PAPSがサポーターの募集をおこなっています。被害者からの相談も激増しているとのことです。香西咲さんに背中を押されたからではないでしょうか

昨日、PAPSから、封書が送られてきました。
あけると、なかに、2枚の文書がはいっていました。
一部分を引用させていただきます。

(1枚目)

(前略。)
梅雨の晴れ間の真夏のような暑さの日々、皆さま方にはいかがお過ごしでしょうか?
日頃はPAPSへのご理解、ご協力をいただき感謝申し上げます。皆さまのご支援のおかげで当会はさまざまなニーズに応えるべく、活動出来ております。
AV出演を強要された方、性産業に取り込まれた方など多くの相談に対応している「相談支援事業」の相談件数は2日に1件強と増え続けております。毎年行っている「ポルノ被害と女性・子どもの人権シンポジューム」も第8回を迎え、昨年は「性被害にあってもSOSを出せない女性たち」というテーマで軽度の知的障害をもった女性の課題について、支援者向けに開催し好評を得ました。またPAPSの会員が講師となり衆・参院内集会や大学等で相談支援事業から見えてきた、女性子どもだけでなく男性も含めた人として性的な尊厳を冒されている人たちの現状を発表する場を与えられております。今年は、法人化に向けて取り組んでおります。
これらの活動は殆どが熱意のみで成り立つボランティアで行っているため、皆さま方からのご支援が大きな支えとなっております。支援して下さる皆さまのおかげで約9年を迎えられつつあることに心より感謝申し上げます。人として性的尊厳を冒されている人々の人権回復のために引き続き皆さま方のお力添えをたまわりますようお願い申し上げます。
(後略。)

(2枚目)

PAPS 活動のサポーター になってください

私たちは、ポルノ被害と性暴力を考える会(People Against Pornography and Sexual Violence)、略してPAPSと言います。
成人雑誌、AV等のポルノの中には、制作過程、流通過程、消費過程、ひいては存在そのものの中に深刻な性暴力被害が含まれていると社会啓発活動を行ってきました。
数年前からPAPSのホームページを通して、AVに出演したことにより“言うに言われない苦しみを抱えてしまった。助けてください”という悲鳴のような相談が寄せられるようになりました。
この悲鳴の声は「AV出演強要問題」とメディアに命名され、広く世に知られるようになりました。
“AV”という言葉はストレートにそのただ中にある女性(男性子どもも含む)に届き、2012年にたった1件から始まった相談は、2、3年で一気に件数が増えました。相談累積数は2017年6月現在で370件を超え、潜在的には膨大な数の相談ニーズがあると思われます。
今まで、本当に困惑し果て、しかし、誰にも相談できないことだと思い込んでいた方たちが、ようやくその重い口を開くようになったのです。
AV出演強要が暴露されて、職場や学校に居づらくなった、離婚された、解雇された、精神科に通院するほどの心的トラウマ状態になった、自死等々寄せられる被害の状況は深刻です。そして最も多い具体的な願いはDVDの販売停止、回収やネットに流されている動画や画像の削除です。
100%願いに応えられていませんが、ノウハウを蓄積し、実績もあげられるようになりました。
しかし、今のままの支援体制では、せっかく相談を寄せてくださった方たちに的確に対応するには限界があります。プロフェッショナルなソーシャルワーカーとネット社会に対応できるITエンジニアによる体制強化が必須です。
そこで、PAPSへの活動のサポーターを呼びかけます
(私たちについて詳しくはホームページhttps://paps-jp.orgをご参照ください)

サポーター会費:年間一口1,000円、一口以上何口でも(年度によって口数変更可)
(後略。)

サポーターの依頼でした。

(2017年2月8日 毎日新聞「AV問題 搾取される“女優” 支援団体に聞く・下」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
毎日新聞記者
PAPSは運営費をどうやって工面しているのですか?

宮本節子さん PAPS世話人
カンパだけです。

金尻カズナ PAPS相談員
これまでできていた副業ができなくなってしまい、フルタイムになったんです。
あと1人、専業スタッフが欲しいですね。

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宮本節子 PAPS世話人
金尻さんは「明日撮影させられそうで、逃げたいんです」という時にも駆け付けて救出するし、真夜中のメールや電話への対応も一人で引き受けています。
シフトを組めるほどの人数がいないからです。
「いつも同じ人が受ける」というのは相談者にとっていいことですが、支援者の彼女にとってはすごく過酷な生活なので、つぶれないうちに対策を考えなくてはいけません。

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(再掲。PAPSからの文書【2枚目】)
PAPSへの活動のサポーターを呼びかけます

よいこころみであると考えます。
連休明けの火曜日に、振り込みをさせていただきます。

(再掲。PAPSからの文書【2枚目】)
サポーター会費:年間一口1,000円、一口以上何口でも(年度によって口数変更可)

口座番号につきましては、PAPSのホームページにも記載されています。

連絡先と振替口座とお問い合わせ

(再掲。PAPSからの文書【1枚目】)
今年は、法人化に向けて取り組んでおります

ぜひ、実現してほしいものです。

(再掲。PAPS)
「2012年にたった1件から始まった」
相談累積数は2017年6月現在で370件を超え、潜在的には膨大な数の相談ニーズがあると思われます

唖然とさせられます。
夥(おびただ)しい数です。
被害の深刻さを如実にあらわれています。

(2015年9月29日 ログミー「AV違約金強要事件記者会見」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
宮本節子 PAPS世話人
「ポルノ被害と性暴力を考える会」というのは、2009年に結成したわけですけれども、それまでは経験則的にアダルトビデオは個人の性的趣向の趣味の問題であって、そこには被害者は誰もいない、女性は好きでやっているし報酬も得ているじゃないの、好きな人がそれを見てるんだからいいじゃないのというのが一般的な理解であったと思います。
しかし、そういう性暴力被害を受けた人たちが集まってくる婦人保護施設というのがあって、これは社会福祉法によってできた福祉施設なんですけれども、そこの利用者たちの中にはアダルトビデオに巻き込まれて、精神的にも身体的にもぐちゃぐちゃになってたどり着いてきている。

(内閣府「婦人保護施設とは」より、引用。改行を施しています。)

売春防止法第36条により都道府県や社会福祉法人などが設置しています。
もともとは売春を行うおそれのある女子を収容保護する施設でしたが、現在では、家庭環境の破綻や生活の困窮など、様々な事情により社会生活を営むうえで困難な問題を抱えている女性も保護の対象としています。
平成13年4月に成立した配偶者暴力防止法により、婦人保護施設が配偶者からの暴力の被害者の保護を行うことができることが明確化されました。

そういう女性たちを何人も実例として見ている。
しかしながら、現場でどういうことが起きているかということについては知らなかった。
「もしかしたら、現場でとてつもないことが起きているんではないか」と推測をして、こういう団体を結成して社会啓発活動をしていたのですが、なかなか被害を訴える女性には出会えなかった
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でも、社会啓発活動をしてホームページを充実させていく中で、ぽつぽつと被害女性がSOSを求めて連絡をよこすようになりました。

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年ごとの相談件数は以下のとおりです。

(参考。2017年2月8日 毎日新聞「AV問題『パンドラの箱』開いた 支援団体に聞く・上」他。)

<出演強要に関する相談>
・2009年 0件
・2010年 0件
・2011年 0件
・2012年 1件
・2013年 1件
・2014年 32件
・2015年 62件
・2016年 98件
・2017年 176件(6月現在)

(合計) 370件

(2015年9月29日 ログミー「AV違約金強要事件記者会見」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
宮本節子 PAPS世話人
この被害は商業活動の中で、いわば合法的な殻をまとって起きている被害です。
この実態がようやく暴かれようとしているのが現実だということです。

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一昨年の9月29日になされた発言です。

(2015年9月29日 ログミー「AV違約金強要事件記者会見」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
宮本節子 PAPS世話人
どういう被害があるかということは、団体紹介と相談事例についてBさん、Cさん、Dさんの事例を、典型的な事例が挙げてありますけれども、これもちろんいろいろミックスしてあるので、個人が特定されないようにはしてありますけれども、これをご覧になった被害者の方は、
「これは私だ」
というふうになるぐらいに典型的な事例になっています。
要するにコモンな(共通の)事例だということです。

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昨年の1月、隔週誌の「賃金と社会保障」に、宮本節子PAPS世話人の論文が掲載されました。
このなかで、宮本さんは、ある被害者の事例を紹介しています。

(2016年1月25日 賃金と社会保障「まだ可視化されていないアダルトビデオ産業の性暴力被害と若者の貧相」より、引用。改行を施しています。)

<30ページ>
宮本節子 PAPS世話人
③ある女性は、AVの世界では有名な女性だ。
おそらくAVマニアはその源氏名を聞くだけで動画を思い浮かべられるだろう。
彼女は、初回のAV撮影の時に騙して出演させたことへの謝罪と慰謝料を求めたいこと、その後AV出演の営業をするために業界の人に枕営業(売春)をすることを強要されていることを訴えてPAPSにアクセスしてきた。
AV業界そのものから抜け出す意思は、今はない。
まとまったお金を稼いで引退したいと考えている。

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いまこの文章を読まれたかたは、香西咲さんのことを連想されたかもしれません。
ちがいます。

(再掲。ログミー)
もちろんいろいろミックスしてあるので、個人が特定されないようにはしてあります

PAPSは、被害者のプライバシーを守るために腐心されています。

(再掲。ログミー)
これをご覧になった被害者の方は、『これは私だ』というふうになるぐらいに典型的な事例になっています

業界人がおこなっている悪行は、類型化されています。
被害の態様は、それほど種類が多くないのかもしれません。

(2015年7月30日 ウートピ 「女子大生を騙し強制的にAV出演 性を売る文化が発達する日本の「人身取引」の実態」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
藤原志帆子 ライトハウス代表
女子大生が街中で
「有名なモデルさんの撮影があるから見に来ない?」
と声を掛けられ、郊外のペンションに誘われてついていったそうなんです。
車で連れて行かれて、到着したら
「荷物は車に置いたままでいいから」
と言われてメイク室に入ったら、
「次に撮影するのはあなただよ」
と言われたと。なんのことかと思ったらアダルトビデオの撮影だったんですね。
「そんな話は聞いてない」
と言っても、
「もうプロのスタッフが20人集まってる。これが解散したらいくらになると思ってるの?」
と言われる。

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こちらも香西咲さんの件とよく似ています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月25日>
富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと?
周り何も無いですし。
怖い人20人近くいて声も出ないですよ。
男性にはこの怖さは分かりません。

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業界人は、同じような手口で女性をだましています。

(再掲。宮本節子 PAPS世話人)
AV出演の営業をするために業界の人に枕営業(売春)をすることを強要されていることを訴えてPAPSにアクセスしてきた

香西咲さんのことであると勘違いをしてはなりません。

伊藤和子 HRN事務局長
<2016年9月21日>


思い込みで、被害をカミングアウトした女優さんを集団リンチ?
とんでもない人がいるんですね。
彼女はHRNと関係ないし、インディペンデントな方だと思いますよ。

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香西咲さんは、インディペンデントな(独立した)方、とのことです。
ぼくはPAPSの活動を支持しているので、サポーターとして協力させていただきます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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