本日より強姦罪(強制性交等罪)が非親告罪となります。香西咲さんは、出演強要被害の象徴です。警察、ならびに国家は、威信をかけて犯人を逮捕することでしょう

本日、性犯罪を厳罰化する改正刑法が、施行されました。
今後、日本がおおきくかわりそうな予感がします。
2日前のことでした。
フジテレビの「ユアタイム」が、詩織さんに対してインタビューをおこないました。
有益な内容ですので、引用させていただきます。

2017年7月11日(火)
 フジテレビ「ユアタイム」

音声の文字化は、筆者。) 
ナレーション(目黒泉さん)
内閣府のデータをみると、被害者がまわりのひとに相談できない実態がうかびあがってきます。
そこには、性犯罪被害者をまもるための法律があっても、実際の捜査のありかたを改善しなければならない、という現実がありました。
こうした被害者たちの力になれば、と、インタビューにおうじてくれた女性がいます。
2年前男性から性的暴行をうけた、とうったえた詩織さんです。
この暴行について、男性は不起訴となりましたが、彼女は、この処分を不服として、検察審査会に審査の申立てをおこなっています。
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詩織さん
はなさなければはじまらないし、どこまではなせば本当にかえようとうごいてくれるんだろう、って。
究極の選択だったかもしれないけれども、これがわたしの選択でしたね。
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(再掲。詩織さん)
はなさなければはじまらない

1年前、香西咲さんは、命を賭して、業界内の不義をあきらかにしました。
香西咲さんの醇正(じゅんせい)な(まじりけなく純粋で正しい)行動が、その後、多くの人々に影響をあたえたのではないでしょうか。

(2016年7月29日 毎日新聞「AV出演強要 香西咲さん『私はこうして洗脳された』」より、引用。改行を施しています。)

毎日新聞記者
なぜそこまで覚悟を決められた?

香西咲さん
この(被害の)連鎖はもう止まらない。
(A氏が)どんどん新しい子を入れているのも分かっていたので、世の中のためにもなると思いました。

ナレーション(目黒泉さん)
詩織さんはみずからの経験をつうじて、広く考えてもらうきっかけをつくりたい、と言います。
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市川紗椰 キャスター
もともとはそういう性犯罪にあったときのある程度の知識はあった?
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詩織さん
まったくなかったですね。
そのことに自分をせめました。
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ナレーション(目黒泉さん)
その日、詩織さんは、茫然としたまま当時住んでいた自宅にもどり、全身を洗い流した、と言います。
その後、婦人科へ向かいました。
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詩織さん
ただ、緊急のことなので、ということで、入れていただいたんですけど。
診察室へ入ったんですけれども、本当に、椅子に座ったとたんに、
「何時に失敗されちゃったの」
「じゃ、これ外で飲んで」
っていうかたちで、もう息もつく間もなく、はなせるタイミングも、もう目をあわせた瞬間もないような状況だったんですね。
どうして緊急なのか、というところに、一度、先生がたにも、そこで考えてほしいな、と思うところがあって。
そこでチェックシートなどがあれば。
イエス、ノーだけで、何かありましたか。
イエス、ノーだけで済めば。
そこで、性暴力の実態がわかるんじゃないかなと。
まずは一番にわかるんじゃないかなと思います。
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ナレーション(目黒泉さん)
さらに。
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詩織さん
「むずかしいから、あきらめなさい」
「やめなさい」
「きみのためにはならない」
と言われたんですね。
警察のかたが、意地悪を言っていたりとか、やりたくなっていうことではなくて、本当に、その当時の法律ではむずかしいから、きみのためなんだ、っていうことで言っていたと思われるんですね。
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香西咲さんの場合は、脅迫でした。
脅しによって、香西咲さんの所為(ふるまい)を押しつぶそうとしました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月23日>

皆に、今の私の立ち位置は危ないと言われました。
チンピラは何を仕出かすか分からないと。
東京湾に沈められるかも知れないし行方不明になるかも知れない。
色んな人から言われる。
そんなに脅されたらぶっちゃけ、
本当に不安で不安で眠るのも恐ろしい。

ナレーション(目黒泉さん)
詩織さんを突き動かした理由のひとつが、彼女が警察署でうけた納得のいかない対応でした。
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詩織さん
女性の婦人警官のかたとお話することができたんですけど。
2時間ほどやっといろいろ思い出しながらすべてを語ったあとに、
「あの、申し訳ないんですけど、わたしは交通科なので、ほかの警部補を呼んでくるので、そのかたに話してください」
って言われて。
一番嫌だったのが、その大きな人形をつかって、その当時をデモンストレーションしないといけない。
再現しなければいけなかったときは、本当に、すごくつらかったです。
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ナレーション(目黒泉さん)
こうした警察の対応に、深く傷ついた、と言います。
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詩織さん
いろいろな捜査のやりかたがあったんですけれども、そこが改善されないからにはできない、と思うんですね。
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詩織さん
自分に置きかえてですね、自分かもしれないし、自分の親友かもしれないし、自分の娘かもしれない。
自分の息子かもしれない。
そう思ったときに、やはり、もしも、そういう
被害者にも落ち度があったんじゃないか
そういうことばを浴びさせてしまったとしたら。
そのことばを発してしまったからゆえ、その子が言えなくなってしまう環境をつくってしまっている、ということを理解していただきたいですね。
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池内さおり 衆議院議員
<2017年1月2日>


女性が性暴力の被害にあったり、被害を訴えると、被害者を執拗に叩く論調が蔓延る。
異常なことだ。
「(誰に対してであれ)性暴力は許されない」と言い切れない社会、そろそろ卒業しませんか!

(再掲。詩織さん)
自分に置きかえてですね、自分かもしれないし、自分の親友かもしれないし、自分の娘かもしれない。自分の息子かもしれない

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年9月19日>

AV強要の告発をしても 業界側の人はスルー
『そんな事ありえない』の一言で終わらされる。
逆に親身になって下さるのは、娘を持つ親御さんだったりする。
(後略。)

ナレーション(目黒泉さん)
詩織さんはこうつづけます。

詩織さん
いまの法律では、と思うと、やはり、むずかしいところがあると思いますね。
ただ、その法律だけじゃなくて、そのまわりのひとたちのうけいれかたがまず第一、だと思うので。
そこで、法律でどうならなくても、まず自分の身に置きかえて。
それが一番考えてほしい点ではありますね。
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ナレーション(目黒泉さん)
明後日(2017年7月13日)から施行される改正刑法。
付則には、施行3年後の見直し規定がもりこまれます。
今回の改正はおおきな一歩となりますが、より実態にそった改正や、ひとりでも多くの被害者が相談しやすい社会にするためのとりくみがもとめられます。
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市川紗椰 キャスター
以前もとりあげた改正刑法の課題ですが、内閣府の調査ですが、みれば、この泣き寝入りの実態がわかると思います。
今回、2次被害についていろいろ、おはなしを訊(き)いたんですけれども、萱野さんは、被害者を守るには何が必要だと思いますか。
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萱野稔人 津田塾大学教授
今回の改正刑法の一番おおきなポイントのひとつが、性犯罪が非親告罪化した、ってことなんですよね。
要するに、被害届がなくても犯罪として立件できるようになった。
これまでは、被害者が被害届を出さないと、犯罪として立件できなかったということがあったんですよね。
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市川紗椰 キャスター
自分で声をあげなければいけなかったですよね。
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萱野稔人 津田塾大学教授
ええ。
やっぱりこれは、被害届を出すこと自体が、被害者にとってはものすごくハードルが高かった、ということがあってですね。その負担をすこしでも減らそうというかたちで、改革されたということ。
その点でいえば、被害者に寄り添った改革にはなったんですけれども、今度そうなるとですね、被害者(被害届)を出すつもりがなかったひとでも、性犯罪の被害者として、たとえば、それが事件化されていくとか、捜査の対象となっていくってこともありえるんですよね。
そのときに、被害者が、不本意な対応をされないようにするためには、さらなる捜査当局の被害者に寄り添った捜査のありかた、というものがもとめられている。
改正そのものが、そういった方向性をもっている、ということをまずわたしたち、認識する必要があると思いますね。
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市川紗椰 キャスター
そうですね。
自分の意思に反して捜査に協力しなければならないひとが出てくるからこそ、ですか。
VTRにその、
「人形で再現しなければいけなかったというのが嫌」
とおっしゃっていましたが、実際、精神的負担を軽減するために、被害者のかわりとなるダミー人形も用意している警察署もあって。
全国に、1,983体あるらしいんですね。
だから、あるのに、それが各警察署にないのはしょうがないとしても、使うとき取り出せるくらいの配慮はしてほしいなというのは思いますし。
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萱野稔人 津田塾大学教授
やはり、捜査当局としては、立件することが一番の関心になりますから、被害者に対するケアというのは、二の次になりがちなんですけど。
でも、それでも、こういった犯罪に関しては、被害者のケアをしなければ、捜査も進まないっていう現状がある、ってことが大事だと思いますよね。
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市川紗椰 キャスター
あと、やっぱり、社会のうけとめというと、すごく広いはなしになってしまうんですけど、わたし、今回、いろんな、いままで取材をつづけて思うのが、よく、被害者に落ち度があるように言われるから声があげづらい、とおっしゃると思うんですけれど。
たとえば、10代だとすると、
「被害者がなんでそこにその場所にいたの」
って問うと思うですよね。
20代、30代ですと、
「なんで抵抗しなかったの」
40代になると、さらに、
「被害者ってどういう見た目なの」
って言う。
なかなかそういううけとめのある社会は 感じるんですよね。
いろいろ、たとえば、性犯罪被害にあったときに、いろいろネットで調べると、助けをもとめると、なんだかんだいってそういうアダルト動画とかがでてくるんですよ。
そういうものになっちゃっているんで、いろいろやっぱり根本からかえなきゃいけないものがすごくあると思うんですよね。
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萱野稔人 津田塾大学教授
そうですね。
犯罪被害者って、ただでさえ自責に念にかられるんですけれども、性犯罪に関しては、より、こう、そういう傾向にある。
社会がそれを助長して、傷穴にそれを塩を塗り込むようなことをしてしまっている、ということをやっぱり、捜査も何らかのかたちで反映してしまうかたちがありますので、そこはやっぱり、社会のこういった問題に対する見方そのものをかえていくということが、われわれの意識そのものをかえていくことが、やっぱり、根本的には問題になりますよね。
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野島卓 アナウンサー
なおインタビューにおうじてくれた詩織さんがうったえた男性は、
「警察と検察の長期間の調査に誠心誠意おうじ、結果として不起訴という結論をえました。よってわたしは、容疑者でも被疑者でもありません。いっぽう、不起訴処分の対象者には検察審査会に不服申立てをする権利があたえられていますから、申立てがおこなわれたのであれば、いままで同様、誠実に対応する所存です」
としています。
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(再掲。萱野稔人 津田塾大学教授)

今回の改正刑法の一番おおきなポイントのひとつが、性犯罪が非親告罪化した、ってことなんですよね。
要するに、被害届がなくても犯罪として立件できるようになった。
これまでは、被害者が被害届を出さないと、犯罪として立件できなかったということがあったんですよね。

(だありんとさまんささんのツイートより、引用。)

だありんとさまんささん
<2017年6月21日>


『強制性交等罪』『共謀罪』『AV専門官』。人身取引か。性的搾取か。半グレか。さぁ何が何処から始まるのか。いよいよ悪魔に制裁がくだされる。
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警察は、香西咲さんの件を慎重に調べているようです。

(2017年2月19日 日刊SPA! 「AV業界“ドロドロ相互不信”の内幕…手をつくして攻めてくる警察捜査、関係者に疑心暗鬼が蔓延」より、引用。改行を施しています。)

あるAVプロダクション関係者は言う。
「香西咲さんの件では、元芸能人をウリにすることで人気のメーカー『MUTEKI』に20人規模の捜索が入ったそうです。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

警察において、関係機関等とも連携し、関係機関等から警察に提供のあった情報も踏まえ、アダルトビデオ出演強要問題については、強姦罪、強要罪、労働者派遣法等の(JKビジネスについては略)各種法令を適用した厳正な取締りを推進する。

(2017年5月20日 テレ朝NEWS「AV出演強要問題 全国警察本部に専門官を設置」より、引用。改行を施しています。)

政府は(5月)19日、関係省庁の対策会議を開き、違法なスカウトの摘発を推進する専門官を、今月中にも全国の警察に設置することを決定しました。
警察庁は
「場合によっては業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する」
としています。

刑法が改正されました。
萱野稔人教授がおっしゃるように、警察は、被害届が出ていなくても、事件化することができます。
香西咲さんは、出演強要被害の象徴です。
警察、ならびに国家は、威信をかけて犯人を逮捕することでしょう。
その日がくることを心待ちにしております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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