警察庁のサイトに、出演強要に関するあらたな通達がアップされました。香西咲さんを消耗品としてあつかったやつらの最後がちかづいてきました

警察庁が、ふたたび、出演強要に関する通達を発しました。

(警察庁通達)

アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について

発出年月日は、平成29年5月24日です。
政府は、5月19日に、第3回関係府省対策会議を開催しました。
この席で、出演強要に対する「今後の対策」がきまりました。
当該方針にもとづいて警察庁は、全国の警察へ通達を出したようです。
これまでの通達を簡単に顧(かえり)みてみます。

2016年6月17日
 アダルトビデオへの強制的な出演等に係る相談等への適切な対応等について
  
2017年3月31日
 アダルトビデオ出演強要問題及びいわゆる「JKビジネス」問題に対する緊急対策の推進について
  
2017年5月24日
 アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について
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今回の通達は、アダルトビデオ出演強要問題に特化されています。
なぜか、JKビジネスについては、ふれられていません。
伊藤和子HRN事務局長の件がありましたので、「アダルトビデオ出演強要問題」のことしか考えられなかったのでしょう。

(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)

伊藤和子HRN事務局長
<2017年4月14日>


今日は都内某警察署で、深刻なAV出演強要被害について被害相談に。
政府の特別月間というので、被害者の方も勇気を出して行ったところ、信じられなーい!ひどい対応。
今日中に、警視総監と警察署長宛に抗議文を書いて送るか。。
それにしても月間って掛け声だけ、やってるフリじゃ困りますよ!!

(参考。伊藤和子HRN事務局長のブログ)
AV出演強要被害者に警察が衝撃の冷たい対応。「強姦で告訴?被害当日に警察に相談しましたか?」 
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このあと、政府は、警察に関して、梃入れ(てこいれ)をおこなったようです。
5月19日の第3回関係府省対策会議で、突如、アダルトビデオ出演強要問題専門官の新設が発表されました。

(2017年5月19日「今後の対策」より、引用。)

(警察庁)
アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定
都道府県警察ごとに、アダルトビデオ出演強要に対する各種法令を適用した取締りの推進、スカウトに対する検挙、指導・警告活動の推進、被害防止教育及び広報啓発活動、警察相談窓口の周知活動の推進及び警察相談受理担当者に対する研修等を統括するアダルトビデオ出演強要問題専門官を指定する。

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その5日後に警察庁は、あらたに、今回の通達をだしました。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

警察庁の通達

1 アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定等

(1) アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定

各都道府県警察に、アダルトビデオ出演強要問題の対策に関する統括責任者(以下「アダルトビデオ出演強要問題専門官」という。)として、保安警察部門等生活安全部内の警視又は警部の階級にある者のうち、1名を指定するものとする。

専門官は、各都道府県の警察にそれぞれ、1名ずつ、配置されるようです。
業務は、出演強要問題の統括です。

警察庁の通達

(2) アダルトビデオ出演強要問題専門官の任務

アダルトビデオ出演強要問題専門官は、管内のアダルトビデオ出演強要問題に関する情報を総合的に把握するとともに、警察庁及び都道府県警察間並びに関係機関との連絡等が円滑に行われるように、次に掲げる任務を行うものとする。

ア アダルトビデオ出演強要問題に関する各種法令を適用した取締りの推進状況の把握等
イ スカウトに対する取締りや指導・警告活動の実態の把握等
ウ 被害防止教育、 広報啓発活動及び警察相談窓口の周知活動を推進するとともに、関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整
エ アダルトビデオ出演強要問題に関する相談受理状況、教養実施状況及び教養上の参考となる事項の把握
オ その他アダルトビデオ出演強要問題に適切に対応するために必要な事項

(再掲)
関係機関との連絡等が円滑に行われるように
関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整

このくだりについては、伊藤和子HRN事務局長のことを意識して書かれているように感じます。

(2017年5月12日 Yahoo!ニュース「AV出演強要被害者に警察が衝撃の冷たい対応。『強姦で告訴?被害当日に警察に相談しましたか?』より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
私は、その日のうちに抗議文を作成して警察に送ったところ、課長さんお二人がご本人に直接謝罪に来られました。
通達はわかっているけれども十分に行き届いていなかったという話でした。

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HRNは、かねてより、監督官庁の設置をもとめてきました。

(2016年3月3日 HRN「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」より、引用。改行を施しています。)

HRNの報告書
<3ページ>
AV プロダクションやメーカーには監督官庁もなく、風適法の適用もないため、違法行為は野放しで、女性は救済を求めることができません。
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<5ページ>
ところが、AV を直接の対象とした監督官庁や法規制は存在せず、警察や裁判所による救済も十分に機能しているとは言えないため、 被害の多くは顕在化しておらず、 多くの被害者が被害の救済を受けられていないと考えられる。
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<9ページ>
AV は原則として日本では合法とされ、監督官庁はなく、規制は著しく弱いため、出演者が搾取や暴力、強要から保護される仕組みがほとんど機能していない。
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<26ページ>
AV プロダクション、メーカーに関しては風営法上の規制もなく、違反行為の是正をはかる監督官庁等がない。
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(2016年12月17日 TOKYO MX「田村淳の訊きたい放題!」より、引用。)

<一部分を引用>
伊藤和子 HRN事務局長
また、監督官庁などもきめて、まったくいま、そういったレギュレーション(規制)がない状態ですから、それを変える必要があるなと思ってます。
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(2017年1月13日 朝日新聞「(耕論)AVへの出演強要 伊藤和子さん、中里見博さん、青山薫さん」より、引用。)

<一部分を引用>
伊藤和子 HRN事務局長
AVプロダクションやメーカーには監督官庁がなく、風営法の適用もない。
違法行為を監督・是正する仕組みがないため、救済を求めることができません。

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監督官庁にかわるものとしておかれたのが、「アダルトビデオ出演強要問題専門官」のようです。

(2017年6月7日 NHK くらし☆解説「AV出演強要問題 動き出した政治」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
(増田)
まず、各都道府県の警察に、AV出演強要問題を担当する専門官を初めて設置します。
AVには、監督官庁がなく、相談の窓口が必ずしも、はっきりしませんでしたから、それを明確にする狙いがあります。

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結果的に、HRNの意向を酌(く)んだかたちとなりました。
もう一度、専門官に関する部分をみてみます。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

1 アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定等

(1) アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定

各都道府県警察に、アダルトビデオ出演強要問題の対策に関する統括責任者(以下「アダルトビデオ出演強要問題専門官」という。)として、保安警察部門等生活安全部内の警視又は警部の階級にある者のうち、1名を指定するものとする。

(2) アダルトビデオ出演強要問題専門官の任務

アダルトビデオ出演強要問題専門官は、管内のアダルトビデオ出演強要問題に関する情報を総合的に把握するとともに、警察庁及び都道府県警察間並びに関係機関との連絡等が円滑に行われるように、次に掲げる任務を行うものとする。

ア アダルトビデオ出演強要問題に関する各種法令を適用した取締りの推進状況の把握
イ スカウトに対する取締りや指導・警告活動の実態の把握
ウ 被害防止教育、 広報啓発活動及び警察相談窓口の周知活動を推進するとともに、関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整
エ アダルトビデオ出演強要問題に関する相談受理状況、教養実施状況及び教養上の参考となる事項の把握
オ その他アダルトビデオ出演強要問題に適切に対応するために必要な事項

アダルトビデオ出演強要問題専門官への期待があつまります。

(再掲)
関係機関との連絡等が円滑に行われるように
関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整

大阪府警の場合は、「関係機関との連絡等が円滑に行われ」ているようです。

(2017年6月20日 共同通信「少女にAV出演強要容疑 涙の動画、異例適用」より引用。改行を施しています。)

インターネット上で募集した少女に、アダルトビデオ(AV)に出演するとの契約書を強制したとして、大阪府警保安課は20日、強要などの疑いで、住所不定、DVD販売サイト運営者金沢新一容疑者(48)=職業安定法違反罪などで起訴=を再逮捕した。
保安課によると、契約書を書く直前に少女が泣いている動画が残っていた。
女性が無理やりAVに出演させられる被害は相次ぐが、泣き寝入りするケースも多く、強要容疑の適用は全国的に珍しいという。
再逮捕容疑は2014年7月、東京・渋谷の撮影スタジオで当時18歳の少女に、書類に
「わいせつ行為は私の意思です」
との趣旨を記載させた疑い。

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(毎日新聞 2017年5月29日「モデル募集サイト運営者逮捕 被害200人超も」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
AVを巡っては、「モデルの仕事」「高収入のアルバイト」などと勧誘された女性が、意に反して性行為を含むわいせつな内容の撮影を迫られる問題が相次いで表面化。
政府が各都道府県警にAV出演強要問題に取り組む専門官の新設を決めるなど、対策に本腰を入れ始めている。
性被害者を支援し、今回の被害の実態についての情報提供したNPO法人「ライトハウス」によると、AV出演に関して寄せられた相談は2012年は1件だったが、15年は62件、昨年は100件と急増している。

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大阪府警は、ライトハウスからの情報を誠実にうけとめました。
逮捕という結果もだしております。
今後、さらに取り調べをつづけるようです。

(2017年6月20日 毎日新聞「AV強要容疑 モデル募集サイト運営者を再逮捕 大阪府警」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
府警はこれまでに東京▽大阪▽名古屋▽福岡--の撮影拠点などを捜索し、少女ら207人分の契約書計213枚とわいせつDVD計7万枚以上を押収。
連絡が取れた19人から事情を聴き、他にもAV出演を強要された例がないか調べている。

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(再掲。共同通信)
強要容疑の適用は全国的に珍しいという

被害者の女性に対して、強姦罪を適用することはできなかったようです。

(2017年6月20日 朝日新聞「AV出演『私の意志で』 女子高校生に記載強要の疑い」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
保安課によると、金沢容疑者は2014年7月、東京都渋谷区のスタジオで、静岡県の当時高校3年生の少女に対し、アダルトビデオ出演について「私の意志でしました」などと確認書に書かせた疑いがある。
少女が撮影中に泣き出したため「家に帰さない」などと脅して書かせたが、結局撮影は中止したという。

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(再掲)
結局撮影は中止した

現在聴取中のほかの被害者については、強姦罪の適用があるかもしれません。
これとは別に、伊藤和子HRN事務局長の件はどうなるのでしょうか。

(再掲。伊藤和子 HRN事務局長)
私は、その日のうちに抗議文を作成して警察に送ったところ、課長さんお二人がご本人に直接謝罪に来られました

警察庁は、警察に対して、関係機関との密なる関係をもとめています。

(再掲)
関係機関との連絡等が円滑に行われるように
関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整

関係機関とは、ライトハウス、PAPS、HRNのことです。
今回の通達のなかには、つぎのようなことも書かれています。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

警察庁の通達

また、これまでの相談等についての事件の掘り起こしや、各種警察活動を通じた端緒情報の入手に努めるとともに、違法行為に対する取締りを推進すること。

(星野明日香さんのツイートより、引用。)

星野明日香さん
<2017年4月14日>


今日は朝からとある所に行ってきました。
金銭問わず人の為に一生懸命動いてくださる方々もいれば、国民の税金で労働している人達が動かない現実に驚きです。
だから渋谷区から被害が減らない…
何年も放置した結果が、今の社会問題を作ったんです。

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被害者のかたは、おそらく、警察に対して、こいつらからうけた行為をうったえたのでしょう。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月7日>
所属時代は何の情報も与えられず、相談出来る相手は事務所内の人間だけでした。
私が事務所を止めた時に佐藤さんと初めて会って、同じスカウト経由でほぼ同一の手口で引きずり込まれた事を知りました。
社会悪。
佐藤さんには本当に感謝です。

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今回の大阪の事件と同じように事態が推移することを願っております。
もちろん、青木たちに適用されるのは、強姦罪です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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