週刊金曜日の出演強要問題特集を読んで圧倒されました。ここまで世論がひとつにまとまったのは希有なことです。香西咲さんの人生を破壊したやつらに未来はありません

週刊金曜日に、出演強要問題が掲載されました。

(辻丸さんのツイートより、引用。)

辻丸さん
<2017年7月24日>


今週28日(金)発売の「週刊金曜日」@syukan_kinyobi にAV強要問題が取り上げられ、僕のコメントも載る予定です。
(後略。)

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購入しました。
表紙をながめてはみたものの、読むのが躊躇(ためら)われました。
週刊金曜日は左派系の雑誌です。
左派は、表現の自由、に拘泥します。

(2017年5月12日 リテラ「東京五輪を理由にコンビニからエロ本が消える!? ちばてつやも『エロ・グロの規制は言論統制の始まり』と警鐘」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
リテラ
漫画家のちばてつや氏は、エロ・グロ・ナンセンスの規制こそが、国家権力による過度な表現規制、および、情報統制への地獄の一丁目であると警鐘を鳴らしている。

ちばてつやさん
戦前もまず、「エロ・グロ・ナンセンス」がやり玉にあがりました。
エロ小説とかエロ写真とか…。
「日本がこんな大変な時に、こんなものが出回っている」
「こんな下品なものはこの世から消してしまえ」
という雰囲気があった。
そういうものは取り締まりやすいし、そのための法律も作りやすかったんですね。
そのうち、同じ法律で新聞記事や本、放送の規制にまで広げていきました。
国民の目をふさぎ、耳をふさぎ、口をふさぐというように、国民の考えそのものを取り締まっていくことになっていった。
(後略。)

リテラ
エロ規制の道の先は、公権力による言論弾圧につながっている──。
これは、被害妄想でも、世迷い言でもない。
歴史が証明していることなのである。

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業界の窮状を慮(おもんぱか)って、左派が何らかの応援をしてくることは考えられます。
週刊金曜日は高級雑誌です。
品質の高さには定評があります。
現在の情勢のなかで、業界側に荷担(加担)することはないでしょう。
考えられるのは、両論併記です。
過去に、東京新聞と、朝日新聞がおこなっていました。

(東京新聞)

(朝日新聞)

ぼくは、業界を擁護している記事を読むと、絶望的な気分になります。
息苦しさをおぼえます。

(2016年7月14日発売 「週刊文春」2016年7月21日号より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

事務所の言いつけ通りに仕事をこなす日々。
夢のためにと笑顔をつくって自分を奮い立たせたが、気がつけばアルコールと睡眠薬が必需品になっていた。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月23日>

数年前は監視が酷かったから。
少しネガティヴ吐いただけで相手方弁護士から電話かかってきたり。
監視は今も無くはないけど。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月15日>

慢性胃炎や膵炎、睡眠障害、脅迫観念、対人恐怖症等(特に男性)など、 ケジメを付けない限りは一生引きずりますね。
健康を返して。

意を決して、雑誌を繰(く)りました。

「週刊金曜日」7月28日号

特集「AV出演強要・性被害」問題から考える」24~32ページ
これは「自己責任」でも、「職業差別」でもない(玖保樹鈴)24~27ページ
「啓発」も大事だけど…… 政府対策、これだけでいいの?(林美子)26~27ページ
対談 「強要」と性売買を問う 性搾取される女たち(小野沢あかね×北原みのり)28~31ページ
『裸足で逃げる』著者・上間陽子さん公開レクチャー 本当に「選べる」ところからの決定か(林美子)32ページ
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驚倒しました。
業界を擁護する記事は、寸分(すんぶん)も見当たりません。
どれもが、業界のおこなっている行為を否定しています。
完膚無きまで。
この前のNHKのときと同じ状況です。

(辻丸さんのツイートより、引用。)

辻丸さん
<2017年6月24日>


業界からすれば完璧な偏向報道?
去年のクロ現ではまだかろうじて業界側の声もあったが、今回はほぼ見事なまでの徹底ブロック!
去年僕は書いた。
なぜあんな風に報じられるのかを自省しなくては何も始まらない、と。
今回も被害者以外の全ての(僕も)業界側にあえて”下劣な”言葉を吐く!
「自己責任」!

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それにしても、唖然とさせられます。
週刊金曜日がここまで書くとは。
業界人が最後の拠(よりどころ)としている「自己決定権」も、粉砕しています。
唾棄しています。
一蹴しています。

(辻丸さんのツイートより、引用。)

辻丸さん
<2017年7月30日>


AV業界はムラ社会で、自分たちの”主義主張”だけで突っ走ってきたところがあります。
だから今まで、外部の意見を
「業界のことも何も知らないくせに」
とはねのけてきた。
しかしなぜ、まず最初に被害者を助けようとしないのか。
AV出演強要問題は人権問題以前に、性犯罪だと思います。

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辻丸さんのもうひとつの発言を参照します。

(2017年7月28日発売 「週刊金曜日」より、引用。)

辻丸さん

あくまで自分の感覚でしかないが、8割以上の女優は自発的に出演していて、被害者は2割かそれ以下

被害者は2割かそれ以下
驚天動地のご発言です。
出演強要の被害者が2割前後存在する、とおっしゃるのです。
ぼくは唸(うな)りました。
あまりにもおおきな数字です。
ちなみに、IPPA(メーカー団体)は、強要は存在しない、との立場です。

(2017年3月2日 SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
IPPA(メーカー団体)
でも
「強要されて出演した作品だから、販売サイトから取り下げてほしい」
というのは承服できない。
だってそれで取り下げたら強要してるって認めるわけじゃないですか。
やってもないことを認めるなんて、おかしいですよ。
20年、30年前のAVは確かにとんでもない現場もあって、強要はあったかもしれない。
でも、今はそんな時代じゃない。

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IPPA(メーカー団体)の認識は、辻丸さんとことなります。
出演強要はない、です。

(確認。出演強要の割合)
辻丸さん 20%前後
IPPA(メーカー団体) 0%

IPPA(メーカー団体)なぜ、出演強要の事実をみとめないのでしょうか。
理由は簡単です。
自分たちのおこなっていることは出演強要に該当しない、と考えているのでしょう。

(中村淳彦さんのツイートより、引用。)

中村淳彦さん
<2017年2月3日>


イベント。
理解に時間かかったが、どうも芸能をチラつかせてAV、ソフトな求人広告で面接で口説く、それは強要という社会になったっぽい。
議論の余地なさそうなので、あわせます。
RTメディアのタブーを超える~AV出演強要問題から見えたもの~

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(再掲)
芸能をチラつかせてAV」
「ソフトな求人広告で面接で口説く」
「それは強要という社会になったっぽい」
あわせます

IPPA(メーカー団体)は、あわせることができないようです。
早々に、内閣府のサイトで学習することをおすすめします。

(内閣府男女共同参画局「01 こんな被害が起きています」より、引用。)

主な被害事例(その他)

モデルの仕事だと言われ事務所に行くと、アダルトビデオの撮影だった。断ることができず、撮影に応じた。

「モデルになれる」、「君を有名にしてあげる」、「芸能界とパイプの太い人を紹介する」と言われ、アダルトビデオへの出演を求められた。

食事をおごってくれたり、悩みを聞いてくれたので、嫌だと思った仕事も受けなければいけないのかと思うようになっていった。
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これらはすべて、強要です。
内閣府がそう言っています。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子 AVAN代表
<2017年6月28日>


うーん。
業界内で昨年、真っ先にあがったのは、性暴力分野の罪名最初の逮捕者が出たらよかったのに!という声でした。
業界内でも、性犯罪の犯人の炙り出しをしたいという意見は圧倒的。
しかし逮捕してもらうぐらいしないと、正当な理由を持ってパージもできないわけ。
一応ここは法治国家だからね。

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辻丸さん

あくまで自分の感覚でしかないが、8割以上の女優は自発的に出演していて、被害者は2割かそれ以下

さいわい、頑なな業界人も、香西咲さんの件につきましては別のようです。
強要といいますか、性犯罪である、とみとめています。

(再掲)
性暴力分野の罪名で最初の逮捕者が出たらよかったのに

警察はいま、犯罪者たちを泳がせています。
犯罪者は、日々、安穏と暮らしているのでしょうか。
ちがいます。
極度の精神的重圧を感じているはずです。
いつ逮捕されるかわからないのですから。
こうした状況がつづくと、人間はどのようになるのでしょうか。
過去の事例に目をやりますと、大概は病気になります。
ガンなどの不治の病に。
検挙のまえに、野垂れ死にしたやつもいます。
仮にいま、無傷でも、いずれ、深淵に突き落とされるでしょう。
犯罪者たちの人生に未来はありません。
あるのは、苦しみと絶望です。
生きていたらのはなしですが。
香西咲さんの人生を破壊したやつらが喉をかきむしり痛苦にもだえながら朽ち果てることを念願します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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