一昨日、勝手に奴隷契約書を作成していた男が逮捕されました。悪辣な手口は香西咲さんを奴隷扱いした業界のやりかたと酷似しています。業界もこの男も世の中の不要物です

一昨日のことです。
日系ペルー人の男が、売春防止法違反容疑で逮捕されました。
この報に接したとき、業界人がおこなっている手口と似ている、と感じました。

(2017年9月22日 時事通信「SNSに元交際女性裸、客募る=売春強要容疑で男逮捕-警視庁」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
時事通信
元交際相手の女性の裸体写真をインターネット上に公開して男性客を募った上、女性を脅して売春させたとして、警視庁保安課などは(9月)22日までに、売春防止法違反(脅迫売春)容疑で、日系ペルー人の無職マツダ・クラビホ・ルイス・ダビー・アキラ容疑者(28)=東京都町田市小山町=を逮捕した。
(中略。)
逮捕容疑は昨年12月~今年7月、交際していた20代女性の裸の写真をインターネット交流サイト(SNS)上に無断で公開し、売春客を募集。
女性を脅迫し、SNSを見て応募した男性客と小平市の女性のアパートで売春させた疑い。

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HRN(ヒューマンライツ・ナウ)が昨年の3月に公表した報告書のなかに、以下の記述があります。

(2016年3月3日 HRN「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」より、引用。改行を施しています。)

<18ページ>
HRN
(前略)、
「性的な内容は絶対にやりたくない」
と強く断ったが、全く話を聞き入れてもらえず、しまいには服を脱がされてトップレスの写真を撮影された。
E子は予想すらしていなかった展開に恐怖を覚え、面接が終わってほどなく、X社に契約解除を申し出た。
E子はX社から、契約を解除するのなら、違約金として、これまでのマンションの家賃、ジム代、美容整形代などを全て返金しろと要求され、支払わないのであれば実家や学校に事情を説明して請求する等と脅した

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一昨日の事件にもどります。

(2017年9月22日 日刊スポーツ「脅迫売春容疑で男逮捕 元交際相手の裸を投稿」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
日刊スポーツ
保安課によると、昨年12月、当時交際していた女性の裸の写真を、スマートフォンから会員制交流サイト(SNS)上に投稿。
「普通の女子大生です。支援は1人最低3000円です」
などと客を募っていた。
逮捕容疑は今年6~7月に21回にわたり、
「俺の行動力は尋常じゃない」
などとSNSのメッセージでこの女性を脅迫し、7月30日に当時女性が住んでいた小平市のアパートで売春させた疑い。

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(2017年9月22日 産経新聞「元交際相手を脅迫し、売春させた疑い ペルー国籍男を逮捕」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
産経新聞
また、女性に無理やりマツダ容疑者に対する借金をさせるなどしていた。
逮捕容疑は今年6~7月、21回にわたり
「お前の返済と引き換えにデータ消してやるよ」
などとメッセージを送って女性を脅迫し、当時女性が住んでいた小平市のアパートで売春をさせたとしている。

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(再掲)
女性に無理やりマツダ容疑者に対する借金をさせる

日刊ゲンダイの記事がくわしいです。

(2017年9月22日 日刊ゲンダイ「元カノ脅し売春強要 28歳ペルー男が書かせた性奴隷契約書」より、引用。改行を施しています。)

日刊ゲンダイ

ハナからA子さんを“カモ”にするつもりだったのでしょう。
マツダ容疑者は彼女の裸の写真をネタに売春を強要し、貸してもいない17万円の借用書を無理やりA子さんに書かせたりした。

HRNの報告書はつぎのようにのべています。

(2016年3月3日 HRN「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」より、引用。改行を施しています。)

<22ページ>
HRN
違約金を支払えない女性が AV への出演を余儀なくされ、性行為を迫られるという実態は、債務奴隷以外の何物でもなく、深刻な人権侵害である。
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マツダ容疑者は今後、業界から、来てほしいと声がかかるかもしれません。
プロダクションやメーカーにとっては、有望な即戦力です。

(2017年9月22日 テレ朝ニュース「交際女性の裸を“SNSにアップ”…脅迫し売春強要か」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
テレビ朝日
警視庁によりますと、マツダ容疑者は去年12月から売春や金銭を要求していました。
女性が拒否したため、家のドアを蹴ったり脅迫する文書を送り付けたりするなど嫌がらせをしていたということです。

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(2017年9月22日 日テレニュース「裸の写真公開し、売春強要か 奴隷誓約書も」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
日本テレビ
マツダクラビホ容疑者はSNS上で
「支援は1人最低3000円」
などと投稿して売春相手を募り、女性に対し「奴隷誓約書」を勝手に作ったり、
「調子にのんなよ、ごみ、かす」
などと何度も脅していたという。

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(再掲)
奴隷誓約書

マツダ容疑者は、奴隷契約書を作成していたようです。
業界人が常日頃よりもちいている手段です。

(2016年3月3日 HRN「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」より、引用。改行を施しています。)

<11ページ>
HRN
脅し・騙しなどの結果、AV 出演を「説得」された女性は、プロダクション・制作会社と複数の契約書を取り交わすことになる。
契約書には、女性がいったん業者と出演契約を交わした後で翻意し出演を拒否したり、出演した後で公開・販売を拒否したりすると、「違約金」を支払わねばならないことが明記されている。

<22ページ>
HRN
ひとたび契約書を締結すると、プロダクションは本人に相談なく仕事を入れ、契約書を盾に、プロダクションが獲得した仕事の現場に行くよう指示する。
女性にとって意に反する、わいせつな内容であっても、ひとたび契約した以上、従う義務がある、とプロダクションは仕事を強要する。

<24ページ>
HRN
メーカーとの契約では、本人がメーカーに対し、肖像権や著作隣接権を包括的に譲渡してしまうことが一般的になっている。
被害女性がいったん出演許諾をし、著作権放棄・許諾をした場合、二次使用、三次使用なども許可したことになり、何らの制限も留保も取り決められず、二次使用、三次使用にあたっての追加報酬についても取り決めないことが多い。

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(ブルーノ飯さんのツイートより、引用。)

ブルーノ飯さん
<2017年9月22日>


ブルーノ飯さん
<2017年9月22日>

奴隷化契約書
出演者(女性)に著しく不利な契約
何されても文句は言いません、やりたくてしました
書いてある趣旨はこれです
非道としか言いようがありません
ブラック企業が霞んで見えます
何されても文句は言いません、やりたくてしました
勿論解りずらくしてAVメーカーの奴隷化意図がバレないに書いてあります
奴隷化し搾取する為です
何度も言いますが
AV強要は撮影現場で起きています
そしてAV強要の主犯AVメーカーなのです

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<出演強要の実行者、または加担者>
DMM
メーカー
プロダクション
スカウト
悪徳弁護士
AVライター
AVマニア

奴隷誓約書
マツダ容疑者は、女性にどのようなことを書かせたのでしょうか。
既出の日刊ゲンダイの記事を参照します。

(2017年9月22日 日刊ゲンダイ「元カノ脅し売春強要 28歳ペルー男が書かせた性奴隷契約書」より、引用。改行を施しています。)

A子さん名義の“奴隷契約書”も見つかっています。
そこには
ご主人様だけを愛し、生涯をかけて性奴隷になることを誓います
と書かれていた。
マツダ容疑者の直接の逮捕容疑は、7月30日、A子さんの小平市のアパートで売春させた疑いですが、マツダ容疑者はその様子を横で撮影し、ネット上にアップしていた。

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(再掲)
ご主人様だけを愛し、生涯をかけて性奴隷になることを誓います

香西咲さんも奴隷としてあつかわれました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月13日>

契約書を縦に止めさせてもくれない、かと言って事務所に居続けたら、 V撮影と性接待(勿論金銭のやり取りなし)に都合良く使われて青木亮に飼い殺しになる…
本気で死にたかった。
あの頃の私はトラックに突っ込んで欲しかった。

香西咲さん
<2016年6月23日>

数年前は監視が酷かったから。
少しネガティヴ吐いただけで相手方弁護士から電話かかってきたり。
監視は今も無くはないけど。

(2016年7月7日発売「週刊文春」2016年7月14日号より、引用。)

香西咲さん

青木の支配下に置かれていた頃、私にとってAV撮影は自傷行為そのものでした。

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(再掲。ブルーノ飯さん)
何されても文句は言いません、やりたくてしました
勿論解りずらくしてAVメーカーの奴隷化意図がバレないに書いてあります

ちなみに、これらをさらに巧妙化しようとしているのが、AV業界改革推進有識者委員会です。

(2017年4月19日 東スポWeb「AV業界版“BPO”で『女優の人権擁護』どう変わる」より、引用。改行を施しています。)

河合幹雄教授(AV業界改革推進有識者委員会 委員)

発足の経緯に、業界側から請われて作られたという背景がある。
実は出演強要問題は業界側の頭を悩ませる問題でもある。
委員会の桐蔭横浜大教授(法社会学)の河合幹雄氏は「出演を強要された」「強制わいせつだ」と出演者から訴えられ、小金を引っ張られてしまうケースの頻出を明かす。
「プロダクション側が払っちゃってるんですよ。騒がれるよりは、先に払った方がよいとなる。そういう意味では、規制がしっかりすることでトラブルを防げると喜ぶ関係者は多いのです」(河合氏)

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(辻丸さんのツイートより、引用。)

辻丸さん
<2017年7月5日>


“自己決定権”が”自己責任“に利用されるのを危惧する。
「契約書書いたろ?面接で承諾した映像残ってるよ。ウチは適正AVメーカーなんだから!」
制作側に都合のいい自己決定が強要、捏造されないか?
覚悟という名の自己責任を強いる業界と世間。
まず体質をこそ点検してほしい、無名の実演家の声から

(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)

伊藤和子 HRN事務局長
<2017年7月5日>


私もまさにこの点を危惧しています。
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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年8月15日>

記録に残して下さりありがとうございます(*´ω`*)
私と同じ様な被害に遭う人が無くなります様にと切に思います。

香西咲さん
<2016年12月19日>

(前略。)
当時の私の様な被害者は2度と現れて欲しくないです。

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出演強要は、業界にとって、生命線です。
生きるか死ぬか、商売が成り立つか成り立たないか、の分かれ目です。
絶対に固守しなければなりません。
今後、業界は、どのような弥縫(びほう。「とりつくろい」)策を講じてくるのでしょうか。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制被害の回復被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

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法律の制定がまたれます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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