月別アーカイブ: 2017年11月

出演強要は人身取引です。政府もアメリカも同じ認識です。泥濘から脱出した香西咲さんはいま正社員として活躍されています。業界人も清い生き方を見習ってほしいものです

当ブログで何度もとりあげております。
アメリカは、今年になってはじめて、日本の出演強要問題に言及しました。
ふれた回数は2回です。

(確認)
日時 2017年3月3日 
発表 アメリカ国務省
書名「2016年人権報告書」

日時 2017年6月27日
発表 アメリカ国務省
書名「2017年人身取引報告書」

いずれも、アメリカ国務省が発表しました。
同省は、アメリカ合衆国の外交関係をつかさどる行政機関です。
それぞれの報告書のなかから出演強要に関する部分をみてみます。

2017年3月3日
 ~「2016年人権報告書」

「2016年国別人権報告書―日本に関する部分」より引用。改行を施しています。)

2016年 人権報告書
<2017年3月3日>

NGOは、企業が女性や、いくつかの事案では男性に対し「モデル」契約と偽り、ポルノビデオへの出演を義務付けた多数の事案を報告した。
こうした女性や男性がビデオ出演を拒否すると、これらの企業は違約金の支払いを要求した。
ポルノビデオに出演させるために女性を派遣した大手芸能事務所の代表者たちを警察が逮捕した事案が2件あった。
そのうち1件について、裁判所は6月、事務所の社長と社員に罰金を科した。
警察は10月、もう一方の事案を検察に送致したと発表した。

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(再掲)
警察が逮捕した事案が2件あった

正確には、逮捕が1件、書類送検が1件です。

2017年6月27日
 ~「2017年人身取引報告書」

「2017年人身取引報告書(日本に関する部分)」より引用。改行を施しています。)

2017年 人身取引報告書
<2017年6月27日>

モデルや芸能事務所の中には、詐欺的な募集手段を用いて、日本人女性および男性に不明瞭な契約書に署名するよう強要し、その後、契約違反、あるいはその他の法的手段を取ると言って脅し、ポルノ素材の製造のために性行為を強制する事務所もある。

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(3月3日。アメリカ人権報告書)
『モデル』契約と偽り、ポルノビデオへの出演を義務付けた

(6月27日。アメリカ人身取引報告書)
詐欺的な募集手段を用いて、日本人女性(略)に不明瞭な契約書に署名するよう強要

まさにこいつらの手口です。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他
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アメリカは、人身売買(人身取引)に対して、どのような対応を考えているのでしょうか。
日テレNEWSの記事を参照します。

(2017年6月28日 日テレNEWS24「“人身売買”報告書 中国『最低』に格下げ」より引用。改行を施しています。)

イバンカ大統領補佐官
「母親の立場から見て(人身売買の撲滅は)優先すべき政策だ」

一方、日本については、女性や男性がアダルトビデオに強制出演させられている事例をあげたほか、女子高校生による援助交際が続いていることなどを問題視している。
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つぎは、AFP通信の記事です。

(2017年6月28日 AFP「米人身売買報告書、中国は最低ランク 米外交 人権重視に変化か」より引用。改行を施しています。)

イヴァンカ(イバンカ) 大統領補佐官

報告書の発表に際し、トランプ大統領の長女で大統領補佐官のイヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)氏は、すべての政府には人身売買に加担した人物を訴追する責任があると述べた上で、
「人身売買を終わらせることはトランプ政権にとって外交上の主要な優先課題だ」
と述べた。

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(再掲。イバンカ大統領補佐官)
政府には人身売買に加担した人物を訴追する責任がある

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他
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日本は今年、念願の人身取引議定書を締結することができました。
発効日は2017年8月10日です。
この条約を結んだことによって、日本は、以下の義務をはたす必要があります。

人身取引議定書【説明書】より、引用。)

人身取引議定書(説明書)
<2017年8月10日~>

(1)人身取引に係わる行為を犯罪として定めること
(2)人身取引の被害者に対し、
(イ)私生活及び身元関係事項の保護
(ロ)訴訟上の手続きに関する情報の提供
(ハ)適当な住居、カウンセリング、医学的援助等の提供等、被害者を保護するための措置をとること
(3)人身取引の被害者の送還を容易にし、及び受け入れること。
(4)情報交換等の分野において国際協力を促進すること。
(5)人身取引を防止するために、国境管理の強化、旅行証明書の安全管理等の措置をとること。

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(再掲。イバンカ大統領補佐官)
母親の立場から見て(人身売買の撲滅は)優先すべき政策だ

アメリカは、今年になって、出演強要は人身取引(人身売買)である、としました。
言われた側の日本はどうなのでしょう。
人身取引(人身売買)の類型に、出演強要がふくまれているのでしょうか。

出演強要は、人身取引(人身売買)なのか?

政府は、5月30日に、人身取引対策推進会議を開催しました。
この席で、加藤勝信男女共同参画担当大臣が、つぎのようにのべました。

(2017年5月30日 人身取引対策推進会議「議事録」より引用。)

<3ページ>
加藤勝信 男女共同参画担当大臣

また、アダルトビデオ出演強要問題については、今月(5月)19日に「今後の対策」を策定いたしました。
この問題については、今回新たに人身取引関連事犯として年次報告に盛り込まれたものであり、今後、関係府省が連携して、取締り等や教育・啓発の強化、相談体制の充実等にしっかり取り組んでいく必要があります。
引き続き各大臣の御協力をお願いいたします。

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政府は、出演強要は人身取引である、と確言しました。
年次報告をみますと、詳細な記述がなされています。

2017年5月30日 「人身取引対策に関する取組について(年次報告)
<出演強要に関するもの>
 ・11ページ 【事例3】
 ・29ページ ④いわゆるアダルトビデオ出演強要問題に対する厳正な対応
 ・44~45ページ ③NGO、IOM等との連携

もう一度、一連の流れをふりかえってみます。

<2017年>
3月3日
アメリカ国務省が「人権報告書」を発表する。
『モデル』契約と偽り、ポルノビデオへの出演を義務付けた
  
5月30日
日本政府は人身取引の範疇に、出演強要を付け加える。 
 出演強要人身取引
  
6月27日
アメリカ国務省が「人身取引報告書」を発表する。
イバンカ大統領補佐官が、
政府には人身売買(人身取引)に加担した人物を訴追する責任がある
とのべる。
  
8月10日
人身取引議定書が発効する。
これにより日本は、「人身取引に係わる行為を犯罪として定めること」が義務づけられた。
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現在、政府は、出演強要被害に対応する法律を作成しています。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

<9ページ>
内閣府、関係府省

(1) 被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

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3年前-

実は、日本は、3年前の2014年に、人身取引を根絶する、と宣言しました。

(参考)
2014年12月16日 「人身取引対策行動計画2014」

このときはだれも、出演強要がこの世に存在すると思っていませんでした。
被害者の方々をのぞいては。
人身取引対策行動計画2014をみてみます。

<1ページ>
人身取引対策行動計画2014

人身取引は重大な人権侵害であり、人道的観点からも迅速・的確な対応が求められている。
これは、人身取引が、その被害者に対して深刻な精神的・肉体的苦痛をもたらし、その損害の回復は非常に困難だからである。
また、人身取引は国境を越えて行われる深刻な犯罪であり、人身取引対策に対する国際社会の関心は高い。

政府では、こうした関心を背景に、平成26年12月、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた「世界一安全な国、日本」を創り上げることの一環として、人身取引対策に係る情勢に適切に対処し、政府一体となって総合的かつ包括的な人身取引対策に取り組んでいくため、「人身取引対策行動計画2014」(以下「行動計画2014」という。)を策定し、これに基づいて対策に取り組んでいる。

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法務省の解説がわかりやすいです。

(法務省「人身取引をなくしましょう」より引用。)

法務省

(前略)、平成26年12月には、新たに「人身取引対策行動計画2014」が策定され、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた「世界一安全な国、日本」を創り上げることの一環として、人身取引対策に係る情勢に適切に対処し、政府一体となってより強力に、総合的かつ包括的な人身取引対策に取り組み、人身取引の根絶を目指すこととされています。

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オリンピックまで、あと3年です。
遅くてもこのときまでには出演強要が消滅していることでしょう。
こいつらとともに。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他
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愚かなやつらです。
この世で悪が栄えた例(ためし)はありません。
ドイツのヒトラー(1889年~1945年)は追いつめられて、最後、拳銃で自殺しました。
遺言どおり、遺体は、ガソリンをかけられて燃やされました。
ヒトラーが権勢をふるっていたころのことです。
人々はジョークを言って憂(う)さを晴らしました。

(宮田光雄著「ナチ・ドイツと言語」岩波新書より、引用。改行を施しています。)

ナチ政権成立後まもなく、ヒトラーがある精神病院を訪ねた。
患者たちはかたまって整列させられ、長い訓練を経てまことに見事に、いっせいに手をあげて<ドイツ式敬礼>を行った。
しかし、ヒトラーは、まだ二、三人の腕が敬礼のためにあげられていないのを見とがめて、
「どうして敬礼しないのか」
と尋ねた。
彼の受け答え。
「総統! 私たちは看護人であります。気が狂っているのではありません」

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(再掲)
患者たちは(略)いっせいに手をあげて<ドイツ式敬礼>を行った

精神病院の患者とは、業界人のことです。

(再掲)
私たちは看護人であります。気が狂っているのではありません

看護人は香西咲さんです。
業界人のような生き方を拒みました。
みずからのちからで泥濘(でいねい)を脱出しました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2017年11月24日>

ちなみに私は正社員雇用三日目。
今日も研修のような状態でお世話になってますが楽しいです。

あの業界、特に前の事務所で会った人達とは笑顔が違う。人相も全く違う。屈託のない笑顔を見るのは久しぶり。
別世界。

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業界人にはとうてい真似のできない生き方です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

本日、AVをほめそやす記事を掲載した朝日新聞に対して抗議文を郵送しました。朝日新聞は、香西咲さんたち被害者の痛みがわからないのでしょうか

本日、朝日新聞東京本社の編集局宛に抗議文を郵送しました。

(宛先。朝日新聞東京本社)
郵便番号 104-8011
住所 東京都中央区築地5-3-2
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もちろん、本名で送りました。
匿名ではありません。
封書と書面には、郵便番号、住所、氏名(本名)、電話番号のすべてを記しました。
抗議の対象は、朝日新聞の11月21日の夕刊に掲載された記事です。

(参考)
2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」

2017年11月21日 朝日新聞
 ネット版「『AVは演出、勘違いしないで』 紗倉まなさんが語る性」
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いずれも中身は同じです。
タイトルがちがうだけです。

朝日新聞では、問い合わせのためのフォームをもうけています。

(引用)
朝日新聞に関するお問い合わせは、以下の入力フォームで受け付けております

お問い合わせ(新聞、催事など)
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封書のほかに、問い合わせフォームからも、同じ内容のものを送ろうと考えました。
書き上がった文書は、A4版の用紙で5枚です。
文字だけではなく、朝日新聞の過去の記事をスキャンした画像もふくまれています。
問い合わせフォームの但し書きをみましたところ、1,000文字以内、との制限がもうけられていました。
ネット送信は断念しました。
抗議文の内容は、出演強要被害に対する朝日新聞の姿勢についてです。
このことだけを書きました。
記事に登場する紗倉まなさんというかたの物言いに関しては、いっさいふれていません。
どのようなかたか存じませんし、興味もありませんので。
書面には、以下のようなことを記しました。
概要をご紹介します。

 実際に送ったものとはちがいます。文意をそこなわない程度にリライトしています。)

2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」
——————————————————–

記事を拝見しました。
読了後、自身の内に後味の悪いものが残りました。
朝日新聞の見識をうたがいます。
AVは表現のひとつである、という考え方があります。
そのことにつきましては、今回、論じません。
問題となるのは、AVの制作についてです。
産経新聞の記事を参照します。

(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。)

<一部分を引用>
産経新聞
コンビニに入ると、成人雑誌が簡単に目に入る。
成人向けDVDが付属したものも多い。
「日本を視察した国際オリンピック委員がこの光景に顔をしかめた」
との報道もあり、多くの外国人の訪日が見込まれる東京五輪までに何らかの規制が必要だという声もある。
規制の是非は出版の自由などとの兼ね合いもあり、ここではおく。
ただ、そうした雑誌の表紙を見るたびに「ここに写っている女性の中には、意に反している人もいるのでは」という疑問がわく。
アダルトビデオ(AV)出演強要問題が頭にあるためだ。
(中略。)
ただ、AV業界には風営法は適用されず、監督官庁もない。
制作現場では違法行為が横行しているとも聞く。
意に反して出演させられる女性が少しでも減ることを願う。

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制作現場では違法行為が横行している
AVの制作過程で犯罪がおこなわれているのは周知の事実です。
もう一度、朝日新聞の記事をみてみます。

2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」
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当該記事は、AV撮影の違法性を問題にしていません。
それどころか、AVを礼賛しています。
AVは鮮麗な文化である、と。
朝日新聞は犯罪を許容する媒体なのでしょうか。
現在も、出演強要問題が喧(かまびす)しいです。
国民の大多数は、強要をゆるさない、と憤っています。
政府も、総理大臣を先頭にして、この問題の解決にとりくんでいます。
先述しましたように、ぼくが問題にしているのは、表現の自由ではありません。
制作の段階でおこなわれている犯罪です。
ご承知のとおり、女性は最初、モデル、タレント、パーツモデル、チャットレディーとして勧誘されます。
スカウトやプロダクションの目的はちがいます。
AVへの出演です。
やがて女性は籠絡されます。
そのさいの手段としてもちいられるのが、
「AVに出るとタレントやモデルになれる」
「有名になれる」
というものです。

2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」
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今後、プロダクションは、女性を説得するさいに、朝日新聞の記事をつかうはずです。
何も知らない女性は、
「AV女優というのは朝日新聞に掲載されるほどの存在なんだ」
と思うかもしれません。
吸い寄せられるようにして契約書にサインをする女性も出てくることでしょう。
もしもこのようなことになれば、朝日新聞が出演強要に荷担している、ということになります。
騙された女性は、撮影という名目で、日々犯罪がおこなわれている現場へ移送されます。
朝日新聞はクオリティーペーパーの筆頭です。

2017年11月21日 朝日新聞
 夕刊「(オトナの保健室)主体的に、性と向き合う 女子組」
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矜持があるのならば、犯罪を助長するような振る舞いはやめてください。
現在も、出演をした多くの女性が苦しんでいます。
5月1日の朝刊に掲載された記事は出演強要問題の核心をついていました。

2017年5月1日 朝日新聞
「AV出演強要、被害者の告白が官邸の中枢を動かした」

 本日、朝日新聞へ送った抗議文には、朝刊の記事をスキャンしたものを添付しました。タイトルは、「AV強要被害 SOSに共鳴」です。)
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1月13日の「耕論」も、両論併記とはいえ、問題点が昭然となっていました。

2017年1月13日 朝日新聞
「(耕論)AVへの出演強要 伊藤和子さん、中里見博さん、青山薫さん」
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朝日新聞社のwithnewsも精力的に出演強要問題をとりあげています。

2017年11月17日 withnewsAV強要
 「『未成年の被害者』 やめた後も毎日検索 『身バレ』の恐怖」

2017年11月16日 withnews
 「AV強要『未成年の被害者』 罪悪感で泣いたのに『嬉し涙』と宣伝」

2017年11月15日 withnews
 「AV強要『未成年の被害者』 会って数時間でデビュー『逃げられない』」
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これまでの記事とくらべますと、今回の記事はあまりにも癖して(かたよって)います。
出演強要被害は、女性に非がなくても、奸計(悪だくみ)によって引き込まれる重大犯罪です。
犯罪に荷担するのではなく、ふたたび出演強要問題にとりくまれることを念願します。
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本日、おおよそ以上のような内容の書面を郵送しました。
 実際に送ったものとはちがいます。いまご覧になられたものは、文意をそこなわない程度にリライトしています。)

<朝日新聞>
お問い合わせ(新聞、催事など)

義憤を感じておられるかたは、ぜひ、こちらのフォームからご意見をお送りしていただければ、と思います。
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ここではなしがかわります。
ぼくは窮地に陥ったとき、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のある場面を頭にうかべます。

秋本治著「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(集英社刊)

(第82巻。『スーパーエディター両津!の巻』より、引用。)
<28ページ>
主人公の両津勘吉は、出版社で、写真集を編集するアルバイトをしていました。
エディターの仕事は、はじめてです。


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<29ページ>
小火(ぼや)の原因は、タバコの不始末です。


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社員がいっせいに逃げ出します。
主人公の両津勘吉がこれを制しました。

<29ページ>

秋本治著「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(集英社刊)
<第82巻『スーパーエディター両津!の巻』より>
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「逃げてはいかん!」

ぼくはこれまで、何度も、このことばにすくわれました。

香西咲さん
<2016年7月24日>

ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ
逃げる事はいつでも出来るんですよね。
立ち向かえるのは今だけ。
フラッシュバック等受け入れて下さるmanjiさんの様な方々に感謝致します。

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香西咲さんも逃げませんでした。

「逃げてはいかん!」

居つづければ、可能性がのこっています。
アメリカにパール・S・バックという女流作家がいます。
つぎのことばが印象的です。

不可能とは、
「今は不可能」
ということでしかない。

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逃げなければ、不可能を可能にすることができるかもしれません。
あとは、行動です。

(2016年7月26日 渋谷のラジオ「AV強要被害の実態・手口と被害を防ぐ方法、私たちにできること」より、引用。)

(参考。当ブログ)
2017年9月7日

金尻カズナ PAPS 相談員

何もしないというのが、実は、いちばんよくないことなんですね。
何かをしないと、かわらない

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香西咲さんは逃げずに行動しました。
いま日本はおおきくかわろうとしています。
不可能が可能になろうとしています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい」。香西咲さんにはまだ時間があります。時効が残っています。犯罪者たちが強姦罪で逮捕されることを切望します

今朝、香西咲さんのツイートを拝見しました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月28日
喜田村洋一弁護士曰く
強姦罪 5年
強要罪 5年
私は時効を過ぎてしまいこの罪状では被害届を出す事も出来ませんでした。

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ぼくは血の気をうしないました。

(再掲)
強姦罪 5年
私は時効を過ぎてしまいこの罪状では被害届を出す事も出来ませんでした

何度も見直しました。
たしかに、強姦罪が、「5年」と記されてます。
以前にもブログでふれました。
強姦罪の法定刑は、3年以上20年以下の有期懲役です。

(参考。刑法)
第177条
暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期懲役に処する。13歳未満の女子を姦淫した者も、同様とする。

第12条
懲役は、無期及び有期とし、有期懲役は、1月以上20年以下とする。
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20年以下の有期懲役ですので、刑事訴訟法第250条2項3号により、時効はつぎのようになります。

(参考。刑事訴訟法)
第250条
1.時効は、人を死亡させた罪であつて禁錮以上の刑に当たるもの(死刑に当たるものを除く。)については、次に掲げる期間を経過することによつて完成する。

 1.無期の懲役又は禁錮に当たる罪については30年
 2.長期20年の懲役又は禁錮に当たる罪については20年
 3.前二号に掲げる罪以外の罪については10年

2.時効は、人を死亡させた罪であつて禁錮以上の刑に当たるもの以外の罪については、次に掲げる期間を経過することによつて完成する。

 1.死刑に当たる罪については25年
 2.無期の懲役又は禁錮に当たる罪については15年

 3.長期15年以上の懲役又は禁錮に当たる罪については10年
 4.長期15年未満の懲役又は禁錮に当たる罪については7年
 5.長期10年未満の懲役又は禁錮に当たる罪については5年
 6.長期5年未満の懲役若しくは禁錮又は罰金に当たる罪については3年
 7.拘留又は科料に当たる罪については1年

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ご覧のとおり、強姦罪の時効は10年です。
参考のため、今年の国会での質疑もみてみます。

(2017年6月2日 衆議院「第193回国会 本会議 第31号」より引用。)

井出庸生 衆議院議員

現行法では、強姦罪の公訴時効期間は10年、強制わいせつ罪は7年ですが、未成年への強姦行為等については、成人した後に被害を認識できるようになる可能性もあります。
時効を延ばすことについては、証拠の散逸等から否定的な考えもありますが、児童ポルノ被害の深刻化などに鑑みれば、被害者が成人もしくは自立してからでも被害申告ができるように、未成年者を対象に、時効を一定年数停止することも重要な検討事項と考えますが、見解を伺います。

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強姦罪の時効は10年です。
昨年、香西咲さんは、時効に関する話題をツイートをされていました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年10月12日
強姦罪3年
強要罪3年
時効さえ経ってしまえば悪い人も『よっしゃ』って鷹を括ってるんだろうなぁ。
#法改正を願う

香西咲さん
2016年10月21日
教えて頂きありがとうございます。
日本もアメリカを見習って頂きたいですね。
強要罪、強姦罪、共にたったの3年で時効ですから。

香西咲さん
2016年11月16日
そうこうしている間に3年や5年などあっという間に時効が経ち、犯罪者は何も無かったかの様に何食わぬ顔で一般人に戻るのです。
個人的な経験上、PTSDの専門家の承認が降りた場合には強姦罪強要罪等の時効には10年或いはPTSD完治迄の猶予を認めていただきたいと切に願います。

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(再掲)
強要罪3年

こちらについては、ただしいです。

(参考。刑法)
第223条
生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役に処する。
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強要罪は微罪です。
先ほどの刑事訴訟法の規定にあてはめてみます。
6.長期5年未満の懲役若しくは禁錮又は罰金に当たる罪については3年

強要罪の時効は、3年となります。

(再掲)
強姦罪3年

こちらはちがいます。
今回もそうです。

(再掲。香西咲さん)
喜田村洋一弁護士曰く
強姦罪 5年
強要罪 5年
私は時効を過ぎてしまいこの罪状では被害届を出す事も出来ませんでした。

(ブルーノ飯さんのツイートより、引用。)

ブルーノ飯さん
<2017年11月28日>


旧強姦罪の公訴時効は十年ですね
香西さんの弁護士って大丈夫?
ですよね

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何度も、恐縮です。
強姦罪の時効は10年ですので、あきらめずに行動されることを念願します。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年11月16日>
またAV前事務所に強要されたAV撮影や性接待ですが、私は現在PTSDを伴っている為に弁護士の見解によると
『今の私では裁判に立ち向かう体力と精神力が無い、まずは身体を優先すべき』
と判断しています。
専門家にお聞きした所、PTSDは快復迄に最低でも1年それ以上かかると仰ってました。

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1年前、香西咲さんは、このようにツイートされました。

(再掲)
今の私では裁判に立ち向かう体力と精神力が無い、まずは身体を優先すべき

プロダクションから2,460万円の違約金を請求された女性がいます。
裁判になりました。
結局この女性は、一度も出廷しませんでした。

(2016年1月21日 週刊朝日「“AV出演”被害が急増 高校生から狙う悪質プロダクションの恐怖」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
週刊朝日
この裁判が画期的だったのは、被告の女性(A子さん)が裁判所に一度も出廷する必要がなかったことだ。
被告女性が出廷を望んでいなかったため、弁護士が手続きし、裁判長も「その必要はない」と判断。
裁判で事実を説明することは、女性にとってとてもハードルが高い。

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性犯罪の裁判の場合は、プライバシー等、いろいろと配慮がなされます。
来るべき裁判におかれまして、香西咲さんが勝訴されることを願っております。
政府は出演強要に対して強姦罪を適用すると明言しています。
弓田竜弁護士のブログをみてみます。

(2017年4月1日 弁護士R.Yの刑事事件ブログ「AV出演強要には強姦罪が適用される方針」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
弓田竜 弁護士

AVにおいては、例えば業者側の事務所で1人に対し多人数で応じ、高額な違約金への言及や「(拒否したら)親に伝える」などと言いつつ長時間にわたり執拗に勧誘を続けて出演させた場合には、暴行・脅迫があるとして強姦罪の成立する可能性があります。

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政府の方針は強姦罪の適用です。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

警察庁

2 取締り等の強化
(4) 各種法令を適用した厳正かつ積極的な取締り等の推進

① 警察において、関係機関等とも連携し、関係機関等から警察に提供のあった情報も踏まえ、アダルトビデオ出演強要問題については、強姦罪、強要罪、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和 60 年法律第88 号。以下「労働者派遣法」という。)等の、「JKビジネス」問題については、労働基準法(昭和 22 年法律第 49 号)、児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)等の各種法令を適用した厳正な取締りを推進する。
(警察庁)〔平成 29 年4月~〕

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。)

警察庁から全国の警察への通達

各種法令の適用を視野に入れた取締りの推進

アダルトビデオの契約、出演等に係る相談、被害申告、情報提供等を受理した際は、強姦罪等の性犯罪、強要罪、傷害罪、暴行罪、脅迫罪等の違法行為が介在する際の取締りはもとより、職業安定法(昭和22年法律第141号)第63条第2号(有害業務就業目的の職業紹介等)、労働者派遣業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和60年法律第88号。以下「労働者派遣法」という。)第58条(有害業務就業目的の労働者派遣)、労働基準法(昭和22年法律第49号)第5条(強制労働の禁止)、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第34条第1項第6号(児童に淫行をさせる行為)その他関係法令の適用を視野に入れた取締りを推進すること。

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孔子

「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい」

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まだ時効が残っています。
香西咲さんの勝利を願っております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

香西咲さんのように高潔なかたもいらっしゃれば、業界の悪行の糊塗にいそしんでいる女優もいます。「身近な人からは強要の話を聞いたことがない」。愚かです

当ブログで何度もふれています。
消費者庁は業界に対して、消費者契約法の適用を通告しました。

(2017年9月27日 第89回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より引用。)

<20~21ページ>
川合 消費者庁 消費者制度課政策企画専門官

施策としては、大きく2点ございます。

まず1点目、アダルトビデオの出演契約が消費者契約に該当する場合、こちらについては消費者契約法に基づきまして、その締結した契約を取り消すことが可能である場合があるということなどを業界関係者に周知する。

次に、適格消費者団体がこのような不当な勧誘などに対して実効的に差止請求ができるよう環境整備を図るということでございます。

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差止請求につきましても、着々と準備がすすめられています。

(参考。当ブログ)
2017年11月3日

いまから約1年半前のことです。
2016年5月26日に、参議院議員会館で、出演強要問題を考えるシンポジウムが開催されました。

(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)

伊藤和子 HRN事務局長
<2016年5月27日>

(参考。HRNのホームページ)
院内シンポジウム: AV出演強要被害の被害根絶を目指して
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毎日新聞の記事を参照します。

(2016年5月27日 毎日新聞「AV強要『芸能活動、実は…』被害女性が実態語る」より引用。)

<一部分を引用>
毎日新聞
芸能活動などの契約など結んだ女性が、アダルトビデオへの出演を強要される被害を考えるシンポジウムが26日、参議院議員会館(東京・千代田区)で開かれた。
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集会の様子はYouTubeにアップされています。

(参考。YouTube)
20160526 AV出演強要被害の被害根絶を目指して

動画のなかから、梅村さえこ衆議院議員(当時)の発言を文字化させていただきます。

(※1時間31分44秒のあたりから。音声の文字化は筆者。)
<シンポジウム(2016年5月26日)>
梅村さえこ 衆議院議員(当時)
ご参加のみなさん、こんばんは。
発言の機会をあたえていただき、本当にありがとうございます。
わたくし、日本共産党衆議院議員の梅村さえこ、ともうします。

先ほど、同僚議員の池内さおりさんからもおはなしがありましたけれども、この間、一緒にこの問題を国会内でもとりくんでまいりました。

池内議員は内閣委員会で質問をしましたけれども、わたしは消費者特別委員会に参加をしていますので、4月28日にちょうど消費者契約法と特商法(特定商取引法)の改正の議論がありましたので、たいへん短い時間でありましたけれども、このなかでとりあげさせていただきました。
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梅村さえこ前衆議院議員は、昨年の4月28日の消費者問題特別委員会で、出演強要問題について質問しました。

(参考)
動画 衆議院インターネット審議中継
 ~2016年4月28日 消費者問題特別委員会

会議録 衆議院
 ~2016年4月28日 第190回国会 消費者問題に関する特別委員会 第5号

<シンポジウム(2016年5月26日)>
梅村さえこ 衆議院議員(当時)
で、伊藤(和子)弁護士からおはなしをうかがってから質問まで、たいへん時間がかかってしまったんですけれども、その間、消費者庁とも、何度も何度も、質問にいたるまでは、やりとりをさせていただきました。
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ぼくは唸(うな)りました。
たとえば、ほかの政党の議員ですと、官僚をよびつけて質問内容を考えてもらう、というようなこともおこなっています。
梅村議員はこの種のものたちとちがうようです。

(再掲。梅村さえこ衆議院議員)
消費者庁とも、何度も何度も、質問にいたるまでは、やりとりをさせていただきました

気概を感じます。

<シンポジウム(2016年5月26日)>
梅村さえこ 衆議院議員(当時)
で、いちばん今回、時間が短かったので、目標にしていたのは、労働者性がみとめられない問題については消費者被害としてしっかりと位置づけるべきだ、と。
たいへん大きなはなしなのですけれども、まず、そこをしっかりとみとめてほしい、ということで交渉とか質問をしてまいりました。

もう、いま、くわしい中身はシンポジウムのほうでご報告いただいたとおりですけれども、まずは、消費者庁も被害を知らない、ということにびっくりをいたしました。
そして、もう、端(はな)から
消費者被害としてはこれはあつかえない
ということであったんですけれども、じゃあ、どこが救うんだ、と。
どこも救うことができないんだ、と。

あの、実際に国民生活センターなどに寄せられている声では、若年層のみなさんや、まあこういう契約ではないですけれども、単発ではいっぱいいいっぱい相談ごとがあるわけですね。

ですから、
「そこの初期の段階で食い止めればこんな深刻な被害にならないんじゃないか」
ということを事前に消費者庁とやりとりをさせていただくなかで、
「いまの法のなかではまだまだ限界がありますけれども、そこから救っていく必要がある」
と。

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国会でのやりとりをみてみます。

(2016年4月28日 衆議院会議録「第190回国会 消費者問題に関する特別委員会 第5号」より、引用。)

<消費者問題特別委員会(2016年4月28日)>
梅村さえこ 衆議院議員(当時)

そこで伺いますが、声をかけられる女子高校生たちは、情報を余り持っていません。
明らかに情報量の格差があります。
そういう点でいいますと、消費者契約法で言う消費者と業者の関係にあると言えるのではないか、この分野での救済の対象にすべきではないか、ならないのか、このことを強く思いますが、いかがでしょうか。

<消費者問題特別委員会(2016年4月28日)>
井内正敏 消費者庁審議官

(略)、例えば、声をかけられた女性の方が単発でビデオに出演する契約を締結するような事例については、消費者契約法の適用があり得ると考えております。

<消費者問題特別委員会(2016年4月28日)>
井内正敏 消費者庁審議官

特定商取引法の方では、仕事を提供するので収入が得られるなどと誘引いたしまして、仕事に必要であるとして、商品を販売したり、役務を提供する等をして金銭負担を負わせる取引、これを業務提供誘引販売取引として規制対象としております。

東京都の事例でございますが、読者モデルを募集などをするということで声をかけて若い女性を呼び出しまして、十万円の事務所登録契約をさせていた芸能事務所に対しまして、この特定商取引法の業務提供誘引販売に該当するとした上で、不実告知、断定的判断等の不適切な取引行為を認定し、結果的に6カ月の業務停止命令を行ったという事例がございます。
これは昨年の3月の処分でございます。

——————————————————–

<シンポジウム(2016年5月26日)>
梅村さえこ 衆議院議員(当時)
(消費者庁からは)単発であれば、一部適用することもありうるんじゃないか」
ということは、言っていただく段階になりましたし、あと、
「特商法(特定商取引法)のなかでも誘引販売(業務提供誘引販売取引)ということで適用もある」
ということで、こういうことをですね、まずは若いみなさんにしっかりと知っていただく、そして被害を一日でも早く救済をする。

——————————————————–

梅村議員は、消費者庁の審議官から、
消費者契約法の適用があり得る
との答弁を引き出しました。
もちろん、当日、いきなり質問をぶつけて、この回答を得たのではありません。

(再掲。梅村さえこ衆議院議員)
消費者庁とも、何度も何度も、質問にいたるまでは、やりとりをさせていただきました

消費者庁も、被害を知らない

端(はな)から、消費者被害としてはこれはあつかえない、と

梅村議員は事前に消費者庁と折衝をおこなっていたのです。

<シンポジウム(2016年5月26日)>
梅村さえこ 衆議院議員(当時)
そして、もうひとつは、必要な法改正は知恵をしぼってしっかりとおこなっていく。
こういうことをですね、やっていきたいなというふうに思います。

みなさまのご努力にくらべたら、まだまだ国会の努力が遅れているというふうに思います。
今日ずっと、参加をさせていただきましたので、どういう点が法改正で必要なのかということも、しっかり専門家のみなさんから学ばせていただきながら、若いみなさんのですね、こういったもう一生にかかわるような被害をなくしていくという立場で一緒にちからを合わせていきたいと思います。

本当に、今日のシンポジウムの開催、おつかれさまです。
一緒にがんばっていきたいと思います。
ありがとうございます。

——————————————————–

梅村さえこ議員のひたむきな行動が、頑迷固陋(かたくな)であった消費者庁の態度をかえました。
一瞬、ぼくの脳裏に、「点滴石を穿(うが)つ」とのことばが過(よ)ぎりました。
もちろん梅村議員は、点滴でありません。
被害者をすくいたいとの一心が、消費者庁の官僚のこころをうごかしたのです。
「点滴石を穿(うが)つ」
そういえば、数日前、似たようなことを口にしているひとがいました。

(2017年11月21日 朝日新聞「『AVは演出、勘違いしないで』 紗倉まなさんが語る性」より引用。改行を施しています。)

紗倉まなさん

私はAV女優への偏見を打ち崩したいと、アイスピックで細々と削り取るような作業を続けています。

——————————————————–

(再掲)
私はAV女優への偏見を打ち崩したい

嗤(わら)うしかありません。
その前にやることがあるのではないでしょうか。

(2017年2月10日 AbemaTIMES「AV出演強要問題 女性スカウトが使う巧妙な手口とは」より、引用。)

紗倉まなさん

「身近な人からは強要の話を聞いたことがない」

(2016年3月29日発売 「週刊SPA!2016年4/5号」より、引用。)

紗倉まなさん

「女優の意志に沿わない撮影を強要されるようなことは、AVの影とは別次元の話だと思っています」

「私が見ているAV業界と、被害者が訴えているコたちが見ている業界は違うのでしょうか」

——————————————————–

このひとは本心でそう思っているのでしょうか。
孟子(B.C.372年~B.C.289年)によりますと、人は多かれ少なかれ、以下の4つの心(四端)をもっているそうです。

<四端>
・惻隠の心(人を不幸をみていられない心)
・羞悪の心(悪を恥じる心)
・辞譲の心(譲り合う心)
・是非の心(善悪を判断する心)

残念ながら、業界人には、四端がありません。
紗倉まなさんというかたも同類です。
経験論(帰納法)の代表者であるフランシス=ベーコン(1561年~1626年)は、心の曇りを取り除かなければ真実は見えない、と説きました。
曇りのことをイドラといいます。

(再掲)
私が見ているAV業界と、被害者が訴えているコたちが見ている業界は違うのでしょうか

このひとの心は曇っているようです。
ちなみに香西咲さんの心にはイドラがありません。
明鏡止水です。
曇りがなく、澄んでいます。
四端も備わっています。

<四端>
・惻隠の心(人を不幸をみていられない心)
・羞悪の心(悪を恥じる心)
・辞譲の心(譲り合う心)
・是非の心(善悪を判断する心)

惻隠の心(人を不幸をみていられない心)が常にある状態を「仁」といいます。
同様に、羞悪の心(悪を恥じる心)については、「義」です。

(参考)
・惻隠の心(人を不幸をみていられない心)→
・羞悪の心(悪を恥じる心)→
・辞譲の心(譲り合う心)→
・是非の心(善悪を判断する心)→

香西咲さんの心は、すでに、
「仁」、
「義」、
「礼」、
「智」、
に達しています。
紗倉まなさんというかたも香西咲さんを見習ってほしいものです。

(再掲)
私はAV女優への偏見を打ち崩したいと、アイスピックで細々と削り取るような作業を続けています

「私は業界内でおこなわれている犯罪を糊塗する作業を続けています」
のまちがいではないでしょうか。
こういうひとをみていると(新聞や雑誌などの写真でしか存じませんが)、香西咲さんの高潔さが一段と際立ちます。
香西咲さんは純白です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

12月1日から改正特定商取引法が施行されます。政府の身内から、出演強要に対応していない、との憂いが聞こえます。早晩、香西咲さんの望む法的対応がおこなわれるのは自明です

昨日、職業安定法と労働者派遣法についてふれました。
政府はいま、現行法を厳格に適用して業界を捕捉しようとしています。
たとえば、厚生労働省は、9月15日に、関係する法律を遵守するようにとの通達を出しました。

(参考。当ブログ)
2017年11月1日

ほかにも消費者庁が、消費者契約法の適用を周知しています。

(参考。当ブログ)
2017年10月30日
2017年10月31日

(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)

伊藤和子 HRN事務局長
<2017年11月25日>


この記事、かなり踏み込んで情報を盛り込んでおりますので、是非多くの方に読んでいただければと思っています

読了後、斉藤修さんと中村淳彦さんのことばが甦りました。
それぞれ参照します。

斉藤修さん(AV監督)

(2017年5月7日 弁護士ドットコム「『お上への反省態度、モザイクの濃さでわかる』ベテランAV監督が語る強要問題(下)」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
記者
業界側に追い詰められているという感覚はありますか?

斉藤修さん
どうかな・・・。
業界としては、結構、能天気なんじゃないですか。
(後略。)

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中村淳彦さん(ノンフィクション作家)

(2017年5月18日 週刊実話「AVが消える![後編] フリーライター・中村淳彦」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
中村淳彦さん
国家の抗議を受けているものの、現段階でAV業界は強気だ。
基本的に現行のものを“認定AV”とする。
(中略。)
(略)、業界は
「現状のAVはホワイトである」
徹底抗戦する構えだ。

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業界は、厚生労働省の通告をまもる気があるのでしょうか。
既出の伊藤和子HRN事務局長はつぎのようにのべています。

(2017年11月25日 Yahoo!ニュース「AV出演強要問題は今どうなっているか。 今も苦しみの中にいる被害者たち」より、引用。)

伊藤和子 HRN事務局長

厚生労働省は、今年9月15日付で出した「依頼」文書で、AV出演の勧誘、AV制作会社への女優の派遣がそれぞれ職業安定法、労働者派遣法に違反することを明記し、法令順守を依頼していますが、業界がこれをどう受け止めるのか、まだまだ不明です。

法令順守をするならば、すべてのAVプロダクションは、派遣事業者として許可を得なければならないし、許可基準を満たすために業務を適正化しなければならないはずですが、そのような話は聞いてことがありません

伊藤和子 HRN事務局長

そして、この(AV業界改革推進有識者委員会の)提案では、悪質なスカウトへの対応や、労働者派遣法、職業安定法の順守については一言も述べられていません。

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業界が法律を無視してこのまま犯罪をつづけると、どのようなことが生起するのでしょうか。
政府はすでに答を用意しています。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

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「関係者による自主的な取組の進捗状況の状況も踏まえ法的対応を検討する」

業界が自浄をおこなわないのならば法律をつくって対応する。
政府はそう明言しています。
AV業界改革推進有識者委員会が10月4日に公表した新ルールは、来年の1月から実施されます。

「関係者による自主的な取組の進捗状況の状況も踏まえ法的対応を検討する」

政府による審判の日がちかづいてきました。
キリスト教などの終末論によりますと、地球最後の日に人間は、天国と地獄にふりわけられる、とされます。
最後の審判です。
11月17日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」で、中村淳彦さんが、業界人の行く末を暗示されていました。

あ、だから、明朗会計にするって、AV業界の第三者委員会が、『明朗会計にしなさい』っていうか、『契約書を蒔(まき)直し(改めて始めからやり直し)なさい』っていう提案をしているんだけど、それはもう、足並みそろわないですね、当然

はたして政府は、業界人に対してどのような審判をくだすのでしょうか。
——————————————————–

上述しましたように、政府は、まず、現行法によって被害をくいとめようとしています。
具体的には、刑法、職業安定法、労働者派遣法、労働基準法、消費者契約法などの運用です。
HRNはこれ以外にも、特定商取引法の適用をもとめています。

(2016年3月3日 HRN「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」より、引用。)

<34ページ>
HRN(2016年3月3日)
特定商取引法の改正案
当面の救済策として、特定商取引法について、同法の対象となる取引類型として新たに、「特定継続的役務供給」を加え、消費者が役務を供給する形態の消費者被害を救済対象とし、AV被害を加える改正案を提案すること

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改正特定商取引法は、昨年の5月25日に成立しました。
施行は、本年の12月1日からです。

(参考)
わたしは消費者

(確認。特定商取引法)
2016年5月25日 成立
  9日後
2016年6月3日 公布
  約1年半後
2017年12月1日 施行

改正特定商取引法は、まもなく施行されます。
こうしてみてみますと、約1年半もの長きにわたって周知されていたことになります。
同法の改正案が成立したのは、昨年の5月です。
このころはちょうど、出演強要問題が人々の間に知れ渡ってきた時期です。
香西咲さんによる週刊文春での告発はまだおこなわれていません。
出演強要問題が法律にもりこまれることはありませんでした。

(2017年6月27日 朝日新聞「美容医療が解約可能に トラブル相次ぎ 12月から」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
朝日新聞
政府は27日、美容医療でもクーリングオフを可能とする特定商取引法の政令改正を閣議決定した。
これまでエステサロンによるサービスの長期契約は解約できたが、美容医療もトラブル相談が多発していたため規制対象に追加された。
今年12月1日以降に契約したものから適用される。
(略。)
対象となる施術は「脱毛」や「脂肪の溶解」「歯の漂白」など5種類。
中途解約では、それまでに受けた施術分の料金は支払いが必要だ。

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東京新聞もみてみます。

(2017年7月1日 東京新聞「自らを守る意識が必要 隙間や課題見える改正特定商取引法首都圏」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
唯根妙子(ゆいね・たえこ) 一般財団法人日本消費者協会専務理事
今回の改正では、業務禁止命令を受ける悪質事業者の対象範囲が使用人や子会社、兄弟会社にまで広げられ、所在不明の違反事業者も処分、刑事罰が強化される。
そして行政処分された事業者は被害者へ通知、返金する等の消費者被害救済措置が講じられる。
さらに在宅の高齢者が狙われる電話勧誘販売に過量販売規制が導入、通信販売の「FAX広告」は希望者以外への送付が禁止となる。

唯根妙子(ゆいね・たえこ) 一般財団法人日本消費者協会専務理事(2017年7月1日)

とはいえ、近年インターネット通販での国内事業者を装う悪質な海外事業者、タレント・モデル募集をうたってスカウトした若い女性や児童にアダルトビデオ出演等を強要させる事業者、土地持ちの高齢者にアパート兼自宅の建設を強引に契約させ解約希望すると高額な違約金を要求するような悪質事業者。
これを取り締まることはできない。

なぜなら、タレント契約もアパート建設契約も消費者ではなく、仕事や経営者という事業者間契約で、消費者法の手の届かない、まさに法の隙間を突いた契約となってしまうからである。
今回の改正は一歩前進も見られるが、まだまだ課題の多い内容といえるだろう。

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(2017年7月1日。唯根妙子 一般財団法人日本消費者協会専務理事)
「タレント・モデル募集をうたってスカウトした若い女性や児童にアダルトビデオ出演等を強要させる事業者を取り締まることはできない」

「タレント契約は、消費者ではなく、仕事という事業者間契約で、消費者法の手の届かない、まさに法の隙間を突いた契約となってしまうからである」

日本消費者協会の専務理事が、出演強要問題に言及しました。
さらに、
「今回の改正は一歩前進も見られるが、まだまだ課題の多い内容といえるだろう」
と慨嘆しました。

(確認。特定商取引法)
2016年5月25日 成立
  9日後
2016年6月3日 公布
  約1年半後
2017年12月1日 施行

おそらく政府も、同様の認識であろうと考えます。

(再掲。唯根妙子 一般財団法人日本消費者協会専務理事)

「タレント・モデル募集をうたってスカウトした若い女性や児童にアダルトビデオ出演等を強要させる事業者を取り締まることはできない」

消費者問題の当事者が、法の欠缺(適用すべき法の規定が欠けていること)をみとめています。
法的対応は必定である(かならずそうなると決まっている)、と考えます。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年10月3日>

(前略。)
但しMUTEKIの様な元芸能人レーベルは桁違いに儲けることもあるので元タレントを騙そうとする悪人が居るのも事実です。
そんな悪質ブローカーや詐欺師は沢山います。

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青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他
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(再掲。香西咲さん)
そんな悪質ブローカーや詐欺師は沢山います

現在は犯罪者が野放しの状態となっています。
一日も早く、こいつらをとりしまる法律をつくるべきでしょう。
だれもが望んでいます。

(勝手に応援しますさんのツイートより、引用。)

勝手に応援しますさん
<2017年11月26日 >


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(再掲。唯根妙子 一般財団法人日本消費者協会専務理事)
今回の改正は一歩前進も見られるが、まだまだ課題の多い内容といえるだろう

早晩、犯罪者たちは政府、ならび国家によって圧砕されます。
まちがいありません。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

香西咲さんはアウシュビッツ強制収容所から生還することができました。例のカルト集団はどうでしょうか。無理です。フランクルの「夜と霧」を読めばわかります

現在、政府は着々と、業界に対する包囲を狭めています。
いまおこなおうとしているのは、現行法の適用です。
アダルトビデオへの出演が、有害業務に該当する場合は、種々の法律に違反することとなります。

AV撮影は有害業務なのか?

1994年に、東京地方裁判所は、有害業務、と明言しています。

(参考。当ブログ)
2017年10月12日

1994年6年3月7日 東京地方裁判所

本件における派遣労働者の従事する業務内容についてみると、派遣労働者である女優は、アダルトビデオ映画の出演女優として、あてがわれた男優を相手に、被写体として性交あるいは口淫等の性戯の場面を露骨に演じ、その場面が撮影されるのを業務内容とするものである。

右のような業務は、社会共同生活において守られるべき性道徳を著しく害するものというべきであり、ひいては、派遣労働者一般の福祉を害することになるから、右業務が、「公衆道徳上有害な業務」にあたることに疑いの余地はない。

——————————————————–

AV撮影は有害業務である

アダルトビデオへ出演させるということは、有害な業務を強いるということです。
法律をみてみます。
有害業務に関する事柄は、以下の2つに書かれています。

職業安定法
第63条
次の各号のいずれかに該当する者は、これを1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。

二 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者

労働者派遣法
第58条
公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者派遣をした者は、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。

順にみていきます。
まずは、職業安定法です。

職業安定法

(職業安定法)
第63条
次の各号のいずれかに該当する者は、これを1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。

二 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者

たとえば、業界人が女性に対して、アダルトビデオに出演することを説得した場合は、職業安定法違反となります。
1996年に、東京地方裁判所は、「自己の制作するわいせつビデオの女優として稼働することを説得勧誘し、もって、公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者を募集した」業者を有罪としました。

(参考。当ブログ)
2017年10月13日

1996年8年11月26日 東京地方裁判所判決

「(前略。)親や友達には絶対分からないようにするから安心しなさい。」
などと申し向け、自己の制作するわいせつビデオの女優として稼働することを説得勧誘し、もって、公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者を募集した。

——————————————————–

業界人が日々おこなっている行為は、職業安定法違反です。
つぎは、労働者派遣法です。

労働者派遣法

(労働者派遣法)
第58条
公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者派遣をした者は、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。

よく勘違いされるのが、派遣される労働者側の意思です。
ツイッター等の書きこみをみますと、女優が承諾した場合は罪に問われない、と思っているひともいるようです。
これはちがいます。
当該本人の意向は関係ありません。
判決を確認します。

(参考。当ブログ)
2017年10月12日

1994年6年3月7日 東京地方裁判所

そして、労働者派遣法58条の規定は、前述のように、労働者一般を保護することを目的とするものであるから、右業務に就くことについて個々の派遣労働者希望ないし承諾があったとしても、犯罪の成否に何ら影響がないというべきである。

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明快です。
職業安定法と労働者派遣法は、労働者を保護する法律です。
そこで問題となるのが、女優は労働者なのか、ということです。
女優が労働者でなければ、法律は適用されません。

女優は労働者なのか?

当然、労働者です。
日々、奴隷のようにあつかわれているわけですから。
奸計(悪だくみ)に長(た)けた業界人は、女優が労働者であることを糊塗するために、契約書を偽装しています。
雇用契約ではなく、業務委託契約、というふうにして。
今後、このようなことは通用するのでしょうか。
9月15日に、厚生労働省は、IPPA(メーカー団体)に対して、通達を発しました。

(参考。当ブログ)
2017年11月1日

2017年9月15日 厚生労働省「通達」)

「この「労働者」であるかどうかは、雇用契約、業務委託契約といった形式的な契約の名称にかかわらず、基本的には、事業に『使用される』者であるか否か、その対償として『賃金』が支払われているか否かによって判断されることとなります」

「労働者性の判断に当たっては、労務提供の形態や報酬の労務対償性及びこれらに関連する諸要素をも勘案して、総合的に判断されることとなります」

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女優は労働者です。
業界人は、有害業務を駆逐しないかぎり、警察に検挙される、ということになります。
このことに対して、業界は、どのような認識をもっているのでしょうか。
4日前の川奈まり子AVAN代表のツイートを参照します。

川奈まり子AVAN代表の述懐

https://twitter.com/MarikoKawana/status/932750571303342080
川奈まり子 AVAN代表
<2017年11月21日>

AV出演は職安法上の有害危険業務にあたるため、雇用実態があれば契約形態によらず事実上の雇用主は職安法違反(出演者を派遣していれば派遣法違反)で摘発されます。
そして職安法違反は共謀罪のリストに入ってますよ!

雇用実態がなければ摘発対象外。
だから
「出演者=個人事業主じゃないと」
っていう…

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(参考。共謀罪が適用される277の対象犯罪)
日本経済新聞
毎日新聞

(再掲。川奈まり子AVAN代表)
だから『出演者=個人事業主じゃないと』

そういえば、一時話題にのぼっていた女優の個人事業主化の件はどうなったのでしょうか。

川奈まり子 AVAN代表
2017年11月21日

職安法の有害危険業務というのがそもそもイヤ~なんですけどね私は。
プライドが傷つくじゃない?
誰が有害って決めたんじゃコラって思う。
でも法律で決まってるし、奴隷奉公させる悪徳業者を取締るには都合がいいし、女優の自立が促進するのはフェミニズム的な勝利でもあるし、仕方ないかなって。

——————————————————–

(再掲。川奈まり子AVAN代表)
誰が有害って決めたんじゃコラっ

先述しましたように、裁判所です。

(再掲)
1994年6年3月7日 東京地方裁判所

本件における派遣労働者の従事する業務内容についてみると、派遣労働者である女優は、アダルトビデオ映画の出演女優として、あてがわれた男優を相手に、被写体として性交あるいは口淫等の性戯の場面を露骨に演じ、その場面が撮影されるのを業務内容とするものである。

右のような業務は、社会共同生活において守られるべき性道徳を著しく害するものというべきであり、ひいては、派遣労働者一般の福祉を害することになるから、右業務が、「公衆道徳上有害な業務」にあたることに疑いの余地はない。

いまのところ、これを覆(くつがえ)す判決は出ていないようです。


川奈まり子 AVAN代表
<2017年11月21日>

すでに紐付けられてしまっていますよ。
厚労省からの通達内閣府の報告書や、あと、全国の警察署に警察庁から勧告が送られていて。
紐付けたのは某人権団体で、そこは共謀罪には反対してるんですけど、矛盾を感じていないみたい。
不思議ですね(・_・;
法規制するのは権力であり現政権なのにね?

——————————————————–

伊藤和子HRN事務局長のほかに、PAPSの宮本節子世話人も職業安定法や労働者派遣法の適用を主張しました。

(2016年1月25日 労働旬報社「賃金と社会保障1月合併号」より、引用。改行を施しています。)

<31ページ>
宮本節子 PAPS世話人
AVと類似の行為がおこなわれている(略)性風俗の事例を扱った判例には、職業安定法第63条2号の「公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集」、労働者派遣法58条「公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者派遣をした者」の条項を適用したものがある。
しかし、これらの判例は(出演強要の)性被害者対策のためには生かされなかった。
これらの法を適用して(AV出演強要被害の)女性救済に役立てようという発想が、取り締まり当局にないのだろうか。

先述のとおり、今年の9月15日に厚生労働省は、業界に対して通達を出しました。

2017年9月15日 厚生労働省「通達」)
アダルトビデオの出演者が下記により労働者に該当する場合には、下記の関係法令の遵守が求められます。
貴団体におかれましては、業務遂行の際にはより一層慎重を期されるとともに、関係者に対して周知及び啓発を図っていただく等、関係法令の遵守のために必要な取組をお願い申し上げます。

——————————————————–

https://twitter.com/MarikoKawana/status/932764466210529280
川奈まり子 AVAN代表
<2017年11月21日>

一律に指定されてなんかいませんでしたよ、某団体が報告書を出してマスコミが社会問題化する中で、去年からそうなってしまったんです。
そういう判例があったから、一律にそうしちゃえっていう動きに私は真っ先に反発したんだけど、業界の一部からも反発されて驚いたよw

——————————————————–

業界の一部からも反発
出演料の開示等で軋轢があったようです。

(2017年4月1日 AV業界改革推進有識者委員会「適正AV業界の倫理及び手続に関する基本規則」より、引用。)

適正AV業界の倫理及び手続に関する基本規則(2017年4月1日)
第13条 商行為
団体等間の契約を明確にし、とくに出演料およびマネージメント委託料等の金銭面については、プロダクション、メーカーおよび出演者等の当事者間で明確な開示を行い、不透明なやりとりの排除および納税義務履行の徹底を図るものとする。

  
新ルール

出演料やプロダクションフィーなど金銭面の女優への開示

——————————————————–

川奈まり子 AVAN代表
2017年11月21日

雇用実態の判定基準をオールクリアするのが難しかったから私に反発したようです。
総ギャラを女優さんに教えないと偽装雇用になるとか、そこらへんですね。
でもIPPAと日本プロダクション協会は「出来る」と言ってくれたから最初と比べたら大きく進歩した感じ。
世論は現政権に都合いい方に誘導されたね

——————————————————–

業界は、女優の個人事業主化によって法の適用をまぬがれることができる、と考えているようです。
はたしてどうなるのでしょうか。

(再掲。川奈まり子AVAN代表)
でも法律で決まってるし、奴隷奉公させる悪徳業者を取締るには都合がいいし、女優の自立が促進するのはフェミニズム的な勝利でもあるし、仕方ないかなって

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他
——————————————————–

こいつらは悪徳業者の最(さい)たるものです。
犯罪者です。
当然、さらに重い罪がまっていることでしょう。

(2017年5月20日 テレ朝NEWS「AV出演強要問題 全国警察本部に専門官を設置」より、引用。改行を施しています。)

テレビ朝日

政府は(5月)19日、関係省庁の対策会議を開き、違法なスカウトの摘発を推進する専門官を、今月中にも全国の警察に設置することを決定しました。
警察庁は
「場合によっては業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する」
としています。

——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月28日>

ありがとうございます
前の事務所の飼い殺し状態からやっと脱出出来たのが今ですから。
今の方が元気です

香西咲さん
<2016年7月15日>

アットハニーズ青木亮に飼い殺しにされてた頃に出逢った本。
#夜と霧
自分と重なる部分が多い
あの時の日々はまさにアウシュビッツ強制収容所。

『歴史は繰り返される』
巷でも耳にするフレーズと地獄の日々により歴史を再び学び始めました

香西咲さん
<2017年11月17日>

アットハニーズ(会社解散済)青木亮に飼い殺しにされてる時は毎日死にたくてたまりませんでしたよ
(後略。)

——————————————————–

現在、飼い殺しにされているのは、こいつらです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他
——————————————————–

犯罪者たちは、香西咲さんが週刊文春で告発して以来ずっと、極度の重圧を感じて喘(あえ)いでるはずです。
いつ逮捕されるかわからないのですから。

(再掲。香西咲さん)
あの時の日々はまさにアウシュビッツ強制収容所

「夜と霧」を著したフランクルによりますと、アウシュビッツ強制収容所で生き残ったひとたちには皆、共通点がありました。
それは、あかるい未来を考えることができた、ということです。
将来を思い描くことができなかったひとは、残念ながら息絶えました。
香西咲さんを蹂躙したやつらに希望はあるでしょうか。
ありません。
歴史は繰り返される
いずれにせよ、犯罪者たちはもうおわりです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

ツイッターで香西咲さんを誹謗しているごく少数のやつら(出演強要を擁護する輩)はクズ、ゴミである。人生の落伍者で低収入で女性に相手にされない最底辺の虫けらである

先日、PAPSから、封筒が郵送されてきました。
内容は、NPO法人設立記念集会のご案内です。

PAPS

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ぼくはPAPSのサポーター会員になっています。
このたび、わざわざ催しの日を報せてくれたようです。

PAPSのサイトより、引用。)

PAPSのサポーター会員の募集

【PAPSのサポーター会員の募集・・年間一口1000円、幾口でも】

AV被害者相談支援を現実に行うためには2名のフルタイムの相談員、パートタイム相談員など、1月年間約1000万円の費用がかかります。

この事業を支えるためのサポーター会員を募集しています。年間一口1000円で、幾口でも結構です。どうぞ、私たちの活動を支援してください。

郵便振替口座:
ポルノ被害と性暴力を考える会 
00190-3-565606

銀行口座:
ゆうちょ銀行  店番 019
店名 〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
預金種目 当座
口座番号 0565606

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これからも及ばず乍(なが)ら支援をさせていただきます。

(案内文より、引用。)

PAPS

「ポルノ被害と性暴力を考える会」は、2009年に任意団体として設立し、ポルノには被害者はいないとされてきたことに対して、いやそのようなことはない、被害者はいると社会活動をしてきました。

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PAPSは、いまから8年前に誕生しました。
比較的あたらしい団体です。
世話人をされている宮本節子さんは、自著の「AV出演を強要された彼女たち」のなかで、つぎのようにのべています。

(2016年12月13日 webちくま「いまアダルトビデオ業界では何が起こっているのか」より、引用。改行を施しています。)

宮本節子 PAPS世話人
PAPSは、婦人保護施設の施設長や職員、ポルノグラフィが社会に与える負の側面を研究していた研究者、および女性の性暴力被害に関心を持つ市民などから成る、つながりの緩やかな市民組織である。
活動の中心は性暴力被害に関する社会啓発活動。

——————————————————–

内閣府の議事録も参照します。

(2016年6月30日 第82回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<37ページ>
宮本節子 PAPS世話人
PAPSは、もともと性暴力被害というか、ポルノグラフィーの中には性暴力被害に遭う女性たちがいるのだということを社会啓発するために設立された団体なのです。
——————————————————–

ポルノグラフィーの中には性暴力被害に遭う女性たちがいる
これまで、大方の認識は、どうせ好きでやっているんだろう、というものでした。

(案内文より、引用。)

PAPS

2012年からアクセスしてきた被害者の方たちに押されるように相談体制を整え、アダルトビデオに係わることによって自分の人生に甚大な課題を抱えた人たちの相談を多く受ける中で、アダルトビデオには被害者はいないと言われてきたことが事実をもってひっくり返されました。

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事実をもってひっくり返されました
被害者から寄せられる相談によって、被害の相貌があきらかとなりました。

(2016年6月30日 第82回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<36ページ>
宮本節子 PAPS世話人
(略)、今までAVには被害者はいないとされていて、見ているほうも、あれは被害者ではない、本人が同意の上でやっている、お金ももらっているではないか、だから、俺たちは楽しんでいるのだという形で、AVの被害者はいないことにされていました。
実際にここが相談の窓口になれることがわかってきた。
それがだんだん広がって、SOSのメール、電話、ラインの相談がふえてきている現状にあります。

——————————————————–

(再掲。宮本節子 PAPS世話人)
見ているほうも、あれは被害者ではない、本人が同意の上でやっている、お金ももらっているではないか、だから、俺たちは楽しんでいるのだ

現在もネット等では、些少(きわめてわずか)、この種のゴミ、クズが存在しているようです。
ちなみに、
俺たちは楽しんでいるのだ
とのことばに、深いあわれみを感じます。
このものたちはおそらく、たかだか数千円程度の支出で、愉悦をおぼえているのでしょう。
しあわせなやつらです。
AVはまさしく、最底辺のものたちの娯楽です。
ぼくは毎月、テニスだけで、4万円前後をつかっています。
ほかに、本も複数、購入します。

(再掲。宮本節子 PAPS世話人)
見ているほうも、あれは被害者ではない、本人が同意の上でやっている、お金ももらっているではないか、だから、俺たちは楽しんでいるのだ

出演強要を擁護する輩(やから)が、ネットで香西咲さんに難癖をつけるのもわからなくはありません。
人生の落伍者にとって、唯一の生きがいはAVです。
香西咲さんが出演強要の実態をあきらかにしたことによって、人生の糧(活動の本源)がなくなってしまうかもしれません。
定収入で、かつ、女性からも相手にされない。
実社会では最底辺に位置している。
こうしたものたちにとってできるのは、唯一、スマホをつかってツイッターで鬱憤を晴らすことです。
そう考えるとかわいそうなやつらです。
香西咲さんは、こいつらのことをさぞかし蔑(さげす)んでいることでしょう。
同じ男としてなさけないです。
まさに、クズ、ゴミです。

(2016年6月30日 第82回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<37ページ>
宮本節子 PAPS世話人
それと、仁藤さんや橘さんのお話にもありましたけれども、消費者がいるということなのです。
消費者がいるから産業が成立するわけです。
供給があるから産業が成立するわけではないのです。
その消費者の存在に関して、今まで誰も手をつけてこなかった。
しかし、これだけ大きな産業になっている。
その産業を支えている消費者の問題にどう政策的に切り込んでいくかというのは今後の大きな政策課題だと思いますので、まだこれは何も蓄積されていないけれども、そこがポイントだと訴えて、ほかにも言いたいことはありますけれども、藤原さんにバトンタッチをしたいと思います。

——————————————————–

(再掲。宮本節子 PAPS世話人)
消費者の問題にどう政策的に切り込んでいくかというのは今後の大きな政策課題

いま、AVマニアは、焦燥感にかられています。
先述したように、こいつらにできるのは、引きこもって、スマホをいじることだけです。
鬱積した憤懣を香西咲さんのツイートにぶつけます。
およそ社会人とは思えない落書きで。
香西咲さんはそれに対して侮蔑の視線をおくります。
憐憫(あわれ)です。
あまりにも。
こいつらには男としての矜持(プライド)がありません。

(2016年6月30日 第82回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<41ページ>
宮本節子 PAPS世話人
こういう犯罪的な映像が出回っている。
それを回収するために自分がこれだけお金を払わなければいけない。
エネルギーを払わなければいけない。
これは一体どういうことなのだろうかと思いますし、そこへ戻ってくるのが消費者、これを喜んで見ている人たちがたくさんいるという現実だろうと思います。

——————————————————–

当ブログでくりかえしのべています。
AVマニアは、出演強要の加担者です。

<出演強要の実行者、または加担者>
DMM
メーカー
プロダクション
スカウト
悪徳弁護士
AVライター
AVマニア(ツイッターで被害者を攻撃するしか能のないクズ、ゴミ)

(2016年6月30日 第82回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<41ページ>
宮本節子 PAPS世話人
スカウトされるときには、身ばれなんかしない、親ばれなんかしないと言われてスカウトされて行くのですけれども、ほとんどが身ばれしてしまいます。
どういう契機で身ばれするかというと、自分の周辺の男たちが、あれがそうではないかと噂をして身ばれしていくのです。
つまり、同年配の男たちは、アダルトビデオを、すごく喜んで見ているのか何で見ているのか知りませんけれども、非常に日常的に消費しているものなのだということで、身ばれしてしまうのです。
そういう状況に関して、今まで誰も手をつけてこなかった。
政策的に緊急の課題だと私は思っています。

——————————————————–

(再掲。宮本節子 PAPS世話人)
アダルトビデオを、すごく喜んで見ているのか何で見ているのか知りませんけれども、非常に日常的に消費している

この一節を目にしたとき、思わず嗤(わら)ってしまいました。
非常に日常的に消費している
まあ、そうなのでしょう。
出演強要を是とするやつらは、人生の落伍者で、低収入です。
女性には見向きもされない最底辺の虫けらです。
クズ、ゴミなので、実社会ではことばを発することができません。
結果、ツイッターで香西咲さんたち被害者の方々を攻撃して憂さを晴すしか術(すべ)がないのです。
非常に日常的に消費している
この種のものたちが人生を無駄に生きていることだけはたしかなようです。
こいつらはいったいどのような面相をしているのでしょうか。
一度、そのみすぼらしい顔をみてみたいものです。
いっぽう、PAPS世話人の宮本節子さんによりますと、被害者の女性は表情がかわるようです。

(2016年6月30日 第82回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<41ページ>
宮本節子 PAPS世話人
多分それは私たちの力の問題ではなくて、御本人の生きる力の問題だと思うのです。
御本人の内在的に持っている力をうまく引き出せたときにうまくいく。
面接していても、最初に会ったときと一定程度問題が解決して

これから先の人生を歩んでいこうとなったときの御本人の顔つきが違う。
しっかりした顔つきになっていく。

——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2017年11月17日>

今の自分の顔に点数は付けられないけれど、1年後の自分がどんな顔をしているのか楽しみです

香西咲さん
<2017年11月24日>

ちなみに私は正社員雇用三日目。
今日も研修のような状態でお世話になってますが楽しいです。

あの業界、特に前の事務所で会った人達とは笑顔が違う。人相も全く違う。屈託のない笑顔を見るのは久しぶり。
別世界。

——————————————————–

(再掲。宮本節子 PAPS世話人)
これから先の人生を歩んでいこうとなったときの御本人の顔つきが違う。しっかりした顔つきになっていく

香西咲さんは、これから先の人生を歩んでいこう、と決意されたようです。

(アラン著 神谷幹夫訳「幸福論」岩波文庫刊より、引用。)

<『人はみな、己が欲するものを得る』の章の98ページ>
望んでいるものは何でも、人を待っている山のようなもので、とり逃がすこともない。しかし、よじ登らねばならない
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

「狂ったAV業界は消えてなくなるしかない」。そのまま黙って消えることはゆるされません。香西咲さんをはじめ被害者の方々に賠償してから消える、という手順が必要です

現在、「女性に対する暴力をなくす運動」がおこなわれています。

平成29年度「女性に対する暴力をなくす運動」実施要綱

期間は、11月12日(日)から11月25日(土)までの2週間です。
この運動につきましては、過日のブログでもふれています。

(参考。当ブログ)
2017年7月23日

「女性に対する暴力をなくす運動」は毎年、今頃の時期に実施されています。
周知のとおり、今年は、あらたに出演強要問題が付け加わりました。
期間中、全国のいたるところで、出演強要に対するとりくみがくりひろげられています。
一例をご紹介します。

「女性に対する暴力をなくす運動」の一例

法務省

法務省は、11月13日(月)から11月19日(日)までを「女性の人権ホットライン強化週間」に指定しました。

(2017年8月 法務省「法務省だより あかれんが Vol.58」より、引用。改行を施しています。)

法務省
全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間を実施します

【実施期間】
平成29年11月13日(月)から同月19日(日)まで

【概要】
全国の法務局・地方法務局では,専用相談電話「女性の人権ホットライン」(0570- 070 ゼロナナゼロ - の 810 ハートライン )を設置し,夫やパートナーからの暴力,職場等におけるセクシュアル・ハラスメント,ストーカー行為,AV出演強要・JKビジネス被害といった女性をめぐる様々な人権問題に関する相談に応じています。
「女性に対する暴力をなくす運動」期間中(毎年11月12日~25日),上記のような女性をめぐる人権問題の解決を図るための相談活動の強化を目的として,全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間を実施します。
期間中は,平日の電話受付時間を延長して午後7時まで相談を受け付けるとともに,土曜日・日曜日も午前10時から午後5時まで相談を受け付けます。

——————————————————–

ちなみに法務省では、当該期間にかぎらず日々、出演強要被害の相談を受け付けています。

(参考)
法務省

北九州市

11月4日(土)に、北九州市はPAPSの宮本節子世話人を招聘して、講演会を実施しました。

(参考)
2017女性への暴力ゼロ運動特別講座(チラシ)
——————————————————–

先述しましたように、この種のとりくみは全国の各所でおこなわれています。

(※下図は、内閣府のサイトより、引用。)

「女性に対する暴力をなくす運動」のポスターの作者は、漫画家の西原理恵子さんです。
今月号の「共同参画」に、この問題に対する西原さんの思いが掲載されました。
出演強要についても語っておられますので、ご紹介させていただきます。
西原さんの胸懐(胸の内)につきましては動画でもご覧になることができます。
西原理恵子さんメッセージ動画

(2017年11月13日 内閣府男女共同参画局「『共同参画』2017年11月号」より、引用。改行を施しています。)

4ページ。一部分を引用>
西原理恵子さん
あなたたちの周りは、危険がいっぱいなんです。
特に若い女の子たち。私も自分の娘に言っています。

「あなたには、ものすごい値打ちがあるの。犯罪のお金になる。若いっていうのはものすごい商品なんです。」
って。

何千万円もする、例えば自動販売機というか、宝石というか、そういうのがただふらふらと歩いている状況なんですね。
だから、うまくだましてスカウトして、体を売らせたりする。
で、逃げられなくする。
向こうはプロがたくさん待ち構えています。

「ちょっとだけならいいか。」
という好奇心だけはやめてください。
私が子供の頃、そんなことでいなくなった同級生がたくさんいます。
あなたたちは性犯罪の貴重な資源なんです。

例えば、今だったら「JKビジネス」。
未成年の女の子をせまい部屋で男性と二人きりにさせる。
それで時給2,000円も3,000円もくれる。
添い寝するだけ。
すごく恐ろしいことです。
その先に何が待っているかわかりますよね。

本当に体を売ったり、AVを強要されたりっていうすべてのコースが、フルコースで待ってるんですよ。

相手は、大人でプロです。
あなたたちは、ついこの間まで小学生だった子たちなんですね。
簡単に騙されますから。

——————————————————–

おっしゃるとおりです。

(再掲。西原理恵子さん)
だから、うまくだましてスカウトして、体を売らせたりする。で、逃げられなくする。

これは、マルクスが指摘している搾取の最たるものです。

(カール=マルクス著  向坂逸郎訳「資本論」岩波文庫より、引用。)

マルクス

「彼は、労働力を、ひっくるめて一度に売るならば、自分自身を売るのであって、一個の自由人から奴隷に、一個の商品所有者から商品に転化する」

——————————————————–

出演強要の場合ですと、女性の出演によって潤うのは業界人です。
女性ではありません。
業界人は、得たカネをつかって、さらに出演強要の悪事をつづけます。

(マルクス、エンゲルス共著 向坂逸郎訳「共産党宣言」岩波文庫刊より、引用。改行を施しています。)

マルクス、エンゲルス

だが、賃労働すなわちプロレタリア(労働者)の労働は、プロレタリア(労働者)に財産をつくりだすか?
けっしてつくりださない。それは資本をつくりだすのだ。

すなわち、賃労働を搾取する財産、新しい賃労働をうみだし、あらたにこれを搾取するという条件でのみはじめて増殖しうる財産を、つくりだすのだ。

——————————————————–

(再掲。マルクス、エンゲルス)
すなわち、賃労働を搾取する財産、新しい賃労働をうみだし、あらたにこれを搾取するという条件でのみはじめて増殖しうる財産を、つくりだすのだ

搾取の被害にあう対象がひろがっていきます。

(再掲。西原理恵子さん)
本当に体を売ったり、AVを強要されたりっていうすべてのコースが、フルコースで待ってるんですよ

AV業界の場合は、いったん契約書にサインをすると、抜けることができなくなってしまいます。

(2016年6月24日 withnews「私がアダルトビデオに出演させられるまでに起きたこと 被害の実態」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
withnews
控室の隅で泣いているうちに出番の時間になった。
——————————————————–

「人間としての尊厳を持たせてもらえない、家畜のような存在になってしまった」
と思った。
泣きながら
「やめてほしい」
と繰り返したが、終了時にスタッフから
「初々しくて良かった」
と声をかけられた。
「自分の心を守るには心を閉ざして、忘れるしかない」
と思った。
——————————————————–

「カメラを止めて下さい」
と懇願し、
「もうできない」と訴えても、
「お前はただ耐えればいい」
と言われるだけだった。
現場から裸のまま逃げたこともあったが、エレベーターの前で捕まって連れ戻された。
他の女性と一緒になったとき、着替えの最中に2人で泣きながら、
「頑張って早く終わらせて帰ろうね」
と励ましあった。
——————————————————–

事務所の人間に何度も
「やめたい」
と訴えたが、初めての出演の時と同じような説得や脅しが繰り返された。

——————————————————–

人間としての尊厳を持たせてもらえない、家畜のような存在になってしまった
マルクスはこのような事態を
心をけだもの化された、他人の富を生産するための単なる機械
と表現しました。

(カール=マルクス著 長谷部文雄訳「賃銀・価格および利潤」岩波文庫より、引用。改行を施しています。)

マルクス

時間あってこそ人間は発達するのである。
勝手にできる自由な時間のない人間、睡眠・食事・などによる単なる生理的な中断は別として全生涯を資本家のための労働によって奪われる人間は、牛馬よりも憐れなものである。
彼は、からだを毀(こわ)され、心をけだもの化された、他人の富を生産するための単なる機械である

——————————————————–

香西咲さんの場合も自由な時間がありませんでした。
人格をみとめられずに、機械としてあつかわれました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2014年8月11日>

この3年間は真面目に仕事する事しか頭になくて、ほとんど遊んでこなかったんです。
だからここ最近ちょこちょこ友達と遊んだり、飲みに出掛けたりする様になった事に
『私こんなに遊んでイイのだろうか?』・・・

香西咲さん
2014年7月3日>

みんなに指摘された通り、今までの私は自分を大事にしてきませんでした。
辛い事も理不尽な事も全部自分が我慢すれば良いと思ってました。
自分で自分を痛めつけてました。
それじゃいけないって気づいたのは本当に最近です。
これからは自分を労わります。

香西咲さん
<2016年7月14日>

今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた事、 やっと吐き出す事ができました。
こんな私ですが今も変わらず好きでいてくださる方、本当にありがとうございます。
(後略。)

——————————————————–

どうすれば業界内の女性はすくわれるのでしょうか。

(マルクス、エンゲルス著 花崎皋平訳「新版ドイツ・イデオロギー」岩波文庫より、引用。改行を施しています。)

マルクス、エンゲルス
プロレタリアたちは、人格として力を発揮するためには、かれら自身の従来の生存条件(略)すなわち、労働を廃止しなければならない。
そして、かれらの人格性を貫徹するためには、国家をうちたおさねばならない。

——————————————————–

「国家」の部分を「業界」に置き換えてみます。

プロレタリア(女優)たちは、人格として力を発揮するためには、かれら自身の従来の生存条件(略)すなわち、労働を廃止しなければならない。
そして、かれらの人格性を貫徹するためには、業界をうちたおさねばならない。

——————————————————–

業界人は日々、女性の命を食い散らかしています。

(2016年08月21日 PAPS「メルマガ45号 相談200ケースを越す」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
PAPS
この200ケースの相談のなかで、自死された方が2015年7月に1人、2016年8月に1人おられた。
遺族の方が伝えてくださったことにより、私たちは知ることができた。
これは表に出てはっきりしているものだけである(連絡が取れなくなっている方については把握しようがないのである)。
相談やメールの中で
「死にたくなってしまう」
という言葉を何度聞いたことか・・・・。

——————————————————–

(2017年12月16日 実話BUNKAタブー「狂ったAV業界は消えてなくなるしかない」より、引用。)

中村淳彦さん
狂ったAV業界は消えてなくなるしかない

中村淳彦さんのおっしゃるとおりです。
ただ、そのまま黙って消えることはゆるされません。
被害者の方々に賠償をおこない、破産してから消える、という手順が必要です。
当然、業界人の逮捕と収監は必須です。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

——————————————————–

そう遠くないうちにその日がやってくることでしょう。
待ち遠しいです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

現在、政府、自民党、公明党の三者が出演強要問題にとりくんでいます。あとは仕上げです。香西咲さんを蹂躙したやつらには逃げ場がありません。おわりです

昨日、冒頭で、公明党についてふれました。
現在、与党として、出演強要問題を牽引しています。
俊英(すぐれ、ひいでている)ということばがふさわしい政党です。
過日の衆議院選挙のさいには、敢えて(わざわざ)ポスターをつくってこの問題をとりあげました。

(公明党広報のツイートより、引用。)

公明党広報
<2017年10月16日>

公明党が3月に政府に提言を申し入れて以降、驚くスピードで対策が進んだAV出演強要問題
JKビジネスの規制も強化します。
若者の声、女性の声を聞いて、弁護士資格を持った女性国会議員、青年国会議員が素早く動きます

——————————————————–

ライターのやまもと寅次郎さんによりますと、業界は、公明党の動向を気にしているようです。

(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。)

やまもと寅次郎さん
<2017年9月21日>

けど、間違いなくAV業界は法の網かけられると思いますよ。
性風俗産業で監督官庁がなく、規制する法律もないっては明らかにおかしいし、問題ですので。
有識者委員会もその辺は気にしているみたいで、公明党(プロジェクトチーム)や国の動きには注意を注いでるみたいです。
今年中にありますよ。動き。

——————————————————–

選挙後も公明党は、かわらずに、出演強要問題に関心を寄せています。

(公明党広報のツイートより、引用。)

公明党広報
<2017年11月10日>

女性に対する暴力をなくす運動
11月12日(日)~25日(土)
配偶者や恋人からの暴力、ストーカー、AV強要などに悩んでいるなら全国共通の電話番号0570-0-55210のDV相談ナビに

——————————————————–

8日前の公明新聞でも、出演強要問題がとりあげられました。

(2017年11月14日 公明新聞「女性を守る取り組み」より、引用。)

公明新聞 2017年11月14日

「出演強要」への対応も

友美
最近、女性が被害者になる事件としてアダルトビデオ(AV)の出演を強要される問題が増えているみたいね。

——————————————————–

3月15日におこなった公明党の中間提言によって、局長級会議の端緒が開かれました。
以降、各府省庁のとりくみが倍加しました。
ふつうですと、自分たちの提言によって被害が漸減(ぜんげん)した(少なくなった)、と誇りたいところです。
公明党はちがいます。
減ったのではなく、強要被害がふえている、との認識をしています。
篤実(とくじつ)です。
おそらく実態は、泣き寝入りをしないかたがふえているのでしょう。
香西咲さんが女性のみなさんに勇気をあたえたと考えます。

公明新聞 2017年11月14日

公恵
「モデルの撮影」などと勧誘された女性が、意に反した性的な撮影を強要される事例が社会問題化しています。
この問題で公明党は昨年12月、佐々木さやか参院議員を座長とするプロジェクトチーム(PT)を設置。
被害者の支援団体に実態を聞いたり、対応策について関係省庁と意見交換をしてきました。

明子
PTは今年3月15日、政府に対して対策に関する中間提言を申し入れたわ。
そして同31日には、政府が緊急対策をまとめたの。
刑法や労働者派遣法など関係法令を厳格に運用して取り締まりを強化するとともに、街頭での勧誘行為に対する指導・警告も徹底するものよ。
進学や就職で生活環境が変わりやすい4月が「被害防止月間」になったわ。

友美
公明党が対策をリードしてきたのね。

公恵
「出演強要」問題は、今後の対策が決定。
全国の都道府県警に専門官を配置することや、相談窓口の周知、関係機関が適切に対応するためのマニュアルの作成、学校などでの被害防止教育などが進められています。

友美
女性の安全・安心を守る公明党に頑張ってもらいたいわ。

——————————————————–

平明な(わかりよくはっきりしている)記事です。
これまでの流れが簡潔にまとめられています。

(再掲)
この問題で公明党は昨年12月、佐々木さやか参院議員を座長とするプロジェクトチーム(PT)を設置

あらためて考えてみますと、「プロジェクトチーム」にはどのような方々が参集しているのでしょうか。
マスコミは、おもだったかたの氏名しか報じていません。
調べてみましたところ、国重とおる衆議院議員のホームページに、構成人員が書かれていました。
みてみます。

(参考)
国重とおる衆議院のホームページ

(2016年12月8日 国重とおる「AV出演強要問題対策PT 副座長に就任」より、引用。)

国重とおる 衆議院議員
公明党として新規で設置する「AV出演強要問題対策PT」の副座長に就任しました。

近年、18歳や20歳になったばかりの若い女性を中心に、
本人の意思に反してアダルトビデオ出演を強要されるという被害が発生しています。
タレントやモデルとしてスカウトされ契約したはずが、実は偽りであった
アダルトビデオ出演を断ると高額な違約金を要求されるなど、事態は悪質かつ深刻です。
また、一度出演してしまえば、その被害は半永久的に続いてしまいます。

公明党では今後、以下の体制で、被害防止や被害者支援などの対策を進めて参ります。

◎顧問 佐藤茂樹、桝屋敬悟、富田茂之、遠山清彦、高木美智代
◎座長 佐々木さやか
◎副座長 国重徹
◎事務局長 高瀬弘美
◎事務局次長 伊藤孝江

——————————————————–

9名の国会議員の方々が出演強要問題にとりくんでおられます。
なかには存じあげないかたもいらっしゃいますので、経歴を調べてみました。
簡単に記します。

AV出演強要問題対策PT

顧問
佐藤茂樹 衆議院議員
経歴 日本IBM社員

桝屋敬悟 衆議院議員
経歴 山口県庁職員  

富田茂之 衆議院議員
経歴 弁護士  

遠山清彦 衆議院議員
経歴 宮崎国際大学専任講師  

高木美智代 衆議院議員
経歴 聖教新聞記者  

座長
佐々木さやか 参議院議員
経歴 弁護士 
 
副座長
国重徹 衆議院議員
経歴 弁護士

事務局長
高瀬弘美 参議院議員
経歴 外務省職員  

事務局次長
伊藤孝江 参議院議員
経歴 弁護士
——————————————————–

(遠山清彦 衆議院議員のツイートより、引用。)

遠山清彦 AV出演強要問題対策PT 顧問
<2017年6月6日>

今朝8時から、公明党AV出演強要問題PT会合。
私達が3月に官房長官に申し入れてから、政府の対策が抜本的に強化されていることを確認。
悪質な個人業者も大阪で逮捕。
まだまだ徹底的に取り締まってもらいたい

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他
——————————————————–

出演強要問題につきましては、政府と公明党AV出演強要問題PTだけで奮励している感があります。
そうではありません。
背後で党も後押ししています。

(2017年3月22日 公明新聞「『出演強要』問題 政府、月内に緊急対策 公明の提言受け初会合」より引用。)

公明新聞
政府は(3月)21日、若い女性らがアダルトビデオ(AV)出演を強要される問題を巡り、関係府省庁局長級会議の初会合を首相官邸で開いた。
取り締まり強化や教育・啓発の充実などの防止策を検討し、5月中旬をめどに方針を取りまとめる。

席上、菅義偉官房長官は
「AVへの出演強要は極めて重大な人権侵害だ。政府を挙げて取り組んでいきたい」
と述べた。
(略。)

これに関して、(3月)21日の政府・与党協議会で、菅官房長官は
「公明党の提言を受けて緊急対応を行う。しっかり対応していく」
と強調。

公明党の井上義久幹事長
「将来ある若い人の人生に禍根を残すことがないよう対応してもらいたい」
と重ねて要請した。

——————————————————–

上述の記事のとおり、3月21日に、第1回目の関係府省対策会議(局長級会議)が開催されました。
同日、政府と、与党(自民党、公明党)が、会合をもちました。
「政府・与党協議会」です。
席上、公明党の井上義久幹事長が、
将来ある若い人の人生に禍根を残すことがないよう対応してもらいたい
と要請しました。
協議会の終了後、自民党の二階俊博幹事長が、記者会見をおこないました。

(2017年3月21日 自民党「幹事長記者会見」より引用。)

<一部分を引用>
二階俊博 自民党幹事長(3月21日)

井上公明党幹事長からは、
「アダルトビデオ出演強要対策は、政府もしっかり対応していただき感謝する」
というご発言でした。

——————————————————–

政府、自民党、公明党の三者が、問題を共有しているというのがわかります。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月12日>

私が前に事務所問題でトラブった事があるのは皆様ご存知かと思います。
実はその時に弁護士10人弱訪問してるんです。
霞ヶ関含めて。
でも殆どの弁護士の先生に『立証しにくい』と言われ、あからさまに嫌な顔されて門前払いされました
現実ってこんなものなんだな?って悟って腹を括った訳です。

香西咲さん
<2016年7月17日>

(前略。)
が、当時は今の時代と違い『立証しにくい』と門前払いされました。
このタイミングで週刊文春様はいい意味で私を起用してくださりました。

——————————————————–

香西咲さんが週刊文春で真実のうったえをおこなったことによって、日本の世論が急速にかわりました。
世情が激変しました。
現在は政府と与党が問題の解決に乗り出しています。
もう業界はおわりでしょう。
あらためて言うはなしでもありませんが。

(パスカル著 塩川 徹也訳「パンセ」岩波書店刊より、引用。改行を施しています。)

<331章>

プラトンやアリストテレスと言えば、長い学者服を着た人としか想像しない。
彼らだって人並みの人間で、ほかの人たちと同様に、友だちと談笑していたのだ。
そして彼らが『法律』や『政治学』の 著作に興じていたときには、遊び半分にやったのだ。
それは、彼らの生活の最も哲学者らしくなく、最も真剣でない部分であった。
最も哲学者らしい部分は、単純に静かに生きることであった。

——————————————————–

香西咲さんはいま、安堵の反面、若干、物足りなさのようなものも感じられておられるかもしれません。

(再掲。パスカル)
最も哲学者らしい部分は、単純に静かに生きることであった

しあわせとは、案外、こういったところにあるのかもしれません。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

香西咲さんの行く手にはまばゆい光が射し込んでいます。出演強要をおこなったやつらには、国家による処罰がまっています。すべてを奪われて、あとは朽ち果てるだけです

ぼくの好きなことばは、ニーチェ(1844年~1900年)の
「神は死んだ」
です。
ぼくはすべての宗教を否定しています。
そうは言うものの、今回の選挙では仏教系の公明党に投票しました。
出演強要問題に対して、一途にとりくんでいる政党であるからです。
これからも応援します。
仏教といいますと、ぼくの場合は、まず最初に、「四苦」が頭にうかびます。
「四苦」とは、読んで字のごとく、4つの苦しみです。
人生の4種の苦痛、です。
具体的には、
「生」、
「老」、
「病」、
「死」、
です。
仏教とは関係なく、以前の香西咲さんのツイートからは、
「生」、
「病」、
「死」、
の3つの苦が感じられました。
ぼくは拝見するたびに息苦しさをおぼえました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

「生」
香西咲さん
<2016年7月17日>

仰る通りです。
佐藤さんには『死にたいなら死ねば』と言い放ってますし。
今後は自分の為に生きなきゃ

「病」
香西咲さん
<2016年6月15日>

慢性胃炎や膵炎、睡眠障害、脅迫観念、対人恐怖症等(特に男性)など、ケジメを付けない限りは一生引きずりますね。
健康を返して。

「死」
香西咲さん
<2016年7月14日>

契約書を縦に止めさせてもくれない、かと言って事務所に居続けたら、V撮影と性接待(勿論金銭のやり取りなし)に都合良く使われて青木亮に飼い殺しになる…
本気で死にたかった。
あの頃の私はトラックに突っ込んで欲しかった

——————————————————–

香西咲さんは時折、死に関する書き込みをされました。
なぜなのでしょう。
大概のかたは、香西咲さんと死の結び付きが判然としないと考えます。
斯く(かく)言う(このように言う)ぼくもそうでした。
特に男は、本質的なところがわかりません。
なさけないはなしですが。

(2014年2月27日 産経新聞「性暴力被害者 半数が「死にたい」「消えたい」 10~20代女性調査」より、引用。改行を施しています。)

1ページ
産経新聞
性暴力を受けた10代、20代の若年女性の2人に1人が
「死にたい」
「消えたい」
という自殺念慮を抱いていた。
こんな実態が、繁華街で子供たちの声を聴くNPO法人「BONDプロジェクト」(東京都渋谷区)のアンケートで浮かび上がった。

——————————————————–

2ページ
産経新聞
アンケートから分かったのは、性暴力のダメージが自殺を考えるほど強いことだ。
性暴力を受けた女性の半数近い117人が
「死にたい」
「消えたい」
と感じていた。
しかし、このうち誰かに相談した女性は62人にとどまり、相談しなかった理由は
「信用できない」
が最も多かった。

——————————————————–

橘さん(BONDプロジェクト代表)
「性暴力を受け、そこから性風俗や援助交際に巻き込まれていく事情も考えてほしい。自傷行為の中に援助交際もある」
と問題提起した。

——————————————————–

香西咲さんはこれまで、死と向かい合い、抗(あらが)いながら懸命に生きてこられました。
他人には、生への忌避を悟られないようにしながら。

(2016年7月14日発売「週刊文春」2016年7月21日号より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

事務所の言いつけ通りに仕事をこなす日々。
夢のためにと笑顔をつくって自分を奮い立たせたが、気がつけばアルコールと睡眠薬が必需品になっていた。

——————————————————–

切ないです。

(再掲。産経新聞)
性暴力を受けた10代、20代の若年女性の2人に1人が『死にたい』『消えたい』という自殺念慮を抱いていた

キルケゴール(1813年~1855年)のことばを借りるのならば、性犯罪とは、
「死に至る病(やまい)」
ということになります。

(2016年8月27日 弁護士ドットコム「<AV出演強要>香西咲さん『今でもフラッシュバックに悩まされる』洗脳の過去を語る」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

当時のことを思い出したら、今でもフラッシュバックに悩まされます。
本当に後悔しています。
(中略。)
本当に消えてなくなりたいと思うときが多々あります。
生きていてもしょうがないんじゃないかとか…。
Aと出会う前までのわたしはAV女優否定派でした。
絶対AV女優なんてならないと思っていました。

(2017年7月7日発売 「週刊文春7月14日号」より、引用。)

香西咲さん

私は不本意なかたちでAV女優になりました。
(中略。)
(略)、いつかこの国から消えてしまいたいと思うこともあります。

——————————————————–

香西咲さんをそのように思わせたのは、以下の犯罪者たちです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他
——————————————————–

一般論として、性犯罪者は、被害者からどのように思われているのでしょうか。
いまから6年前に開催された女性に対する暴力に関する専門調査会の議事録をみてみます。

(2011年4月28日 第54回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<6ページ>
近藤恵子 NPO法人全国女性シェルターネット共同代表
ちょっと別になりますけれども、過去の性被害ということについては、3月11 日の震災以降、あの震災の揺れとか、停電とか、それからいろんな情報によって、それがフラッシュバックという形でよみがえってきて、長い間ふたをしていた過去の性被害が、今、目の当たりになって物すごい恐ろしい悪夢にうなされているとか、それから実際に子どものときに宮城県の仙台市で被害に遭ったと。

それで、この震災の報道が繰り返し繰り返し流されるたびにそのときの被害がよみがえってくる。

「あのときの加害者はあの津波で死んだのだろうか。死んでくれていればいい

あるいは逆に、

「もし生きているのだったら、私に謝罪もせずにのうのうと生き抜いているのだったら、それも許せない」

という、すごい葛藤の中で不眠症になって眠れなくなって、仕事に行けなくなって、大変な状況の中からお電話されてきたという方もおいでになりました。
——————————————————–

当然の感情であろうと考えます。
犯罪者の人権を大切にするひとたちはよく、つぎのような戯言(ざれごと)を口にします。
被害者とその家族が、一生、相手の犯人を憎んで生きていく。
そういった行為が被害者たちにとってしあわせな生き方なのだろうか、と。
簡単に言いますと、罪をゆるせ、ということです。
嗤(わら)ってしまいます。
あまりにも絵空事(えそらごと)です。
一生、犯人に対して憎悪をいだいて生きていく。
これが人間としてのただしい生き方です。

(2011年4月28日 第54回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<6ページ>
近藤恵子 NPO法人全国女性シェルターネット共同代表
また、最も多かった過去の性被害についての相談、訴えということですけれども、長年の暴力被害とともに生きてこられた方々が大変な後遺症を抱えて、本当にのたうち回るような生活を続けておられるということがよくわかったわけですけれども、

相談できなかった、
どこに行っても話をちゃんと聞いてもらえなかった、
訴える場所がなかった、
この電話では本当に信じてもらえるのか

といったような共通する訴えが多うございました。

「長い間たたみ込んできた被害の記憶をお話しするのはここが初めてなのです」

ということで、本当に言葉を選びながら、長い時間をかけてその方の被害経験を語られるという経験をいたしました。
——————————————————–

香西咲さんもずっと、自身の内に犯罪の記憶を押しとどめてきました。
フロイトのことばで言えば、「抑圧」です。
抑圧とは、防衛機制のうちのひとつです。
広辞苑には、
言語、イメージ、感情、随意運動などによって意識に上ろうとする個体の欲動を、再び無意識の中に押し戻そうとすること
と書かれています。
無理に忘れようとする。
これが、抑圧です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月8日>

一生自分の中だけに留めて置かなければいけない、と思った時に気が触れてしまいました。
吐き出す事で過去を清算できる機会を頂けて、救われました。

——————————————————–

(2011年4月28日 第54回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<6ページ>
近藤恵子 NPO法人全国女性シェルターネット共同代表
そういう過去の性暴力被害については、残念ながら有効なリファー(紹介)先が少ない、ほとんどないということが、相談を受ける側としても大変つらい経験でした。

また、そういう方々は、重篤なPTSDを抱えておいでになる方が多くて、本当に自分は統合失調症で入退院を繰り返してきたのだとか、今も薬を飲み飲みこの電話をかけているのだとか、それから電話をかけている最中にばたっと電話が切れてしまうとか、本当に深刻で、心配な状態がたくさんございました。
——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2017年2月18日>

AV強要の件に触れられたらフラッシュバックしてしまった…
6~3年も経つのに。
フラッシュバックに耐えられなくて、去年の秋以来この件に関しては取材を控えて居たのですが…
まだまだ傷は癒えていませんでした。
怖い。
一生の傷にならない様に治療に人生を託します。

——————————————————–

出演強要問題につきましては、法的対応がなされようとしています。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

——————————————————–

香西咲さんの行く手にはまばゆい光が射し込んでいます。
もう死など考える必要がありません。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他

(再掲。近藤恵子さん)

「あのときの加害者はあの津波で死んだのだろうか。死んでくれていればいい
「もし生きているのだったら、私に謝罪もせずにのうのうと生き抜いているのだったら、それも許せない」

出演強要をおこなったやつらには、国家による処罰がまっています。
すべてを奪われて、あとは朽ち果てるだけです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ