PAPSの金尻カズナさんによる「AV強要被害の実態・手口と被害を防ぐ方法、私たちにできること」(その3)。香西咲さんに手かせ、足かせをはめた弁護士も、逮捕すべきです

本日も、PAPSの金尻カズナさんの論説についてみてみます。 

2016年7月26日
 渋谷のラジオ
 「渋谷社会部」
  ~AV強要被害の実態・手口と被害を防ぐ方法、私たちにできること
 9:00~11:00放送

(※31分09秒のあたりから。音声の文字化は、筆者。)
遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
(スカウトがおこなっているのは)女性の資質を見極めたかたちの対応だ、ってことなんですね。
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金尻カズナ PAPS 相談員
そうですね。
ある意味のインフォームドコンセント。

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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
悪意のあるインフォームドコンセントね。
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金尻カズナ PAPS 相談員
そうですね。
この子だったらこういうふうな手口ですれば稼げる、っていうのは、本当に長(た)けていらっしゃるので。
それでご飯を食べているひとたちなので。
まあ、ネガティブなソーシャルワーカーですよね。

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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
なるほど。
そのAVのね、出演を強要されて、違約金請求で、裁判っていうので、このあいだ、和解になったんですかね。
最終的にはね。
2,400万円。

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和解ではなく、女性の勝訴です。
原告のプロダクション側が負けました。

(2015年9月30日 日本経済新聞「意に反するAV出演契約『即時解除できる』 東京地裁判決」より、引用。改行を施しています。)

日本経済新聞
アダルトビデオ(AV)出演を拒否した20歳代の女性に対して契約を結んでいたプロダクション業者が違約金の支払いを求めた訴訟で、東京地裁(原克也裁判長)は30日までに、
「意に反するAV出演は許されず、契約は即時解除できる」
との判断を示し、請求を退ける判決を言い渡した。
業者側は控訴せず、判決は確定した。
(中略。)
原裁判長は判決理由で
「女性が結ばされた契約は、やむを得ない理由があれば直ちに解除できる」
と指摘。
そのうえで
「AV出演の拒否はやむを得ない理由にあたる」
として、契約解除を認めた。

(参考)
内閣府(HRN提出資料4-3
判決文
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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
あのときに、かなりニュースになったじゃないですか。
よく、支援業界のひとたちとかって、なかに通じているひとたちは、すごいことだぁ、と思っているけれど、あんまりよく知らない、ふつうったらおかしいけれども、そんなに関心のなかった女性たちは、
「あれっ、AVは好きで出ているんだよね」
っていうふうには、やっぱり思っているみたいなんだよね。

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国民のだれもが、そう考えていたのかもしれません。

(参考)
動画 衆議院インターネット審議中継
 ~2016年3月11日 内閣委員会

(2016年3月11日 衆議院会議録「第190回国会 内閣委員会 第5号」より、引用。)

<一部分を引用>
池内さおり 衆議院議員
膨大な量のアダルトビデオが今流通をしています。
そこで流されている女性の映像のうち、果たしてどれだけの人たちが自分の選択で自分の意思で出演しているのか。
長らく信じられてきた言説があります。
AVには被害者などいない、女性は皆同意のもと撮影に応じているし、それ相応の対価も得ているのだから問題はないと。

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蒙昧(もうまい)でした。
業界という伏魔殿で、際限なく、凄惨なことがおこなわれてきたのです。

遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
金尻さんのところにいま、相談が何百件とか来ているんですよね?
この何年間だけで。

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金尻カズナ PAPS 相談員
そうですね。
今年(2016年)だけでもう、62件来ておりまして。

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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
ああ、そんなに来ているんですか。

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金尻カズナ PAPS 相談員
実は昨年の2015年は、61件だったんですね。
これは、わたしたちの相談のなかの、AV被害、に関してですね。
去年は61件だったんですけれども、今年はもう62件以上になっているので。

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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
7月で62件。

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金尻カズナ PAPS 相談員
そうですね。
なので、倍近く来るんじゃないかと。

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この年(2016年)は、98件の相談がありました。

<PAPS。出演強要に関する相談>
・2009年 0件
・2010年 0件
・2011年 0件
・2012年 1件
・2013年 1件
・2014年 32件
・2015年 62件
・2016年 98件
・2017年 176件(※6月現在)

(合計) 370件

今年(2017年)は、6月の時点で、176件の相談があります。

(参考。当ブログ)
2017年7月16日
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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
もう100件も超えて相談をうけてて、やりたくてやっているひとって、ことば変ですね、相談に来るんだからやりたくなかったということになるかもしれないけれども、出演しているひとたちの気持ちみたいなものはどういうふうなものだと思われています?
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金尻カズナ PAPS 相談員
わたしたちのスタンスは、こまっていることをいっしょにどうしていけばいいのか、なので、いっしょに考えるということがわたしたちのスタンスなんですね。
たとえば、出演には同意していました、と。
高収入で、どうしても借金の返済で、とかですね。
親の介護代を稼ぐとかもありますし、あと、親の医療費を払うためにどうしても金が必要になる。
特に、ガン治療とか、高額ですよね。
そのために、やむなく、というかたもいらっしゃいますし。
本当、ケースバイケースなんですが。
でも、結局、ぜったいにばれないよ、とか、身バレしないよ、と言われていたのにもかかわらず、大々的に販売されてしまう。
これも被害だとわたしたちは認識しているんですね。

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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
そうですよね。
でも、その、身バレしないよ、っていうのは、紙に書いてあるってことじゃないんでしょ。

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金尻カズナ PAPS 相談員
そうですね。
メーカーとかプロダクションの言説として、言い分としては、
「絶対に身バレするとは言っていない」
「身バレするとは絶対に言っていないけれども、だいたい身バレするのは、そのね、これはご本人さんの不注意で身バレするんだよ」
と。
たとえば、彼氏にスマホをいじられてしまうときに知られてしまうとか。
「でも、多くのひとは、そのね、身バレしないんだよ」
って。
「年間、何万本も販売されているから、きみはね、星屑の屑だから、絶対にね、ふつうでは身バレしないんだよ」
って。
「反対に、身バレするってことはイレギュラーなことなんだよ」
って、説明されるんですね。

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(2016年10月20日 毎日新聞「AV問題:語り始めた業界人(7)大手メーカーの危機感」より、引用。改行を施しています。)

毎日新聞記者
AVANは女優の主体性を重んじた独自の契約書を作成しています。
「リスクも含めて全て納得した人だけが出演すべきだ」という姿勢に、メーカーは協調していけますか?

大手メーカーの高木慎司さん(仮名)
苦しいです。
先ほど言った(30人中)「消極的な2~3人」と「バレたくない十数人」がその契約書を見て、本当のことを聞いたら、撮影に踏み込めなくなると思います。

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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
だから、だいじょうぶなんだ、というふうに思って出演をきめて、だいじょうぶじゃなかったというパターンのひとたちと、それから、AVだってまったく思わなかったのにAVに出演させられてしまった、っていうひとたちと、いくつか濃淡があるわけだね。
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金尻カズナ PAPS 相談員
そうですね。
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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
AVじゃないと思っていて、AVで、本当に無理やり出させられてしまいました、っていう事例っていうのは、多いというか、あるわけですよね。
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金尻カズナ PAPS 相談員
そうですね。
一定数を占めております。
特に、売れるかたっていうのは、モデルさんみたいにすごくきれいなかたが狙われるんですけれども。
この業界が成り立つためには、そういったすごく容姿がきれいなかたで、すごく素人っぽいかたが売れるかたなので、それを探すためには、やはりスカウトじゃないとみつけられない。
応募型だと、反対にプロ意識を持ってしまわれるので。
あまり、プロ意識っていうのは、価値としては、AV業界としては、価値がそんなに。

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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
それは差別だね。
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金尻カズナ PAPS 相談員
(価値が)ないとされているんですね。
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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
女性に対する、もとめているものの、なんかすごく差別している感じありましたね。
いまの。

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金尻カズナ PAPS 相談員
そうですね。
実はこの差別をつくっているのは、需要する消費者がこういったものをもとめているから、業界もそれに応じていて。
だれが差別をしているのかというと、需要ニーズがもとめて、女性の人権侵害的な映像をもとめて、それが業界、事業者であるメーカーとかがそれを制作している、と。
なので、業界全体がある種、差別構造をつくっているんじゃないかな、とわたしは考えています。

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<出演強要の実行者、または加担者>
DMM
メーカー
プロダクション
スカウト
悪徳弁護士
AVライター
AVマニア

AVマニアの罪は深いです。
こいつらは、ゴミ、クズです。
虫けらです。
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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
AVの出演強要みたいなところ、っていうのは、そう言うのはあまり好ましくないと思いますが、初々(ういうい)しい、とか、素朴な感じの女性が出演しないと価値がないから、そういうひとを出演してもらうためには、さまざまなテクニックをつかってスカウトしていくのだ、という、そういう道筋があるってことだね。
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金尻カズナ PAPS 相談員
そうですね。
そういう道筋があるということですね。
ほかにも、それと似たケースとしては、実際にアイドル活動をしていたかたとかですね。
それをAVに出演させると、やっぱり、売れるものができるので、そこも、騙しのテクニックがあって。
たとえば、芸能活動で、なんらかの理由で真っ当な芸能プロダクションをやめざるをえなかったかたが、っていうのは、けっこうターゲットにしやすい。
ターゲットにすると、元・なんたら、とかですね、元・レースクイーンとか、元・アイドルユニットとかですね、元・インターハイ出場とかですね。
そういったひとっていうのは、プレミアがつくんですね。
本当に、1本あたりの価格というのが、ふつうのデビューものというのはだいたい250~300万ぐらい、メーカー、制作会社からプロダクションに支払われるんですけれども、それとはちがう800万とか1,000万枠というのもあるんですね。

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こうした犯罪をおこなっているのが、こいつらです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY

(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)

香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。
(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。
その時、自分をスタッフ全員が待っている状況にあった。

香西咲さん
遠いところですから……。
よっぽど強い子でないと(撮影を中止させるのは)無理だと思いますし。
私さえ泣いておけば丸く収まると思った。
結局AV撮影に応じることになりました。
あとは、違約金などを理由に辞められないです。

遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
アダルトビデオそのもののね問題っていうのは、ぜんぜんちがうことだと思うんですよね。
AVに出演強要されたり、出たら思惑とちがって、こういろんなことがばれてしまって本当にこまる、とかいう被害のはなしをしているわけですけど、その被害にあわないようにするってことができるのか、ってことと、いまね、夏休みに入ったじゃない。
夏休みに入って渋谷でこれがオンエアされていて、そのいまターゲットになる女のひとたちに、被害にわたしはあわないようにするっていうたてかたは、あまり好きじゃないんですけれども、あわないようにするっていうか、注意をするっていうか、そのポイントみたいなのがある?

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金尻カズナ PAPS 相談員
それがですね、本当にそのスカウト業者、スカウトマンは、ことば巧みなので。
被害にあわないっていうよりかは、どちらかというと、被害にあってしまいそうになったとき、すぐ相談することが大切なんですね。
被害にあわないように気をつけても、被害にあってしまうので。
もちろん、そこで、こういう現実がある、実際被害があるんだ、と。
AVには、これまで、被害がないとされていたんだけれども、被害があるんだということを知ることがまず大切で。
まず知ること。
実際に被害にあいそうになったりとかですね、違約金を請求されたり、ことわったら違約金を請求される、とかの場合は、これは救済する方法があるんだ、ということを知ってもらう。

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遠藤智子 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 事務局長
だから、自分はアイドルになるためにプロダクションと契約をして、ジムに行ったりレッスンをしたりしていたんだけれども、制作会社の面接をうけたときにはもうAVだった、というがその場所でわかった。
じゃ、この契約書に名前を書け、と言われたときには、書かなくていいんだよね、っていうことを知ってほしいってことだよね。

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おっしゃるとおりです。
スカウトらがおこなっていることは詐欺なのですから。
仮に契約しても、杞憂にはおよびません。
取り消すことができます。
2,460万円の違約金訴訟で、このことが瞭然となりました。

(2015年9月9日「判決文」より、引用。)

<一部分を引用>
(要旨)

アダルトビデオへの出演は、出演者である被告の意に反してこれに従事させることが許されない性質のものといえる。
やむを得ない事由がある場合は、契約を直ちに解除することができる。

(※内閣府のサイトにも、判決文の要旨が掲載されています。)

業界はそれぞれ、クズ、ゴミ弁護士を飼っています。
こいつらからの入れ知恵をうけて、女性を奴隷扱いしてきました。
もうこのようなことは通用しません。
契約自体が意味をなさないのですから。
警察が、クズ、ゴミ弁護士に対して、共謀罪を適用することを願っております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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