10月14日のブログで、辻丸さんのツイートを参照しました。
●辻丸さん
<2017年10月19日>
噂だが・・"適正"業界側は、過去散々敵視してきた人権団体側と"手打ち"したとか?実際4月の発足以降、発言自粛モード?だが何も知らされない実演家達は今なお"鉄砲玉"ツィートでバッシングされまくり。下にはやらせ放題、上はちゃっかりヌクヌク。まさに「仁義なき戦い」の世界。全ては政治だ。 https://t.co/jVPVa7R1zs
— AV落人辻丸 (@kohe000) October 19, 2017
業界の卑俗さを的確にいいあらわしています。
(再掲)
噂だが・・”適正”業界側は、過去散々敵視してきた人権団体側と”手打ち”したとか?
実際4月の発足以降、発言自粛モード?
だが何も知らされない実演家達は今なお”鉄砲玉”ツィートでバッシングされまくり。 下にはやらせ放題、上はちゃっかりヌクヌク。 |
まさに「仁義なき戦い」の世界。
全ては政治だ。
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「実演家達は今なお”鉄砲玉”ツィート」
現在も、被害者の方々を攻撃する輩(やから)がいるようです。
「業界に出演強要は存在しない」
と。
そういえば、以前にも、その種の妄言が語られていました。
(2017年2月10日 AbemaTIMES「AV出演強要問題 女性スカウトが使う巧妙な手口とは」より、引用。改行を施しています。)
●紗倉まなさん
身近な人からは強要の話を聞いたことがないと話し、 「私は自ら志望して、契約したときにも”大丈夫か、契約内容を把握できているか、ちゃんと理解して仕事をしないと人生に影響するから”と念入りに聞かれた上で判を押したので…」 と、自身が事務所と契約した時のことを振り返った。 |
(2016年3月29日発売 「週刊SPA!2016年4/5号」より、引用。)
●紗倉まなさん
(前略。) でもその影の部分というのは、家族に対する後ろめたさとか、このままAVの仕事を続けていってもいいのかなという不安とか、感情のある人間を商品として扱わないといけないプロダクション経営者の理想と現実とかのこと。 女優の意志に沿わない撮影を強要されるようなことは、AVの影とは別次元の話だと思っています。 確かに90年代のAV業界では、スカウトマンに声をかけられた女のコが、よくわからないままカメラの前で裸にされることがあったそうです。 いまの所属事務所のマネージャーや社長は、昔話として聞かせてくれたし、私もそう思っています。 私が見ているAV業界と、被害者が訴えているコたちが見ている業界は違うのでしょうか。 (後略。) |
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これを読んだとき、大概のひとは、紗倉まなさんというかたに対して、侮蔑と憐憫の情をいだかれたことでしょう。
こいつは業界の手先である、とか、プロダクションに騙されている、などというように。
実際のところはどうなのでしょうか。
(再掲。辻丸さん)
「下にはやらせ放題」
「上はちゃっかりヌクヌク」
時折、錯覚することがあります。
女優には言論の自由がある、と。
残念ながら業界にそのようなものはありません。
女優は傀儡(あやつり人形)です。
すべて、「上」からの指示でうごいています。
(2015年11月8日 弁護士ドットコム「現役女優から『死にたい』というメールが届く――AV出演強要の実態(下)」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
●金尻カズナさん
多くの女性たちが沈黙を余儀なくされている実態があります。 とくにAV女優の方は業界の「批判言論」が許されていません。 ある女優の方の場合、常にツイッターが監視されていて、ブログも必ずマネジャーのチェックが入っています。 私たちの相談者の中にも、ある現役の有名女優の方がいます。 彼女はブログで「エッチ大好き」という主旨のことをつづっています。 しかし、私たちへのメールや電話では「死にたい。死にたい。死にたい」という内容の相談がきます。 |
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(再掲)
「AV女優の方は業界の『批判言論』が許されていません」
「常にツイッターが監視」
「ブログも必ずマネジャーのチェック」
女優は奴隷です。
人間としてあつかわれていません。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月14日>
今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた事、 やっと吐き出す事ができました。 こんな私ですが今も変わらず好きでいてくださる方、本当にありがとうございます。 何度も言うけれど今後私はその人たちを大切に生きていくのみです。 (後略。) |
●香西咲さん
<2016年6月23日>
数年前は監視が酷かったから。 少しネガティヴ吐いただけで相手方弁護士から電話かかってきたり。 監視は今も無くはないけど。 |
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年8月30日>
多少は現役女優の人達も声を上げるかな?と思いましたが、結局私でさえ、声を挙げれるようになったのは3年以上経った独立後ですからね。 現実的に今すぐに職を失うリスクと天秤にかけたら何も言えないでしょう。 あと、訴えにくい様に餌を蒔いてたり… |
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もしも、女性に自由があるのならば、わざわざ厚生労働省が通達を出しません。
(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)
●川奈まり子 AVAN代表
<2017年10月9日>
はい、厚労省、消費者庁から行政文書がIPPAに届きました。 適正AV業界内への啓発と周知に努めよとの要請が書かれていたため、AVANにも文書が届き、概要をメールマガジンで会員に報せた次第です。 お尋ねの厚労省関連の文書は労基法上の労働者性(指揮監督等)を無くせという主旨のものでした。 |
(前略)、雇用実態があれば指揮監督下に置かれた出演者の意思がないがしろにされるので、それを避けるために労働者性を排除しろ(=個人事業主化)というのは国の方針で、厚労相からその旨、通達を受け取りました。 |
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(再掲)
「指揮監督下に置かれた出演者の意思がないがしろにされる」
女性には発言の自由がありません。
(再掲。紗倉まなさん)
「女優の意志に沿わない撮影を強要されるようなことは、AVの影とは別次元の話だと思っています」
このかたの場合もおそらく、「上」のやつらに言わされているのでしょう。
発言の内容が奇異だからといって、当該本人を非難することは早計です。
(星川麻紀さんのツイートより、引用。)
●星川麻紀さん
<2017年10月22日>
昨日の長谷川君子という方との一連のやりとりのなかで香西さんにご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
— 星川麻紀 (@hoshikawa_maki) October 22, 2017
昨日の長谷川君子という方との一連のやりとりのなかで香西さんにご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
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●星川麻紀さん
<2017年10月22日>
香西さんから直接弊社の社長を通して指摘を受けましたのでお詫びいたします
申し訳ありませんでした— 星川麻紀 (@hoshikawa_maki) October 22, 2017
香西さんから直接弊社の社長を通して指摘を受けましたのでお詫びいたします 申し訳ありませんでした |
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香西咲さんは頭の良いかたです。
ふつうですと、本人に苦情を申し立てます。
吐露して、溜飲をさげます。
AV業界の場合は特異です。
直接本人に言っても意味がありません。
当該本人は、「上」からの方指示にしたがっているだけなのですから。
(再掲)
「弊社の社長を通して指摘」
香西咲さんは、ものごとの本質がわかっておられます。
背後でほくそえんでいるのは、「社長」です。
「社長」の悪事をやめさせなければなりません。
(再掲。星川麻紀さん)
「香西さんにご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした」
「社長」なる人物は、香西咲さんに謝罪したのでしょうか。
(再掲。辻丸さん)
「下にはやらせ放題」
「上はちゃっかりヌクヌク」
ヌクヌクできるのもあとわずかでしょう。
国は、プロダクションを一掃したい、と考えているのですから。
(2016年7月26日 渋谷のラジオ「AV強要被害の実態・手口と被害を防ぐ方法、私たちにできること」より、引用。)
(参考。当ブログ)
・2017年9月6日
●金尻カズナ PAPS 相談員
このAV被害の問題が可視化されたことで、 「実は、わたしも、数年前に出演していてやめることができたんだけれども、当時は考えなかったけれども、いまになって思えば、被害だった」 「カルトだった」 とおっしゃっていたかたがいました。 |
●遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
わかる、わかる。 そういうことって、あるんだよね。 そのことをみんなはたぶん、理解できなくて、 「うーん、なんだ、いまごろ」 って。 でも、そんなことないよ。 あとからわかることはね、暴力被害って、いっぱいありますから。 |
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(再掲。辻丸さん)
「実演家達は今なお”鉄砲玉”ツィート」
「上」のやつらからツイートをさせられているひとたちは、はやく気づいてほしいものです。
(2016年7月29日 毎日新聞「AV出演強要 香西咲さん『私はこうして洗脳された』」より、引用。改行を施しています。)
●毎日新聞記者
なぜそこまで覚悟を決められた?
●香西咲さん
AVが夢にはつながらないことに気付き、ダラダラやっているのはよくないと思ったんです。 |
香西咲さんは、聡明なかたです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
■香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)
(明日のブログへつづく)
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