香西咲さんもほかの女性と同じく、悪徳弁護士に出演を強要されました。「過去に受けた被害も記録あります」。カルト集団の一員である悪徳弁護士の逮捕も期待しています

5日前のことです。
PAPSの金尻カズナさんと社会的包摂サポートセンターの遠藤智子さんの会話を文字化していました。

(参考。当ブログ)
2017年9月7日

遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
うーん。
わたしたちもね、DVとかレイプとかの被害者のかたのね、裁判でも、加害の側で、宮崎の事件なんか有名ですけど、整体師のかたが整体のところでレイプをするんだけれども、そのレイプをビデオを撮っておく。
その撮っておいたビデオについて、(加害者の)弁護士が、被害者の弁護士と、
「このビデオを公開されたくなかったら示談しろ」
みたいなことをやる、という。
「それは弁護士倫理としてどうなんですか?」
って、団体がね、宮崎の弁護士会に申し入れをしたりしましたけれども、宮崎の弁護士会は、それを一蹴するんだけどね。

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このくだりに接したとき、別の事柄が脳裏を過ぎりました。
プロダクションから、2,460万円の違約金を支払え、と訴えられた女性がいます。
原告側の弁護士は、現在、どうしているのでしょうか。

判決文(内閣府。HRN提出資料4-3)

<原告>

(2017年1月19日 産経新聞「AV出演拒否で女性に賠償請求 提訴の弁護士『懲戒審査相当』日弁連異例の決定『正当な活動』反論も」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
産経新聞
アダルトビデオ(AV)出演を拒否した20代の女性に所属事務所が約2400万円の損害賠償を求めた訴訟をめぐり、日本弁護士連合会(日弁連)が、所属事務所の代理人を務めた60代の男性弁護士について
「提訴は問題だった」
として、「懲戒審査相当」の決定をしていたことが(2017年1月)18日、関係者への取材で分かった。

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この報道(裁判所がプロダクションの訴えを棄却)を知った東京都の男性が27年(2015年)10月、
「提訴は女性を恫喝(どうかつ)したAV出演強制を助長する行為で、弁護士の品位に反する」
として、男性弁護士の懲戒を所属先の第2東京弁護士会(2弁)に請求した。

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2弁の綱紀委員会は28年(2016年)3月、
「提訴は正当で、品位に反するとは言えない」
として懲戒審査に付さないことを決定。
男性は日弁連に異議を申し立てた。

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日弁連の綱紀委は28年(2016年)12月、(中略)
「訴えの正当性がないことを知りながら提訴するなどの『不当訴訟』とまでは言えないものの、提訴や訴訟内容に問題がなかったとは言えない」
として2弁の決定を取り消した。
このため2弁の懲戒委員会は今年(2017年)1月、懲戒審査を始めた。

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簡単に流れを確認します。

<宮本智 弁護士に対して>
2015年10月
 ある男性が、第2東京弁護士会(2弁)に対して、懲戒請求。
  5か月後 
2016年3月
 第2東京弁護士会(2弁)が、懲戒審査に付さないことを決定。
 男性が、日弁連に対して、異議を申し立てる。
  9か月後 
2016年12月
 日弁連が、第2東京弁護士会(2弁)の決定を取り消す。
  1か月後 
2017年1月
 第2東京弁護士会(2弁)が、懲戒審査を始める。
 
すでに8か月が経過しました。
6月15日に、ある弁護士が、ブログで、この件に言及しています。

(2017年6月15日 小林裕彦法律事務所コラム「訴訟の提起で懲戒に?ー弁護士の仕事って何?ー」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
4 今回の懲戒問題の今後について
 「弁護士職務基本規程」では一定の制限が設けられています。
 
 弁護士職務基本規程(2005年4月1日施行)
 (不当な事件の受任)
 第三十一条
 弁護士は、依頼の目的又は事件処理の方法が明らかに不当な事件を受任してはならない

 今後,提訴自体が懲戒対象になっていくのか,それはどういった基準なのか,とても興味深いです。
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(再掲)
とても興味深いです

こう記されてから3か月が経ちました。
第2東京弁護士会(2弁)はどのような判断をするのでしょうか。
宮崎の事例をみてみます。

(再掲。遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長)
団体がね、宮崎の弁護士会に申し入れをしたりしましたけれども、宮崎の弁護士会は、それを一蹴するんだけどね

(2016年3月23日 弁護士ドットコム「宮崎マッサージ店強姦事件『盗撮ビデオ』めぐる交渉の弁護人、弁護士会から懲戒されず」より引用。)

<一部分を引用>
弁護士ドットコム
性犯罪被害者を支援するNPO法人「しあわせなみだ」(東京)の中野宏美代表は2015年3月、この弁護士の言動が被害者に対する不当な圧力にあたり、弁護士法に定める「弁護士としての品位を失うべき非行」だとして、宮崎県弁護士会に対して、この弁護士を懲戒するよう請求した。
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「しあわせなみだ」の中野宏美代表が懲戒請求をしたのは、2015年3月です。
1年後、決定がなされました。

(2016年3月24日 Happy Tear 中野宏美のブログ「宮崎強姦ビデオ事件弁護士は懲戒されないことになりました」より引用。)

<一部分を引用>
特定非営利活動法人しあわせなみだ 中野宏美 代表
本日(2016年3月24日)宮崎県弁護士会から
「弁護士を懲戒しない」
という結果通知を受け取りました。

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宮本智弁護士の件にもどります。

(毎日新聞「日弁連 『AV出演拒否』提訴の弁護士の懲戒審査求める」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
毎日新聞
(前略)、異議申し立てを受けた日弁連の綱紀委員会は同(2016年)12月、
「多額の賠償を請求した提訴は、ビデオ出演を心理的に強制する効果がある」
として審査を求めた。

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宮本智弁護がかかわった訴訟をふりかえってみます。

2015年9月29日 TBS News i「AV出演拒否した女性に違約金請求などのトラブル相次ぐ」
(※動画はDailymotionより。)

(※音声の文字化は、筆者。)
ナレーション(男性)
「タレントになりませんか?」
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ナレーション(女性)
このひとことが、すべてのはじまりだった。
判決や、弁護団によると、事の発端は4年前。
当時、高校生だったAさんは、街で、スカウトマンだという男性から、タレントにならないか、と声をかけられたという。

ところが3か月後、Aさんが向かった仕事先は、露出度の高いグラビアの撮影現場だった。
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伊藤和子 HRN事務局長
そして、女性が、嫌だ、というふうに言うと、
「契約した以上、現場に行かなければならない。契約上の義務である」
そのようなことを言って脅してですね、わいせつな作品への出演をさせていた、ということでした。
で、未成年当時は、1円も本人に対する報酬の支払いはなく、すべてプロダクションが搾取をしていた、と。

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ナレーション(女性)
プロダクションとAさんは、営業委託契約をかわしていた。
しかし、弁護団によると、ろくに契約内容を読む時間もあたえられず、親の同意も得ないままサインをさせられたという。

それから数年後、Aさんが20歳になると、今度はプロダクション側が、Aさんに、アダルトビデオへの出演を執拗に迫ったという。

Aさんは已(や)むを得ず、一度は撮影におうじた。
その撮影は、複数との男性との性行為を強要される内容で、Aさんを心身ともにひどく傷つけるものだった。

さらに、プロダクションは、つぎの出演を要求してきたという。

(弁護団によると)
Aさん
「やめさせてほしい」
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ナレーション(女性)
こう訴えたAさんに対しー

(弁護団によると)
プロダクション側
「違約金は1,000万円にのぼる。あと、9本撮影をしないと、やめられない」
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ナレーション(女性)
両親には知られたくなかった。
追い詰められたAさんは、民間の支援団体に相談し、契約解除の書面をプロダクションに送った。

すると、プロダクションは、およそ2,400万円の違約金支払いをもとめる訴訟を起こしたのだ。

これについて東京地裁は、今月(2015年9月)9日、
「プロダクションは、被告の意に反するにもかかわらず、アダルトビデオへの出演を決定し撮影に従事させようとした」
として、プロダクションの訴えを退ける判決を出した。

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伊藤和子 HRN事務局長
意に反した場合にはすぐにやめていいという契約だ、ということがはっきりした点はおおきいことではないか、というふうに思っております。

アダルトビデオの法規制もふくめてですね、きちんと。
これだけの被害が出ているわけですからとりくんでいってほしいな、というふうに思っています。

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ナレーション(女性)
判決をうけてAさんは、こんなコメントを出した。

「たとえ裁判がおわっても一度でもGoogleの検索結果やネットの動画サイトに流れたものはなかなか消えません。いつどこで誰に知られてしまうのかわかりません。それにおびえて生きるのは苦痛です」
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PAPSの金尻カズナさんによりますと、ネット上の違法画像や動画は消せるとのことです。

(参考。当ブログ

金尻カズナ PAPS 相談員

でも、その、不法にアップされたものってたくさんあるから、もうどうすることもできないんじゃないかと思われるのですが、実際、ちがいます。
何もやらないほうが、さらに被害が拡散していくんですね。

(参考。当ブログ

金尻カズナ PAPS 相談員

実際に、大々的に販売されたひとが、いまGoogleで検索しても出てこなくなっているんですね。

一条の光です。
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ナレーション(女性)
相談をうけている民間の支援団体によると、今年(2015年)になって寄せられた相談59件のうち、多くがアダルトビデオの出演をめぐるトラブルだという。
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宮本節子 PAPS 世話人
とてもとてもとても深刻な被害なんですね。
自分のこの姿がずっと世界中にまわっているかと思うと、居ても立ってもいられない。
「死にたい」
で、事実、自殺されたかたもおります。

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ナレーション(女性)
あいつぐ相談に、担当した弁護士は、注意を呼びかけている。
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伊藤和子 HRN事務局長
こういった安易な誘いにのらないでほしい、と。

勇気をもって逃げていただきたい。

そして、相談機関に来ていただきたい、というふうに思います。
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弁護士は、出演強要の実行者です。

<出演強要の実行者、または加担者>
DMM
メーカー
プロダクション
スカウト
悪徳弁護士
AVライター
AVマニア(=変質者)

第2東京弁護士会(2弁)は、宮本智弁護士に対して、どのような裁定をくだすのでしょうか。
期待する気持ちがあるいっぽうで、諦念(あきらめの気持)もあります。
所詮は、身内同士のやりとりです。
AV業界改革推進有識者委員会と業界の関係のようなものです。

(再掲。遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長)
団体がね、宮崎の弁護士会に申し入れをしたりしましたけれども、宮崎の弁護士会は、それを一蹴するんだけどね

弁護士に関しては共謀罪の適用を期待します。

(参考。当ブログ

金尻カズナ PAPS 相談員
それ(出演強要)専用の弁護士もいるわけですね。
つまり、それ(出演強要)で稼いでいる弁護士。
弁護士さんの問題というのも、実はあって、これ(出演強要)でご飯を食べているひとたちがいるわけですね。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月23日>

数年前は監視が酷かったから。
少しネガティヴ吐いただけで相手方弁護士から電話かかってきたり。
監視は今も無くはないけど。

香西咲さん
<2016年7月17日>

何故今更告発?
皆様の1番の疑問はそこでしょう。
私は辞める時に弁護士会もセックスワーカー御用達の弁護士もその他5件以上の弁護士を当たっています。
が、当時は今の時代と違い『立証しにくい』と門前払いされました。
このタイミングで週刊文春様はいい意味で私を起用してくださりました。

もちろん、すべてが悪徳弁護士ではありません。
伊藤和子HRN事務局長のような清廉(せいれん)なかたも存在します。

(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)

伊藤和子 HRN事務局長
2016年9月21日
思い込みで、被害をカミングアウトした女優さんを集団リンチ?
とんでもない人がいるんですね。
彼女(香西咲さん)はHRNと関係ないし、インディペンデントな方だと思いますよ。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月18日>

(前略。)
味方も沢山います、
弁護士もいます、
独立の際に相手方のバックボーンも調べてます。
それから過去に受けた被害も記録あります。
ご安心を。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY

こいつらと、香西咲さんを監視していた弁護士の逮捕を切望します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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