香西咲さんのうったえは日本のあらゆるところに影響をおよぼしています。今年は、「女性に対する暴力をなくす運動」の対象に出演強要問題が付け加わりました

5月19日に政府は、出演強要問題に対する「今後の対策」を決定しました。
方策のひとつに、啓蒙があります。

「今後の対策」

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

<3~4ページ>
3 教育・啓発の強化

(1) 広報・啓発活動の強化

① 当分の間、毎年4月を「AV出演強要・ 「JKビジネス」等被害防止月間」と位置付け、当該期間中、関係府省は相互に連携しつつ、政府一体となって必要な取組を集中的に実施する。(関係府省)〔平成29年4月~〕

② 青少年の非行・被害防止全国強調月間(毎年7月)、子供・若者育成支援強調月間(毎年 11 月)、女性に対する暴力をなくす運動(毎年 11月12日~同月25日)等の関係する月間等の機会を活用し、引き続き、アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等の被害防止を図るための具体的な取組を実施する。
ア (省略。)
イ (省略。)
ウ 毎年11月12日から25日の間に行われている「女性に対する暴力をなくす運動」において、関係団体との連携、協力の下、女性に対する暴力の問題に関する取組を一層強化するための広報活動を実施し、暴力を容認しない社会風土の醸成を図る。(内閣府、関係府省)〔平成 29 年 11 月〕

——————————————————–

このたび、内閣府のサイトに、「女性に対する暴力をなくす運動」の実施要綱がアップされました。
みてみます。

(2017年7月18日 内閣府「平成29年度「女性に対する暴力をなくす運動」実施要綱」より、引用。改行を施しています。)

2017年7月18日公開

1 目的
暴力は、その対象の性別や加害者、被害者の間柄を問わず、決して許されるものではないが、特に、配偶者等からの暴力、性犯罪、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント等女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものであり、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題である。
この運動を一つの機会ととらえ、地方公共団体、女性団体その他の関係団体との連携、協力の下、社会の意識啓発等、女性に対する暴力の問題に関する取組を一層強化することを目的とする。
また、女性に対する暴力の根底には、女性の人権の軽視があることから、女性の人権の尊重のための意識啓発や教育の充実を図ることとする。

2 実施期間
平成29年11月12日(日)から11月25日(土)までの2週間
(11月25日は「女性に対する暴力撤廃国際日」)

3 主唱
内閣府、内閣官房、警察庁、金融庁、消費者庁、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省

「女性に対する暴力をなくす運動」は、例年、11月12日から11月25日までおこなわれています。
このとりくみは、「パープルリボン運動」とも呼ばれています。

(2013年11月12日 THE PAGE「通天閣などが紫色にライトアップ 女性への暴力根絶を訴え」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
パープルリボン運動は、1994年アメリカで始まった女性への暴力の根絶を訴える活動で、紫色のリボンがシンボルとなっている。
——————————————————–

紫色のリボンがシンボル
嚆矢(こうし。「はじまり」)は、アメリカのようです。
下図は、日本のシンボルマークです。

(画像は内閣府のサイトより、引用。)

塔と、パープルリボンのくみあわせです。

2013年11月12日 THE PAGE「通天閣などが紫色にライトアップ 女性への暴力根絶を訴え」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
大阪市浪速区の通天閣ほか、東京タワー、さっぽろテレビ塔など全国約20の施設が紫色にライトアップされ、女性への暴力根絶を訴えた。
——————————————————–

2013年は、約20の施設が、パープルに染まりました。
昨年(2016年)は、81の建造物に対して、ライトアップがおこなわれました。

(画像は内閣府のサイトより、引用。)

(兵庫県。明石海峡大橋)
——————————————————–

(2016年 内閣府「平成28年度 女性に対する暴力をなくす運動」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
パープル・ライトアップには、女性に対する暴力の根絶と、被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください。」
というメッセージが込められており、運動期間中、タワーや商業施設、お城など、全国39都道府県、81の施設でも同様のライトアップが実施されました。

(画像は内閣府のサイトより、引用。)

(東京スカイツリー)
——————————————————–

(再掲。平成29年度「女性に対する暴力をなくす運動」実施要綱)
11月25日は『女性に対する暴力撤廃国際日』

「女性に対する暴力をなくす運動」の最終日(11月25日)は、「女性に対する暴力撤廃国際日」でもあります。

(2016年11月25日 国連広報センター「女性に対する暴力撤廃の国際デー(11月25日)事務総長メッセージ」より、引用。改行を施しています。)

国連事務総長
<一部分を引用>
世界はきょう、女性と女児の明るい未来を象徴するオレンジ色ライトアップされています。
本格的な投資があれば、私たちはこの光を輝かせ続け、人権を擁護し、女性と女児に対する暴力を永遠になくすことができるのです。

(画像は国連広報センターより、引用。)

——————————————————–

H.I.S.ボランティア・スタディツアーさん
<2015年11月25日>


11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」
テーマカラーはオレンジ。
ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルがオレンジ色にライトアップされるってご存知でしたか?
(後略。)

——————————————————–

(2016年10月30日 UN Women 日本事務所「Facebook」より、引用。改行を施しています。)

UN Women 日本事務所
(前略。)
11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」。
暴力のない明るい未来を象徴するために、UN Womenは11月25日から12月10日(人権デー)までの16日間、
「世界をオレンジ色に(Orange the World)」
と呼びかけます。
これまで、世界中の多くの場所で有名なランドマークがオレンジ色に染まりました。
また昨年は70カ国以上で、暴力の撤廃を願う人々によりキャンペーンが行われました。
今年も世界中でライトアップ、キャンペーン、イベントが行われますのでお楽しみに!
一緒に暴力のない未来をつくりましょう!

(写真は昨年。左上から時計回りに、エジプトのピラミッド、アメリカ合衆国のエンパイア・ステート・ビル、パナマ共和国のパナマ運河ビル、オランダの国際司法裁判所)

——————————————————–

UN Women」は、国連の機関です。
2010年7月に新設されました。
正式名称は、「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関」です。
「UN Women」は、
11月25日から12月10日(人権デー)までの16日間、世界をオレンジ色に
と呼びかけています。

(2016年11月26日 東京新聞「女性への暴力を撤廃しよう 文京区で啓発 ビデオ上映や相談会」より、引用。改行を施しています。)

「女性に対する暴力撤廃の国際デー」の25日、「UN Women」(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)日本事務所が、入居する文京シビックセンター(文京区春日)で啓発イベントを開いた。
女性に対する暴力をテーマとした短編ビデオの上映や啓発グッズの配布、区内の警察署による犯罪被害者の相談会を実施した。
同事務所パートナーシップ・コンサルタントの結城直子さんは
「暴力撤廃を文京区から広めたい」
と話した。
「世界人権デー」の12月10日までシビックセンターを暴力のない明るい未来をイメージしたオレンジ色でライトアップするほか、大学のキャンパスで啓発チラシ配布などを行う。

——————————————————–

(再掲)
暴力撤廃を文京区から広めたい

文京区は、この要請に応えました。
区のホームページをみてみます。

(2016年 11月18日文京区「「Orange the World(世界をオレンジ色に)」を合言葉に!!文京オレンジデーキャンペーンを実施しあらゆる暴力根絶をうったえます!!」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
国連は、11月25日の「女性に対する暴力撤廃国際デー」から12月10日の「国際人権デー」までの16日間を暴力のない明るい未来を象徴するオレンジ色をシンボルとした、UNiTEキャンペーンとして女性に対する暴力の撤廃を世界中で呼びかけています。
今年も文京区ではUN Women日本事務所と連携し、
「Orange the World(世界をオレンジ色に)」
を合言葉に、区一丸となって暴力防止を呼びかけます。
当日は区長からのメッセージ発信、多くの職員が「オレンジ色」を身に付けるほか、文京シビックセンター屋上の三角屋根ライトアップ、区内警察4署(富坂、本富士、大塚、駒込)による犯罪被害者等簡易相談会等を行います。

(画像は文京区のホームページより、引用。)

また、区民の方や近隣大学、区内団体とも協働し、様々な願いを込めてオレンジデーをこの地域で啓発・周知します。
——————————————————–

大学については、文京学院大学中央大学などが協賛しています。

<女性に対する暴力を根絶する運動>
11月12日~11月25日 女性に対する暴力をなくす運動(パープルリボン運動)
11月25日~12月10日 「世界をオレンジ色に」

はなしを「女性に対する暴力をなくす運動」にもどします。

(再掲。「今後の対策」。)

② 青少年の非行・被害防止全国強調月間(毎年7月)、子供・若者育成支援強調月間(毎年 11 月)、女性に対する暴力をなくす運動(毎年 11 月 12 日~同月 25 日)等の関係する月間等の機会を活用し、引き続き、アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等の被害防止を図るための具体的な取組を実施する。

ウ 毎年11月12日から25日の間に行われている「女性に対する暴力をなくす運動」において、関係団体との連携、協力の下、女性に対する暴力の問題に関する取組を一層強化するための広報活動を実施し、暴力を容認しない社会風土の醸成を図る。(内閣府、関係府省)〔平成 29 年 11 月〕

警察庁も、5月24日に出した通達のなかで、「女性に対する暴力をなくす運動」についてふれています。

(2017年5月24日 警察庁「通達」より、引用。改行を施しています。)

警察庁

(2) 関係機関、関係部門等との連携による被害防止活動の推進
アダルトビデオ出演強要に関する被害防止活動に当たっては、内閣府が実施する青少年の非行・被害防止全国強調月間(毎年7月) 、子供・若者育成支援強調月間(毎年11 月) 、女性に対する暴力をなくす運動(毎年11月12日~同月25日)等の機会を活用するなど、関係機関等と連携して取り組むとともに、性犯罪被害防止や非行防止等の各種防犯教室、夏祭りや商店街のイベントなど各種地域活動など関係部門と連携の上、あらゆる機会を捉え、被害防止活動を推進すること。

今年は、各種のとりくみのなかに、出演強要問題が付け加わりました。
これから全国でどのような催しがおこなわれるのでしょうか。
福岡県に、うきは市という自治体があります。
人口は約2万9千人です。
うきは市は、昨年、「女性に対する暴力をなくす運動」において、出演強要問題に関するセミナーを開催しました。

2016年11月17日 第5回うきは市人権セミナー

DV防止講演会「性の商品化という暴力」~モデル・アイドルになれると言われて~

街頭やインターネットで「モデル、芸能人にならない ? 」「高収入のアルバイトをしてみない? 」と興味・関心あることに勧誘されることから始まる性の商品化という暴力。
軽い気持ちで話を聞くだけのつもりが巧妙な手口で、悪質なAV(アダルトビデオ)や JK(女子高生)ビジネスなどの性産業で搾取されることに・・・。
身近な現実に起こっているさまざまなDVをなくすため、私たちに何ができるのか一緒に考えてみましょう。
■日時 11月17日 (木曜日) 午後7時30分~ ※入場無料
■会場 男女共同参画センター だんだん
■講師 NPO法人 人身取引被害者サポートセンターライトハウス 相談支援員 岡 恵さん
■託児 無料(要予約)※事前に下記までご連絡ください
■主催 人権・同和対策室、男女共同参画推進室
●問合せ 男女共同参画センター だんだん ℡77-2661

政府が「今後の対策」を決定する半年前に、うきは市は、出演強要に対する啓発活動をおこないました。
昨年、香西咲さんは、多くの媒体で、出演強要の実態をあきらかにしました。

2016年07月07日
香西咲さんが週刊文春(7月14日号)で、出演強要被害を告発する。
  
2016年07月14日
香西咲さんが週刊文春(7月21日号)で、出演強要被害を告発する。
  
2016年07月17日
香西咲さんが「みのもんたのよるバズ!」で、出演強要被害について語る
  
2016年07月20日
香西咲さんが「しらべぇ」で、出演強要被害について語る
  
2016年07月27日
香西咲さんが毎日新聞の動画で、出演強要被害について語る
  
2016年07月29日
香西咲さんが毎日新聞の動画で、出演強要被害について語る
  
2016年08月27日
香西咲さんが弁護士ドットコムで、出演強要被害について語る。(前編後編
  
2016年09月17日
香西咲さんが「みのもんたのよるバズ!」で、出演強要被害について語る
  
2016年09月24日
香西咲さんがwithnewsで、出演強要被害について語る
  
2016年10月01日
香西咲さんがwithnewsで、出演強要被害について語る
  
2016年10月17日
香西咲さんがAFP通信で、出演強要被害について語る

  
2016年11月17日
うきは市(福岡県)が、出演強要問題に関する講演会を開催する。

香西咲さんのうったえが、日本のいたるところに影響をおよぼしていると考えます。
今年の秋は、うきは市でおこなわれたようなイベントが全国各地でおこなわれることを期待します。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。