「われわれは短い人生を受けているのではなく、われわれがそれを短くしているのである」。香西咲さんは人の何倍も稠密な人生を生きています。すばらしい人生です

一時、静謐(せいひつ)であった詩織さんが、ふたたび言論活動を再開しました。
安堵させられます。
自身の被害を記した書籍も売れているようです。
一連の行動に対して、山口敬之氏が反攻にでました。

(2017年10月26日 リテラ「山口敬之氏が詩織さんへあまりにも卑劣な反論! 核心からは逃げ、印象操作と陰謀論で詩織さんを攻撃」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
リテラ
そんななか、本日(10月26日)発売の「月刊Hanada」(飛鳥新社)12月号が、
「私を訴えた伊藤詩織さんへ」
と題した山口氏の“独占手記”を掲載。
「週刊新潮」(新潮社)の第一報後に雲隠れしていた山口氏は、Facebookや代理人弁護士を通じてしかコメントを出しておらず、本人がメディアに寄稿して“反論”するのは初のことだ。

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「月刊Hanada」の発売から3日後のことです。
山口敬之氏は自身のフェイスブックでも、論駁(ろんばく)をおこないました。
一部分を引用させていただきます。

(山口敬之氏のフェイスブックより、引用。改行を施しています。)

2017年10月29日
山口敬之氏
また、東京新聞の望月衣塑子記者が、伊藤詩織氏の主張だけを紹介した記事を書いたことについても、(父は)「どうしてお前の主張は一行も触れられていないんだ」と聞いていました。
金平からも望月からも、一切の取材も問い合わせも受けていない私は、黙ってうつむくしかありませんでした。
望月は7月に公表されたインタビュー記事の中で、今回の案件に全く無関係な私の老父の職業を暴露した上で、事実と異なるデマをまき散らしていました。

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「望月」
と呼び捨てです。
憎悪の情がうかがえます。
「老父の職業を暴露した」という記事を参照します。

(2017年7月13日 サイゾーウーマン「『山口敬之レイプ疑惑』に新たな事実も!? 東京新聞・望月衣塑子記者が語る、報道の裏側」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
望月衣塑子 東京新聞記者
また、関係者に取材したところ、事件が起きた日に山口氏と詩織さんが訪れたレストランは、山口氏のお父さんも愛用している「値段のないレストラン」だったそうです。
山口氏のお父さんは、有名な元野球選手の顧問弁護士などもやられている方だと聞いています。

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山口敬之氏のことばをつづけます。

(山口敬之氏のフェイスブックより、引用。)

山口敬之氏

金平や望月のように、伊藤詩織氏側の人権に寄り添っているようにみえる自称ジャーナリストにとって、私や、私の年老いた両親の人権など、一顧だにする価値もないのでしょう。

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望月記者は自称ジャーナリストである、との評価です。

(再掲。山口敬之氏)
東京新聞の望月衣塑子記者が、伊藤詩織氏の主張だけを紹介した記事を書いた

望月記者はどのような記事を執筆したのでしょうか。

(望月衣塑子東京新聞記者のツイートより、引用。)

望月衣塑子 東京新聞記者
<2017年10月27日>

詩織さん「これは遠い誰かの話ではない。どんな時代でもどんな所でも起こることだし、どう改善できるか考えて行く必要がある」

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ツイッターには、当該記事の画像が添付されています。
一読しました。
圧倒されました。
凄まじいです。
望月記者でなければ書けません。

(再掲。山口敬之氏)
金平や望月のように、伊藤詩織氏側の人権に寄り添っているようにみえる自称ジャーナリストにとって、私や、私の年老いた両親の人権など、一顧だにする価値もないのでしょう

望月記者は、山口敬之氏の態様を指弾しています。

(2017年10月26日 東京新聞「性暴力被害者の救済制度整備を」より、引用。)

望月衣塑子 東京新聞記者

一方、男性は一貫して犯罪行為を否定している。

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山口敬之氏は不起訴となりました。
検察審査会も同様の判断です。
刑事事件としては決着がつきました。
一方、男性は一貫して犯罪行為を否定している
「犯罪行為」という表現をもちいています。
爽快です。
国民は快哉(かいさい)を叫んだのではないでしょうか。
望月記者は同記事のなかで、伊藤詩織さんのことばを紹介しています。

(2017年10月26日 東京新聞「性暴力被害者の救済制度整備を」より、引用。)

伊藤詩織さん

似た経験をして、痛みとともに生きているひとがたくさんいると知った。私たち一人一人がどう改善できるかを真剣に考えなければならない」

伊藤詩織さん

「前のように生活できなくなったが、隠れなければいけないのは、被害者ではない。問題は私たちを受け入れ、信用する準備がない社会にある」

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詩織さんがはじめて、被害をうったえたのは、5月29日のことです。
この日、霞が関の司法記者クラブで、山口敬之氏からうけた性的暴行の実相を告発しました。
ぼくは詩織さんのつぎのことばにこころを揺さぶられました。

(2017年6月3日 産経新聞「『私はレイプされた』 28歳詩織さん“顔出し”で涙の訴え 元TBS記者『法に触れること一切してない』」より引用。)

7ページ
詩織さん
「この2年間、なぜ生かされているのか疑問に思うこともありました。レイプという行為は私を内側から殺しました。レイプは魂の殺人です」

「レイプがどれだけ恐ろしく、その後の人生に大きな影響を与えるかを伝えなければならないと思いました」

8ページ
詩織さん
「強姦や準強姦の被害者は顔を隠してもらわないと話せない、っていう状況にすごく疑問を抱いていて」

9ページ
詩織さん
「隠れていなきゃいけない、恥ずかしいと思わないといけない。そういう状態があることについて、とても疑問を感じた」
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隠れなければいけないのは、被害者ではない
と伊藤詩織さんはおっしゃいます。
詩織さんの事案は2016年7月22日に不起訴となりました。
検察審査会に申し立てをしたのは、先述した記者会見の日です。

(確認)
2016年7月22日 不起訴
  
2017年5月29日 検察審査会へ不服申し立て 

不起訴から不服申し立てまで、約10か月の期間を要しています。
最終的に、何が詩織さんを駆りたてたのでしょうか。
ここからは推測です。
詩織さんが不起訴となる15日前のことでした。
香西咲さんが週刊文春で、業界人の犯罪行為をあきらかにしました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月23日>

皆に、今の私の立ち位置は危ないと言われました。
チンピラは何を仕出かすか分からないと。
東京湾に沈められるかも知れないし行方不明になるかも知れない。
色んな人から言われる。
そんなに脅されたらぶっちゃけ、
本当に不安で不安で眠るのも恐ろしい。

香西咲さん
<2016年7月3日>

同業内部の方々から探りを入れられてたり、
わたしが殺されかねないと言う言葉を使って脅迫されたり、
あの手この手をつかって圧力・脅迫をかけてくる。
本当に人間不信。
でもそんなのに動じないけど。
仮に私に何かがあった場合、結局そういう事なんだと察してください。

香西咲さん
<2016年7月18日>

私が今後どうすべきか等、正確な情報もアドバイスも一切与えてくれず、
ただただ脅迫されてます。
余計な事は言うなと。
(後略。)

香西咲さん
<2016年10月13日>

(前略。)
私達被害者が泣き寝入りすれば良かったとか言ってくる頭のおかしい人が見受けられるので。

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香西咲さんは屈しませんでした。
真実をうったえつづけました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年10月7日>

AFP通信様の取材ですね。
発見ありがとうございます!
この記事に関してはもうすぐ日本語版もアップされます

香西咲さん
<2016年11月14日>

あなたが誰かわかりませんが分かることはただ一つ。
7月からの一連の報道を見て居ない事だけは確かですね。
週刊文春さん毎日新聞さん朝日新聞さん弁護士.comさんAFP通信さん…
報道倫理の観点から信憑性を重んじます。
読んでから質問があるならどうぞ

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詩織さんは、香西咲さんが退かずに前へ進む姿をみていたのではないでしょうか。

(確認)
2016年7月22日 不起訴
  
2017年5月29日 検察審査会へ不服申し立て 

(再掲。詩織さん)
強姦や準強姦の被害者は顔を隠してもらわないと話せない、っていう状況にすごく疑問を抱いていて

隠れていなきゃいけない、恥ずかしいと思わないといけない。そういう状態があることについて、とても疑問を感じた

香西咲さんと同じく、伊藤詩織さんの所作(振る舞い)も、多くの苦しんでいる女性に勇気をあたえたと思惟(しい)します。

(再掲。香西咲さん)

同業内部の方々から探りを入れられてたり、
わたしが殺されかねないと言う言葉を使って脅迫されたり、
あの手この手をつかって圧力・脅迫をかけてくる。
本当に人間不信。
でもそんなのに動じないけど

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以前にもブログでご紹介したことがあります。

(参考。当ブログ)
2016年11月11日

哲学者のセネカが人生について語っています。

われわれは短い時間をもっているのではなく、実はその多くを浪費しているのである

われわれは短い人生を受けているのではなく、われわれがそれを短くしているのである

香西咲さんは人の何倍も稠密(ちゅうみつ)な(濃い)人生を生きています。
自分で人生を長くしています。
すばらしい人生です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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