本日も、11月30日の院内集会についてのべさせていただきます。
(勝手に応援しますさんのツイートより、引用。)
●勝手に応援しますさん
<2017年12月4日>
#akahata AV出演強要根絶を/新たな法制求め集会・・・今日の赤旗記事 https://t.co/AurI2UuAmg
琵琶湖オオナマズ @namadu_inkyo さんから— 勝手に応援します (@katteni_ouen4) 2017年12月4日
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12月2日の赤旗によりますと、当日は、各省庁の担当者も出席していたようです。
(2017年12月2日 赤旗「AV出演強要根絶を 新たな法制求め集会」より、引用。)
●赤旗
60人超が参加し、超党派の議員や各省庁の担当者も出席しました。
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政府は5月19日に、出演強要被害に対する「今後の対策」をとりまとめました。
(参考)
□「今後の対策」(2017年5月19日)
(再掲。赤旗)
「超党派の議員や各省庁の担当者も出席しました」
実際に「今後の対策」を策定したのは各省庁の担当者です。
(2017年3月21日 第1回関係府省対策会議「議事録」より、引用。)
<5~6ページ>
(例) ●法務省 刑事局長 もう一点目は過激な内容のポルノの規制等のあり方に関してでございます。 この問題につきましては、公明党からの提言の中におきましても、このポルノの規制が刑事罰則を設けることによる規制というものも含んだ形での提言になっていると承知しておるわけでございますが、この問題に関しては、かなり重い課題となると思いますので、関係省庁と協力して対応を検討してまいりたいと思います。 |
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(2017年12月2日 赤旗「AV出演強要根絶を 新たな法制求め集会」より、引用。)
●赤旗
集会で、PAPSの田口道子理事長は、政府が動いても被害の実態はまだまだ変わらず、「被害者は『嫌でも出演するか、死ぬか』に追い込まれている」と強調。
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「政府が動いても被害の実態はまだまだ変わらず、被害者は、嫌でも出演するか死ぬか、に追い込まれている」
院内集会に参加した各省庁の担当者は、今回、このことばをどのようにうけとめたのでしょうか。
(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)
<9ページ>
●内閣府、関係府省
(1) 被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。 |
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(再掲。田口道子 PAPS理事長)
政府が動いても被害の実態はまだまだ変わらず、「被害者は『嫌でも出演するか、死ぬか』に追い込まれている |
なぜ現在もこのようなことが起きているのでしょうか。
AVライターの中山美里さんの発言が参考になります。
(※辻丸さんのリツイートで知りました。)
(中山美里さんのツイートより、引用。)
●中山美里さん(AVライター)
<2017年12月4日>
故意か知らないが、AV業界の超レアケースである強要をひけらかして、これがAV業界だとあたかも通常業務のようにい触れ回るのはやめてほしい。風俗やAV業界には女性だけでなく男性もいて、皆に尊厳があるのは自明。私が言っているのは、人権保障と雇用、賃金が不適切なのはごくごく一部だということだけ
— 中山美里 (@misatonakayama) 2017年12月4日
「AV業界の超レアケースである強要」
(松嶋淳理さんのツイートより、引用。)
●松嶋淳理さん
<2017年12月4日>
#梅ちゃん の言説を借りれば
院内集会に来なかった”くせに”
中山美里氏に代弁させたIPPAのアレですか~
中山美里さんを代理にしたIPPAも凄いなーと思いました笑閑話休題
現場に足を運ばないIPPA,AVANetc…
もう何をおっしゃられても入ってこなくなっちゃった松嶋です(*^^*)— 松嶋淳理 (@BFJgroup) 2017年12月4日
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業界関係者はこれまで、ずっと似たような物言いをしています。
時系列で記します。
2017年2月21日
(2017年2月21日 SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より、引用。改行を施しています。)
(※ネット公開は、2017年3月2日)
<一部分を引用>
●IPPA(メーカー団体)
20年、30年前のAVは確かにとんでもない現場もあって、強要はあったかもしれない。
でも、今はそんな時代じゃない。
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2017年2月27日
(2017年2月27日 日刊スポーツ「山口貴士弁護士「許されない」AV出演強要問題」より、引用。)
<一部分を引用>
●山口貴士弁護士(前・AV業界改革推進有識者委員会 委員)
出演強要は許されないし、仮に存在するとすれば、事実関係は究明され、関与者の責任は厳しく追及されるべきと考えています。
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2017年12月4日
(2017年12月4日 中山美里さんのツイートより、引用。)
<一部分を引用>
●中山美里さん(AVライター)
故意か知らないが、AV業界の超レアケースである強要をひけらかして、これがAV業界だとあたかも通常業務のようにい触れ回るのはやめてほしい。
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(再掲。田口道子 PAPS理事長)
政府が動いても被害の実態はまだまだ変わらず、「被害者は『嫌でも出演するか、死ぬか』に追い込まれている |
政府は、
「関係者による自主的な取組の進捗状況の状況も踏まえ法的対応を検討する」
と明言しています。
あとはもう、法律をつくって規制するしかないようです。
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ふたたび赤旗の記事を参照します。
(2017年12月2日 赤旗「AV出演強要根絶を 新たな法制求め集会」より、引用。改行を施しています。)
●赤旗
日本共産党の田村智子、仁比聡平両参院議員が法整備へ決意表明。社民党の福島瑞穂、『沖縄の風』の糸数慶子の両参院議員と、公明党の衆参議員3人があいさつしました。
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田村智子参議院議員は、日本共産党の副委員長です。
(勝手に応援しますさんのツイートより、引用。)
●勝手に応援しますさん
<2017年12月1日>
昨日のHRN院内シンポジウム、池内さおりさんも、田村智子議員さんも、参加されてたんですね!うれしいです。
田村智子議員さんは(香西咲さん応援ブログさんのブログ記事によると)、2460万円訴訟事件のあと、一番に!(HRN調査報告書発表前に)、この問題を国会でとりあげてくださった方です。
— 勝手に応援します (@katteni_ouen4) 2017年12月1日
田村智子議員さんは(香西咲さん応援ブログさんのブログ記事によると)、2460万円訴訟事件のあと、一番に!(HRN調査報告書発表前に)、この問題を国会でとりあげてくださった方です。
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恐縮です。
かなり前の記事なのですが。
(参考。当ブログ)
・2017年9月25日
国会で一番最初に出演強要問題をとりあげたのは池内さおり議員、と思っているかたが多いと思います。
ちがいます。
嚆矢(こうし。「物事の最初」)は、田村智子参議院議員です。
当時の発言をふりかえってみます。
田村智子 参議院議員(日本共産党)
2016年1月21日 参議院 決算委員会
(「会議録」より、引用。)
●田村智子 参議院議員(日本共産党)
このように長時間労働、深夜労働で、これでは学業成り立たない。 そうすると、短時間高収入のバイトがあるんだといって今や風俗産業が入り込んでいる。 1月6日付け東京新聞が報じています。 |
(参考)
□奨学金返済ナビ(※アーカイブ版)
「パーツモデル・セクシー女優・イメージアイドル・CS タレント etc.」
「メディアへの出演料により返済金を捻出するプランです」
(参考)
□東京新聞(2016年1月6日)
「東京都渋谷区の大手AVプロダクションは昨年、本業を明かさずに「奨学金返済ナビ」というサイトを開設。『最短2日での返済が可能』などと宣伝して女性を募り、ネット上で「最低だ」などと批判を浴びた」
(参考)
□J-CASTニュース (2015年11月27日)
「奨学金を滞納すると人生が終わるかもしれない…。こんな脅しまがいの文句を掲げて、女性に性風俗やアダルトビデオ出演をあっせんしていたとみられるサイトが波紋を広げている」
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いまは、みずから希望して出演している女性がふえていると喧伝(けんでん)されています。
実態はどうなのでしょうか。
止むに止まれぬ(そうするよりほかない)事情で出ているかたもいらっしゃる、と推察します。
(2017年4月19日 ウェジー「AV業界を健全化するために、具体的に必要なこと/AV業界改革推進有識委員会 発足会見レポート」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
●河合幹雄 AV業界改革推進有識者委員会委員(桐蔭横浜大学副学長)
それに関連して、無修正の件を話しますと……スカウトの問題が云々といわれておりますが、そもそもスカウトよりも志願者のほうが多い時代になっているということもしっかり知っておく必要があるんですけれども、1番ひどい事例というのは、ヤミ金の多重債務の人を非合法のAVに出させられるというのが、典型的な1番ひどい被害者で。
そのへんの話が完全にこれまでは抜けちゃってるんです。
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(再掲)
「ヤミ金の多重債務の人を非合法のAVに出させられる」
むごいはなしです。
自己破産をすれば解決するのですが。
それはともかく、AVはすべて非合法です。
犯罪です。
合法なAVというものは存在しません。
ネットなどを利用した勧誘をすべて禁止にしてほしいです。
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(再掲。赤旗)
「日本共産党の田村智子、仁比聡平両参院議員が法整備へ決意表明。社民党の福島瑞穂、『沖縄の風』の糸数慶子の両参院議員と、公明党の衆参議員3人があいさつしました」
糸数慶子参議院議員につきましても以前に、当ブログでご紹介をさせていただきました。
(参考。当ブログ)
・2017年8月10日
糸数慶子 参議院議員(沖縄の風)
2017年6月15日 参議院 法務委員会
(参考)
●動画 参議院インターネット審議中継
~2017年6月15日 参議院 法務委員会
(「会議録」より、引用。)
●糸数慶子 参議院議員(沖縄の風)
沖縄でも、95年の少女の暴行事件以来、実は訴えたくても訴えることができなかったという人たちが随分声を上げてまいりましたが、それはある意味、対応してくださる警察や病院がこの事件をきっかけにして随分対応の仕方が変わってきた。 それで勇気を出して告発をするという一つの、ある意味一つ進んだ事例ではありました。 |
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出演強要問題も同様です。
香西咲さんの勇気によって世情が激変しました。
泣き寝入りをせずに被害をうったえるかたがふえてきました。
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(再掲)
●赤旗(2017年12月2日)
「日本共産党の田村智子、仁比聡平両参院議員が法整備へ決意表明。社民党の福島瑞穂、『沖縄の風』の糸数慶子の両参院議員と、公明党の衆参議員3人があいさつしました」
福島瑞穂参議院議員は、かつて(2009年9月16日~2010年5月28日)、消費者担当大臣や男女共同参画担当大臣などを兼任されていました。
著名なかたですので、ここでは割愛させていただきます。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月1日>
昨日の #HRN院内集会 多くの超党派議員の先生方とご挨拶、名刺交換させて頂きました。 |
私のTwitter見て下さった先生。 |
『もう充分頑張ってるから頑張り過ぎないで』 と心配して下さった先生。 |
早々にヒアリングのアポイントまでして下さった先生方。 |
心より感謝申し上げます。
#AV強要 #人身売買 |
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●香西咲さん
<2017年12月1日>
昨日議員さん方が 力強く握手して下さったり、 『よく頑張ったね』と抱き締めて下さった事を思い出して、 1日経った今も涙溢れてます #AV強要 |
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●香西咲さん
<2017年12月1日>
国会が終わり次第、 私の #AV強要 #被害 を 国会議員の先生方、数名にヒアリング して頂きます。日程調整。 先生方に失礼があるといけないので、 #青木亮 |
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□青木亮
□大西敬
□高畠典子
□坂田恵理子
□坂上孝志
□A-TEAM 飯田正和
□メーカー関係者
□T総研のY
□その他
香西咲さんのツイートをみて戦慄(わなな)いている犯罪者たちの馬鹿面(ばかづら)を思うと、嗤(わら)いがとまりません。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
■香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)
(明日のブログへつづく)
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