過日、パワハラの規制を検討中、との報道がなされました。出演強要に関する法律も突然発表されると考えます。香西咲さんの内の裂傷が癒える規定になることを切望します

3月15日、公明党が、政府に対して、出演強要にかかわる中間提言をもうしいれました。

(伊藤たかえ参議院議員のツイートより、引用。)

伊藤たかえ 参議院議員
<2017年3月15日>


本日、総理官邸で菅官房長官に、「AV出演強要問題についての中間提言」を申し入れました。
被害防止と救済対策強化のため、しっかり取り組んで参ります!
(後略。)

——————————————————–

以降、政府が対策に乗り出しました。

(遠山清彦 前衆議院議員のツイートより、引用。)

遠山清彦 前衆議院議員
<2017年5月1日>


本日の朝日新聞に、佐々木さやか座長で、私も顧問を務める公明党AV出演強要PTの取り組みが政府を動かした特集記事が掲載されました。
公明党だからこそできる、迅速な行動と成果。
引き続き、頑張ります!

——————————————————–

(再掲)
公明党だからこそできる、迅速な行動と成果

公明党は3月15日に行動をおこしました。
同じころ、民進党も、出演強要問題を口にしています。

(2017年2月28日 民進党 「『性暴力を根絶するための包括的な取り組みが必要』男女共同参画推進本部・内閣(男女共同参画・子ども)・法務部門合同会議 」より引用。)

<一部分を引用>
有田芳生 ネクスト法務大臣
人間の尊厳に関わる重要な問題なので、時間をかけて丁寧に進めたい

人間の尊厳にかかわる重要な問題だから迅速な行動をとる、というふうにはならないようです。
女性が、業界(組織的犯罪集団のあつまり)の手にかかって、死屍累々(ししるいるい)の状況となっています。
民進党はなぜ、この現実から目をそらすのでしょう。
まったく理解できません。

(再掲。民進党)
人間の尊厳にかかわる重要な問題

ここでいう「人間」とは、業界人のことなのでしょうか。
「業界人の尊厳に関わる重要な問題なので、時間をかけて丁寧に進めたい」
まさか、とは思いますが。

(公明党広報のツイートより、引用。)

公明党広報
<2017年10月16日>
https://twitter.com/komei_koho/status/919842240041590785
公明党が3月に政府に提言を申し入れて以降、驚くスピードで対策が進んだAV出演強要問題。
JKビジネスの規制も強化します。
若者の声、女性の声を聞いて、弁護士資格を持った女性国会議員、青年国会議員が素早く動きます

——————————————————–

5月19日に政府は、「今後の対策」とりまとめました。
数ある施策のなかのひとつに、法的対応があります。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

——————————————————–

現在、政府は、どのような内容の法律をつくっているのでしょうか。
まったくわかりません。
情報が出てきません。

(2017年3月21日 第1回関係府省対策会議「議事録」より引用。)

林真琴 法務省 刑事局長

もう一点目は過激な内容のポルノの規制等のあり方に関してでございます。
この問題につきましては、公明党からの提言の中におきましても、このポルノの規制が刑事罰則を設けることによる規制というものも含んだ形での提言になっていると承知しておるわけでございますが、この問題に関しては、かなり重い課題となると思いますので、関係省庁と協力して対応を検討してまいりたいと思います。

「過激な内容のポルノに対して刑事罰則を設ける」
当然、公明党からのこの提言は法律のなかに盛り込まれると思うのですが。
——————————————————–

ここではなしがかわります。
フクダ電子という医療用の電子機器を製造している会社があります。
4年前のことでした。
子会社のフクダ電子長野販売の代表取締役が社員4人に対してパワハラをおこなったとされます。
被害者はいずれも女性です。
パワハラによって退職を余儀なくされました。
4人は、裁判にうったえました。
今年、判決が出ました。

長野地方裁判所

(2017年5月17日 朝日新聞デジタル「『50代は転勤願出せ』女性社員らへのパワハラ認定判決」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
朝日新聞
医療機器販売会社「フクダ電子長野販売」(松本市)の代表取締役から2013年、パワーハラスメントを受けたなどとして、従業員だった50~60代の女性4人が、同社と代表取締役に計約1700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、長野地裁松本支部であった。
松山昇平裁判長は
「代表は年齢のみで原告らの能力を低くみる発言をした」
などとして、4人へのパワハラを認め、会社と代表に計357万円余の支払いを命じた。
——————————————————–

判決によると、代表は2013年4月に着任。
その後、
「50代はもう性格も考え方も変わらないから」
「4人の給料で、若い営業員を入れてこき使った方がいい」
などと発言。
特に、当時57歳で経理・総務係長だった女性に
「社員の入れ替えは必要だ。新陳代謝が良くなり活性化する。50代は転勤願を出せ」
「辞めてもいいぞ」
などと侮辱する発言を繰り返した。
当時50代後半で営業統括事務係長だった女性にも
「おばさんたちの井戸端会議じゃないから、議事録を作れ」
「倉庫に行ってもらう」
などと発言。
4人は同年9月までに退職した。
——————————————————–

判決後、原告の女性(61)は
「立証が難しいとされるパワハラが認められてうれしい」
と述べた。

——————————————————–

フクダ電子長野販売は、控訴しました。

東京高等裁判所

3日前の10月17日に、判決が言い渡されました。
ふたたび、原告の勝訴です。

(2017年10月18日 NHK「女性4人が訴えたパワハラ訴訟 2審も勝訴 賠償を増額」より引用。)

<一部分を引用>
さらに1審では認められなかった別の原告に対する退職の強要も認定し、慰謝料などを増額して、会社側に合わせて660万円余りの支払いを命じました。
——————————————————–

(2017年10月18日 時事通信「フクダ電子子会社、二審も敗訴=女性社員へのパワハラ認定-東京高裁」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
判決によると、2013年4月に着任した男性は
「給与が高額過ぎる。50代の社員は会社にとって有用でない」
と話し、係長だった女性2人の賞与を減額するなどした。
2人を含む女性4人は同年7月に退職した。
(略。)
賞与が減額されなかった2人も
「今後同じような対応があると受け止めるのは当然で、間接的に退職を強いた」
と述べ、一審と同様に4人全員に対するパワハラを認定した。

——————————————————–

(2017年10月18日 朝日新聞「『係長へのパワハラはその部下にも影響』東京高裁が判断」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
常務に直接侮辱的な発言を繰り返されたのは係長2人だったが、畠山稔裁判長は残る2人も
「職場で見聞きし、間接的に退職を強いられた」
と認め、一審のほぼ倍となる計約660万円の支払いを命じた。
一審判決は発言を受けた係長のうち1人だけが退職を強要されたとした。
原告側の上條剛弁護士は
「見せしめ的なパワハラが周囲に与える影響も認めた意義ある判決」
と述べた。

——————————————————–

(2017年10月18日 弁護士ドットコム「『50代は抵抗勢力』『事務員は暇』フクダ電子子会社パワハラ、控訴審で賠償額増額」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで会見した女性の1人は、
「(代表取締役は)朝礼で全員がいる前で、『50~60代は考えが変わらない抵抗勢力だ』と話していた。定時で帰れば、『事務員は暇だ』。残業したら、『仕事ができない』などと言われたこともある」
などと、当時の会社の雰囲気を語った。

——————————————————–

妙妙たる(非常にすぐれている)判決です。
慶賀に堪えません。
ここでもう一度、判決が出された日を確認します。

第1審(長野地裁) 2017年5月17日
  5か月後
第2審(東京高裁) 2017年10月17日

第1審と第2審のあいだの8月27日のことでした。
産経新聞が、パワハラに関する記事を報じました。
参照します。

(2017年8月27日 産経新聞「パワハラに罰則含め法規制、政府検討 どこまで対象?職場に監視カメラ?…線引きに課題」より引用。)

産経新聞

職場におけるいじめや嫌がらせなどのパワーハラスメント(パワハラ)に対し、政府が罰則を含めた法規制の検討に着手したことが(8月)26日、分かった。

産経新聞
現状では、労働基準監督署には会社に対し改善を促す強制力が与えられておらず、具体的な取り組みは会社側の自主的努力に委ねられている。

このため、政府は拘束力のある法規制の導入を検討している

が、厚労省によると、人によりパワハラの受け止め方が異なり、業務上の「指導」とみられるケースもあることから、会社側の責任を明確に問うのは難しいという。
——————————————————–

不意を衝かれました。
ぼくはこれまでに、パワハラについて法規制をおこなう、とのはなしを聞いたことがありません。
このたび、なんの前触れもなく、突如、報道されました。

はなしを出演強要の件にもどします。

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

——————————————————–

こちらもパワハラの法規制の件と同じであると考えます。
突然、相貌(顔かたち)があきらかになるものと思惟(しい)します。
その日は、いつ、なのでしょうか。

(2017年2月8日 毎日新聞「AV問題 搾取される“女優” 支援団体に聞く・下」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
毎日新聞記者
具体的には、どういった法整備をイメージしているのですか?

金尻カズナ PAPS相談員
漠然としてはいますが、「今ある圧倒的な格差を逆転させるような法律」です。
消費者金融の例を思い浮かべてください。かつて「借りる方が悪い」とされていたものが、貸金業法の改正によって「貸す側の問題」に逆転しました。
AVについても、出演者と事業者の間にある格差を逆転するようなことを、法律に明記してほしいです。

——————————————————–

(再掲。金尻カズナPAPS相談員)
今ある圧倒的な格差を逆転させるような法律

同感です。
もっとも、こいつらは、法律ができる前に、現行法で逮捕されているでしょうけれども。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
その他
——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月15日>

慢性胃炎や膵炎、睡眠障害、脅迫観念、対人恐怖症等(特に男性)など、 ケジメを付けない限りは一生引きずりますね。
健康を返して。

(再掲。内閣府、関係府省)
被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する

香西咲さんの内の裂傷が癒える法律になることを切望します。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。