出演強要被害に対して各党は、どう取り組もうとしているのでしょう。選挙公約を参照します。香西咲さんが危惧されるように、業界は国に助けてもらえるのでしょうか

4日後の10月22日は、衆議院議員総選挙の投票日です。
本日、ふと、脳裏を過(よ)ぎりました。
各党は、出演強要問題をどのように考えているのでしょうか。
確認するのを失念していました。
それぞれの選挙公約を検(あらた)めてみます。
まずは、野党からです。
日本維新の会と社民党の記載を参照します。

(参考。解散前の議席数)
日本維新の会 15議席
社民党 2議席

日本維新の会

日本維新の会の選挙公約

出演強要問題に関する言及は、なし。

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社民党

社民党の選挙公約

出演強要問題に関する言及は、なし。

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両党とも、出演強要問題には、いっさいふれていません。
残念です。
若干、期待していたのですが。
つぎは、選挙前に急遽結成された希望の党と立憲民主党です。

(参考。解散前の議席数)
民進党 88議席
希望の党 11議席

希望の党

希望の党の選挙公約

出演強要問題に関する言及は、なし。

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立憲民主党

立憲民主党の選挙公約

出演強要問題に関する言及は、なし。

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出演強要問題に関しては、関心がないようです。
当然かもしれません。
いずれも民進党の成れの果(はて)なのですから。
日本共産党はどうでしょうか。

(参考。解散前の議席数)
日本共産党 21議席

日本共産党

(2017年10月 日本共産党「2017総選挙/各分野の政策 47、性暴力被害者支援」より引用。改行を施しています。)

日本共産党の選挙公約

国連の児童売買、児童買春及び児童ポルノ特別報告者による日本に関する報告書(2016年3月)が、10代の女子が従事するJKビジネスなど性的搾取を促進する商業活動の禁止を勧告しました。
また犯罪的アダルトビデオ撮影被害者の訴えにより、若年女性に対する性的搾取の一端-脅迫や欺罔による意に反する撮影(多くは犯罪行為の撮影)とその映像の半永久的拡散に被害者が甚大な打撃を被っていることが関係者・弁護団の尽力で明らかになっています。

これらを取上げた日本共産党の池内さおり衆院議員の国会質問(2016年3月)も一つの契機となって、政府はAV被害やJKビジネスの一部実態把握を行い、2017年春に相談、啓発、取締強化に着手しました。

これらの対策は緒についたばかりであり、性的搾取の実態調査をさらに進めるとともに、当事者の意に反する性を売り物に莫大な利益を上げる構造にメスを入れ、性的搾取を根絶する抜本的対策が必要です。

アダルトビデオ製作販売に係る刑法犯、職業安定法・労働者派遣法違反業者に厳正に対処させるとともに、規制立法を策定します。JKビジネスの商業活動禁止をもとめます。

これらの性的搾取を潜在化させないためにも、被害者支援を総合的に行う必要があります。被害者の多くは若年女性であり、現行制度の狭間となっている現状を改め、行政や民間の多様な相談窓口にアクセスしやすい工夫をします。

厚生労働省「婦人保護事業等の見直しに関する検討会 論点整理」(2013年3月)を全面的に生かした、総合的な「女性自立支援法(仮称)」制定を目指します。

売春防止法を改正し、婦人相談所、婦人保護施設等の改組発展、民間団体との協力と支援の拡充、アウトリーチ型支援の推進、受入施設の拡充を行います。

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胸がすきます。

(再掲。日本共産党)
犯罪的なアダルトビデオ撮影
多くは犯罪行為の撮影
当事者の意に反する性を売り物に莫大な利益を上げる構造にメス
性的搾取を根絶する抜本的対策が必要
規制立法を策定

現在、日本共産党は、立憲民主党のせいで苦戦を強いられているようです。
日本共産党が解散前の議席を維持するためには、投票率がさがらなければなりません。
当日の天気が気になります。
野党で期待できるのは、日本共産党だけです。
今度は与党です。

(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)

伊藤和子 HRN事務局長
<2016年11月14日>

(国重とおるさんのツイートより、引用。)

国重とおる 公明党 前衆議院議員
<2017年3月15日>


総理官邸へ。
菅官房長官に「公明党 AV出演強要問題対策PT」の中間提言を申入れました。
官房長官から、政府の今後の取組みにつき、力強い言葉を頂きました。

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(参考。解散前の議席数)
公明党 35議席

公明党

(公明党「2017衆院選重点政策(マニフェスト)」より引用。改行を施しています。)

公明党の選挙公約

AV(アダルトビデオ)出演強要や、いわゆる“JKビジネス”の被害防止対策を推進します。
公明党の提案で実現した毎年4月の「被害防止月間」の着実な実施、被害防止のための教育・啓発の推進、違法なスカウト行為の取り締まりの強化、相談体制の充実等を図ります。

(2017年10月3日 公明新聞「対話で使える 公明党の女性実績」より引用。改行を施しています。)

公明党新聞
対話で使える公明党の女性向けの実績をまとめました

人権を守る

「モデルにならないか」
などと勧誘された若い女性が、意に反してアダルトビデオ(AV)の撮影を強要される被害に遭うケースが増えています。
公明党は女性の人権を守るため、対策プロジェクトチームを立ち上げ、政府に積極的な取り締まりなどを要望しました。
要望を受け、全国の都道府県警に専門官を配置することや、相談窓口の周知、学校での被害防止教育などが進みます。

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(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)

伊藤和子 HRN事務局長
<2016年11月14日>


AV強要問題、公明党の中間提言を読んで、報告書から一年間でここまで進んだなあ、と感慨深く思っていた矢先、迅速な政府の決定。
思っていた以上に本当に早く、抜本的な対策が取られることになり、感激しています。
政治が動いた!
課題解決はこれからですが、みなさまに、本当に感謝です。

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ぼくはいま、比例代表の投票先は、共産党か公明党かでまよっています。
なやましいです。

(再掲。2016年11月14日。伊藤和子HRN事務局長)
自民党も本腰を入れてくれることを期待

昨年の7月11日、参議院議員選挙がおこなわれました。
自民党の公約のなかに、出演強要に関する記述はありませんでした。
今回はどうでしょう。

(参考。解散前の議席数)
自民党 285議席

自民党

(自民党政権公約2017「自民党政策BANK」より引用。改行を施しています。)

自民党の選挙公約

DVやストーカーの被害者の支援や加害者に対する取組を進めます。
いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等の被害を根絶するための対策を推進します。

(2017年10月10日 自民党政務調査会「自民党政策集2017 J-ファイル」より引用。改行を施しています。)

自民党の選挙公約

64 女性の活躍を支える基盤整備
(困難な状況にある女性に寄り添い、支えます)

女性に対する暴力を根絶します。
性犯罪性暴力被害者支援のためのワンストップ支援センターを全都道府県に整備・拡充し、きめ細やかな被害者への総合的支援を充実します。
婦人保護事業の法的措置を含めた抜本的な見直しを行います。
DVやストーカーの被害者の支援や加害者に対する取組を進めます。
いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等の被害を根絶するための対策を推進します。

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ついに、自民党の選挙公約のなかに、出演強要問題がくわわりました。
今回の選挙で、自民党は圧勝すると言われています。
予想が現実のものとなれば、業界は、息の根を止められるでしょう。
結果が楽しみです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
< 2017年1月2日>

本当はもうこの問題自体嫌です。
Twitter見て頂ければ分かる通り毎晩嫌な気持ちにしかならない。
嫌悪感。
早く決着付けたい。
現代版人身売買した加害者を早く国に裁いて欲しいです。

香西咲さん
< 2017年1月2日>

祭典はひっきりなしに続くのにこの姿勢。
“逃げ”に入ってますよね。
いざと言う時に本当に国に助けてもらえなくなると危惧します。

withnews 2016年11月24日「AV業界『ファン感謝祭』熱気むんむん 強要問題への取り組みは…」

自民党と公明党と日本共産党の勝利を願っております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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