月別アーカイブ: 2017年7月

辻丸さん「AV出演強要問題は人権問題以前に、性犯罪だと思います」。川奈まり子AVAN代表も、悪党については同じ認識です。香西咲さんには味方がたくさんいらっしゃいます

表現規制

昨日、表現の自由に対する自民党の考え方についてふれました。
もう一度、改憲草案を確認します。

(自由民主党 憲法改正推進本部「日本国憲法改正草案」より引用。)

憲法改正草案 第21条
①集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。

②前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

③検閲は、してはならない。通信の秘密は、侵してはならない。
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(再掲)
公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない

この部分は、あって当然である、と考えます。

(2017年5月22日 サンスポ「モデル女性を『AV出ろ』と脅し、わいせつ行為しようとした疑いで自称芸能事務所経営の男逮捕」より、引用。改行を施しています。)

モデル活動をしていた女性(28)を「アダルトビデオに出演しろ」などと脅し、わいせつな行為をしようとしたとして、神奈川県警高津署は22日、恐喝未遂と強制わいせつ未遂の疑いで、川崎市宮前区、自称芸能事務所経営、太田延寿容疑者(30)を逮捕した。
(後略。)

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(2017年5月22日 産経新聞「モデル女性に『AV出ろ』 動画買い取り要求も 容疑で芸能事務所経営の男を逮捕」より、引用。改行を施しています。)

(前略。)
高津署によると、女性は太田容疑者の事務所に所属。
仕事の依頼がなく、アダルトビデオに出るよう求められたことから、契約の打ち切りを申し出ていた。
動画は1月ごろ、無理やり酒を飲まされ撮影されたものだった。
女性が3月、高津署に相談して発覚した。

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現在、表現の自由を履き違えている輩(やから)が多数存在しています。
表現に対して、何らかの規制は必要です。
ちなみに、川奈まり子AVAN代表は、児童ポルノを忌み嫌っておられるようです。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子 AVAN代表
<2017年7月26日>


減らすっていうか、撲滅しないとダメでしょう!
どんどん摘発されるべき。
少女に性的に興味を持つことを正当化する試みに、大反対ですよ!
私は「個人的に」。

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政府は、憲法が改正されるまで、表現の規制をおこなわないのでしょうか。

(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。)

やまもと寅次郎さん
2017年7月30日
これね。
「日刊ゲンダイ」の記事ね。
本当にそうなりそうなんだよね。
オリンピックが始まるまでの間に。
今日もスポーツ紙と実話誌の人間と話したんだけど、紙媒体はかなり締め付けが厳しくなっているのが現状。
それに比べ、AV 業界はまだまだ危機感が乏しい。
ま、情報が入らないからなんだけどね。

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(再掲)
『日刊ゲンダイ』の記事ね。本当にそうなりそうなんだよね

当該記事を参照します。

(日刊ゲンダイ「ジャンプは表現論争に発展 日本から『エロ』がなくなる日」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
東京五輪に向けて規制が厳しさを増す3年後、「エロ雑誌」は壊滅状態になっているかもしれないが、AVもヤバイ。
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社会的責任や法令順守の精神から、大手企業はアダルトや女性差別につながるコンテンツを排除する傾向があるという。
サイトの広告売り上げアップで、エロが排除される結果、
「エロコンテンツに寛容な企業は、3年後にはほとんどなくなるのではないか」
と予測する。

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政府の圧力ではなく、企業みずからが自主規制をおこなう傾向にあるようです。

(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
コンビニに入ると、成人雑誌が簡単に目に入る。
成人向けDVDが付属したものも多い。
「日本を視察した国際オリンピック委員がこの光景に顔をしかめた
との報道もあり、多くの外国人の訪日が見込まれる東京五輪までに何らかの規制が必要だという声もある。

(※この記事は、ネット配信されていません。)
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グローバル社会のなかで、日本は、他国と伍(ご)して(肩を並べて)いく必要があります。
自国だけで通用する特異なふるまいはゆるされません。

(日刊ゲンダイ「ジャンプは表現論争に発展 日本から『エロ』がなくなる日」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
グラビア誌の編集者が言う。
「性的な写真が多いと、成人誌扱いになります。コンビニでは、アダルトコーナーの撤廃や縮小が相次いでいるため、そうなると売り上げが激減。生き残りのため、エロは減らすしかないのです。アイドルのグラビアでも、性的な表現より健康でポップな表現が主流。東京五輪より先のグローバル化を考えると、いずれは水着の女性を表紙にしただけで、成人誌扱いになってしまうのではないか」

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オリンピックのあとも規制はつづく、と考えます。

週刊金曜日

7月28日(金)発売の「週刊金曜日」に、辻丸さんのコメントが掲載されました。

(辻丸さんのツイートより、引用。)

辻丸さん
<2017年7月30日>


AV業界はムラ社会で、自分たちの”主義主張”だけで突っ走ってきたところがあります。
だから今まで、外部の意見を
「業界のことも何も知らないくせに」
とはねのけてきた。
しかしなぜ、まず最初に被害者を助けようとしないのか。
AV出演強要問題は人権問題以前に、性犯罪だと思います。

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ツイッターに転載されているのは、後段の部分です。
前段からのつづきです。
雑誌には、その前に、もうひとつ、辻丸さんの発言が掲載されています。
こちらを読んだとき、ぼくは、虚を衝かれました。
周章狼狽しました。
あらためて事態の深刻さを痛感しました。
この件につきましては、明日のブログでふれさせていただきます。
辻丸さんのツイートにもどります。

(再掲。辻丸さん)
AV出演強要問題は人権問題以前に、性犯罪だと思います

驚嘆させられます。
業界に所属するかたが、はっきりと、出演強要問題は性犯罪である、とおっしゃったのです。
二の句が継げません。
出演強要における性犯罪とは、おそらく、強制性交等罪(強姦罪)のことなのでしょう。
政府の方々は、出演強要問題について、
「人権侵害」
「性暴力」
「女性に対する暴力」
といった表現をもちいています。
「出演強要問題は性犯罪である」
このような言回しはしません。
ちなみに、警察は別です。

(2017年4月26日 弁護士ドットコム「内閣府や警察、渋谷でAV出演強要の根絶訴える…加藤大臣『被害を知ってほしい』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
この日(4月26日)は、昭和女子大でのシンポジウムのあと、パレードに先立って、JR渋谷駅のハチ公前で街頭イベントがおこなわれた。
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警視庁の担当者は、AV出演強要のきっかけの一つである街中でのスカウト行為などについて取り締まりを強化していることを説明したうえで、
「夢を持った若者たちの未来を台なしにする犯罪行為だ」
「人間の尊厳を踏みにじる行為は断固として許さない」
と強調していた。

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(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

(4) 各種法令を適用した厳正かつ積極的な取締り等の推進

①警察において、関係機関等とも連携し、関係機関等から警察に提供のあった情報も踏まえ、アダルトビデオ出演強要問題については、強姦罪、強要罪、労働者派遣法等の(JKビジネスについては略)各種法令を適用した厳正な取締りを推進する。
(警察庁)〔平成 29 年4月~〕

政府の発言をふりかえってみます。

(2016年3月11日 衆議院内閣委員会。池内さおり議員の質問に対して。)

河野太郎 国家公安委員長
本人の意に反するアダルトビデオへの出演の強制は、これはあってはならない、女性の尊厳を踏みにじるようなものだと思いますし、そうした行為の中で違法行為があれば、法と証拠に基づいて、警察は厳正に取り締まってまいりたいと思っております。
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(2017年3月17日 文部科学大臣記者会見。)

松野博一 文部科学大臣
アダルトビデオ出演強要問題等は、言うまでもないことでありますが、著しい人権侵害であり、女性に対する深刻な暴力であることから、被害の防止や被害者支援に早急に取り組むべきと考えております。
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(2017年3月21日 第1回関係府省対策会議。)

菅義偉(よしひで)内閣官房長官
女性に対して、本人の意に反してアダルトビデオの出演を強要することは、女性に対する暴力に当たる極めて重大な人権侵害だと考えます。
政府を挙げて、取り締まりの強化、そして、相談体制の充実、教育、啓発の取組の強化等に取組んでいきたいと思っています。

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(2017年3月27日 参議院予算委員会。佐々木さやか議員の質問に対して。)

安倍晋三 内閣総理大臣
若年層のですね、性的搾取や、女性に対する性暴力は、重大な人権侵害であり、国としてはその根絶をはかっていきます。
(略。)
特に、アダルトビデオ出演強要問題については、佐々木議員が中心となってとりまとめられた御党の提案もうけまして、さっそく加藤大臣を中心に政府一体となってとりくむ体制を立ちあげたところであります。
そのもとで、実態の解明、とりしまりの強化、予防のための教育、啓発の強化、そして被害者が相談できる体制の充実などのとりくみを加速していきます。

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(2017年4月7日 衆議院内閣委員会。池内さおり議員の質問に対して。)

加藤勝信 男女共同参画担当大臣
内閣委員会でも、池内委員をはじめ、この問題に対して積極的にとりあげていただいております。
あたらめてもうしあげるまでもなく、このJKビジネス、あるいは、アダルトビデオへの出演強要問題、とくにこれ、10代から20代の若年層の女性を狙った性的な暴力であります。
そして、その未熟さにもつけこんだある意味、ゆるしがたい行為であり、女性に対する暴力人権侵害、そういう位置づけをさせていただいております。

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(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」。)

内閣府、関係府省
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
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香西咲さんも、「性暴力」という表現をされています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年12月19日>

ありがとうございます。
国も本腰を入れられたと言うことで、年明けから良い方向に変わって行くでしょう。
私事ですが、いち小市民の意見がマスコミ媒体を通じ世界中まで発信された事には感動しました。
性暴力を受けた時は辛く早まりたい気持ちになりましたが、諦めなくて、早まらなくて良かったと。

辻丸さんの場合は、より直截(ちょくせつ)的です。

辻丸さん

AV出演強要問題は人権問題以前に、性犯罪だと思います。

辻丸さんは真人(まことの道を体得した人)です。
川奈まり子AVAN代表も、悪党については同様の認識のようです。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子 AVAN代表
<2017年6月28日>


うーん。
業界内で昨年、真っ先にあがったのは、性暴力分野の罪名最初の逮捕者が出たらよかったのに!という声でした。
業界内でも、性犯罪の犯人の炙り出しをしたいという意見は圧倒的。
しかし逮捕してもらうぐらいしないと、正当な理由を持ってパージもできないわけ。
一応ここは法治国家だからね。

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(再掲)
業界内でも、性犯罪の犯人の炙り出しをしたいという意見は圧倒的

事実だとすれば、好ましいことです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY

早期に性犯罪者が逮捕されることを望みます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

香西咲さんは、表現の自由の犠牲者です。自民党はいま、憲法を改正して表現の自由を制限しようとしています。安倍首相と小池百合子東京都知事の連携を期待しています

7月2日に、東京都議会選挙がおこなわれました。
周知のとおり、小池百合子都知事のひきいる都民ファーストの会が圧勝しました。
自民党は惨敗です。

東京都議会選挙 獲得議席数 

(参考。NHK選挙WEB
 ※は、与党

都民ファーストの会 55
公明党 23
生活者ネットワーク 1
自民党 23
共産党 19
民進党 5
日本維新の会 1

国会 

都民ファーストの会は、今後、国政に進出するのでしょうか。

(2017年7月9日 毎日新聞「若狭衆院議員 都民フ 国政進出『年内に動きも』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
東京都議選で都民ファーストの会を支援し、自民党を離党した若狭勝衆院議員は9日、フジテレビの番組で、
「今後、国政新党が作られるのは、都議選結果を踏まえて自然だ。少なくとも年内に動きが出てくる」
と述べた。
都民ファーストの会の主張を反映した国政政党を年内に設立したいとの考えを示した。

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自民党にとっては、脅威です。
今度の衆議院選挙でも、議席を減らすかもしれません。

(参考。憲法)
96条
この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。
この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

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憲法の改正を発議するためには、衆議院と、参議院において、それぞれ、3分の2以上の議員の賛成が必要となります。

(参考。国会の定数
衆議院 475人(317人から、3分の2以上。)
参議院 242人(162人から、3分の2以上。)

現在は、衆議院も、参議院も、改憲勢力が3分の2以上を占めています。

(参考)
衆議院 自民党(290人)+公明党(35人)+日本維新の会(15人)=340人
参議院 自民党(126人)+公明党(25人)+日本維新の会(11人)+無所属(3人)=165人

都民ファーストの会が、ある程度の議席を獲得しますと、憲法改正はついえてしまうのでしょうか。

(2017年7月9日 毎日新聞「若狭衆院議員 都民フ 国政進出『年内に動きも』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
また、(若狭勝衆院議員は)安倍晋三首相と小池氏について
「憲法改正が必要だという点では共通している」
と語り、国政政党を結成した場合に安倍政権と憲法改正で連携する可能性をにじませた。

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(再掲)
憲法改正が必要だという点では共通している

小池都知事は、安倍総理と同じく、右派です。
それ以上、との声もあります。

(2016年7月25日 産経新聞「小池百合子氏は『極右タカ派』共産・小池晃氏書記局長が批判」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
共産党の小池晃書記局長は25日の記者会見で、東京都知事選(31日投開票)に関する報道各社の世論調査で、小池百合子元防衛相(64)が有利に戦いを進めている結果が出たことについて
「小池(百合子)氏は自民党以上に極右タカ派」
などと強調した。

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小池都知事につきましては、衆議院議員時代の有名な発言があります。
週刊AERA(朝日新聞社)の記事を参照します。

(2016年11月11日 AERA2016年11月14日号「小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
たとえば小池氏は2000年11月、衆院憲法調査会で次のように述べている。
当時の東京都知事・石原慎太郎氏が参考人として招かれ、現行憲法は破棄せよという持論をとうとうと開陳したのを受けた発言である。

小池百合子 衆議院議員(当時)
「いろいろと御示唆いただきました。結論から申し上げれば、いったん、現行の憲法を停止する、廃止する、その上で新しいものをつくっていく、私はその方が、今のものをどのようにどの部分を変えるというような議論では、本来もう間に合わないのではないかというふうに思っておりますので、基本的に賛同するところでございます」
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勇猛です。
小池百合子衆議院議員は、2000年11月30日の衆議院憲法調査会で、
現行の憲法を停止する、廃止する
とのことばを発しました。
当時の会議録をみてみます。

(2000年11月30日 衆議院憲法調査会「会議録」より、引用。)

小池百合子 衆議院議員(当時)
石原都知事、本日はありがとうございます。
いろいろと御示唆いただきました。

結論から申し上げれば、一たん現行の憲法を停止する、廃止する、その上で新しいものをつくっていく、私はその方が、逆に、今のしがらみとか既得権とか、今のものをどのようにどの部分をてにをはを変えるというような議論では、本来もう間に合わないのではないかというふうに思っておりますので、基本的に賛同するところでございます。

きょうは、冒頭に、ナセルとかサダムとか私にとっては大変近しい名前が出てまいりました。
私も十九歳のときにあの中東の地に行きまして、大変な驚きでございました、いろいろな面で。
やはり国家というものを一人一人が考える、また、考えないことはある意味で日本にとって幸福だったかもしれない、それを考えざるを得ないような状況に置かれている人たちの不幸せというものもつくづく感じたわけでございます。

特に、アラブ、そしてパレスチナ、さらにはその対向の位置にあるイスラエルということでいうならば、まさに国家の主権、パレスチナなどは国家の主権そのものどころか領土までなくしてしまったわけでございますから、このあたりの国際的なまさにパワーゲームとしか言えないその動きを目の当たりに見て、これが世界の現実なんだろうというような、認めたくはないけれども、でもそれが現実であるということをまざまざと見てまいりました。
認めたくないというのは、日本の現実と余りにもかけ離れているからという、ただそれだけの意味でございます。

その意味で、先ほども領土のお話がございましたけれども、国を構成する幾つかの諸要件の中にこの憲法も入ってまいりますし、それから当然領土も入ってくる。
その領土について、相手の方の言っている言葉をうのみにするような形の国家というのはそもそもあり得ないんじゃないかというふうに思っておるわけでございます。
その点について伺いたいと思っておるのです。
ですから、これまでも領土のことなどもおっしゃっておられました。
ある意味では当然なことだと私は思っているわけでございますけれども、日本人の領土に対する考えの希薄さについて伺いたいと思います。

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(中略。)

小池百合子 衆議院議員(当時)
ありがとうございました。

きょうはいろいろと、憲法調査会でございますから憲法問題に関連してお話しいただいているわけですが、私は、むしろアメリカの戦略とすれば、日本にこの憲法を変えさせないのが最大の戦略になってくるんじゃないか。
つまり、いろいろな点でがんじがらめにしておいて、そしてそのたびに出おくれるような形にして、最後は小切手外交をさせようというのが、これは一番アメリカにとっていい方法で、なおかつ思いやり予算というような形で置いて、ありがたくそこに海兵隊の人たちが住んでいるというような状況。
ですから、アメリカの側から見れば、それが戦略なのかなと思ったりもするわけでございます。

もう時間がございませんので、これで終わらせていただきますけれども、この現行憲法、これが戦後に果たした役割にいろいろな面で感謝もしつつ、ただ、二十一世紀を見詰める上で、今後の日本がどうあるべきかということを踏まえた、ある意味では帰納法(経験論)的な憲法の創憲ということを目指すべきではないかという私の意見を申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。

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小池議員は、2年前にも、憲法改正についての自説を展開しています。

(参考)
動画 衆議院インターネット審議中継
 ~2015年2月19日 予算委員会

「会議録」より、引用。)

小池百合子 衆議院議員(当時)
(前略。)
次に、憲法の方でございますが、これについてもまたこれから議論をしっかりと続けていかなければなりませんので、中身の部分はその方に任せまして、大体のロードマップをどういうふうに描いておられるのか、総理に伺わせていただきたいと思います。

せんだって、船田憲法改正推進本部長との面会の中でも、来年夏の参院選後が常識だろうというふうにおっしゃったと伺っております。
これからのタイムスケジュールと、それから、憲法というのは前文から103条まであるわけでございますけれども、その中から抽出して何かのグルーピングをするのか、例えば、緊急事態に関して、83条、財政に関してといったような形を想定しておられるのか、総理の今のイメージをお聞かせいただきたいと思います。

(参考。憲法)
83条
国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。
——————————————————–

(中略。)

小池百合子 衆議院議員(当時)
私は以前から、83条、財政の条項からまずやってみたらどうかと。
一度も憲法改正に国民は投票したことも。
ようやく整ったわけですから。
ですから、いきなり全部のメニューを最初からというよりも、ひとつそのような形で進める、96条よりも私は83条から始めるべきではないだろうか、このように思っております。
(後略。)

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小池都知事が憲法改正に熱心なのはたしかなようです。
過日のブログでもふれました。
自民党は、現在、表現の自由に制限を加えようとしています。

(参考。当ブログ)
2017年6月16日

まずは、日本国憲法を確認します。

(日本国憲法)
第21条
①集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

②検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
——————————————————–

自民党案は、日本国憲法の①(第1項)と、②(第2項)の間に、あらたな条文を追加しています。

(自由民主党 憲法改正推進本部「日本国憲法改正草案」より引用。)

憲法改正草案 第21条

①集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。

前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

③検閲は、してはならない。通信の秘密は、侵してはならない。

橋下徹前大阪市長は、今後の政局を予測しています。

(2017年7月4日 ライブドアニュース「橋下徹氏が語る都民ファースト躍進の可能性『憲法改正の大チャンス』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
橋下氏は、今回の都議選の結果に
「自民党は確かにお灸をすえられたと思いますが、安倍さんにとっては、大チャンスになると思ってるんです」
と指摘した。

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さらに、橋下氏は
「そして、憲法改正ですよ」
と安倍政権の悲願である政策項目を挙げた。
自民党内でも反対論があるとされる改正論議だが
「小池さんは安倍さんと歩調を合わせていきますよ」
と、かつて自民党に所属していた小池氏との同調姿勢を予測したのだ。
最後に、橋下氏は
「憲法改正に前向きな、小池新党の議席が増えることはね、ある意味で(憲法改正の)大チャンスなんですよ」
と改めて強調していた。

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(再掲。自民党改憲案)
②前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない

表現に自由に関する規制を早期におこなってほしいものです。
小池百合子東京都知事の活躍を期待しております。

(2016年7月7日発売「週刊文春」2016年7月14日号より、引用。)

香西咲さん

青木の支配下に置かれていた頃、私にとってAV撮影は自傷行為そのものでした。

(2016年7月14日発売 「週刊文春」2016年7月21日号より、引用。)

香西咲さん

ストレスから円形脱毛症になり全身がけだるく、胃腸は毎日、抉られるように痛みました。
自分で救急車を呼んだこともあった。
屈辱がフラッシュバックし、絶望的に命を絶ちたくなるときも・・・・・・

憲法が保障する表現の自由は、犯罪者にとって都合のよい規定です。
勝手気ままに悪事をおこなうことができます。
咎(とが)めるものは存在しません。
香西咲さんは、表現の自由の犠牲者です。
あのとき、日本の憲法がまともなものであったら、と思うと、無念でなりません。
小池都知事がおっしゃるように、
一たん現行の憲法を停止する、廃止する、その上で新しいものをつくっていく
といったことがもとめられます。
現在のように、犯罪者を野放しにしているような国であってはなりません。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

出演強要に関する菅義偉内閣官房長官の発言を読み直すと、政府の姿勢が如実にわかります。香西咲さんのこころが晴れやかとなる結末になることでしょう

内閣改造

8月3日(木)に内閣改造が予定されています。
菅義偉(よしひで)内閣官房長官につきましては、当初、留任の方向、と報じられていました。

(2017年7月24日 毎日新聞「自民 菅氏ら政権「骨格維持」 見直し論、出始める」より、引用。改行を施しています。)

来月初旬に予定される内閣改造・自民党役員人事を巡り、菅義偉官房長官ら政権の「骨格」を維持する安倍晋三首相の方針に対し、自民党内から見直し論が出始めた。
23日投開票の仙台市長選の敗北に加え、内閣支持率も大幅に下落し、「イメージ刷新」を求める声が噴出している。
(後略。)

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今月の23日の仙台市長選挙で、自民党の候補が敗れました。
当該選挙を境にして、風向きがかわったようです。

(再掲。毎日新聞)
菅義偉官房長官ら政権の『骨格』を維持する安倍晋三首相の方針に対し、自民党内から見直し論が出始めた

こうした声に対して菅長官は、7月24日の記者会見で、自身の心境をのべています。

(参考。動画)
・2017年7月24日 午後「内閣官房長官記者会見」

(※6分33秒のあたりから)
菅義偉(よしひで)内閣官房長官
まず、内閣改造というのは、総理大臣の専権事項であります。
そういう意味で、答は控えたい、というふうに思います。
わたくし自身のこれまでのとりくみについてですね、そのようなご指摘があるということは、そこは謙虚にうけとめるべきだ、と思っています。

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菅長官は、2012年12月から現在の職にあります。
在任期間は、歴代1位、です。

(2017年7月27日 時事通信「『骨格』維持に異論も=内閣改造・自民役員人事」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
来月3日の内閣改造・自民党役員人事で、菅義偉官房長官ら「骨格」を維持する安倍晋三首相の方針に、党内から異論が漏れている。
骨格を残しては首相が同時に打ち出した「人心一新」につながらないとの見方だ。
ただ、菅氏らを入れ替えれば政権の弱体化につながりかねず、首相は人選のバランスに苦慮しそうだ。

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一方、第2次政権発足以降「政権のど真ん中」で首相を支えてきた麻生氏や菅氏の代わりが務まる人材は見当たらないのが実情だ。
党幹部は「交代はむしろ政権運営のマイナスだ」と指摘する。

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一昨日、時事通信が、このようにつたえました。
菅長官が交代する可能性はあるのでしょうか。
同じ日、フジテレビは、ちがう見解をしめしました。

(2017年7月27日 FNNニュース「内閣改造 石井国交相の留任固まる」より、引用。)

<一部分を引用>
安倍首相は、これまでに、「内閣の骨格」と位置づける麻生副総理兼財務相と、菅官房長官を留任させる意向を示しているほか、二階幹事長と高村副総裁も続投させる意向。
また、公明党の石井国交相の留任が固まった。

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とりあえずは、安堵しました。
菅長官にはひきつづき、内閣の要(かなめ)として、諸課題にとりくんでほしいものです。

フェイスブック

先日、内閣府のサイトをみていました。
偶然、男女共同参画局が記しているフェイスブックの存在を知りました。

内閣府男女共同参画局のフェイスブック

出演強要問題に関する事柄も掲載されています。
菅長官に関する記述をみてみます。

内閣府男女共同参画局のフェイスブックより、引用。)

<2017年3月28日>
3月24日に総理大臣官邸で「第51回男女共同参画会議」を開催しました。
(中略。)
会議の最後に、議長である菅官房長官から、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題について、
「(3月中に取りまとめる予定の緊急対策について)内閣府を中心に各府省との連携を高める検討を再度行って、実効性のあるものにしていただきたい」
「5月中旬を目途に今後の取組方針をまとめていただきたい」
などの発言がありました。

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<2017年5月26日>
5月25日に総理大臣官邸で「第52回男女共同参画会議」を開催しました。
(中略。)
会議の最後に、議長である菅官房長官から、以下の事項について積極的に具体化を図っていただきたい、との発言がありました。

・各界各層における女性活躍情報の「見える化」の徹底と、労働市場・資本市場における活用の促進
・働き方改革実行計画を踏まえた長時間労働の是正や同一労働同一賃金、柔軟な働き方の推進など女性活躍に資する働き方改革に向けた取組
・女性活躍推進や働き方改革と密接不可分の関係にある男性の暮らし方、意識の変革に向けた取組
・先般取りまとめた、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する今後の対策推進
・マイナンバーカードやパスポートなどにおける旧姓使用の拡大に向けた取組の推進

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男女共同参画局のフェイスブックですから、「男女共同参画会議」の発言しか載せていないようです。
それ以外の席で、菅長官は、どのようなことをおっしゃっていたのでしょう。
簡単に顧(かえり)みてみます。

2017年3月15日
公明党が、出演強要に関する中間提言をまとめる

(2017年5月1日 朝日新聞「AV出演強要、被害者の告白が官邸の中枢を動かした」より、引用。改行を施しています。)

3月15日、首相官邸の一室で、菅義偉官房長官と、AV出演強要問題に取り組む公明党の佐々木さやか参院議員らが向き合った。
(略。)
資料を手に迫る佐々木氏に菅氏が応じた。

菅義偉(よしひで)内閣官房長官
「できることはすぐやりましょう」

2017年3月16日
定例の記者会見

(2017年3月16日午前 動画「内閣官房長官記者会見」より、引用。15分のあたりから。)

菅義偉(よしひで)内閣官房長官
まずこの問題についてはですね、女性に対する暴力にあたる重大な人権侵害である、という認識をしております。
政府においてもですね、男女共同参画会議の専門調査会において、実態把握をするために、現状と課題について、一昨日報告書をとりまとめております。
女性に対する暴力は、安倍内閣がすすめる、女性活躍の前提となる、安全で安心な暮らしの基盤をゆるがす、きわめて大事な問題である、と受けとめています。
政府をあげてとりくみの強化、そして、相談体制の充実、教育、啓発のとりくみの強化等にとりくんでいく必要がある、というふうに思っています。
昨日、公明党のみなさんからちょうだいしましたそうした要請、要望書のなかにもありましたようにですね、早急に、ということでしたので、政府横断的に関係省庁の局長会議、これを設置をする。
このことを指示しています。
来週にでも、可能なとりくみから開催をして、実施をしていきたい、このように思っております。
特にまた、4月からは、進学だとか就職だとかですね、こうしたものにともなって、若い人の環境がおおきくかわる時期でありますので、被害にあうリスクが高まってくることが予測されますので、そうした被害をうまないための広報、啓発、とりくみの強化。
そして、万一、被害にあわれたかたの相談体制、こうしたものを拍車をかけておこなっていきたいと思います。

2017年3月21日
第1回関係府省対策会議

(2017年3月21日 第1回関係府省対策会議「議事録」より引用。)

菅義偉(よしひで)内閣官房長官
近年、若年層の女性が、いわゆるアダルトビデオへの出演を強要される問題が発生するなど、若年層の女性を狙った性的な暴力の問題は極めて深刻な状況であると認識をいたしております。
政府は、男女共同参画会議のもとに設置しました専門調査会において、これらの問題について検討をいただいて、先日、その報告書が取りまとめられました。
女性に対して、本人の意に反してアダルトビデオの出演を強要することは、女性に対する暴力に当たる極めて重大な人権侵害だと考えます。
政府を挙げて、取り締まりの強化、そして、相談体制の充実、教育、啓発の取組の強化等に取組んでいきたいと思っています。
この件につきましては、先週、公明党からも早急の取組の必要性について要請もいただきました。
特に、年度当初、進学、就職等に伴って若者の生活環境が大きく変わる時期であり、こうした被害に遭うリスクが高まることが予測されるものでありますから、新たな被害者を生まないための必要な広報、そして、啓発や取り締まりの強化、万一被害に遭われた方を支援する相談体制の充実を直ちに行う必要があると考えます。
こうしたことを踏まえて、内閣府を中心に、省庁の縦割りを廃し、政府一丸となって検討した上で、まずは緊急に講ずべき対応策について、直ちに実施をしていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

2017年3月24日
第51回男女共同参画会議

(2017年3月24日 第51回男女共同参画会議「議事録」より、引用。)

菅義偉(よしひで)内閣官房長官
(前略。)
いわゆるアダルトビデオへの出演を本人の意に反して強要される問題や、「JKビジネス」問題など、若年層の女性を狙った性的な暴力の問題は極めて重大な人権侵害であります。
間もなく4月になり、進学や就職など、若者の生活環境が大きく変わる時期になります。
本日関係府省の大臣から、3月中に取りまとめる予定の緊急に講ずる具体的な対応策について御報告がありました。
内閣府を中心に各府省との連携を高める検討を再度行って、実効性のあるものにしていただきたいと思います。
また、引き続き加藤大臣を中心に、政府一丸となって検討をすすめ、5月中旬を目途に今後の取組方針をまとめていただきたいと思います。
(後略。)

2017年3月31日
第2回関係府省対策会議

(2017年3月31日 第2回関係府省対策会議「議事録」より引用。)

菅義偉(よしひで)内閣官房長官
本日ここに緊急対策を取りまとめ、4月を被害防止月間として集中的に取組を実施することを決定しました。
各府省におかれましては、出席の各局長みずからが陣頭に立って、それぞれ関係する取締り、教育・啓発、相談等の現場レベルにまで、本問題に対する認識が浸透し、具体的な取組へと確実につながるよう、責任を持って取組んでいただきたいと思います。
さらに重要なのは、その結果をきちんと把握し、それを評価することであります。
月間中の実施状況についてフォローアップを行うことになっておりますのも、これも単なる通知の発出といった事実の報告にとどまるのではなく、それを受けて対応に当たる関係する各現場レベルでの具体的な取組の結果をしっかりと把握していただきたいというように思います。
また、以上の件については加藤大臣のもとで各府省が十分な危機意識を持って、この月間中の取組に当たっていただきたいと思います。
よろしくお願いをいたします。

2017年5月19日
第3回関係府省対策会議

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「議事録」より引用。)

菅義偉(よしひで)内閣官房長官
本日、4月の集中月間の実施状況も踏まえ、今後の対策を取りまとめました。
今後はこの問題の被害の根絶に向けて、この対策を確実に実行に移していくことが極めて重要であります。
各府省においては、この会議に出席の各局長みずからが陣頭に立って、まずはこの対策に基づいて、それぞれ関係する取締り、教育啓発、相談等の現場レベルにおいて具体的な取組を徹底して行うように実施してほしいと思います。
さらに、対応策として盛り込まれた事項については、新たな被害を決して発生させないという強い姿勢で、責任を持って行ってほしいと思います。
今後も引き続いて、加藤大臣を議長とするこの対策会議のもとで皆さんが一体となって取り組んでいただくことを期待します。

2017年5月25日
第52回男女共同参画会議

(2017年5月25日 第52回男女共同参画会議「議事録」より、引用。)

菅義偉(よしひで)内閣官房長官
有識者議員の皆様、そしてまた専門調査会の委員の皆様には、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。
6月初旬に、すべての女性が輝く社会づくり本部で取りまとめます「女性活躍加速のための重点方針2017」に盛り込むべき施策について、本日、男女共同参画・女性活躍の推進に向けた重点取組事項として、会議の意見が決定されました。
関係閣僚におかれては、本日決定した意見を踏まえ、各界各層における女性活躍情報の「見える化」の徹底と、労働市場・資本市場における活用の促進、働き方改革実行計画を踏まえた長時間労働の是正や同一労働同一賃金、柔軟な働き方の推進など女性活躍に資する働き方改革に向けた取組、女性活躍推進や働き方改革と密接不可分の関係にある男性の暮らし方、意識の変革に向けた取組、また、先般取りまとめました、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する今後の対策の推進、マイナンバーカードやパスポートなどにおける旧姓使用の拡大に向けた取組の推進、こうしたことについて積極的に具体化を図っていただきたいと思います。
以上です。

(再掲。菅義偉内閣官房長官)
各府省との連携を高める検討を再度行って、実効性のあるものにしていただきたい

各局長みずからが陣頭に立って(略)現場レベルにまで、本問題に対する認識が浸透し、具体的な取組へと確実につながるよう、責任を持って取組んでいただきたい

単なる通知の発出といった事実の報告にとどまるのではなく、(略)各現場レベルでの具体的な取組の結果をしっかりと把握していただきたい

各局長みずからが陣頭に立って、(略)現場レベルにおいて具体的な取組を徹底して行うように実施してほしい

菅長官は、人気取りのために耳障りのよいことを口にしているのではない、ということがわかります。
各府省に対して、結果をもとめています。
具体的には、「今後の対策」の推進です。
安倍晋三内閣総理大臣も、同様の考えです。

(2017年6月6日 「すべての女性が輝く社会づくり本部」より、引用。)

安倍晋三 内閣総理大臣

先般取りまとめた「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」を着実に実行します。

「今後の対策」

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

(1) 被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。
(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

おそらく、そう遠くないうちに、出演強要をとりしまるきびしい法律が制定される、と考えます。
業界人は、検挙されたくなければ、法をまもるしかありません。
人身取引や性暴力は、減少に転じるでしょう。

(2016年7月7日「週刊文春」2016年7月14日号より、引用。)

香西咲さん

人気AV女優の香西咲氏(30)は今回のインタビューで、呼び起こしたくない過去に向き合い、何度も悔し涙を流した。

これから法をまもれば過去に犯した罪は問わない、というわけにはいきません。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

(4) 各種法令を適用した厳正かつ積極的な取締り等の推進

①警察において、関係機関等とも連携し、関係機関等から警察に提供のあった情報も踏まえ、アダルトビデオ出演強要問題については、強姦罪、強要罪、労働者派遣法等の(JKビジネスについては略)各種法令を適用した厳正な取締りを推進する。
(警察庁)〔平成 29 年4月~〕

「今後の対策」は、新法の制定とあわせて、これまで犯罪行為をおこなったやつらの逮捕ももとめています。
ちなみに、強姦罪の時効は、10年です。
警察は、10年前に起きた犯罪も事件化する必要があります。

(再掲。菅義偉内閣官房長官)
各局長みずからが陣頭に立って(略)現場レベルにまで、本問題に対する認識が浸透し、具体的な取組へと確実につながるよう、責任を持って取組んでいただきたい

内閣の支持率をあげるためにも、早く犯罪者を逮捕してほしいものです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

出演強要に対する政府の姿勢は、一向におとろえません。「政府をあげてその根絶にとりくんでいます」とのことばが力強いです。香西咲さんには政府と国民がついています

政府公報オンラインというサイトがあります。

政府公報オンライン

運営をおこなっているのは、内閣府大臣官房政府広報室です。
国の行政に関する話題を記事や動画でつたえています。

「政府公報オンラインとは」より、引用。)

<一部分を引用>
政府広報オンラインには、政府の施策や取り組みなどを分かりやすく解説した記事や動画、内閣府大臣官房政府広報室が実施した新聞・雑誌広告、ラジオ番組、スポットCMなどの「政府広報」、各府省のウェブサイトに新たに掲載された主な情報など、国民の皆様に身近な行政施策情報が掲載されています。
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動画のなかに、
「霞が関からお知らせします2017」
というタイトルの番組があります。
放映時間は5分です。
週に一度、更新されています。
ぼくはこれまで、ネットでしかみることができない、と思っていました。
勘違いであったようです。

「霞が関からお知らせします2017」より、引用。)

<一部分を引用>
BS日テレで、毎週日曜日の夜9時54分~10時に放送しています。
暮らしに関わる様々なテーマを取り上げ、国民の皆さんに知っておいていただきたい情報について、関係する府省庁の幹部へのインタビューを通じて、ご紹介するミニ番組です。

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日テレのBSのサイトを確認します。
以下の記述がされています。

(引用。日テレ)
番組内容
外交・経済・教育・保健・社会保障・・・
家計・子育て・健康・介護・・・
国の施策は私たちの暮らしに連動しています。
政府は今、どのような取組みを進めているのか?
その取組みは私たちの生活にどう影響するのか?
日本に住む私たちにとって、知っておきたい情報をお知らせします。

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「霞が関からお知らせします2017」では、これまで3回、出演強要問題についてふれています。
順にみていきます。

動画。「霞が関からお知らせします 2017」より、引用。)

2017年6月11日放送
 「日本で人身取引?もしかすると、あなたの近くで…」

<一部分を引用>
(※1分43秒のあたりから)
松本志のぶ キャスター
(人身取引の)被害者の半分が日本人なのですか。

松永明 内閣官房 内閣審議官
そうなんです。
昨年は日本人の被害者が過去最多となりました。出会い系サイトを通じた売春などの性的搾取が大半で、18歳未満の被害者も多くみられます。

モデルとして採用された女性がアダルトビデオに強制出演させられる被害も発生しています
松永明 内閣官房 内閣審議官
また、モデルとして採用された女性がアダルトビデオに強制出演させられる被害も発生しています。
(後略。)

松本志のぶ キャスター
本当にゆるせないですね。人身取引をなくすために、どのような対策がとられているのでしょうか。

松永明 内閣官房 内閣審議官
売春事犯など、背後に人身取引がひそんでいるおそれがある犯罪に積極的に対応し、人身取引の撲滅をめざしています。
——————————————————–

政府は今年から、人身取引の形態のひとつに、出演強要を加えました。

2017年5月30日「人身取引対策に関する取組について(年次報告)」より、引用。改行を施しています。

<29ページ>
政府では、男女共同参画会議の「女性に対する暴力に関する専門調査会」において、この問題について、若年層を対象とした性的な暴力の問題として、民間団体、有識者、地方公共団体及び関係省庁からヒアリングを実施した上で、29年3月14日、現状と課題について整理した報告書を取りまとめた。

同月(3月)31日、「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・ 『JKビジネス』問題等に関する関係府省対策会議」において、同年4月を被害防止月間と位置付けること等を内容とする緊急対策を決定した。

同月間における取組の実施状況等を踏まえ、同年5月19日、今後の対策を策定した。
同対策は、人身取引関連事犯であるアダルトビデオ出演強要問題について、その根絶に向け、「更なる実態把握」、「取締り等の強化」、「教育・啓発の強化」、「相談体制の充実」等の施策について取りまとめたものであるため、その推進は、人身取引の撲滅に寄与すると考えられる。

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2週間後の放送では、国民生活センターのとりくみが紹介されました。

2017年6月25日放送
 「タレント・モデル契約の落とし穴~確認、相談、冷静な判断を~」

<一部分を引用>
(※3分21秒のあたりから)
松本志のぶ キャスター
大切な夢だからこそ、焦らず、しっかり考えて、納得したうえで決断してもらいたいですね。

加藤さゆり 国民生活センター 理事
そのとおりです。
ですが、親にはなせば反対されてしまうのでは、とか、とにかく本人は夢をかなえたい一心で、先走って行動してしまいがちです。


加藤さゆり 国民生活センター 理事
芸能事務所と契約をむすんだ女性が、アダルト関連に出演を強要されるトラブルも発生していますので、じゅうぶんに注意してください
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国民センターは、啓発リーフレットを作成して、注意をよびかけています。

(リーフレットの一部を拡大)

(再掲)
モデル事務所のホームページにあった『絵画モデル、手や足の撮影モデルで高収入が得られる』との募集を見て面接に行ったら、アダルトDVDへの出演を勧められた!

街中のスカウトに加え、スマートフォンで検索して見つけたオーディション、SNSに書き込まれたタレント募集の広告に申し込むなど、自ら連絡を取ったことをきっかけとして、トラブルに遭うケースがあります

肝要(非常に重要)な指摘です。
日本消費者教育学会も、当該リーフレットの活用をうったえています。

(2017年7月3日 日本消費者教育学会「ご案内と啓発(注意喚起)協力のお願い/アダルトビデオへの出演強要について」より、引用。)

日本消費者教育学会
全国の消費生活センター等や国民生活センターにおいて、タレントやモデル契約に関連し、アダルトDVDへの出演を強要されるケースが多発しています。注意喚起にご協力をお願いいたします。

啓発用チラシ
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さらに2週間後、今度は、内閣府の局長が登場しました。
出演強要の実態を克明に語っています。

2017年7月9日放送
 「ひとりで悩まず相談して下さい~『AV出演強要』『JKビジネス』被害」

松本志のぶ キャスター
霞が関からお知らせします2017。
今回のテーマは、社会問題となっていますアダルトビデオ出演強要と、JKビジネスの問題です。
内閣府でおはなしをうかがいます。

ナレーション
若い女性をねらったアダルトビデオへの出演強要や、いわゆるJKビジネスで、性的な暴力の被害があいついでいます。
この問題は、被害者が、身体的にも精神的にも深い傷を負う、重大な人権侵害であることから、政府をあげてその根絶にとりくんでいます
この問題と、対策について、内閣府男女共同参画局長武川恵子さんにおはなしをうかがいます。

松本志のぶ キャスター
まず、アダルトビデオ出演強要の問題についておうかがいします。
実際にどのような被害が起きているのでしょうか。

武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
はい。
「モデルやアイドルにならないか」
とさそわれたり、
「テレビの撮影に協力してほしい」
と言われて契約したところ、実際には、アダルトビデオの撮影を強要される、というものです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月25日>
富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと?
周り何も無いですし。
怖い人20人近くいて声も出ないですよ。
男性にはこの怖さは分かりません。

武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
契約のさいに、アダルトビデオへの出演がある、と説明をうけていなかったり、契約内容を確認する時間をあたえられないまま契約してしまい、被害にあうケースがあります。

松本志のぶ キャスター
撮影を断ることはできないのでしょうか。

武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
断ろうとしても、
「契約違反」
「親にばらす」
と言われる。
複数の男性に囲まれて脅される。
高額の違約金を請求される、といったさまざまな手段で、出演を強要されます。
さらに、一度出演してしまうと、その後も出演を強要される。
出演した映像がくりかえし使用される。
出演を知られて人間関係が崩れる、といった被害も報告されています。

松本志のぶ キャスター
深刻な問題ですよね。
契約してしまったら、かならず出演しなければならないのでしょうか。

武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
そんなことはありません。
そもそも、本人がアダルトビデオへの出演を承諾していなければ、契約は成立していません。
それに、錯誤による契約は無効ですし、詐欺、脅迫による契約や、親権者の同意がない未成年者の契約は、原則として、取り消すことができます。

松本志のぶ キャスター
被害にあわないために、何か気をつけることはありますでしょうか。

武川恵子 内閣府 男女共同参画局長
はい。
契約内容をよく確認し、すこしでもわからないことや、不安がある場合は、その場ですぐにサインをしないことが大切です。
一度、持ち帰り、家族や友人に相談するようにしてください。
また、違約金を請求されても、すぐに支払ったり、出演してしまわずに、まずは、相談してください。
内閣府のホームページでは、被害状況に応じた相談窓口を紹介しています。
被害防止の動画も掲載していますので、ぜひ、ご覧ください。

——————————————————–

(再掲。武川恵子 内閣府 男女共同参画局長)
契約のさいに、アダルトビデオへの出演がある、と説明をうけていなかったり、契約内容を確認する時間をあたえられないまま契約してしまい、被害にあうケースがあります

複数の男性に囲まれて脅される。高額の違約金を請求される、といったさまざまな手段で、出演を強要されます

出演した映像がくりかえし使用される

19日前の放送で、武川恵子内閣府男女共同参画局長が、このようにのべました。
武川局長は、出演強要問題の対策を講じる関係府省対策会議の、議長代理、でもあります。

(中村淳彦さんのツイートより、引用。)

中村淳彦さん
<2017年4月27日>


ゾッとしたパレード。
内閣府、警視庁、警察庁というまさに国家の本腰の抗議、された方ってどうなるの?
もう規模が大きすぎてわからない。
(後略。)

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左から3人目のかたが、武川恵子内閣府男女共同参画局長です。

(産経新聞のツイートより、引用。)

産経新聞
<2017年4月26日>


本紙より、引用。)
警視庁の田代芳広生活安全部長は
「街頭で『モデルになりませんか』と勧誘された後、AV出演を強要されるなどの実態がある。若者の夢を台無しにする卑劣な犯罪行為で、摘発を強化していく」
と述べた。

——————————————————–

(再掲。ナレーション)
(7月9日)政府をあげてその根絶にとりくんでいます

政府の姿勢は、一向におとろえていないようです。

(2017年2月19日 日刊SPA! 「AV業界“ドロドロ相互不信”の内幕…手をつくして攻めてくる警察捜査、関係者に疑心暗鬼が蔓延」より、引用。改行を施しています。)

あるAVプロダクション関係者は言う。
「香西咲さんの件では、元芸能人をウリにすることで人気のメーカー『MUTEKI』に20人規模の捜索が入ったそうです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
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国民はいま、犯罪者が逮捕される日を心待ちにしております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

渡辺真由子さん「身近に潜む人身取引という犯罪を、まずは社会が広く認識する必要がある」。出演強要については香西咲さんが可視化しました。あとにつづくことを期待します

過日のブログでもふれました。
川奈まり子AVAN代表が、ツイートのなかで、人身取引を内容とした院内集会についてふれています。

(参考。当ブログ)
2017年7月22日

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子 AVAN代表
2017年6月28日
最近講演するときは人身取引議定書を参照するように言ってます。
つい先日も「偽装される人身売買」という院内講演でAV問題が取り上げられていましたし、業界内でもこの問題に取り組んでる人はみんな知っていることです(が、(業界内で人身取引問題について取り組んでいる人のことは)絶対に報道されませんね。報じられないことが多すぎると思います)

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院内集会は、6月13日に、参議院会館で開催されました。

偽装される人身売買 ~被害者保護の法整備をめざして~

主催者は、人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)です。
JNATIPとは、どのような団体なのでしょうか。

JNATIPのホームページより、引用。改行を施しています。)

団体概要
JNATIP 設立趣旨
JNATIPは、人身売買、女性に対する暴力、滞日外国人の人権侵害などの問題に取り組んできた全国のNGOや研究者・法律家が連帯したネットワークです。
日本における人身売買の実態を明らかにし、被害の防止・被害者の保護と支援・加害者の処罰等を内容とする実効性ある法律(人身売買禁止法)の制定を目指し、2003年10月に設立されました。

JNATIPの活動目的は、「人身売買を防ぎ、被害を受けた人たちを保護し、被害からの回復を支援する。
そして、人身売買を行った者を処罰する。そのために実効性ある法律を制定すること」です。

この目的を達成するために、
1. 日本における人身売買の被害者調査プロジェクト
2. 被害を受けた人たちへの保護支援を含む法律案の提言と立法へ向けてのロビーイング活動
3. 人身売買問題への社会的関心を喚起する啓発キャンペーン
を行っています。

JNATIP 共同代表
吉田容子(市民共同法律事務所 弁護士)
鳥井一平(移住者と連帯する全国ネットワーク 代表理事)

——————————————————–

院内集会の案内文をみてみます。

「院内集会 偽装される人身売買 ~被害者保護の法整備をめざして~」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
人身売買(人身取引)は見えにくい犯罪です。
大っぴらにはできないので隠されているのです。
けれども外国から来た技能実習生、留学生、難民申請者、日系人などが、弱い立場につけこまれて劣悪な労働条件で働かされています。
日本人の女性や少女もJKビジネス、AVへの出演強要、援助交際、児童ポルノなどあらゆる形で性を搾取されており、その被害の多くが人身売買に当たります。

——————————————————–

当日の集会は、ライトハウスも、運営に加わりました。
提言もおこなっています。

「院内集会 偽装される人身売買 ~被害者保護の法整備をめざして~」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
【共催】
移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)
人身取引被害者サポートセンター ライトハウス
ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)
ECPAT/ストップ子ども買春の会

【プログラム内容】
・《報告1 労働搾取》 現状と法制度的課題について (技能実習生・JFC・留学生問題など) 移住者と連帯する全国ネットワーク

・《報告2 性的搾取》 外国籍/日本人に対する国内での性的搾取の現状 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス
——————————————————–

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子 AVAN代表
2017年7月9日
どうなんでしょうね。
ライトハウスの方たちとは先日、「偽装される人身売買(人身取引)」という院内集会に参加した際に少しお話し致しましたが、今後協力関係が築けそうな雰囲気でした。
パーツモデルにする等偽ってAVプロダクションに女性を送り込むスカウト会社の報告がされてましたっけ。

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東京新聞が、当日の様子をつたえています。

2017年6月15日 東京新聞「『人身売買』実態調査を 外国人労働搾取 少女ら性被害」

ライトハウスのホームページより、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
一方、性被害を受けた少女たちを支える人身取引被害者サポートセンター「ライトハウス」の相談員は、昨年の相談で大半を占めたアダルトビデオ(AV)出演強要の実例を報告。
求人サイトの
「AKBの子達が撮影しているイメージに近くて」
「お水や風俗ではない新しい形のアルバイト」
「(性的なサービスは)一切ございません」
などの虚偽の情報にだまされていたとした。
18~25歳の若年層が狙われており
「国として問題に取り組んでほしい」
と注文した。

——————————————————–

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子 AVAN代表
2017年7月9日
そりゃたちが悪い、大手事務所じゃたいへんだ!と思って、すぐに委員会や日本プロダクション協会の人たちやメーカーの人たちに報告しましたよ。
その日のうちに事態が少し改善されたもよう。
あとは弁護士さんたちや委員会が動いてくれるのではないかと期待してます。

——————————————————–

(2017年6月15日 東京新聞「『人身売買』実態調査を 外国人労働搾取 少女ら性被害」より、引用。改行を施しています。)

人身売買禁止ネットワーク共同代表の吉田容子弁護士は、
「人身売買というと、半ば監禁状態で売春や労働を強制される古典的なイメージがあるが、最近はもっと多様になっている。そうした実態が把握されていないため、政府とNGOで実態調査を行うべきだ」
と話している。

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(再掲。東京新聞)
人身売買というと、半ば監禁状態で売春や労働を強制される古典的なイメージがあるが、最近はもっと多様になっている

渡辺真由子さんというジャーナリストがいらっしゃいます。

(渡辺真由子さんのツイートより、引用。)

渡辺真由子さん
2016年5月27日
あなたが見ているそのAV女優さんは、出演を強要されたのかも :AV出演強要被害考えるシンポ -NHK神奈川県のニュース
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(参考)
渡辺真由子さんのプロフィール

渡辺さんは、内閣府の「児童ポルノ排除対策公開シンポジウム」で、パネリストをされたこともあります。

(シンポジウムではなされた内容)
・2015年11月27日 「児童ポルノと人権をめぐる国際動向と日本の課題」

以前に、渡辺さんは、熊本日日新聞で、人身取引の実態を公表しました。

2014年3月16日 熊本日日新聞 論壇「身近に潜む性の人身取引

当該記事は、渡辺さんのブログで読むことができます。
参照します。

(2014年3月24日 渡辺真由子のメディア・リテラシー評論「身近に潜む性の人身取引~ある日本人女子高生の場合(新聞寄稿)」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
西日本に住むカナさん(仮名)は高校1年生だった2002年から約1年半、売春組織で強制的に働かされた。

父は公務員、母は専業主婦の家庭に育ち、進学校に在籍して放課後は塾へ通う暮らしが、ある日を境に一変した。
その年の夏、繁華街の飲食店でアルバイトをしていたカナさんが帰ろうと裏口を出ると、50代ぐらいの男が「ちょっと来て」と手招きする。
お客さんかな、とついていった事務所で、突然男に殴りつけられ、性的に暴行された。
男はカナさんのかばんから生徒証や保険証、携帯電話を取り出した。
学校や家族、友人の名前、親の職業を確認し、「これをバラしたら皆がどうなるか分かるよね」とカナさんを見据えた。
「で、仕事の話なんだけどさあ」
毎週末、バイト帰りに組織の人間に待ち伏せされ、売春先へ連れて行かれた。

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出演強要と手口が似ています。
対照してみます。

(2016年3月11日 衆議院会議録「第190回国会 内閣委員会 第5号」より、引用。改行を施しています。)

池内さおり 衆議院議員

都内の大学に通うBさんの事例ですけれども、これは、新宿駅で芸能界のスカウトと称する男性に声をかけられて、せめて写真だけでも撮らせてと言われて、スタジオに連れていかれた。
学生証と保険証のコピーもとられた。
仕事は選ぶことができるし、裸にならないグラビアもあるから心配要らないなどと言われて、長時間の拘束から解放されたいという思いもあって、彼女は契約書にサインをしました。
数日後、電話がかかってきて、AVの出演が決まったと突然聞かされた。
Bさんは何度も電話でお断りしますというふうに伝えたけれども、これまでかかったお金、三百万円を支払ってもらうなどというふうに言われて、数日後、改めて断りの電話を入れたら、そこまで言うなら話し合おう、解約に向けて事務所においでというふうに言われたそうなんですね。
そして、事務所に行った。
しかし、到着すると、その場で何とレイプをされて、一部始終を動画に撮られて、このビデオをもとにおどされて、その後AVを強要されたということなんです。

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女性を人間あつかいをしない、というところも共通しています。

(2014年3月24日 渡辺真由子のメディア・リテラシー評論「身近に潜む性の人身取引~ある日本人女子高生の場合(新聞寄稿)」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
客は、10代の少女が好みという30代から60代ぐらいの男たちだった。
様々なプレイを要求され、薬物を注入されたり天井から吊るされたりするなど「ヒト以下の扱いを受けた」

(2016年3月11日 衆議院会議録「第190回国会 内閣委員会 第5号」より、引用。改行を施しています。)

池内さおり 衆議院議員

ひどい撮影では、二十数人の男性に次々とレイプをされて、その動画が今も配信をされているということなんです。

(2016年6月14日 東京新聞「バイト感覚で登録 『AV』記載なく 出演強要された被害女性が証言 」より、引用。改行を施しています。)

撮影は次第に過激になった。
両手足を縛られ、複数人の男性を相手にした。

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犯罪者たちの常套句は、親に連絡するぞ、です。

(2014年3月24日 渡辺真由子のメディア・リテラシー評論「身近に潜む性の人身取引~ある日本人女子高生の場合(新聞寄稿)」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
家族には打ち明けられなかった。
カナさんは小さい頃から、行儀の良さや聞きわけの良さで親に評価されていると感じてきた。
「いい子でいる期待に沿わなくちゃ、と。
親に言っても受け止めきれないだろうと思った」。
警察へ駆け込もうにも、親に連絡されるかもしれず、あきらめた。

(2016年6月12日 産経新聞「違約金を払え」「親に言うぞ」とAV出演を強要… 横行する悪質な勧誘や契約 業者の常套句は「誰にもばれない」より、引用。改行を施しています。)

関係者によると、今回、警視庁に相談した女性はグラビアモデルとして平成21年に契約。
ところがその後「AVの撮影をする」と告げられて、撮影現場に連れられた。
女性は拒否したが契約を理由に
「違約金を払え」
親に言うぞ
などと迫られ、数年間にわたり繰り返し出演せざるを得なかったという。

(2016年6月14日 東京新聞「バイト感覚で登録 『AV』記載なく 出演強要された被害女性が証言 」より、引用。改行を施しています。)

誰にも相談できないまま、この状況を招いたのは自分の至らなさのせいだと思い「私さえ我慢すれば」と追い込まれていった。

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女性は隘路(あいろ)から抜け出ることができなくなりました。
自身をまもるためには、抑圧するしか術(すべ)がありません。

(2014年3月24日 渡辺真由子のメディア・リテラシー評論「身近に潜む性の人身取引~ある日本人女子高生の場合(新聞寄稿)」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
平日は16歳の女子高生として普通に学校へ行き、勉強したり友達と遊んだりする。
売春の時だけ、完全に心のスイッチをオフにした。
「切り替えないと、どんどん日常が浸食されてしまう。このまま身を持ち崩すんじゃないかと思うと気が狂いそうだった」

(2016年6月14日 東京新聞「バイト感覚で登録 『AV』記載なく 出演強要された被害女性が証言 」より、引用。改行を施しています。)

「あまりにも恥ずかしくて屈辱的で…。自分を守るには、心を閉ざして、忘れるしかないって」

——————————————————–

(再掲)
自分を守るには、心を閉ざして、忘れるしかない

おそらく香西咲さんも、そうであったのでしょう。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2014年8月11日>

この3年間は真面目に仕事する事しか頭になくて、ほとんど遊んでこなかったんです。
だからここ最近ちょこちょこ友達と遊んだり、飲みに出掛けたりする様になった事に
『私こんなに遊んでイイのだろうか?』・・・

(2016年7月7日発売「週刊文春」2016年7月14日号より、引用。)

香西咲さん

青木の支配下に置かれていた頃、私にとってAV撮影は自傷行為そのものでした。

(再掲。2017年6月15日 東京新聞)
人身売買というと、半ば監禁状態で売春や労働を強制される古典的なイメージがあるが、最近はもっと多様になっている

犯罪者は巧妙に陥穽(かんせい。「ワナ」)をはりめぐらします。

(2014年3月24日 渡辺真由子のメディア・リテラシー評論「身近に潜む性の人身取引~ある日本人女子高生の場合(新聞寄稿)」より、引用。改行を施しています。)

「あの頃は自分の状況が何かもわからなかった」とカナさん。
被害の自覚がなければ助けも求められない。
身近に潜む人身取引という犯罪を、まずは社会が広く認識する必要がある。

(再掲。渡辺真由子さん)
身近に潜む人身取引という犯罪を、まずは社会が広く認識する必要がある

出演強要については、香西咲さんによって可視化が実現しました。

(中村淳彦さんのツイートより、引用。)

中村淳彦さん
<2017年6月2日>


AV強要はここまで可視化されると、どう考えても現状維持は無理です。
AV業界側は支援団体、メディアと橋渡しする担当をだして、人材獲得は抜本から考え直した方がいい。
対立だけは即ストップを。

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ほかの人身取引につきましても、出演強要のように、可視化が進むことを念願します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

鈴木涼美さん「(香西咲さんは)これから何でもやっていけると思いますよ」。香西咲さんの未来はあかるいです。香西咲さんを偏見の目でみるひとはいません

昨日のブログで、西日本新聞に掲載された記事についてふれました。

2017年7月13日 西日本新聞「『お連れ様はどちらですか?』妻に先立たれた男性、客室乗務員の対応に…」

2016年5月31日 西日本新聞「思わぬ贈り物 玄米60キロ 子ども食堂支援に活用 輝翔館中教校6年 高橋はなさん」

西日本新聞は、時折、貧困をテーマにした事柄を報じます。
「子どもに明日を」というタイトルで、ゆるやかな連載をおこなっています。
報道に接するたび、日本は格差社会になった、ということを痛感させられます。

(2015年12月15日 西日本新聞「【貧困の現場から】(1) 母と子3人、所持金200円」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
街がイルミネーションで彩られ始めた11月中旬の夜。
九州のある街で、母の梓(42)と小学6年の美雪(12)、小3の直樹(9)、小2の沙織(8)=いずれも仮名=の3きょうだいが「子ども食堂」ののれんをくぐった。
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子どもたちは、食堂の和室に座ると「レストランじゃないじゃん」と口をそろえた。
でも、ミンチカツの載ったカレーライスとナシが運ばれると、子どもたちは「すごーい、ナシだよ。カレーだよ」と声を上ずらせた。
——————————————————–

来たときは緊張した様子だった子どもたち。
カレーを食べ終わると、沙織が「しちろく しじゅうに」と学校で習ったばかりの九九を唱え始め、みんなの笑い声が上がった。
久しぶりのだんらん。
「おなかも心も満たしてもらった」
と梓は感謝した。
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初めて子ども食堂に来た日、梓の財布には200円ほどしか入っていなかった。
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「子ども食堂に偶然出合えて、ありがたい。生活が安定したら私が子ども食堂に寄付して支えたい」
この子ども食堂が開かれるのは週に1度。
梓のような親子のほか、住む家がない少女、子どもたちだけで暮らす少年たちが訪れ、寄る辺ない生活の中でひととき、空腹を満たす。

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子ども食堂は、2012年からはじまったとりくみです。(湯浅誠 法政大学教授
おもに、ボランティアによってささえられています。
開催される回数は、月に1度から週に5日以上、とさまざまです。

(2016年7月1日 朝日新聞「『子ども食堂』全国に300カ所 開設急増、半数が無料」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
開催頻度は月1回が139カ所で4割を占めた。
月2、3回が71カ所、週1回が57カ所。
週5日以上も15カ所あった。
時間帯は平日夜が目立つが、登校前の朝食のほか、給食がない土日の昼食や長期休暇中心に取り組むところもあった。

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ほぼ毎日、食事を提供しているところがあります。
ため息が出ます。

(2017年6月20日 週刊女性「全国400か所以上 課題も表面化してきた『子ども食堂』ブームの今とこれから」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
子ども食堂とは貧困家庭の子どもに食事を提供する取り組みとしてスタート。
’14年ごろは10軒ほどだったが、メディアで報道されたこともあり、子どもの貧困に関心を持った人が各地で運営を立ち上げ、’15年後半から’16年にかけ全国で一気に増加。
子ども食堂の輪を広げる取り組みをする『子ども食堂ネットワーク』事務局の担当者は、
「子育てが一段落した50~60代の主婦たちが、活動の中心を担っています。全国の活動団体は400~500。9割は市民が自発的にやっています」

——————————————————–

(再掲。週刊女性)
全国の活動団体は400~500。9割は市民が自発的にやっています

国や地方自治体は、知らぬ存ぜぬ、なのでしょうか。

(2017年1月11日 毎日新聞「子ども食堂 自治体開設、相次ぐ 親は安心、増える居場所」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
子どもたちに食事と居場所を提供する「子ども食堂」を、自治体が開設する動きが出ている。
(略。)
ノウハウのある民間団体に運営を委託する方式や、準備段階から開設を支援するなど手法はさまざまだ。

——————————————————–

安堵させられます。

(2017年5月19日 日本経済新聞「地域住民らが子どもに無料か安価で食事を提供する『子ども食堂』を支援する自治体が東京都内で増えてきた」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
地域住民らが子どもに無料か安価で食事を提供する「子ども食堂」を支援する自治体が東京都内で増えてきた。
——————————————————–

最近は、地方自治体も支援に乗り出しているようです。
ちなみに、韓国の場合は、日本よりも先進的です。
市町村が、冬休みの間、貧困で食事を抜く児童に対して、弁当を配達しています。

(参考)
2005年1月31日 NAo’s HOmePAge「欠食児童への手抜き弁当配給で波紋」
 元記事は、2005年1月11日の朝鮮日報のようです。
 現在は配信されていません。
 まとめサイト等では読むことができます。

下図は、西帰浦(そぎぽ)市が、子どもたちに配達した弁当です。

(画像は朝鮮日報より、引用。)
西帰浦(そぎぽ)市

中身は、上段の左から、
「たくあん2枚。カニかま4枚。うずらの卵3個。うずらの卵2個」
下段の左から、
「パン1個。揚げ物2つ」
です。
朝鮮日報は、慨嘆しました。

リライトしています。)
この弁当には、わずかのあたたかみも感じられない。
栄養はいうまでもない。
専門家は、
「育ち盛りの子供たちに提供してはならないメニュー」
と話す。
弁当を受け取った子供たちは、極貧のなかで育った。
満足に食事をとることができなかった。
皆、孤独で、傷ついている。
うけとった子どもたちは、いったい、どのような思いで、この弁当を口にしたのだろうか。
さらに大きな問題は、栄養である。
大学の食品栄養学科の教授は、
「カルシウムやビタミンが絶対的に不足している。成長期の子供に提供してはならないメニュー」
と唾棄した。
——————————————————–

同じころ、群山(くんさん)市でも、西帰浦(そぎぽ)市と似たような弁当をわたしていたことがわかりました。

(画像は朝鮮日報より、引用。)
群山(くんさん)市

ウズラの卵4個、乾パン5枚、キムチ、たくあん、です。
西帰浦(そぎぽ)市のものよりも、劣悪かもしれません。
群山(くんさん)市は、この弁当をクリスマス・イブの日にくばりました。
後日、回収した弁当箱のなかには、子どもたちの書いた手紙がはいっていました。

「ありがたくいただきました」

「楽しいクリスマスをお送りください」

「ありがとうございました」

粗末弁当は、韓国の国民の世論を喚起しました。
現在は改善されています。

日本でも、いま、食品の宅配をはじめようとしているひとたちがいます。

(2017年7月20日 毎日新聞「ふるさと納税 文京区とNPOで食料宅配 子ども貧困対策」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
東京都文京区と保育事業などを手掛ける認定NPO法人「フローレンス」(駒崎弘樹代表理事)など民間団体は20日、ふるさと納税で集まった寄付金を使いひとり親世帯や就学援助を受ける世帯に食料を届ける「こども宅食」を始めると発表した。
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今年度はその中(約1000世帯)から抽選で150世帯を選び、10月から2カ月に1回、米や飲料、菓子など約10キロの食料を届ける。
——————————————————–

ふるさと納税の寄付金は食料や宅配料などに使い、来年度は1カ月に1回と宅配の回数を増やしたい考え。
——————————————————–

「将来的には宅配する世帯数を増やし、活動も全国に広めたい」
——————————————————–

「こども宅食」が、全国にひろがることを願っております。

(中村敦彦さんのツイートより、引用。)

中村敦彦さん(フリーライター)
<2017年6月3日>


AV女優は女性貧困のセーフティネットには、ほとんどなっていません。
その部分でフォローはできない。

——————————————————–

同感です。

(画像は読売新聞より、引用。)

セーフティネットとは、サーカスで綱渡りなどをするとき、下に張られる安全網、のことです。
万が一、足を踏み外しても、セーフティネットより下には落ちません。

(再掲。中村敦彦さん)
AV女優は女性貧困のセーフティネットには、ほとんどなっていません。その部分でフォローはできない

さらに下へ落ちていく、ということなのでしょうか。

(中村敦彦さんのツイートより、引用。)

中村敦彦さん(フリーライター)
2017年4月18日
女性以外はセーフティネット的な状況なので、人を切りきらない。
(後略。)

——————————————————–

(SGM村上チーフさんのツイートより、引用。)

SGM村上チーフさん
2017年7月8日
女優以外
つまり、業界の背広組ということですか?
前に、中村さんは女性のセーフティネットにはならないと仰っていましたが。

——————————————————–

(中村敦彦さんのツイートより、引用。)

中村敦彦さん(フリーライター)
2017年7月8日
AV女優以外、ほぼ全員です。
他に行き場がある人は少ないと思う。
なので、多くの人はなにがあっても継続します。

——————————————————–

(SGM村上チーフさんのツイートより、引用。)

SGM村上チーフさん
2017年7月9日
リプライありがとうございます。
難しい話だと思います。
しかし、潰す潰れるかは彼らの対応次第ではないでしょうか。
アングラ化したら黒として線引き確定だと思います。
それこそ、防犯になるかもしれません。
グレーだと判断が難しいと思います。
それと芸能界の対応(性行為禁止条例の制定)が必要かと。

——————————————————–

(中村敦彦さんのツイートより、引用。)

中村敦彦さん(フリーライター)
2017年7月8日

「女優以外のセーフティネット」です。
女優はいくらでも行き場所があります。

(再掲。中村敦彦さん)
女優はいくらでも行き場所があります

自明です。
業界人は、日々、女性に対して、刷り込みをおこなっているはずです。
ここしか行き場がない、と。
覚悟をきめろ、と。
嗤(わら)ってしまいます。
行き場がないのは、業界人です。
女性ではありません。

(2016年7月17日 AbemaTIMES「【AV出演強要・脅迫・洗脳】人気AV女優が元所属事務所を告訴」より、引用。改行を施しています。)

鈴木(涼美)氏は香西に
「これから何でもやっていけると思いますよ」

香西咲さんは自分から志願してなったのではありません。
強要されたのです。
出演を。
香西咲さんを偏見の目でみるひとはいません。

(再掲。鈴木涼美さん)
これから何でもやっていけると思いますよ
香西咲さんの未来はあかるいです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

JKビジネスも出演強要被害も、恢復と再生のために必要なのは、香西咲さんがおっしゃるように“人”です。おもいやりのある人間がたくさんいる日本にしていきたいものです

今年の3月のことでした。
アメリカのある空港で、父親と幼い娘が、搭乗手続きをしようとしました。
突如、適(かな)わぬということを知らされました。
原因は、勘違いです。

(2017年3月14日 Techinsight「【海外発!Breaking News】娘の飛行機代を払えない父親に、空港で86,000円を肩代わりした女性 名前も告げず立ち去る(米)」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
3月8日、米ネブラスカ州のオマハにある空港で、一人の父親が1月に2歳になったばかりの娘を連れてチェックインカウンターに現れた。
航空券を予約した時に娘は2歳になっていなかったために、父親は娘が無料で搭乗できると信じていたようだ。
しかし航空会社のスタッフは、既に2歳になっている女児には航空券が必要だと父親に伝えた。
娘の分の航空券をいますぐに買う金銭的余裕や、フライトの変更をする余裕もない父親は窮地に陥った。
(中略。)
するとすぐ後ろに並んで見ていた女性が、その父親に「どうしたのですか?」と声をかけた。
父親が事情を説明すると、女性は父親とカウンターに行き、後ろに立っている女児を指さしてスタッフに「この女の子の分の航空券を私が購入します」と申し出た。
(後略。)

——————————————————–
 
チケットを手渡された父親は、女性に、連絡先を訊(たず)ねました。
あとで代金を返却するためです。
女性は、やんわりと拒否しました。
「気にしないでください」
と。
この出来事から約3か月後のことです。
日本でも、空港にまつわる案件が報じられました。

(2017年6月28日 朝日新聞「車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エア謝罪」より引用。)

<一部分を引用>
鹿児島県奄美市の奄美空港で今月5日、格安航空会社(LCC)バニラ・エア(本社・成田空港)の関西空港行きの便を利用した半身不随で車いすの男性が、階段式のタラップを腕の力で自力で上らされる事態になっていたことがわかった。
(後略。)

——————————————————–

批判をうけたバニラ・エアは、改善を約束しました。

13日前のことです。
この件とは別に、西日本新聞が、ある逸話を紹介しました。

(2017年7月13日 西日本新聞「『お連れ様はどちらですか?』妻に先立たれた男性、客室乗務員の対応に…」より引用。改行を施しています。)

半世紀以上も連れ添った妻に先立たれた、横浜市の知人男性からこんな話を聞いた。
男性は葬儀を終えた後、故郷である佐賀県唐津市の寺に納骨するため、羽田空港から空路、九州へと向かった。
遺骨を機内に持ち込めることは知っていた。
でも入れたバッグがかなり大きく、念のため搭乗手続きの際に中身を伝えた。
機内に乗り込み、上の棚にバッグを入れて席に着くと、客室乗務員がやって来てこう言った。
「隣の席を空けております。お連れ様はどちらですか?」
(後略。)

——————————————————–

この記事は、現在でも、Yahoo!ニュースランキングの上位を占めています。

(朝日新聞のツイートより、引用。)

朝日新聞
<2017年4月9日>


「JKビジネス」を規制する都条例が施行されるのを前に、警視庁は8日、関係する店の客引き行為をしていた少女たちを一斉補導しました。
——————————————————–

(産経新聞のツイートより、引用。)

産経ニュース
<2017年4月29日>


大阪で初めて「JKビジネス」一斉補導
未明のミナミ、15~18歳の少女ら14人

——————————————————–

この種の事例に接するたび、西日本新聞に掲載された別の記事が頭にうかびます。

2016年5月31日 西日本新聞「思わぬ贈り物 玄米60キロ 子ども食堂支援に活用 輝翔館中教校6年 高橋はなさん」

タイトルのなかにある高橋はなさんは、当時、福岡県内の高校へかよっていました。
高校3年生でした。
新聞は、その1年前の出来事をつたえています。
高橋さんは、高校2年生のときに、「日本の次世代リーダー養成塾」へ参加しました。
テーマは、国際貢献です。
高橋さんは、将来、子どもの貧困や教育にかかわる仕事がしたい、と考えていました。
自身の思いを入塾式で語ったところ、西日本新聞が記事にしました。
新聞を読んだ高橋さんの親の知人が、自宅に玄米を届けてくれました。
重さは60kgです。
高橋さんは戸惑いました。

(2016年5月31日 西日本新聞「思わぬ贈り物 玄米60キロ 子ども食堂支援に活用 輝翔館中教校6年 高橋はなさん」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
確かに子どもの貧困問題に関わりたいと考えてはいた。
だがそれは将来のこと。
しかも想像していたのは海外の発展途上国だった。

——————————————————–

その後、高橋さんは、自分の身近な場所にも貧困が存在している、と知ります。
玄米を子ども食堂に寄付しようと考えました。
申し出たところ、ことわられました。
いま米は足りている、と。

(2016年05月31日 西日本新聞「思わぬ贈り物 玄米60キロ 子ども食堂支援に活用 輝翔館中教校6年 高橋はなさん」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
「どうしよう」
悩む高橋さんを助けたのは友人たちだった。
当時、高橋さんは生徒会長。
相談した生徒会の仲間から
「現金を寄付すればいいんじゃない。私たちで売ろうよ」
とのアイデアが出た。
交流があった八女学院の生徒会メンバーも協力。
約10人で準備を始めた。

——————————————————–

高橋さんたちは、60kgの玄米を精米して、1kgずつに小分けしました。
米を入れた袋には、自分たちでデザインしたラベルを貼りました。

(画像は西日本新聞より、引用。)

米は市内のイベントで販売しました。
価格は300円です。
2時間で完売となりました。
高橋さんたちは、収益の1万3千円を子ども食堂に寄付しました。

当該文章を読むたびに、こころが熱くなります。
日本もまだ捨てたものではありません。

(朝日新聞のツイートより、引用。)

朝日新聞大阪社会部
<2017年5月27日>


大阪府警は26日深夜から27日早朝、ミナミの繁華街で少女を一斉補導しました。
ガールズバーの客引きをしていた高校生ら少女7人を補導。記者が同行取材しました。
(後略。)

——————————————————–

高橋さんたちのようなひとたちがいるいっぽうで、JKビジネスに手を染めるものもいます。
憂える事態です。
こうした少女は立ち直ることができるのでしょうか。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2014年6月16日>

傷つけるのも人なら、立ち直らせてくれるのも人だと思います。
(後略。)

至言です。
恢復(かいふく。「一度失ったものをとりもどすこと」)と再生を願っております。
被害の未然防止も重要です。
出演強要問題については、公明党の佐々木さやか衆議院議員がつぎのように語っています。

(2017年7月11日 公明新聞「女性への暴力をなくそう」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
―提言の後、すぐに関係省庁局長級会議が開かれました。

佐々木さやか 参議院議員
スピード感を持って動いてもらえたと思います。
3月31日に緊急対策がまとまり、関係法令を厳格に運用して取り締まりを強化することなどが決まりました。
5月19日には、今後の対策も決定しました。

これにより、全国の都道府県警に専門官を配置することや、相談窓口の周知、関係機関が適切に対応するためのマニュアルの作成、学校などでの被害防止教育などが進みます。
性犯罪や出演強要は被害者が声を上げにくい問題ですが、公明党は被害者に寄り添い、対策を続けます

——————————————————–

(再掲。佐々木さやか参議院議員)
学校などでの被害防止教育などが進みます

松野博一文部科学大臣は、記者会見のなかでつぎのようにのべています。

(2017年3月17日 文部科学省「松野博一文部科学大臣記者会見」より、引用。改行を施しています。)」

記者
アダルトビデオの出演強要の問題についてお伺いします。
昨日、菅官房長官が記者会見の中で、この問題に関して政府横断的に、関係省庁による局長会議を立ち上げる考えを表明されました。
長官の会見の中では、進学とか就職に際する若者への対策というのが必要だというお考えを示されましたが、この問題に対して、大臣の考え方と文科省としての対応をお伺いします。

松野博一 文部科学大臣

アダルトビデオ出演強要問題等は、言うまでもないことでありますが、著しい人権侵害であり、女性に対する深刻な暴力であることから、被害の防止や被害者支援に早急に取り組むべきと考えております。
例えば、性暴力や犯罪被害にあうことがないように、児童生徒の発達段階に応じて、防犯教育、契約や労働に関する知識を身に付けるための教育等を進める必要があると考えております。
文部科学省としては、今後設置が予定されている関係省庁の局長級会議を通じて、女性に対する暴力の根絶に向けて、被害を生まないための広報啓発等の在り方について、関係省庁とも連携をして検討してまいりたいと考えております。

(再掲)
被害を生まないための広報啓発等の在り方について、関係省庁とも連携をして検討

このことについて政府は、以下のとおり決定しました。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

<4ページ>

警察、教育委員会、学校等の関係機関や企業等が相互に連携し、学校や企業で行われるオリエンテーションや研修などの様々な機会を捉えて、被害防止教育を実施する。(警察庁、内閣府、文部科学省)〔平成 29 年4月~〕

対策が進むことを期待します。
——————————————————–
先ほど、以下の記事を参照しました。

2017年3月14日 Techinsight「【海外発!Breaking News】娘の飛行機代を払えない父親に、空港で86,000円を肩代わりした女性 名前も告げず立ち去る(米)」

配信元は、Techinsight(テックインサイト)です。
ぼくは、つぎの記事に対しても、シンパシーをおぼえました。

(2016年12月26日 Techinsight「カードが使えずATMに走った母親 戻ると見知らぬ人が会計を肩代わり(英)」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
英グレーター・マンチェスターのサルフォードに暮らす2児の母親ジェマ・エヴァンズさん(22歳)は、マンチェスターのショッピングモール「Traford Centre(トラフォードセンター)」の中にある自然派ハンドメイドコスメ店「LUSH」でクリスマスギフトを購入しようとした。
数点のギフトを選び、会計時に43ポンド(約6,200円)の金額をカードで支払おうとしたところ、なぜか銀行にカードを拒否されてしまった。
パニックになったジェマさんは、銀行に電話をするためとATMを見つけるために店を出て10分後に戻って来た。
するとジェマさんの支払いはすでに済まされており、レシートには見知らぬ人からのこのようなメッセージが残されてあったという。
「こんな忙しいクリスマス前に限って(カードが使えないなんて)ストレスたまっちゃうわよね、わかるわ! 素敵なクリスマスを! ベサニーより」
(後略。)

——————————————————–

ジェマ・エヴァンズさんはその後、支払い主を捜し当てます。
詳細は、Techinsightのサイトでご確認ください。

香西咲さん
<2014年6月16日>

傷つけるのも人なら、立ち直らせてくれるのも人だと思います。
(後略。)

前者ではなく、後者がたくさんいる日本にしていきたいものです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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8月10日から人身取引議定書が発効します。アメリカは、出演強要は人身取引である、としています。香西咲さんに対して人身取引をおこなったやつらの末路がみえてきました

一昨日のブログでもふれました。
8月10日(木)から、人身取引議定書が発効します。

(参考。人身取引議定書)
本文
説明書

まずは、説明書を参照します。

人身取引議定書(説明書)

人身取引議定書(説明書)より、引用。改行を施しています。)

<1ページ>
2 議定書締結の異議

この議定書は、人身取引を防止すること等を目的として、人身取引に係わる一定の行為の犯罪化、人身取引の被害者の保護、人身取引の防止措置、国際協力等につき規定するものである。
我が国がこの議定書を締結することは、人身取引に効果的に対処するための国際的な取組に寄与するとの見地から有意義であると認められる。

3 議定書の締結により我が国が負うこととなる義務

この議定書の締結により、我が国が負うこととなる主要な義務の概要は、次のとおりである。

(1)人身取引に係わる行為を犯罪として定めること
(2)人身取引の被害者に対し、
(イ)私生活及び身元関係事項の保護、
(ロ)訴訟上の手続きに関する情報の提供、
(ハ)適当な住居、カウンセリング、医学的援助等の提供等、被害者を保護するための措置をとること。
(後略。)

——————————————————–

日本は、これまで、人身取引議定書をむすぶことができませんでした。
理由は簡単です。
共謀罪が制定されていないからです。
このたび、国会で、テロ等準備罪(共謀罪)が可決、成立しました。
これによって、長きにわたる憂い事から解放されました。
晴れて、8月10日より、人身取引議定書の効力が発生します。

(再掲。説明書)
人身取引に係わる行為を犯罪として定めること

日本は、今後、「人身取引に係わる行為を犯罪として定める」義務を負うこととなりました。
つぎに、人身取引議定書の本文をみてみます。

人身取引議定書(本文)

人身取引議定書(本文)より、引用。改行を施しています。)

第3条 用語

この議定書の適用上、

(a) 「人身取引」とは、搾取の目的で、暴力その他の形態の強制力による脅迫若しくはその行使、誘拐、詐欺、欺もう、権力の濫用若しくはぜい弱な立場に乗ずること又は他の者を支配下に置く者の同意を得る目的で行われる金銭若しくは利益の授受の手段を用いて、人を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、又は収受することをいう。
搾取には、少なくとも、他の者を売春させて搾取することその他の形態の性的搾取、強制的な労働若しくは役務の提供、奴隷化若しくはこれに類する行為、隷属又は臓器の摘出を含める。

(b) (a)に規定する手段が用いられた場合には、人身取引の被害者が(a)に規定する搾取について同意しているか否かを問わない。

(c) 搾取の目的で児童を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、又は収受することは、(a)に規定するいずれの手段が用いられない場合であっても、人身取引とみなされる。

第5条 犯罪化

1 締約国は、故意に行われた第3条に規定する行為犯罪とするため、必要な立法その他の措置をとる。
——————————————————–

(再掲。本文)
締約国は、故意に行われた第3条に規定する行為を犯罪とするため、必要な立法その他の措置をとる

(再掲。説明書)
人身取引に係わる行為を犯罪として定めること

人身取引議定書は、国際間のルールです。
破ることはできません。
現在、アメリカは、日本で頻出している出演強要は人身取引である、と指摘しています。

(2017年6月28日 日テレNEWS24「“人身売買”報告書 中国「最低」に格下げ」より引用。改行を施しています。)

アメリカ国務省は27日、人身売買に関する報告書を公表し、強制労働が続いていることなどを理由に中国を最低ランクに格下げした。
(中略。)
一方、日本については、女性や男性がアダルトビデオに強制出演させられている事例をあげたほか、女子高校生による援助交際が続いていることなどを問題視している。

——————————————————–

(2017年6月28日 朝日新聞「日本のJKビジネス『売春の温床に』 イバンカ氏ら発表」より引用。改行を施しています。)

詐欺的な勧誘と契約違反による脅迫によってアダルトビデオ(AV)に無理やり出演させている――。
米国務省は27日、世界の人身売買をめぐる2017年版の報告書を公表し、日本については、AV出演強要問題を初めて取り上げた
女子高生らを使った「JKビジネス」も「売春の温床になっている」と指摘した。
ティラーソン国務長官と、トランプ大統領の長女で補佐官を務めるイバンカ氏が会見を開いて発表した。
イバンカ氏は
人身売買の根絶が政権の最優先の外交課題
と語った。
(後略。)

——————————————————–

(2017年6月28日 時事通信「日本のAV強要被害指摘=中国、最低ランクに-米『人身売買』報告」より引用。改行を施しています。)

米国務省は27日、世界各国の人身売買の実態をまとめた2017年版年次報告書を公表し、日本については、モデルを目指す若い女性らがアダルトビデオ(AV)出演を強要される性被害などを取り上げた。
「人身売買の根絶に向けた最低限の水準を完全には満たしていない
と指摘した。
(後略。)

——————————————————–

(再掲。朝日新聞)
アメリカ国務省
日本については、AV出演強要問題を初めて取り上げた

(再掲。時事通信)
アメリカ国務省
(日本は)人身売買の根絶に向けた最低限の水準を完全には満たしていない

日本は、このたび、人身取引議定書をうけいれました。

(再掲。人身取引議定書 本文)
締約国は、故意に行われた第3条に規定する行為を犯罪とするため、必要な立法その他の措置をとる

(再掲。人身取引議定書 説明書)
人身取引に係わる行為を犯罪として定めること

いまの日本には、出演強要をとりしまる法律がありません。

(2017年5月11日 Yahoo!ニュース「『誘拐大国』ナイジェリアと日本の共通点とは:人身取引サプライチェーンの闇の奥」より引用。改行を施しています。)

六辻彰二さん(国際政治学者)
人身取引は2003年に発効した「人身取引議定書」によって、国際的に規制されています。
アフリカ諸国や欧米諸国をはじめとする締約国でも、人身取引は後を絶たず、この国際的な取り決めが万能とはいえません。
それでも、各国における人身取引の厳罰化や意識喚起などに効果があったといえるでしょう。
ところが、世界全体で170ヵ国が参加するこの議定書に、日本は2002年に署名しながらも、その後批准していません。
そのうえ、「業者」に対する処罰は総じて甘く、2015年に有罪宣告を受けた27人のうち9人は罰金刑だけで済んでいます
そのため、米国務省が発表している『人身取引報告』2016年版で、日本は先進国のなかで例外的にTier2(二層目、「問題あり」のレベル)にランキングされています。
ナイジェリアもやはりTier2に位置づけられており、この点で日本は共通します。

——————————————————–

日本はこのたび、世界にむけて、人身取引を根絶する、と宣言しました。

(再掲。六辻彰二さん)
『業者』に対する処罰は総じて甘く、2015年に有罪宣告を受けた27人のうち9人は罰金刑だけで済んでいます

人身取引議定書を締結した以上、このようなことはゆるされません。
出演強要については、あらたに、きびしい法律をつくる必要があります。
これが締約国としての義務です。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

<9ページ>

(1) 被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

政府はいま、性的な暴力、具体的には撮影時における違法行為について、法的対応を検討しています。

(再掲。人身取引議定書 本文)
締約国は、故意に行われた第3条に規定する行為を犯罪とするため、必要な立法その他の措置をとる

今後は、立法化にむけての作業が、さらに加速することでしょう。

(再掲。朝日新聞)
イバンカ氏は『人身売買の根絶が政権の最優先の外交課題』と語った

日本は、これからも、アメリカとの関係を良好にたもつ必要があります。
人身売買をおこなっているやつらを野放しにしていては、日米関係に亀裂が生じます。
一刻も早く、犯罪者を逮捕することがもとめられます。

(2017年2月19日 日刊SPA! 「AV業界“ドロドロ相互不信”の内幕…手をつくして攻めてくる警察捜査、関係者に疑心暗鬼が蔓延」より、引用。改行を施しています。)

あるAVプロダクション関係者は言う。
「香西咲さんの件では、元芸能人をウリにすることで人気のメーカー『MUTEKI』に20人規模の捜索が入ったそうです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
——————————————————–

ここではなしがかわります。
本日、内閣府の関係府省対策会議のページを検(あらた)めました。
記載内容がかわっていることに気づきました。
同年7月21日一部改正」との文言が追加されています。

(引用)
いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議の設置について(平成29年3月21日関係府省申合せ・同年7月21日一部改正)[PDF形式:96KB]

今回、どのような改正がされたのでしょうか。
新旧を比較してみます。

旧(2017年3月21日)

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等
に関する関係府省対策会議の設置について
平成29 年3月21 日
関係府省申合せ案

1.女性に対し、本人の意に反していわゆるアダルトビデオへの出演を強要する問題やいわゆる「JKビジネス」と呼ばれる営業により、児童が性的な被害に遭う問題など若年層の女性に対する性的な暴力に係る問題が深刻な状況にあることを踏まえ、関係府省が連携して対策を実施するため、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議(以下「対策会議」という。)を設置する。

2.対策会議の構成は、次のとおりとする。ただし、議長は必要があると認めるときは、構成員を追加することができる。
 議長   内閣府特命担当大臣(男女共同参画)
 議長代理 内閣府男女共同参画局長
 構成員  内閣府大臣官房政府広報室長
      警察庁生活安全局長
      消費者庁次長
      総務省大臣官房総括審議官
      総務省総合通信基盤局長
      法務省大臣官房司法法制部長
      法務省刑事局長
      法務省人権擁護局長
      文部科学省生涯学習政策局長
      厚生労働省雇用均等・児童家庭局長

3.対策会議は必要に応じ、幹事会を開催することができる。幹事会の構成員は関係行政機関の職員で議長の指名する官職にある者とする。

4.対策会議の庶務は、内閣府男女共同参画局において処理する。

5.前各項に定めるもののほか、対策会議の運営に関する事項その他必要な事項は、議長が定める。

新(2017年7月21日)

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等
に関する関係府省対策会議の設置について
平成29 年3月21 日
関係府省申合せ
平成29 年7月21 日
一部改正

1.女性に対し、本人の意に反していわゆるアダルトビデオへの出演を強要する問題やいわゆる「JKビジネス」と呼ばれる営業により、児童が性的な被害に遭う問題など若年層の女性に対する性的な暴力に係る問題が深刻な状況にあることを踏まえ、関係府省が連携して対策を実施するため、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議(以下「対策会議」という。)を設置する。

2.対策会議の構成は、次のとおりとする。ただし、議長は必要があると認めるときは、構成員を追加することができる。
 議長   内閣府特命担当大臣(男女共同参画)
 議長代理 内閣府男女共同参画局長
 構成員  内閣府大臣官房政府広報室長
      警察庁生活安全局長
      消費者庁次長
      総務省大臣官房総括審議官
      総務省総合通信基盤局長
      法務省大臣官房司法法制部長
      法務省刑事局長
      法務省人権擁護局長
      文部科学省生涯学習政策局長
      厚生労働省子ども家庭局長

3.対策会議は必要に応じ、幹事会を開催することができる。幹事会の構成員は関係行政機関の職員で議長の指名する官職にある者とする。

4.対策会議の庶務は、内閣府男女共同参画局において処理する。

5.前各項に定めるもののほか、対策会議の運営に関する事項その他必要な事項は、議長が定める。

ご覧のとおり、県警府省対策会議の構成員が、「厚生労働省雇用均等・児童家庭局長」から「厚生労働省子ども家庭局長」へとかわっています。
子ども家庭局は、昨年の暮れに新設された部署です。

(2016年12月22日 朝日新聞「厚労省「子ども家庭局」新設 保育や児童虐待防止を担当」より、引用。改行を施しています。)

厚生労働省は22日、来年度から子育て支援に特化した「子ども家庭局」を新設することを決めた。
男女共同参画の推進と子育て政策を担っていた現行の「雇用均等・児童家庭局」から独立させ、保育や児童虐待防止、母子保健を担当する。
(後略。)

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いずれにしても、人身取引の対策が前へ進むことを切望します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

香西咲さんのうったえは日本のあらゆるところに影響をおよぼしています。今年は、「女性に対する暴力をなくす運動」の対象に出演強要問題が付け加わりました

5月19日に政府は、出演強要問題に対する「今後の対策」を決定しました。
方策のひとつに、啓蒙があります。

「今後の対策」

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

<3~4ページ>
3 教育・啓発の強化

(1) 広報・啓発活動の強化

① 当分の間、毎年4月を「AV出演強要・ 「JKビジネス」等被害防止月間」と位置付け、当該期間中、関係府省は相互に連携しつつ、政府一体となって必要な取組を集中的に実施する。(関係府省)〔平成29年4月~〕

② 青少年の非行・被害防止全国強調月間(毎年7月)、子供・若者育成支援強調月間(毎年 11 月)、女性に対する暴力をなくす運動(毎年 11月12日~同月25日)等の関係する月間等の機会を活用し、引き続き、アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等の被害防止を図るための具体的な取組を実施する。
ア (省略。)
イ (省略。)
ウ 毎年11月12日から25日の間に行われている「女性に対する暴力をなくす運動」において、関係団体との連携、協力の下、女性に対する暴力の問題に関する取組を一層強化するための広報活動を実施し、暴力を容認しない社会風土の醸成を図る。(内閣府、関係府省)〔平成 29 年 11 月〕

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このたび、内閣府のサイトに、「女性に対する暴力をなくす運動」の実施要綱がアップされました。
みてみます。

(2017年7月18日 内閣府「平成29年度「女性に対する暴力をなくす運動」実施要綱」より、引用。改行を施しています。)

2017年7月18日公開

1 目的
暴力は、その対象の性別や加害者、被害者の間柄を問わず、決して許されるものではないが、特に、配偶者等からの暴力、性犯罪、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント等女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものであり、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題である。
この運動を一つの機会ととらえ、地方公共団体、女性団体その他の関係団体との連携、協力の下、社会の意識啓発等、女性に対する暴力の問題に関する取組を一層強化することを目的とする。
また、女性に対する暴力の根底には、女性の人権の軽視があることから、女性の人権の尊重のための意識啓発や教育の充実を図ることとする。

2 実施期間
平成29年11月12日(日)から11月25日(土)までの2週間
(11月25日は「女性に対する暴力撤廃国際日」)

3 主唱
内閣府、内閣官房、警察庁、金融庁、消費者庁、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省

「女性に対する暴力をなくす運動」は、例年、11月12日から11月25日までおこなわれています。
このとりくみは、「パープルリボン運動」とも呼ばれています。

(2013年11月12日 THE PAGE「通天閣などが紫色にライトアップ 女性への暴力根絶を訴え」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
パープルリボン運動は、1994年アメリカで始まった女性への暴力の根絶を訴える活動で、紫色のリボンがシンボルとなっている。
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紫色のリボンがシンボル
嚆矢(こうし。「はじまり」)は、アメリカのようです。
下図は、日本のシンボルマークです。

(画像は内閣府のサイトより、引用。)

塔と、パープルリボンのくみあわせです。

2013年11月12日 THE PAGE「通天閣などが紫色にライトアップ 女性への暴力根絶を訴え」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
大阪市浪速区の通天閣ほか、東京タワー、さっぽろテレビ塔など全国約20の施設が紫色にライトアップされ、女性への暴力根絶を訴えた。
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2013年は、約20の施設が、パープルに染まりました。
昨年(2016年)は、81の建造物に対して、ライトアップがおこなわれました。

(画像は内閣府のサイトより、引用。)

(兵庫県。明石海峡大橋)
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(2016年 内閣府「平成28年度 女性に対する暴力をなくす運動」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
パープル・ライトアップには、女性に対する暴力の根絶と、被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください。」
というメッセージが込められており、運動期間中、タワーや商業施設、お城など、全国39都道府県、81の施設でも同様のライトアップが実施されました。

(画像は内閣府のサイトより、引用。)

(東京スカイツリー)
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(再掲。平成29年度「女性に対する暴力をなくす運動」実施要綱)
11月25日は『女性に対する暴力撤廃国際日』

「女性に対する暴力をなくす運動」の最終日(11月25日)は、「女性に対する暴力撤廃国際日」でもあります。

(2016年11月25日 国連広報センター「女性に対する暴力撤廃の国際デー(11月25日)事務総長メッセージ」より、引用。改行を施しています。)

国連事務総長
<一部分を引用>
世界はきょう、女性と女児の明るい未来を象徴するオレンジ色ライトアップされています。
本格的な投資があれば、私たちはこの光を輝かせ続け、人権を擁護し、女性と女児に対する暴力を永遠になくすことができるのです。

(画像は国連広報センターより、引用。)

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H.I.S.ボランティア・スタディツアーさん
<2015年11月25日>


11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」
テーマカラーはオレンジ。
ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルがオレンジ色にライトアップされるってご存知でしたか?
(後略。)

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(2016年10月30日 UN Women 日本事務所「Facebook」より、引用。改行を施しています。)

UN Women 日本事務所
(前略。)
11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」。
暴力のない明るい未来を象徴するために、UN Womenは11月25日から12月10日(人権デー)までの16日間、
「世界をオレンジ色に(Orange the World)」
と呼びかけます。
これまで、世界中の多くの場所で有名なランドマークがオレンジ色に染まりました。
また昨年は70カ国以上で、暴力の撤廃を願う人々によりキャンペーンが行われました。
今年も世界中でライトアップ、キャンペーン、イベントが行われますのでお楽しみに!
一緒に暴力のない未来をつくりましょう!

(写真は昨年。左上から時計回りに、エジプトのピラミッド、アメリカ合衆国のエンパイア・ステート・ビル、パナマ共和国のパナマ運河ビル、オランダの国際司法裁判所)

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UN Women」は、国連の機関です。
2010年7月に新設されました。
正式名称は、「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関」です。
「UN Women」は、
11月25日から12月10日(人権デー)までの16日間、世界をオレンジ色に
と呼びかけています。

(2016年11月26日 東京新聞「女性への暴力を撤廃しよう 文京区で啓発 ビデオ上映や相談会」より、引用。改行を施しています。)

「女性に対する暴力撤廃の国際デー」の25日、「UN Women」(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)日本事務所が、入居する文京シビックセンター(文京区春日)で啓発イベントを開いた。
女性に対する暴力をテーマとした短編ビデオの上映や啓発グッズの配布、区内の警察署による犯罪被害者の相談会を実施した。
同事務所パートナーシップ・コンサルタントの結城直子さんは
「暴力撤廃を文京区から広めたい」
と話した。
「世界人権デー」の12月10日までシビックセンターを暴力のない明るい未来をイメージしたオレンジ色でライトアップするほか、大学のキャンパスで啓発チラシ配布などを行う。

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(再掲)
暴力撤廃を文京区から広めたい

文京区は、この要請に応えました。
区のホームページをみてみます。

(2016年 11月18日文京区「「Orange the World(世界をオレンジ色に)」を合言葉に!!文京オレンジデーキャンペーンを実施しあらゆる暴力根絶をうったえます!!」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
国連は、11月25日の「女性に対する暴力撤廃国際デー」から12月10日の「国際人権デー」までの16日間を暴力のない明るい未来を象徴するオレンジ色をシンボルとした、UNiTEキャンペーンとして女性に対する暴力の撤廃を世界中で呼びかけています。
今年も文京区ではUN Women日本事務所と連携し、
「Orange the World(世界をオレンジ色に)」
を合言葉に、区一丸となって暴力防止を呼びかけます。
当日は区長からのメッセージ発信、多くの職員が「オレンジ色」を身に付けるほか、文京シビックセンター屋上の三角屋根ライトアップ、区内警察4署(富坂、本富士、大塚、駒込)による犯罪被害者等簡易相談会等を行います。

(画像は文京区のホームページより、引用。)

また、区民の方や近隣大学、区内団体とも協働し、様々な願いを込めてオレンジデーをこの地域で啓発・周知します。
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大学については、文京学院大学中央大学などが協賛しています。

<女性に対する暴力を根絶する運動>
11月12日~11月25日 女性に対する暴力をなくす運動(パープルリボン運動)
11月25日~12月10日 「世界をオレンジ色に」

はなしを「女性に対する暴力をなくす運動」にもどします。

(再掲。「今後の対策」。)

② 青少年の非行・被害防止全国強調月間(毎年7月)、子供・若者育成支援強調月間(毎年 11 月)、女性に対する暴力をなくす運動(毎年 11 月 12 日~同月 25 日)等の関係する月間等の機会を活用し、引き続き、アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等の被害防止を図るための具体的な取組を実施する。

ウ 毎年11月12日から25日の間に行われている「女性に対する暴力をなくす運動」において、関係団体との連携、協力の下、女性に対する暴力の問題に関する取組を一層強化するための広報活動を実施し、暴力を容認しない社会風土の醸成を図る。(内閣府、関係府省)〔平成 29 年 11 月〕

警察庁も、5月24日に出した通達のなかで、「女性に対する暴力をなくす運動」についてふれています。

(2017年5月24日 警察庁「通達」より、引用。改行を施しています。)

警察庁

(2) 関係機関、関係部門等との連携による被害防止活動の推進
アダルトビデオ出演強要に関する被害防止活動に当たっては、内閣府が実施する青少年の非行・被害防止全国強調月間(毎年7月) 、子供・若者育成支援強調月間(毎年11 月) 、女性に対する暴力をなくす運動(毎年11月12日~同月25日)等の機会を活用するなど、関係機関等と連携して取り組むとともに、性犯罪被害防止や非行防止等の各種防犯教室、夏祭りや商店街のイベントなど各種地域活動など関係部門と連携の上、あらゆる機会を捉え、被害防止活動を推進すること。

今年は、各種のとりくみのなかに、出演強要問題が付け加わりました。
これから全国でどのような催しがおこなわれるのでしょうか。
福岡県に、うきは市という自治体があります。
人口は約2万9千人です。
うきは市は、昨年、「女性に対する暴力をなくす運動」において、出演強要問題に関するセミナーを開催しました。

2016年11月17日 第5回うきは市人権セミナー

DV防止講演会「性の商品化という暴力」~モデル・アイドルになれると言われて~

街頭やインターネットで「モデル、芸能人にならない ? 」「高収入のアルバイトをしてみない? 」と興味・関心あることに勧誘されることから始まる性の商品化という暴力。
軽い気持ちで話を聞くだけのつもりが巧妙な手口で、悪質なAV(アダルトビデオ)や JK(女子高生)ビジネスなどの性産業で搾取されることに・・・。
身近な現実に起こっているさまざまなDVをなくすため、私たちに何ができるのか一緒に考えてみましょう。
■日時 11月17日 (木曜日) 午後7時30分~ ※入場無料
■会場 男女共同参画センター だんだん
■講師 NPO法人 人身取引被害者サポートセンターライトハウス 相談支援員 岡 恵さん
■託児 無料(要予約)※事前に下記までご連絡ください
■主催 人権・同和対策室、男女共同参画推進室
●問合せ 男女共同参画センター だんだん ℡77-2661

政府が「今後の対策」を決定する半年前に、うきは市は、出演強要に対する啓発活動をおこないました。
昨年、香西咲さんは、多くの媒体で、出演強要の実態をあきらかにしました。

2016年07月07日
香西咲さんが週刊文春(7月14日号)で、出演強要被害を告発する。
  
2016年07月14日
香西咲さんが週刊文春(7月21日号)で、出演強要被害を告発する。
  
2016年07月17日
香西咲さんが「みのもんたのよるバズ!」で、出演強要被害について語る
  
2016年07月20日
香西咲さんが「しらべぇ」で、出演強要被害について語る
  
2016年07月27日
香西咲さんが毎日新聞の動画で、出演強要被害について語る
  
2016年07月29日
香西咲さんが毎日新聞の動画で、出演強要被害について語る
  
2016年08月27日
香西咲さんが弁護士ドットコムで、出演強要被害について語る。(前編後編
  
2016年09月17日
香西咲さんが「みのもんたのよるバズ!」で、出演強要被害について語る
  
2016年09月24日
香西咲さんがwithnewsで、出演強要被害について語る
  
2016年10月01日
香西咲さんがwithnewsで、出演強要被害について語る
  
2016年10月17日
香西咲さんがAFP通信で、出演強要被害について語る

  
2016年11月17日
うきは市(福岡県)が、出演強要問題に関する講演会を開催する。

香西咲さんのうったえが、日本のいたるところに影響をおよぼしていると考えます。
今年の秋は、うきは市でおこなわれたようなイベントが全国各地でおこなわれることを期待します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

日本全国で香西咲さんに薫陶をうけたかたは多数存在すると思惟します。川奈まり子AVAN代表は、青木たちのことを「非常に悪質なプロダクションの例」と評しています

10日前に辻丸さんが、以下のツイートをされました。

(辻丸さんのツイートより、引用。)

辻丸さん
<2017年7月12日>


AVANが紹介した「出演強要事件 典型的な例」
「(香西咲氏らが)かつての所属事務所『マークス(後にマークスインベストメントと社名変更)』の青木亮社長(40)を相手取って、刑事民事の両面で訴訟を起こすことがわかった」出典週刊文春
「これは非常に悪質なプロダクションの例ですね」川奈

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これは非常に悪質なプロダクションの例ですね
当然のこととはいえ、川奈まり子AVAN代表がこのようにおっしゃったのです。
当該ツイートには、YouTubeのリンクが貼られています。
動画を確認しようとしました。
かないませんでした。
ぼくには、悠然とながめているような時間がありません。
本日、若干、余裕がありました。
これは非常に悪質なプロダクションの例ですね
テニスへ行く前に、当該箇所を確認させていただきました。
川奈まり子AVAN代表の講演は、6月3日におこなわれたようです。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子AVAN代表
2017年5月19日
6月3日、大阪府吹田市で講演します。
「労働と暮らしのセミナー」にお招きいただきました。どうぞ宜しくお願い致します。

(AVANのツイートより、引用。)

AVAN
2017年6月6日
6月3日に大阪・吹田市で行った講演の録画です。
AV実演家及び業界が今置かれている状況と課題などについてお話ししました。

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これは非常に悪質なプロダクションの例ですね
まことに勝手ながら、前後の部分を文字化させていただきました。

(※46分07秒のあたりから。音声の文字化は、筆者。)
川奈まり子 AVAN代表
みなさん、たぶんご存じだと思うんですけど、出演強要事件。
典型的な例。
ここに2つあげました。
で、これは、香西咲さん。
先ほど、週刊文春ので映っちゃいましたけど、こういうふうな例がありますというおはなしですね。

(川奈まり子AVAN代表が、パワーポイントで提示。)

出演強要事件 典型的な例
ビデオ出演をめぐる数々の被害が明るみに出る中、人気女優・香西咲氏(30)が、同じく出演強要の被害を受けた佐藤涼子氏(仮名・20代)と共に、かつての所属事務所「マークス(後にマークスインベストメントと社名変更)」の青木亮社長(40)を相手取って刑事・民事の両面で訴訟を起こすことがわかった。
香西氏は2011年10月にデビューしているが、当初はイメージビデオの撮影だと説明されていた。だが、組織的な“脅迫”や“洗脳”、“囲い込み”など手の込んだやり方で追い詰められ、香西氏は出演せざるを得なくなってしまった。
「今でも時々、当時の記憶のフラッシュバックに悩まされます。いっそ自分の人生を終わらせてしまおうかという衝動に駆られたことも一度や二度ではありません。でも、青木に騙された過去といつか折り合いをつけなければと思って生きてきました。出演強要が社会問題化している今しか、人生を立て直すチャンスはないと思い、告発と訴訟を決断したのです」

出典:週刊文春2016年7月14日号「スクープ速報」

(※音声の文字化は、筆者。)
川奈まり子 AVAN代表

囲い込まれて、無理やり、脅迫や洗脳がおこなわれて、断られないかたちで、どうしても出演させられてしまったというような問題があります。
これは非常に悪質なプロダクションの例ですね。

以前にも、川奈まり子AVAN代表は、青木たちのおこなった悪行を慨嘆されていました。

(2016年9月20日 AbemaTIMES「AV出演を強要される女性たち 高額な違約金を請求されるケースも」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
また、川奈氏はAV出演を強要しされたと実名で訴える女優・香西咲については
「あれは犯罪ですよね。自分から出たいと考えた私の場合とは全く違います。ああいうことはあってはならないです」
と語った。

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業界人も、青木たちの逮捕をのぞんでいるようです。

川奈まり子 AVAN代表
<2017年6月28日>


うーん。
業界内で昨年、真っ先にあがったのは、性暴力分野の罪名最初の逮捕者が出たらよかったのに!という声でした。
業界内でも、性犯罪の犯人の炙り出しをしたいという意見は圧倒的。
しかし逮捕してもらうぐらいしないと、正当な理由を持ってパージもできないわけ。
一応ここは法治国家だからね。

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青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY

早期の逮捕が望まれます。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子 AVAN代表
2017年2月22日
香西さんご無沙汰してます。
私は日本のリブの開祖である田中さんが女性の性の解放を改めて提唱してくれたことを指して上下全体として神回と言ったつもりでした。
誤解を招いてしまい、ご不快にさせてしまったことをお詫びします。
香西さんを一貫して応援しています
今後のご活躍を祈念しております。

——————————————————–

(再掲。川奈まり子AVAN代表)

香西さんを一貫して応援しています。

香西咲さんのお人柄なのでしょう。
香西咲さんを厭(いと)うひとは存在しません。

(※音声の文字化は、筆者。)
川奈まり子 AVAN代表
それから、あの、下の方。

これは、のちのち、これも説明しますけど、労働者派遣法違反容疑。
労働基準法上の労働者性がみとめられると、AV出演者に労働者性がみとめられた場合は、これは、プロダクションのほうが職安法や派遣法などで違反容疑で摘発される、と。
こういう事態に現在、なっております。
これは、非常にいろいろ複雑な問題を孕(はら)んだやっかいなことで、AV業界側もいま、対応に追われているという状況ではあります。
AV出演強要被害問題ということを考えるときに、本当、これは青山先生(青山薫神戸大学大学院教授)にも教わったことでもあるんですけれども、人身取引と、国際的に問題になっている人身取引の問題とからめて、AV出演強要問題というものをちょっと考え直してみる、とらえ直してみる必要がある、というところがあります。

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川奈まり子AVAN代表は、人身取引に関心があるようです。
意外な感じがします。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。)

川奈まり子 AVAN代表
2017年7月9日
どうなんでしょうね。
ライトハウスの方たちとは先日、「偽装される人身売買(人身取引)」という院内集会に参加した際に少しお話し致しましたが、今後協力関係が築けそうな雰囲気でした。
パーツモデルにする等偽ってAVプロダクションに女性を送り込むスカウト会社の報告がされてましたっけ。

川奈まり子 AVAN代表
2017年6月28日
最近講演するときは人身取引議定書を参照するように言ってます。
つい先日も「偽装される人身売買」という院内講演でAV問題が取り上げられていましたし、業界内でもこの問題に取り組んでる人はみんな知っていることです(が、(業界内で人身取引問題について取り組んでいる人のことは)絶対に報道されませんね。報じられないことが多すぎると思います)

——————————————————–

業界のなかで、人身取引問題にとりくんでいるかたがいらっしゃるのでしょうか。
それはともかく、7月11日より、共謀罪(テロ等準備罪)が施行されました。
共謀罪の成立によって、日本は、人身取引議定書の締結が可能となりました。

(2017年7月11日 産経新聞「国際組織犯罪防止条約の受諾を閣議決定、発効は8月10日」より、引用。改行を施しています。)

政府は11日午前、各国が協力して組織犯罪やテロと対抗する国際組織犯罪防止条約(TOC条約)を受諾する方針を閣議決定した。
米ニューヨークの国連本部に同日午後(現地時間の同日午前)、受諾書を寄託し、正式に条約を締結する。
発効は寄託から30日後の8月10日になる見通しだ。
(中略。)
政府は同日、TOC条約締結が前提条件となる人身取引議定書と密入国議定書、さらに国連腐敗防止条約の受諾もあわせて閣議決定した。

——————————————————–

8月10日から人身取引議定書の効力が発生します。
出演強要問題のとりくみがさらに進展することはまちがいありません。

(※音声の文字化は、筆者。)
川奈まり子 AVAN代表
これ(人身取引と出演強要の関係)は、なかなか、AV業界のひとも、一般社会のひとも、マスコミででも、あまり気がつかれていない部分です。
ですけれども、たぶん、ヒューマンライツ・ナウさんのほうでは、当然、最初からわかっていたことでしょうし、AV業界のなかでも、国際問題に非常に関心の高いひとたちはだんだんと理解している、というところではあります。
日本のポルノ産業界でも不当な搾取や女性への人権の軽視が存在すると。
これがヒューマン・トラフィッキング(人身取引)にあたるのではないか、という見方があります。
2009年に、日本国内法でもいろいろ問題がある、と。
定義されていないことなどで、日本政府は、国連特別報告者から勧告をうけたりしているですよね。

——————————————————–

ちなみに、日本は、2005年に刑法の改正をおこないまして、「人身売買罪」を新設しました。

(参考。刑法)
<第226条の2>
人を買い受けた者は、3月以上5年以下の懲役に処する。
2 未成年者を買い受けた者は、3月以上7年以下の懲役に処する。
3 営利、わいせつ、結婚又は生命若しくは身体に対する加害の目的で、人を買い受けた者は、1年以上10年以下の懲役に処する。
4 人を売り渡した者も、前項と同様とする。
5 所在国外に移送する目的で、人を売買した者は、2年以上の有期懲役に処する。

川奈まり子AVAN代表がおっしゃるように、2009年の12月に、日本は、「人身取引対策行動計画」を改定しております。

(※音声の文字化は、筆者。)
川奈まり子 AVAN代表
できるだけ、日本国内での人身取引、人身取引的なことがおこなわれないように日本は気をつけていかなければいけないという立場でもあるわけなので、ここで、日本政府が、AV出演強要問題に積極的にとりくもうとしているのは非常にただしいというか、筋がとおったはなしだということが、最近わたしも、そのへんは理解しているところです。
これが解説みたいなかたちになるんですけども、人身取引とAV出演強要問題の共通点というところがあるわけですね。
それが、搾取を目的として暴力などの手段をもちいて対象者を獲得するなどの行為をすること、などというのが、人身取引の定義ということで、警察庁のホームページから、こちらコピーしたんですけれども、はっきりときまっています。

(参考。警察庁)
人身取引議定書


【第3条】この議定書の適用上、

(a)人身取引」とは、搾取の目的で、暴力その他の形態の強制力による脅迫若しくはその行使、誘拐、詐欺、欺もう、権力の濫用若しくはぜい弱な立場に乗ずること又は他の者を支配下に置く者の同意を得る目的で行われる金銭若しくは利益の授受の手段を用いて、人を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、又は収受することをいう。
搾取には、少なくとも、他の者を売春させて搾取することその他の形態の性的搾取、強制的な労働若しくは役務の提供、奴隷化若しくはこれに類する行為、隷属又は臓器の摘出を含める。

(b) (a)に規定する手段が用いられた場合には、人身取引の被害者が(a)に規定する搾取について同意しているか否かを問わない。

(c) 搾取の目的で児童を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、又は収受することは、(a)に規定するいずれの手段が用いられない場合であっても、人身取引とみなされる。

(※音声の文字化は、筆者。)
川奈まり子 AVAN代表
AV出演強要問題で、搾取、これは性的な搾取なのか、経済搾取なのか、両方なのかもしれないですけれども、女性からの搾取を目的として、暴力、暴力も広い意味での暴力というふうに考えていいと思うんですけれども、執拗なクロージング(商談)なども暴力のうちにはいるのかもしれないですよね。
あるいは、実際の脅迫であるとか、暴力的な脅迫であるとか、囲い込んだり、みんなで脅したり、なだめたり、脅したりして、何らか本人の意思にさからって無理やり出演させてしまうというような、そういうなことは人身取引にあたるのではないかという見方が成立すると思うんですね。

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もちろん、これは人身取引です。
こちらにつきましては、人身売買罪ではなく、強姦罪が適用されます。

(2017年4月1日 弁護士R.Yの刑事事件ブログ「AV出演強要には強姦罪が適用される方針」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
弓田竜 弁護士

AVにおいては、例えば業者側の事務所で1人に対し多人数で応じ、高額な違約金への言及や「(拒否したら)親に伝える」などと言いつつ長時間にわたり執拗に勧誘を続けて出演させた場合には、暴行・脅迫があるとして強姦罪の成立する可能性があります。

それにしても、川奈まり子AVAN代表がここまでおっしゃるとは。
香西咲さんの一途な行動を垣間見て、考え方が変化したのかもしれません。
日本全国で、香西咲さんを知って、人生観がかわったひとは多数存在すると思惟(しい)します。
香西咲さんは多種多様なかたに影響をあたえています。
国民のだれもが、香西咲さんを応援しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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