渋谷区議会が国会と政府に提出した意見書を読み直してみました。犯罪者の駆逐をもとめています。香西咲さんを幽閉して奴隷扱いしたやつらの逮捕がまたれます

8月27日のブログでもふれました。
人身取引につきましては、ライトハウスのほかに、ノット・フォー・セール・ジャパンというNGOが活動をされています。
2年前のことです。
同団体がレポートで、PAPSの学習会の内容をつたえました。
渋谷区は問題のある街のようです。

(2015年10月9日 ノット・フォー・セール・ジャパン ニュース「vol. 44」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
(23)渋谷や新宿にはAV制作会社がたくさんあるが、地元の人が被害に遭っているわけではない。
むしろ町のイメージダウンにつながりかねないので、地元の人はあえて問題視しない
そのために可視化できず問題解決に向かわない、という側面もある。

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(再掲)
町のイメージダウンにつながりかねないので、地元の人はあえて問題視しない

渋谷区は、このような指弾(非難)に対して、忸怩(じくじ)たる(恥ずかしい)ものを感じたのかもしれません。
約半年後、5名の渋谷区議会議員が、出演強要に対する意見書を提出しました。

(参考。PAPS)
「メルマガ44号 渋谷区議会:アダルトビデオ被害者救済に関する意見書を国政に提出」

(参考。内閣府資料)
2016年3月28日「アダルトビデオ出演等の強要の防止及び被害者の救済に関する法整備を求める意見書」

<提出者>
・下嶋倫朗 区議(自民党)
・吉田佳代子 区議(民進党)
・五十嵐千代子 区議(共産党)
・栗谷順彦 区議(公明党)
・薬丸義人 区議(シブヤを笑顔にする会)

5人の議員が所属する政党(会派)は、多岐にわたっています。
意見書の文面をみてみます。

「アダルトビデオ出演等の強要の防止及び被害者の救済に関する法整備を求める意見書」より、引用。)

近年、若者が路上等で勧誘され、その意に反してアダルトビデオやアダルト動画チャット(ネットを介した性的な動画交信)に出演させられたという被害が相次いでいる。

勧誘当初はアダルトビデオ業者である事を隠し、学生証や身分証明書をコピーする等の手段により出演を強要するなど、その手口は極めて悪質である。

かかる行為は、個人の自由を奪い、暴力や脅しや騙しを使って個人の意に反して働かせ、その利益を搾取する犯罪行為である。

渋谷区には40社以上のアダルトビデオ・プロダクションが存在し、過去2年間に被害者支援団体に寄せられた相談114件のうち41件は、渋谷区内で勧誘、撮影、又は制作が行われた実態があり、その被害は急増傾向にある。

渋谷区はこれらの実情に鑑み、渋谷区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例に基づき勧誘行為を禁止し、対策の強化に取り組んでいるものの、国による抜本的な対策が急務である。

よって渋谷区議会は、国会及び政府に対し、こうしたアダルトビデオ業者等による個人の意に反する形での勧誘、雇用、派遣、制作、販売、貸出し、配信等による性的被害を防止し、実態調査、公安委員会への届け出、立ち入り調査等による被害者の救済を行うため、罰則付きの総合的な法整備強く要請する
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文章の端々から、プロダクションとメーカーに対する厭悪(えんお。「はげしい憎しみ」)の情が感じられます。

(再掲)

その手口は極めて悪質である。
個人の意に反して働かせ、その利益を搾取する犯罪行為である。
罰則付きの総合的な法整備を強く要請する。

渋谷区議会の定数は、34名です。

(参考)
渋谷区議会議員定数条例
渋谷区議会 区議会のしくみ

政党(会派)別の人数もみてみます。

(参考)
会派等一覧

自民党(9人)
公明党(6人)
日本共産党(6人)
シブヤを笑顔にする会(5人)
民進党(4人)
無所属(3人)
議長(1人)

3日後の2016年3月31日、渋谷区議会は、全会一致で、意見書を決定しました。
全員が、罰則付きの総合的な法整備をもとめることに賛成したのです。
一人の反対者もなく。
以前、ツイッターで、噴飯ものの(吹き出して笑ってしまう)落書きをみたことがあります。
落書き者は、こう自説を展開していました。
渋谷区はプロダクションやメーカーをまもるであろう、と。
多額の税金をおさめているひとたちがいなくなったら区の財政が逼迫する、というのが論拠です。

(再掲。渋谷区議会)

その手口は極めて悪質である。
個人の意に反して働かせ、その利益を搾取する犯罪行為である。
罰則付きの総合的な法整備を強く要請する。

渋谷区議会は、プロダクションとメーカーを消したい意向のようです。
聡いです。
同議会は、その後、国会と政府に意見書を提出しました。

(2016年3月31日 渋谷区議会「アダルトビデオ出演等の強要の防止及び被害者の救済に関する法整備を求める意見書」より引用。)

<一部分を引用>
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成28年3月31日

渋谷区議会議長名

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
法務大臣
厚生労働大臣
内閣官房長官
国家公安委員会委員長 あて

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(参考。地方自治法)
第99条
普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会又は関係行政庁に提出することができる。

(2016年3月31日 NHK「AV被害防止の法整備を要請へ」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
渋谷区には、公共の場所でのスカウトなどを禁止する条例があるものの罰則はなく、国による法整備が必要だとして、31日開かれた区議会で、個人の意思に反したアダルトビデオの制作や販売を防ぐ罰則付きの法整備を、4月、政府と国会に要請することを決めました。
(※この記事は、ライトハウスが保存しているものです。)
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先述のとおり、提案者は、
下嶋倫朗区議(自民党)、
吉田佳代子区議(民進)、
五十嵐千代子区議(共産党)、
栗谷順彦区議(公明党)、
薬丸義人区議(シブヤを笑顔にする会)
です。
議員はなぜ、このような提案をおこなったのでしょうか。
薬丸義人区議が発行している「きずな通信」を読むとわかります。

「きずな通信」より引用。改行を施しています。)

◆意見書2本を決定しました。

昨年(2015年)11月17日に男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス>で開催された女性団体と議員の懇談会で
「近年、若者が路上等で勧誘され、その意に反してアダルトビデオ等に出演させられたという被害が急増しており、その多くが渋谷区内で行われている。」
との衝撃的な話を聞き対応を検討。

「子どもを性の対象とすることを容認しない法改正を求める意見書」及び「アダルトビデオ出演等の強要の防止及び被害者の救済に関する法整備を求める意見書」の2本を国会及び政府に提出することを全会一致で決定しました。
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(再掲)
女性団体と議員の懇談会で(中略)衝撃的な話を聞き対応を検討

多くの議員が打ちのめされたようです。

鈴木けんぽう 区議
<2016年11月16日>


今日は女性団体のみなさんと渋谷区議会議員の懇談会。
昨年のこの会から、アダルトビデオのスカウト問題が議論に上り、最終的には国や東京都への意見書提出に繋がりました。

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「女性団体」とは、ライトハウスのことです。

(2016年3月31日 ライトハウス「【政策提言活動】渋谷区議会が性的搾取に関する意見書を国に提出!」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
ライトハウス
今回の意見書提出に至った背景には、渋谷区内で勧誘されたり、区内に事務所を置くAV業者によるAV出演被害が相次いで寄せられる中で、当団体が渋谷区議会議員の皆さまにご相談をさせていただいた経緯があります
今回のような意見書を区が提出することは初めてであり、大変画期的であると感じております。

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岡田マリ区議も、ライトハウスを高く評価しています。

(2016年4月23日 岡田マリ公式サイト「子どもを大人の性の被害者にしないために」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
岡田マリ 区議
渋谷区としてもスカウトを含めた「客引き行為等の帽子に関する条例」の対策を強化したり、こうしたスカウトの注意喚起などを行っていますがさらに国への法整備が求められます。
そこで渋谷区議会から法整備を求める意見書がまとまりました。

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今後、国が法整備に取組む一歩となりますように…。
こうしたアダルトビデオ(AV)への強制出演などをされている方々の相談事業を行っているNPOがあります。
>>NPO法人ライトハウス
困っていらっしゃる方はぜひご相談ください。

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(再掲)
国への法整備が求められます
国が法整備に取組む一歩となりますように

そう遠くない将来、渋谷区議会の要望が結実することでしょう。
政府はいま、法案づくりをおこなっています。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

(だいわりゅうさんのツイートより、引用。)

だいわりゅうさん
<2017年7月28日>


(前略。)
AV関係の社長が一様に言うのは強要でいつ逮捕されるかわからないからもう撤退するしかないと。
逆にいまAVで残ってる人たちは逮捕覚悟の半グレ系の人たちですね。
(後略。)

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年10月27日>

今朝は正暴力のカウンセリングに行きます。
思い出すの辛い。
||||||(_ _。)||||||
やっぱりあの人達がしてきた事は人間とは思えない。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
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こいつらは仮に足を洗っても、かならず逮捕されるでしょう。
もうこいつらはおわりです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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