「共有地の悲劇」という理論をご存じでしょうか。香西咲さんたち女優は、業界人によって極限まで使役されました。「共有地の悲劇」を知らない業界に未来はありません

昨日もふれました。
政府は、現在、出演強要に関する実態把握をおこなっています。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

関係府省

(3) 被害状況等に関する個別具体的な実態把握
関係府省が相互に連携し、集中月間中に国の各機関に寄せられた相談事案の分析を行うとともに、被害の態様や現行制度の運用状況及びその問題点等について整理する。
また、必要に応じて、相談者の個人情報に配意した上で、相談内容その他関連情報について、関係府省への提供及び共有を図る。
(関係府省)〔平成 29 年5月~〕

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被害の態様
業界人はありとあらゆる奸計(悪だくみ)をもちいて出演強要をおこなっています。
行為者は、スカウト、プロダクション、メーカーなどです。
このなかでもっとも悪逆(道にさからったひどい悪事)なのが、メーカーです。
諸悪の根元です。
この世で、このものたちを超える凶賊(凶悪な賊)は存在しません。

(だいわりゅうさんのツイートより、引用。)

ぷー(だいわりゅう)さん
2017年5月29日

大手のAVメーカーの言ってる強要したのはプロダクションやスカウトだっていう論理はヤクザの抗争で相手の組長を弾いたのは末端の組員が勝手にやったことだ使用者責任はないって言ってるのと同じだよね。

めちゃくちゃ苦しいと思うそれは。

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(2017年5月18日 週刊実話「AVが消える![後編] フリーライター・中村淳彦」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
中村淳彦さん
社会問題化を受けて、一部の悪徳スカウトと関係を断ち切るために、スカウトへの依存をやめるしか方法はないが、AV業界は現状維持を続ける。
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女優が嫌がるから監督の裁量で撮影中止、みたいなことはありえない。
撮影の段階でメーカーはプロダクションに出演料を支払い、スタッフなどの撮影経費が発生する。
撮影に突入すれば、基本的には女優がどんな状態だろうと、乗り切るしかない。

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以前によく、AV0719さんからメールをいただきました。
AVファンの動向にもつうじておられまして、読むたびに考えさせられるものがありました。
出演強要の撲滅をうったえておられます。
7月29日におこなわれたHRNのイベントにも参加されたようです。

(AV0719さんのツイートより、引用。)

AV0719さん
<2017年7月29日>


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昨日、AV0719さんのツイートを拝見しました。
ぼくは思わず唸ってしまいました。

(AV0719さんのツイートより、引用。)

AV0719さん
2017年11月15日

だから、確かにメーカーが問題ではあるけどそれを後押しするファンとその間で、女優を騙して供給し続けるプロダクション。
このサプライチェーン全体の中でAV出演強要という問題が起こっていると思う。

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(再掲)
確かにメーカーが問題ではあるけど

メーカーは伏魔殿(悪事や陰謀などが絶えずたくらまれているところ)です。
犯罪者が蠢(うごめ)いています。
AV0719さんは、メーカーを支援しているファンも責任をとわれなければならない、とおっしゃっています。

(AV0719さんのツイートより、引用。)

AV0719さん
2017年11月15日

本当にそう思います。
そうやって一度、入ってしまったら責任感から抜けられない。
追い打ちをかけるようにファンが出来、もっと頑張れの喝采を浴びせる。
そうなったら、一歩も後へ引けなくなる。
そして、りっぱなAV女優の出来上がりです。

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明哲な(聡明で事理につうじている)分析です。
ぼくもこれまで何度となく書いています。
ファンも出演強要の加担者です。

<出演強要の実行者、または加担者>
DMM
メーカー
プロダクション
スカウト
悪徳弁護士
AVライター
ファン(AVマニア)

(AV0719さんのツイートより、引用。)

AV0719さん
2017年11月15日

でも、出口(需要側)も考えないといけない。
かなりのファンが、そうやってできたAVを当然のごとく鑑賞し、さらには、もっと過激にと要求する。
そして、少しでも心配の声を上げる者はファンじゃないと排除する
実際、ファンとは、そういう者なのかと疑問も感じる。

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(再掲)
少しでも心配の声を上げる者はファンじゃないと排除する

全身にやるせなさがひろがりました。
狂気の世界では、女優の健康や人格を慮(おもんぱか)ると、駆逐されてしまうのです。
かつて、イギリスの財政家のグレシャム(1519年~1579年)は、
「悪貨は良貨を駆逐する」(悪人がはびこり、善人は不遇をこうむる)
と主張しました。
AVファンの場合は、それを地で行っています。

AV0719さん
2017年11月15日

本当に消費者は気が付かないでいるのだろうか?
気が付きながら加担しているように見えてならない。

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(ブルーノ飯さんのツイートより、引用。)

ブルーノ飯さん


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冒頭でぼくは、出演強要に対する政府の取り組み方針を参照しました。

(再掲。「今後の対策」)
(前略)、被害の態様や現行制度の運用状況及びその問題点等について整理する

被害の態様は多岐に渡っています。
政府がいまつくろうとしている法律は、これらすべての犯罪を捕捉するものでなければなりません。
期待しています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年8月28日>

私も文春の佐藤涼子さん(仮名)も AVをやる為に芸能で泊を付けた訳じゃありませんw
むしろ私は趣味の車と雑貨店への知名の為、彼女は歌手になる為。
それを8ヵ月~1年かけ、AVが無ければ成功しないかの様に思い込まされた
占い師まで使って。
この事件は国に相談させて頂くことになりました。

香西咲さん
<2016年12月27日>

もう一度言います。
元アットハニーズA氏に洗脳されて無ければ私はAVに出ていません。
8ヶ月間洗脳され占い師まで登場し、イメージビデオとあやふやなまま富士山の麓のスタジオに連れていかれました。
勿論後悔しています。
最近ファンの方々に恵まれた事が唯一の救いです。

香西咲さん
<2016年8月4日>

事務所所属時代、目の前に『夢』と言う人参ぶら下げられて走り続けてきた訳ですが、その人参が偽物だった事。
そしてその『夢』が私にとって大学生からずっと温めてきた大切なものだったから、簡単に手放せなかった事。
そして走り出したら2度と引き返す事が出来ない道だと思い込んでいた事。

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香西咲さんは悪くありません。
AVの場合は、一度出演すると、引き返すことができなくなってしまうのです。
AV0719さんのことばをもう一度引きます。

(再掲。AV0719さん)

本当にそう思います。
そうやって一度、入ってしまったら責任感から抜けられない
追い打ちをかけるようにファンが出来、もっと頑張れの喝采を浴びせる。
そうなったら、一歩も後へ引けなくなる。
そして、りっぱなAV女優の出来上がりです。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年11月17日>

2011年。
あの時の私は空気を読み過ぎて前事務所社長やスタッフの機嫌を伺う様になっていた。
騙された事に気づいた時も、言いたい事もなかなか言い出せないまま、前社長と造り上げた“架空の”人参を目掛けて走ってた。
3年間。

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あとは、廃人になるまで酷使されます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月15日>

慢性胃炎や膵炎、睡眠障害、脅迫観念、対人恐怖症等(特に男性)など、 ケジメを付けない限りは一生引きずりますね。 健康を返して。

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「共有地の悲劇」という理論をご存じでしょうか。
アメリカの生物学者のギャレット=ハーディンが唱えました。
簡単にご紹介します。
ある村に、共同の牧草地ができました。
無料です。
村人であれば、だれでも自由に利用することができます。
制限はありません。
このような場合、ひとは、どのような行動をとるのでしょうか。
自明です。
だれもが、使わなければ損、と考えます。
村人は自身の利益だけを追い求めます。
それぞれが、飼っている牛を放牧します。
牧草地はすぐに、多くの牛で溢れました。
やがて、草がなくなります。
土地は踏み荒らされ、牧草地としての機能を喪失しました。
以降、もとにもどることはありません。
これが、「共有地の悲劇」です。

業界も同じです。
業界人は、女性を極限まで使役しなければ損、と考えています。
仮に廃人になったところでかわりはたくさんいます。
それぞれが自分たちの利益だけを追求します。
女性を酷使して、不用になれば捨てます。
こうした行為は未来永劫つづくのでしょうか。
つづきません。
やがておわりの日がやってきます。

DMM
メーカー
プロダクション
スカウト
悪徳弁護士
AVライター
ファン(AVマニア)

このものたちによる放縦(勝手しほうだい)の結果、いま、業界は終焉のときをむかえようとしています。
「共有地の悲劇」です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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