本日、AVをほめそやす記事を掲載した朝日新聞に対して抗議文を郵送しました。朝日新聞は、香西咲さんたち被害者の痛みがわからないのでしょうか

本日、朝日新聞東京本社の編集局宛に抗議文を郵送しました。

(宛先。朝日新聞東京本社)
郵便番号 104-8011
住所 東京都中央区築地5-3-2
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もちろん、本名で送りました。
匿名ではありません。
封書と書面には、郵便番号、住所、氏名(本名)、電話番号のすべてを記しました。
抗議の対象は、朝日新聞の11月21日の夕刊に掲載された記事です。

(参考)
2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」

2017年11月21日 朝日新聞
 ネット版「『AVは演出、勘違いしないで』 紗倉まなさんが語る性」
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いずれも中身は同じです。
タイトルがちがうだけです。

朝日新聞では、問い合わせのためのフォームをもうけています。

(引用)
朝日新聞に関するお問い合わせは、以下の入力フォームで受け付けております

お問い合わせ(新聞、催事など)
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封書のほかに、問い合わせフォームからも、同じ内容のものを送ろうと考えました。
書き上がった文書は、A4版の用紙で5枚です。
文字だけではなく、朝日新聞の過去の記事をスキャンした画像もふくまれています。
問い合わせフォームの但し書きをみましたところ、1,000文字以内、との制限がもうけられていました。
ネット送信は断念しました。
抗議文の内容は、出演強要被害に対する朝日新聞の姿勢についてです。
このことだけを書きました。
記事に登場する紗倉まなさんというかたの物言いに関しては、いっさいふれていません。
どのようなかたか存じませんし、興味もありませんので。
書面には、以下のようなことを記しました。
概要をご紹介します。

 実際に送ったものとはちがいます。文意をそこなわない程度にリライトしています。)

2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」
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記事を拝見しました。
読了後、自身の内に後味の悪いものが残りました。
朝日新聞の見識をうたがいます。
AVは表現のひとつである、という考え方があります。
そのことにつきましては、今回、論じません。
問題となるのは、AVの制作についてです。
産経新聞の記事を参照します。

(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。)

<一部分を引用>
産経新聞
コンビニに入ると、成人雑誌が簡単に目に入る。
成人向けDVDが付属したものも多い。
「日本を視察した国際オリンピック委員がこの光景に顔をしかめた」
との報道もあり、多くの外国人の訪日が見込まれる東京五輪までに何らかの規制が必要だという声もある。
規制の是非は出版の自由などとの兼ね合いもあり、ここではおく。
ただ、そうした雑誌の表紙を見るたびに「ここに写っている女性の中には、意に反している人もいるのでは」という疑問がわく。
アダルトビデオ(AV)出演強要問題が頭にあるためだ。
(中略。)
ただ、AV業界には風営法は適用されず、監督官庁もない。
制作現場では違法行為が横行しているとも聞く。
意に反して出演させられる女性が少しでも減ることを願う。

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制作現場では違法行為が横行している
AVの制作過程で犯罪がおこなわれているのは周知の事実です。
もう一度、朝日新聞の記事をみてみます。

2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」
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当該記事は、AV撮影の違法性を問題にしていません。
それどころか、AVを礼賛しています。
AVは鮮麗な文化である、と。
朝日新聞は犯罪を許容する媒体なのでしょうか。
現在も、出演強要問題が喧(かまびす)しいです。
国民の大多数は、強要をゆるさない、と憤っています。
政府も、総理大臣を先頭にして、この問題の解決にとりくんでいます。
先述しましたように、ぼくが問題にしているのは、表現の自由ではありません。
制作の段階でおこなわれている犯罪です。
ご承知のとおり、女性は最初、モデル、タレント、パーツモデル、チャットレディーとして勧誘されます。
スカウトやプロダクションの目的はちがいます。
AVへの出演です。
やがて女性は籠絡されます。
そのさいの手段としてもちいられるのが、
「AVに出るとタレントやモデルになれる」
「有名になれる」
というものです。

2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」
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今後、プロダクションは、女性を説得するさいに、朝日新聞の記事をつかうはずです。
何も知らない女性は、
「AV女優というのは朝日新聞に掲載されるほどの存在なんだ」
と思うかもしれません。
吸い寄せられるようにして契約書にサインをする女性も出てくることでしょう。
もしもこのようなことになれば、朝日新聞が出演強要に荷担している、ということになります。
騙された女性は、撮影という名目で、日々犯罪がおこなわれている現場へ移送されます。
朝日新聞はクオリティーペーパーの筆頭です。

2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」
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矜持があるのならば、犯罪を助長するような振る舞いはやめてください。
現在も、出演をした多くの女性が苦しんでいます。
5月1日の朝刊に掲載された記事は出演強要問題の核心をついていました。

2017年5月1日 朝日新聞
「AV出演強要、被害者の告白が官邸の中枢を動かした」

 本日、朝日新聞へ送った抗議文には、朝刊の記事をスキャンしたものを添付しました。タイトルは、「AV強要被害 SOSに共鳴」です。)
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1月13日の「耕論」も、両論併記とはいえ、問題点が昭然となっていました。

2017年1月13日 朝日新聞
「(耕論)AVへの出演強要 伊藤和子さん、中里見博さん、青山薫さん」
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朝日新聞社のwithnewsも精力的に出演強要問題をとりあげています。

2017年11月17日 withnewsAV強要
 「『未成年の被害者』 やめた後も毎日検索 『身バレ』の恐怖」

2017年11月16日 withnews
 「AV強要『未成年の被害者』 罪悪感で泣いたのに『嬉し涙』と宣伝」

2017年11月15日 withnews
 「AV強要『未成年の被害者』 会って数時間でデビュー『逃げられない』」
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これまでの記事とくらべますと、今回の記事はあまりにも癖して(かたよって)います。
出演強要被害は、女性に非がなくても、奸計(悪だくみ)によって引き込まれる重大犯罪です。
犯罪に荷担するのではなく、ふたたび出演強要問題にとりくまれることを念願します。
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本日、おおよそ以上のような内容の書面を郵送しました。
 実際に送ったものとはちがいます。いまご覧になられたものは、文意をそこなわない程度にリライトしています。)

<朝日新聞>
お問い合わせ(新聞、催事など)

義憤を感じておられるかたは、ぜひ、こちらのフォームからご意見をお送りしていただければ、と思います。
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ここではなしがかわります。
ぼくは窮地に陥ったとき、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のある場面を頭にうかべます。

秋本治著「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(集英社刊)

(第82巻。『スーパーエディター両津!の巻』より、引用。)
<28ページ>
主人公の両津勘吉は、出版社で、写真集を編集するアルバイトをしていました。
エディターの仕事は、はじめてです。


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<29ページ>
小火(ぼや)の原因は、タバコの不始末です。


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社員がいっせいに逃げ出します。
主人公の両津勘吉がこれを制しました。

<29ページ>

秋本治著「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(集英社刊)
<第82巻『スーパーエディター両津!の巻』より>
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「逃げてはいかん!」

ぼくはこれまで、何度も、このことばにすくわれました。

香西咲さん
<2016年7月24日>

ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ
逃げる事はいつでも出来るんですよね。
立ち向かえるのは今だけ。
フラッシュバック等受け入れて下さるmanjiさんの様な方々に感謝致します。

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香西咲さんも逃げませんでした。

「逃げてはいかん!」

居つづければ、可能性がのこっています。
アメリカにパール・S・バックという女流作家がいます。
つぎのことばが印象的です。

不可能とは、
「今は不可能」
ということでしかない。

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逃げなければ、不可能を可能にすることができるかもしれません。
あとは、行動です。

(2016年7月26日 渋谷のラジオ「AV強要被害の実態・手口と被害を防ぐ方法、私たちにできること」より、引用。)

(参考。当ブログ)
2017年9月7日

金尻カズナ PAPS 相談員

何もしないというのが、実は、いちばんよくないことなんですね。
何かをしないと、かわらない

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香西咲さんは逃げずに行動しました。
いま日本はおおきくかわろうとしています。
不可能が可能になろうとしています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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