 加害者側の謝罪等誠意の篭った対応があるまでは業界共々許せません。 |
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業界人は、洗脳を常としています。
プロダクションから2,460万円の違約金を請求された女性もそうでした。
(ログミー「Kさんの手記」より、引用。)
<一部分を引用>
●Kさん
また、日ごろから、プロダクションやメーカーの方から、そういうこと(AVに出演すること)は「立派なこと」だ、とか、「誇らしいこと」だとか繰り返し言われていました。
業界の人は信じられないくらいに口が上手で、脅したり、AVに出るのはよいことだと洗脳に近いことを言い続けたりしました。
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業界人とはどのような種族なのでしょうか。
中村淳彦さんの考察が実相をあらわしていると考えます。
(参考。当ブログ)
・2017年11月19日
(2017年 11月17日 大竹まこと ゴールデンラジオ「大竹メインディッシュ」より、引用。)
(※音声の文字化は、筆者。)
●中村淳彦さん
生き残っていくというか、このAV業界というのは、AV女優以外のセーフティーネットになっている部分があって、ほかに行き場所がないんですね。 彼らは。 なので、需要があるかぎりは、しがみついて、つくるかな、とぼくは思ってー |
●中村淳彦さん
女の子は若くてかわいくて、学歴も高い子が、いまぞくぞく出させているから、女の子はいくらでも行く場所があると思うんですよ。 |
●中村淳彦さん
男たちがね。 つくったり、男優だったり、プロダクションー プロデューサーだったり、経営者だったりというのは、ほかに行き場所、ないだろうなぁ。 |
●中村淳彦さん
ただ、ぼくもふくめてなんですけど、ふつうの映画つくれない、テレビ番組つくれないから、女の子の裸を利用してなんとか商品にして生活している、っていう。 こう、あんまり才能がないひとたちのあつまり、かな、と思っているので。 |
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被害者のkさんのことばをもう一度引きます。
(再掲)
●Kさん
また、日ごろから、プロダクションやメーカーの方から、そういうこと(AVに出演すること)は「立派なこと」だ、とか、「誇らしいこと」だとか繰り返し言われていました。
業界の人は信じられないくらいに口が上手で、脅したり、AVに出るのはよいことだと洗脳に近いことを言い続けたりしました。
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中村淳彦さんの影響力はおおきいです。
このたび、業界人は著しく能力が低い、ということがわかりました。
業界人は日々、巧言を弄します。
ときには、人生を語ります。
今後は、鼻で嗤(わら)うひとたちがふえてくるのではないでしょうか。
「底辺のゴミ、クズが何をほざいているんだ」
と。
蔑視によって、洗脳がつうじなくなることを願っております。
そうは言っても、業界人は騙しのプロです。
手練手管に長(た)けています。
これからも一定の割合で被害にあう女性が出てくることでしょう。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年1月2日>
娘を持つ親御さんへ 決して他人事ではありません。 芸能、パーツモデル(手など)、ナンパ…あの手この手で勧誘してきます。 年齢も容姿も関係ありません。 スカウトや事務所がその気になれば整形させてでもAV出させます。 環境も思考も180度変えさせられます。 注意を払いきれるものではありません。 |
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とりしまりが必要です。
あわせて、犯罪者たちが過去におこなった香西咲さんへの洗脳も、断罪されなければなりません。
□青木亮
□大西敬
□高畠典子
□坂田恵理子
□坂上孝志
□A-TEAM 飯田正和
□メーカー関係者
□T総研のY
□その他
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●香西咲さん
<2016年7月24日>
青木は本当に自分の手を汚さない。 やってくるのは洗脳と脅迫と泣き脅し。 |
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(再掲)
●香西咲さん
<2017年12月1日>
国会が終わり次第、 私の #AV強要 #被害 を 国会議員の先生方、数名にヒアリング して頂きます。日程調整。 先生方に失礼があるといけないので、 #青木亮 |
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来年は良い年になりそうな予感がします。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
■香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)
(明日のブログへつづく)
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