香西咲さん「娘を持つ親御さんへ 決して他人事ではありません」。香西咲さんのこの文章にふれるたび、からだのなかを清冽な水が流れます。香西咲さんは気高いです

本日も、スカウトの犯罪行為についてふれます。
周知のとおり、この種の輩(やから)が、女性を誘い込む手口は、定型化されています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2017年1月2日>
娘を持つ親御さんへ
決して他人事ではありません。
芸能、パーツモデル(手など)、ナンパ…
あの手この手で勧誘してきます。
年齢も容姿も関係ありません。
スカウトや事務所がその気になれば整形させてでもAV出させます。
環境も思考も180度変えさせられます。
注意を払いきれるものではありません。

——————————————————–

香西咲さんのこの文章にふれるたび、からだのなかを清冽(せいれつ)な(清く冷たい)水が流れます。
香西咲さんは気高いです。
清廉(せいれん)です。
スカウトに関する過去の報道をふりかえってみます。

2015年(2年前)

約2年前の日刊スポーツの記事です。
ライトハウスのホームページから転用させていただきました。

(2015年7月20年 日刊スポーツ「少女たちをAVに強制出演させるワナ 夏休みに増加」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
近年、相談で目立つのは、AV(アダルトビデオ)への「強制出演」。
コスプレモデルなどの「手軽」「高収入」「安全」な仕事のはずが、次第に脅され、被害に遭うという。

——————————————————–

いずれも入り口は、少女時代にネット上で見つけた「短時間、高収入、安全(触られない)」がうたい文句のコスプレモデルジュニアアイドル募集サイトなどだ。
面接に行くと
「チャットからやってみよう。テレビ電話で話すだけで安全」
などと説明を受ける。

——————————————————–

恥ずかしい映像や写真は、18歳や20歳の誕生日の脅しの材料にされる。
ある相談者は4時間、泣きながら抵抗を続けた。
それでも
「初体験が男優さん相手なんて幸せ」
「AVは年間10万本も出てる。君は星くずのくずの1つにすぎないからばれない」
押し切られる
最後には数千万円の「違約金」を持ち出される。

——————————————————–

つぎは、昨年の7月に、週刊女性が配信したものです。

2016年(1年前)

(2016年7月10日 週刊女性PRIME「元グラドルが語る『AV出演強要被害』を防ぐ方法とは」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
人気AV女優が実名告発するなど、アダルトビデオ(AV)出演強要被害が問題になっている。
グラビアアイドルモデルのスカウトと称して声をかけ、AVの撮影と知らされずに芸能活動の契約を結んだり、現場でAVの撮影だと告げられ、出演強要させられたという被害報告が相次いでいるのだ。

——————————————————–

そして、ヌード撮影を行うとAV出演のターゲットにされるという。
プロダクション関係者がその手口を教えてくれた。
「現場で説得されてヌードになるような子は押しが弱いということなので、AV業界では噂が広まりますね。それで、今度は“ヌードDVDの撮影”という名目で打ち合わせに呼び出して、AV出演の交渉をするんです。“ヌードもAVも違わないよ”って。自分の場合は打ち合わせで落とした子しかAVの撮影に連れていかなかったですが、着エロやヌードの撮影と騙してAV出演を強要するスカウトマンや事務所がいるという話は聞いたことがあります」

——————————————————–

香西咲さんの場合は、イメージビデオの撮影、と言われていました。

(2016年7月7日 週刊文春WEBより、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
香西氏は2011年10月にAVデビューしているが、当初はイメージビデオの撮影だと説明されていた。
だが、組織的な“脅迫”や“洗脳”、“囲い込み”など手の込んだやり方で追い詰められ、香西氏は出演せざるを得なくなってしまった。

——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年12月27日>
もう一度言います。
元アットハニーズA氏に洗脳されて無ければ私はAVに出ていません。
8ヶ月間洗脳され占い師まで登場し、イメージビデオとあやふやなまま富士山の麓のスタジオに連れていかれました。
勿論後悔しています。
最近ファンの方々に恵まれた事が唯一の救いです。

——————————————————–

2016年7月7日に、香西咲さんは、プロダクションの犯罪行為を告発しました。
渾身のうったえによって、世情が急変します。

2017年(今年)

(2017年1月26日 テレビ朝日「アダルトビデオ『出演強要問題』 公明が対策チーム」より引用。改行を施しています。)

アダルトビデオの出演強要問題に国政からもメスを入れます。
公明党・AV被害対策PT座長、佐々木参院議員
「普通の女子高生とか若い女性の皆さんが『モデルになりませんか』とか『アイドルに興味ありませんか』とかそんな形で声を掛けられて、よく分からないまま契約書にサインさせられて」
(後略。)

——————————————————–

公明党のプロジェクトチームは、スカウトらの詐術に対して懸念をしめしました。

(2017年3月21日 テレビ朝日「AV出演強要やJKビジネス 政府が取り締まり強化へ」より引用。改行を施しています。)

(前略。)
菅官房長官
「政府を挙げて取り締まりの強化、そして、相談体制の充実、教育、啓発の取り組みの強化等に取り組んでいきたい」
この問題を巡っては、モデルアイドルの勧誘を装ってアダルトビデオへの出演を強要したり、女子高校生に性的な接客をさせる「JKビジネス」による被害が相次いでいます。

——————————————————–

政府が、対策に乗り出します。
こうしたなか、小物が逮捕されました。

(2017年5月29日 サンスポ「AV出演強要…被害者の大半は18~19歳で200人超か 容疑の男逮捕」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
逮捕容疑は14年10月、「アイドルコスプレ撮影のモデル」と称し、AV撮影の目的で募集し、大阪府の当時18歳の少女と契約した疑い。
「顔出しはしないと安心させ、実際はAV撮影だった」と容疑を認めている。
——————————————————–
住所や通学先を把握し、髪形のセット代1万5000円を負担した上で
「弁護士がいるので断ったら大変なことになる。セット代も返してもらう」
と言い、違約金の規定があるAV出演の契約書にサインさせていた。

——————————————————–

(2017年5月31日 東京スポーツ「“少女の敵”逮捕!AV出演強要の極悪非道な手口」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
とんでもない“少女の敵”が捕まった。インターネット上でモデルを募集し、契約した少女にアダルトビデオ(AV)の出演を強要したとして、大阪府警保安課は29日、職業安定法違反(有害業務募集)の疑いで住所不定、DVD販売サイト運営者の金沢新一容疑者(48)を逮捕した。
——————————————————–

金沢容疑者は自ら運営したモデル募集サイト「Moe★Moe Style」でメイドカフェのモデル募集として、ターゲットを集めていた。
また、複数の若い女性向けのアルバイト情報サイトにも「求人情報」として募集を掛けていた。

——————————————————–

金沢新一容疑者は、個人企業の主です。
ひとりですべてのことをやりくりしていました。
小人物の逮捕にもかかわらず、おおきな話題となっています。
今後、業界人たちが逮捕されたら、どのような騒ぎとなるのでしょうか。

(2017年6月5日 産経新聞「モデルスカウト偽装、海外サイトで拡散…被害急増のAV強要 大阪府警は『専門官』配置」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
女性がAV出演を強要される問題は近年、各地で表面化している。
支援団体を通じて被害者が声を上げるようになったことが理由とみられるが、モデルアイドルの募集と偽って面接に誘い、個人情報などの弱みを握って出演させるなど手口は巧妙化しており、国は対策強化に乗り出している。

——————————————————–

(再掲)
手口は巧妙化しており、国は対策強化に乗り出している

アダルトビデオ出演強要問題専門官の手腕が問われます。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

1 アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定等

(1) アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定

各都道府県警察に、アダルトビデオ出演強要問題の対策に関する統括責任者(以下「アダルトビデオ出演強要問題専門官」という。)として、保安警察部門等生活安全部内の警視又は警部の階級にある者のうち、1名を指定するものとする。

(2) アダルトビデオ出演強要問題専門官の任務

アダルトビデオ出演強要問題専門官は、管内のアダルトビデオ出演強要問題に関する情報を総合的に把握するとともに、警察庁及び都道府県警察間並びに関係機関との連絡等が円滑に行われるように、次に掲げる任務を行うものとする。

ア アダルトビデオ出演強要問題に関する各種法令を適用した取締りの推進状況の把握等
イ スカウトに対する取締りや指導・警告活動の実態の把握等
ウ 被害防止教育、 広報啓発活動及び警察相談窓口の周知活動を推進するとともに、関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整
エ アダルトビデオ出演強要問題に関する相談受理状況、教養実施状況及び教養上の参考となる事項の把握
オ その他アダルトビデオ出演強要問題に適切に対応するために必要な事項

一昨日のブログでも記しました。
警察庁が、出演強要に関して通達を出すのは、今回で3度目です。

2016年6月17日
 アダルトビデオへの強制的な出演等に係る相談等への適切な対応等について
  
2017年3月31日
 アダルトビデオ出演強要問題及びいわゆる「JKビジネス」問題に対する緊急対策の推進について
  
2017年5月24日
 アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について
——————————————————–

このたびの通達のなかに、つぎの記述があります。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

なお、本通達の実施に伴い、 「アダルトビデオへの強制的な出演等に係る相談等への適切な対応等について(通達) 」 (平成28年6月17日付け警察庁丁保発第119号)は廃止する。
——————————————————–

1年前と今回ので、警察の見解がちがっている箇所があります。
比較してみます。
まずは、1年前の通達です。

 出演強要に関する第回目の通達(1年前)

(2016年6月17日 警察庁通達「アダルトビデオへの強制的な出演等に係る相談等への適切な対応等について」より、引用。改行を施しています。)

○ 当初はモデル契約等として、AVへの出演があることを知らずに女性が契約した
○ 「AVはないから」等とだまされて契約した、脅されて契約した
○ 当初はAVへの出演を承諾したが、その後、出演することが嫌になった
等の訴えがあった場合には、女性が出演を拒否できる可能性は高いが、もっとも、その契約について民事裁判でどのように認定・判断が下されるかは、個別事情によらざるを得ない
と解されているので、AVへの出演に関する契約等の相談を受理した際は、これらを踏まえた適切な助言を行った上で、法テラス、弁護士等専門機関の紹介を行うなど、適切に対応すること。

つぎは、今回の通達です。

 出演強要に関する第回目の通達(今回)

(2017年5月24日 警察庁通達「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

○ 当初はモデル契約等として、アダルトビデオへの出演があることを知らずに女性が契約した
○ 「アダルトビデオではないから」等とだまされて契約した、脅されて契約した
○ 当初はアダルトビデオへの出演を承諾したが、その後、出演することが嫌になった
等の訴えがあった場合には、女性が出演を拒否できる可能性は高い

ご覧のとおり、
出演することが嫌になった等の訴えがあった場合には、女性が出演を拒否できる可能性は高いが、もっとも、その契約について民事裁判でどのように認定・判断が下されるかは、個別事情によらざるを得ない
が、
出演することが嫌になった等の訴えがあった場合には、女性が出演を拒否できる可能性は高い
に、変更されました。
当然のことながら、このような民事に関しては、警察の範囲外です。
自分たちの領分ではありません。
このたびの通達で、民事不介入の警察が、ここまで言及したのです。
おそらくは、政府の勢いを身近で感じて、このような文面にしたのでしょう。
これから警察は、本分である刑事の面で、どのようなことをおこなってくるのでしょうか。
楽しみです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。