月別アーカイブ: 2017年6月

加藤大臣「今こうしている中にも一人一人被害者が生まれておられる」「スピード感を持ってしっかりと対応していきたい」。香西咲さんの心身を破壊した青木たちの逮捕がもとめられます

今年の通常国会で、民主党の議員が、JKビジネスについて質問しました。

(参考)
動画 参議院インターネット審議中継
 ~2017年3月9日 内閣委員会

出演強要問題にもふれていますので、関係する箇所を参照します。

(2017年3月9日 参議院 内閣委員会「議事録」より引用。)

相原久美子 参議院議員(民進党)
(前略)
近年なんですけれども、モデルですとかアイドル等の勧誘を装いながら、それをきっかけに若年層の女性が被害を受ける問題が発生しております。
これ、先日、院内におきましても、被害者ですとかその支援者による院内集会が持たれていたところでございます。
そこで、内閣府は2月に、若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査の結果報告を発表されたということでございますので、これについて、調査の概要と結果についてお伺いしたいと思います。

——————————————————–

2月8日に、第88回女性に対する暴力に関する専門調査会が開催されました。
この席で、内閣府は、出演強要に関する調査結果を公表しました。

(参考)
「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(概要)

「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(詳細版)

(2017年3月9日 参議院 内閣委員会「議事録」より引用。)

武川恵子 男女共同参画局長
委員御指摘の調査でございますけれども、モデルやアイドルなどの勧誘を装いまして、それをきっかけに若い女性が性的な被害を受ける問題が発生しているということを踏まえまして、今後の対策の参考とするために、昨年12月、インターネット会社に委託いたしまして、中学生を除く15歳から39歳までの女性で、そのインターネット会社に登録されているモニター会員を対象に実施したものでございます。

調査の主な結果を申し上げますと、まず、モデルやアイドル等にならないかなどの勧誘を受けた経験のある人は約4人に1人でございます。

また、モデル、アイドル等の勧誘を装って性的な被害を受けるといった問題があることについて知っていると答えた人は約4割となっております。

また、モデル、アイドル等の勧誘等を受けた人のうち契約をしたことがあると言っている人は7・7%ございまして、契約時の年齢は10代から20代前半が多かったということでございます。

また、契約した人のうち、契約時に聞いていない又は同意していない性的な行為等の写真や動画の撮影に応じるように求められた経験がある人はそのうち26・9%でございまして、そのうち求められた行為を行ったと答えた人は32・1%でございました。

モデル、アイドル等の勧誘等を受けた人のうち、また別途、その契約なしに同意していない性的な行為等の写真や動画の撮影をされた人というのも2・3%ございます。

また、その契約の有無にかかわらず、契約時に聞いていない又は同意していない性的な行為等の写真や動画の撮影に応じるよう求められた人のうち、どこかに相談したと言っている方は34・3%でございまして、6割以上の方が相談していないということが分かります。

また、相談先は友人、知人、家族、親戚といったところが多く、学校の教員でありますとか公的相談機関、警察、民間の相談機関に相談した方はいずれも少数でございました。

この調査は、インターネット会社のモニター会員を対象に実施したものでございますけれども、調査結果からは、若年層の女性が未熟さに付け込まれて性的な被害に遭っている深刻な状況、またこういった被害はなかなか顕在化しにくい傾向にあるといったことがうかがえたところでございます。
——————————————————–

相原久美子 参議院議員(民進党)
そこで、内閣府の男女共同参画会議の中で女性に対する暴力に関する専門調査会、ここではこれらの問題について議論をして3月中にも取りまとめを行うとされておりますけれども、今伺ったように、内閣府それから警視庁と実態調査が進められているわけですけれども、この結果を受けて、政府全体としてこれらに対応していくというような方向性を考えていらっしゃるのかどうか、お伺いしたいと思います。
——————————————————–

武川恵子 男女共同参画局長
委員が御指摘になりました、男女共同参画会議の下に置かれております女性に対する暴力に関する専門調査会における検討でございますけれども、女性活躍加速のための重点方針2016などに基づきまして、昨年6月以降、いわゆるJKビジネス、またアダルトビデオへの出演強要に関する事例を中心に、若年層の女性を対象とした性的な暴力の問題につきまして民間団体や研究者などからヒアリングを行いましたり、先ほどのインターネット調査などを行いまして検討を進めているものでございまして、御指摘のとおり、今月中旬にはその現状と課題の整理を行った報告書を取りまとめる予定にしております。
——————————————————–

3月9日の答弁です。
昨年の6月から、この間、内閣府は、出演強要問題に関して、5回、会議を催してきました。
簡単にふりかえってみます。

第82回(2016年06月30日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要
  
第83回(2016年09月12日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する現状及び課題等
  
第84回(2016年11月15日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する政府の取組
  
第85回(2016年12月13日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
  
第86回(2017年02月08日)
・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害

(再掲。武川恵子 男女共同参画局長)
今月中旬にはその現状と課題の整理を行った報告書を取りまとめる予定にしております

回答の5日後に、「報告書」が完成しました。

(正式名称)
2017年3月14日 若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~
概要
本文
参考資料

労作です。

やまもと寅次郎さん
<2017年4月2日>


本当にもう、嫌になっちゃうなぁ、この業界の人には。
ライターも含めて。
まーだ、事の重大さが分かってない。
中にはこんなこと言う人までいますから。
「そのうち衆議院解散するから、今の動きも一旦バラしになるよ。大丈夫」
これ、弁護士の言葉ですよ。
業界に関わってる。
冗談にしては余りにも…。

——————————————————–

民主党政権ならばありえます。
思いつきで、その都度、耳障りのよいことばを発しているだけでしたから。
安倍政権はちがいます。
蓄積があります。
出演強要に関する調査会を何度も、くりかえしおこなってきました。
着実に、ものごとを進めています。
簡単に覆(くつがえ)すことはできません。

武川恵子 男女共同参画局長
この報告書、まだ案の段階でございますけれども、いわゆるJKビジネスとアダルトビデオへの出演強要に関する危険性、またその被害の状況、また国や地方公共団体、民間団体における取組状況などが整理された上で、それら現状を踏まえた今後の課題としては、更なる実態把握を始めといたしまして、取締りの強化、教育、啓発の強化、相談体制の充実強化、保護、自立支援の取組強化などの各課題が掲げられているところでございます。

これらの課題、いずれも重要なものと考えておりますので、関係省庁と連携して、各課題にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
——————————————————–

(再掲)
これらの課題、(略)、関係省庁と連携して、各課題にしっかりと取り組んでまいりたい

3月9日の発言です。
このとき、すでに、関係府省対策会議の構想がなされていたのかもしれません。
6日後、公明党が、政府に対して、出演強要に関する中間提言をおこないました。

遠山清彦 衆議院議員(公明党)
<2017年3月15日>


本日午前11時半、総理官邸で菅官房長官にお会いし、「AV出演強要問題についての中間提言」を申し入れました。
佐々木さやか座長を先頭に、私も顧問として参加。
若い女性の被害防止と救済支援強化のため、13項目を申し入れました!

——————————————————–

国重とおる 衆議院議員(公明党)
<2017年3月17日>


先日、党の「AV出演強要問題対策PT」で菅官房長に中間提言を申し入れました。
いよいよ政府が本格的な対策に乗り出します。

——————————————————–

中間提言のなかで、公明党は、「課長会議」の開催をもとめました。(公明新聞

(2017年3月16日午前 首相官邸「内閣官房長官記者会見」より。動画

菅義偉 内閣官房長官(動画は15分のあたりから)
昨日、公明党のみなさんからちょうだいしましたそうした要請、要望書のなかにもありましたようにですね、早急に、ということでしたので、政府横断的に関係省庁の局長会議、これを設置をする。
このことを指示しています。

——————————————————–

政府の答は、「局長会議」です。

(再掲。武川恵子 男女共同参画局長)
これらの課題、(略)、関係省庁と連携して、各課題にしっかりと取り組んでまいりたい

局長会議の開催は、既定の路線であったのかもしれません。

(2017年5月1日 朝日新聞「AV出演強要、被害者の告白が官邸の中枢を動かした」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
3月15日、首相官邸の一室で、菅義偉官房長官と、AV出演強要問題に取り組む公明党の佐々木さやか参院議員らが向き合った。
(略。)
資料を手に迫る佐々木氏に菅氏が応じた。
「できることはすぐやりましょう」
菅氏は翌16日の記者会見で、
「政府を挙げて相談態勢の充実や啓発に取り組む」
と表明した。
女子高生らに接客サービスをさせる「JKビジネス」と合わせ、それまで課長級で取り組んでいた対策会議は、局長級格上げされた。
(略。)
2週間後には緊急対策が発表され、進学や就職で都会に出てくる女性が多い4月を「被害防止月間」にすることも決まった。
異例の素早い対応」だと霞が関で話題になった。

——————————————————–

民主党政権のときは、官僚との間で、意思疎通がうまくいっていませんでした。
短命におわった主因でもあります。
自公政権はちがいます。

(2017年3月9日 参議院 内閣委員会「議事録」より引用。)

加藤勝信 男女共同参画担当大臣
(前略。)
そして、こうしたJKビジネスと呼ばれる児童の性に着目した新たな形態の営業による性的な暴力被害に遭う問題、またいわゆるアダルトビデオへの出演が強要されるこういう問題、こういったことはまさに女性に対する暴力に当たる、そして大変な、重大な人権侵害だと、こういう認識を、これは第四次男女共同参画基本計画の中にもそうした概念を盛り込んでおるわけでありますけれども、それをしっかりと位置付けていかなければならないと思っております。

今、男女共同参画会議の専門調査会における話は事務当局からお話をさせていただきました。
この報告書を踏まえて、更なる実態把握、また現在被害に遭っている方を支援するため、また取締りの強化、相談体制の充実、また保護、自立支援の取組強化、こういったことを行っていくことも必要だと思います。

また、今後新たな被害者を生まない、こういう観点からは、教育、啓発の取組を強化して、若年層を始めとする女性に対するあらゆるまさに暴力の根絶に向けて、御指摘ありますように関係省庁よく連携しながら、それから、今こうしている中にも一人一人被害者が生まれておられるわけでありますから、スピード感を持ってしっかりと対応していきたいと考えております。
——————————————————–

(再掲。加藤勝信 男女共同参画担当大臣)

今こうしている中にも一人一人被害者が生まれておられるわけでありますから、スピード感を持ってしっかりと対応していきたいと考えております

いっぽう、民主党の方針は、真逆です。

(2017年2月28日 民進党 「『性暴力を根絶するための包括的な取り組みが必要』男女共同参画推進本部・内閣(男女共同参画・子ども)・法務部門合同会議 」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
有田芳生ネクスト法務大臣も
「人間の尊厳に関わる重要な問題なので、時間をかけて丁寧に進めたい
とした。

——————————————————–

民主党の立ち位置は、業界の側にあるようです。
完全につぶしたくはないのでしょう。
おろかです。
あまりにも。
国民が、「自公」と「民主」のいずれを選択するのかは自明です。
くりかえします。
自公政権は、民主党政権とちがいます。
放言しておわり、ではありません。
今後も、フォローアップがつづきます。
6月6日に、おふたりの公明党議員が、出演強要に関して書きこみをおこないました。

(2017年6月6日 国重とおる議員のサイト「AV出演強要問題対策PTに出席」より、引用。)

国重とおる 衆議院議員(公明党)
公明党 AV出演強要問題対策PTの会議に出席し、
「AV出演強要被害防止月間」や、党で提出した提言に対する政府の取組状況等について
関係省庁よりヒアリングを行いました。

——————————————————–

遠山清彦 衆議院議員
<2017年6月6日>


今朝8時から、公明党AV出演強要問題PT会合。
私達が3月に官房長官に申し入れてから、政府の対策が抜本的に強化されていることを確認。
悪質な個人業者も大阪で逮捕。
まだまだ徹底的に取り締まってもらいたい

——————————————————–

(再掲。遠山清彦 衆議院議員)

まだまだ徹底的に取り締まってもらいたい。

あるAVプロダクション関係者は言う。
「香西咲さんの件では、元芸能人をウリにすることで人気のメーカー『MUTEKI』に20人規模の捜索が入ったそうです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY

悪を野放しにしておくことはゆるされません。

(再掲。遠山清彦 衆議院議員)

まだまだ徹底的に取り締まってもらいたい。

警察による徹底的なとりしまりがもとめられます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

政府は、人身取引の範疇に出演強要を加えました。青木が香西咲さんに対しておこなったことは人身取引です。人身売買です。警察は最初、どの罪で青木を逮捕するのでしょうか

5月30日に、人身取引対策推進会議が開かれました。
この席で政府は、人身取引に関する年次報告を決定しました。

人身取引対策に関する取組について(年次報告)

会議のあと、菅義偉内閣官房長官は、定例の記者会見で、当該報告についてふれました。

(参考。2017年5月30日午前「内閣官房長官記者会見」。)

動画(首相官邸)

菅義偉 内閣官房長官
本日、閣議前に「人身取引対策推進会議」を開催いたしました。
会議では、昨年中の人身取引における被害の状況や対策の取組状況をまとめた年次報告を決定したほか、人身取引の根絶を目指し、引き続き「行動計画2014」に基づく対策を着実に進めていくことを確認をいたしました。

——————————————————–

官房長官は、人身取引の根絶を目指す、とのべました。
隔世の感があります。

ライトハウス
<2017年6月11日>


【人身取引ってなに?】
人身取引とは、騙しや脅し、暴力等の手段を使って、人の自由を奪い、強制的に働かせ、その利益を搾取する犯罪行為です。
日本でも人身取引は起きています。

——————————————————–

今年の2月、藤原志帆子ライトハウス代表が、政府の人身取引へのとりくみについて語っています。

(2017年2月28日 日経WOMAN2月号「オリンピックイヤーに向け、法整備を!働く女性にこそ知ってほしい ヒューマン・トラフィッキング(人身取引)」より、引用。)

<一部分を引用>
人身取引とは、まるで歴史の教科書に出てくるような言葉だが、実はAV出演や売春の強要など、日本でもたくさんの被害者がいる現代の社会問題だという。
政府は20年のオリンピック・パラリンピック東京大会の開催に向け、「人身取引対策行動計画2014」に基づいて対策に取り組み、人身取引の根絶を目指すとしている。
しかし
現状はまだ動きだしていると言える状況ではありません
と藤原さん。

——————————————————–

(再掲。藤原志帆子 ライトハウス代表)
現状はまだ動きだしていると言える状況ではありません

遅蒔きながら政府は、人身取引の撲滅をめざす決意をかためたようです。

(2017年5月30日 人身取引対策推進会議「議事録」より、引用。)

<1ぺージ>
菅義偉 内閣官房長官
我が国における人身取引については、外国人女性が性的被害に遭う事案に加えて、最近では、我が国の女性が被害に遭うケースも目立っております。
——————————————————–

人身取引については、今回、あらたに、出演強要問題がつけくわわりました
「人身取引対策推進会議」の議事録のなかから、関係するところを参照します。

(2017年5月30日 人身取引対策推進会議「議事録」より、引用。)

<2ページ>
古谷一之 内閣官房副長官補
「4 人身取引の撲滅」につきましては、「子供の性被害防止プラン」や、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題等に関する今後の対策を策定しました。
——————————————————–

<3ページ>
加藤勝信 内閣府特命担当大臣
また、アダルトビデオ出演強要問題については、今月19日に「今後の対策」を策定いたしました。
この問題については、今回新たに人身取引関連事犯として年次報告に盛り込まれたものであり、今後、関係府省が連携して、取締り等や教育・啓発の強化、相談体制の充実等にしっかり取り組んでいく必要があります。
引き続き各大臣の御協力をお願いいたします。

——————————————————–

<3ページ>
 松本純 国家公安委員会委員長
人身取引は、被害者の心身に著しい苦痛をもたらす重大な人権侵害であります。
平成28年に警察において取り扱った人身取引事犯をみると、日本人の被害者が全体の半数を占め、その被害としては、出会い系サイトを利用した売春を強制される事案が目立つほか、児童が被害に遭う事案やアダルトビデオへの出演を強要される事案もみられるなど、依然として憂慮すべき状況にあります。
このため、引き続き「人身取引対策行動計画2014」に基づき、関係機関・団体との連携を強化しつつ、人身取引事犯の徹底した把握及び取締り、被害者の保護や支援等の取組を進めるよう警察を指導してまいります。

——————————————————–

(再掲。加藤勝信 内閣府特命担当大臣)
この問題(出演強要問題)については、今回新たに人身取引関連事犯として年次報告に盛り込まれたものであり

内閣官房
<2017年5月30日>


【人身取引対策】<資料掲載>
政府では、重大な人権侵害、国際問題である人身取引を根絶するため、様々な対策を行っています。
本日(5月30日)、人身取引対策推進会議において、「人身取引対策に関する取組について」(年次報告)をまとめました。

——————————————————–

年次報告をみてみます。

(2017年5月30日「人身取引対策に関する取組について(年次報告)」より、引用。改行を施しています。

2 人身取引の実態把握の徹底
(1)我が国における人身取引被害の発生状況等
① 人身取引被害者の状況
② 人身取引被疑者の状況
事例

【事例3】
28年6月、警視庁は、芸能プロダクションに所属していた日本人女性をアダルトビデオ制作会社に派遣したとして、同プロダクションの元社長である被疑者ら3人(日本人男性)を、労働者派遣法違反(有害業務派遣等)で逮捕した。
被疑者3人は、アダルトビデオ制作会社の撮影現場において、同制作会社の依頼を受けた監督の指揮命令下で、女優を男優と性交等させて稼働させる目的で労働者を派遣していた。
被害者は、雇用契約を締結するに当たりモデルとして採用されており、アダルトビデオへの出演を告知されていなかったため、仕事の内容がアダルトビデオへの出演であることを知った後で拒否したが、被疑者から「違約金を払え」などと言われ、仕方なく出演を続けていた。

——————————————————–

この案件は、以下の犯罪者たちが逮捕された事件です。

(参考)
・2016年7月2日 読売新聞「芸能プロ社長ら略式起訴」(当該記事はネット配信されていません。)

マークスジャパン 元社長 村山典秀(49)
マークスジャパン 社長 古指(こざす)隆士(50)
マークスジャパン 従業員 高橋慶将(けいすけ)(34)

(YouTube。NNNニュースより。)

こいつらは、上述のとおり、労働者派遣法違反で逮捕されました。
同法は労働者を有害業務に派遣することを禁じています。
強要の有無は関係ありません。
「年次報告」では、労働者派遣法違反よりも、後段の部分に重きをおいて書かれているような気がします。

被害者は、雇用契約を締結するに当たりモデルとして採用されており、アダルトビデオへの出演を告知されていなかったため、仕事の内容がアダルトビデオへの出演であることを知った後で拒否したが、被疑者から「違約金を払え」などと言われ、仕方なく出演を続けていた。

(2017年5月30日「人身取引対策に関する取組について(年次報告)」より、引用。改行を施しています。

5 人身取引の撲滅
(1)取締りの徹底
① 売春事犯等の取締りの徹底
② 児童の性的搾取(子供の性被害)に対する厳正な対応
③ 悪質な雇用主、ブローカー等の取締りの徹底
いわゆるアダルトビデオ出演強要問題に対する厳正な対応

○ 女性に対し、本人の意に反していわゆるアダルトビデオへの出演を強要する問題について、警察では、平成26年から28年までの3年間において、この問題に関連する相談を25件受理し、適切に対応するとともに、各種法令の適用を視野に入れた取締りを推進している。
——————————————————–
○ 政府では、男女共同参画会議の「女性に対する暴力に関する専門調査会」において、この問題について、若年層を対象とした性的な暴力の問題として、民間団体、有識者、地方公共団体及び関係省庁からヒアリングを実施した上で、29年3月14日、現状と課題について整理した報告書を取りまとめた。
同月31日、「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・ 『JKビジネス』問題等に関する関係府省対策会議」において、同年4月を被害防止月間と位置付けること等を内容とする緊急対策を決定した。
同月間における取組の実施状況等を踏まえ、同年5月19日、今後の対策を策定した。
同対策は、人身取引関連事犯であるアダルトビデオ出演強要問題について、その根絶に向け、「更なる実態把握」、「取締り等の強化」、「教育・啓発の強化」、「相談体制の充実」等の施策について取りまとめたものであるため、その推進は、人身取引の撲滅に寄与すると考えられる。

——————————————————–

このあと、6月6日に、「女性活躍加速のための重点方針2017」が定められました。
当該方針のなかにも、出演強要問題が盛りこまれています。

(2017年6月6日 首相官邸「すべての女性が輝く社会づくり本部」より、引用。動画。)
すべての女性が輝く社会づくり本部。アダルトビデオ出演強要強要問題に対する安倍晋三内閣総理大臣の発言
安倍晋三 内閣総理大臣
本日、「女性活躍加速のための重点方針2017」を決定しました。
(中略。)
先般取りまとめた「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」を着実に実行します。
(後略。)

——————————————————–

政府の出演強要に対するとりくみは、幾重にも重なっています。
盤石(ばんじゃく)です。

7 人身取引対策推進のための基盤整備
(3)人身取引対策の推進体制の強化
NGO、IOM等との連携

○ 政府では、平成28年中、NGOとの間において、具体的な人身取引事案に関する事例検討、意見交換等を行った。
この意見交換においては、NGOから論点の1つとして、いわゆるアダルトビデオへの出演を強要されたとする相談を多く受けていることが示され、関係省庁の取組状況を共有した(関係省庁の取組状況については、5(1)④参照)

——————————————————–

政府とHRN(ヒューマンライツ・ナウ)は、緊密な関係をたもっているようです。

(2017年3月14日 内閣府「若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる『JKビジネス』及びアダルトビデオ出演強要の問題について~」より、引用。改行を施しています。)

<48~49ページ>
(※発表日は、2016年9月12日。)
青山薫 神戸大学大学院国際文化学研究科教授
(前略)業界内部の事情を知る人の参加を得て、情報提供、協力を受けながら、あるいはその人たちを「有識者」として政策決定のテーブルに招きながら、まず正確に問題を把握する必要がある。
——————————————————–

政府は、業界人と意見交換をする気がないようです。

(2017年6月12日 政府インターネットテレビ「霞が関からお知らせします2017~日本で人身取引?もしかすると、あなたの近くで…」より、引用。動画。)

松永明 内閣官房 内閣審議官
モデルとして採用された女性がアダルトビデオに強制出演させられる被害も発生しています

モデルとして採用された女性がアダルトビデオに強制出演させられる被害も発生しています

政府は今回、人身取引のなかに、出演強要をふくめました。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
T総研のY
メーカー関係者

こいつらが香西咲さんに対しておこなったことは、人身取引以外の何ものでもありません。

(2017年2月27日 日刊スポーツ「AV出演強要問題は深刻な犯罪 人権団体HRN」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
伊藤氏は、AV出演の強要について
「刑法の人身売買罪も適用すべき深刻な犯罪」
と指摘する。

——————————————————–

はたして警察は、最初、青木たちをどのような罪で逮捕するのでしょうか。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

消費者庁長官が、「一人でも多くの女性が被害に遭わないよう、できる限り力を尽くしてまいります」とのべています。香西咲さんの告発によって世の中は激変しました

昨年の3月3日に、HRN(ヒューマンライツ・ナウ)が、出演強要に関する報告書を発表しました。
消費者庁に関しては、暗澹(あんたん)たる(将来の見通しがつかず悲観的な)記述がされています。

(2016年3月3日 HRN「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」より、引用。改行を施しています。)

<3ページ>
HRN
さらに、消費者法制、消費者契約法、特定商取引法、消費者安全法の定義にあてはまらないため、対応できません
勧誘規制や消費相談センターへの相談・解決、さらには業務停止等の強い行政処分も全く発動される余地がありません

——————————————————–

取り付く島がない(頼りとしてすがる手がかりもない)、といった感じです。
ほどなくして、日本共産党の梅村さえ子衆議員が、消費者問題をとりあげました。

動画 衆議院インターネット審議中継
 ~2016年4月28日 消費者問題特別委員会

梅村さえ子衆議員の質問に対して、消費者庁の審議官が回答しました。

<一部分を引用>
井内正敏 消費者庁審議官 
例えば、声をかけられた女性の方が単発でビデオに出演する契約を締結するような事例については、消費者契約法の適用があり得ると考えております。
——————————————————–

光が差し込みました。
このときから1年以上が経過した5月19日のことです。
政府が出演強要に関する今後の取組方針を決定しました。
消費者庁に関する部分をみてみます。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

(消費者庁)
②被害者が締結している契約が消費者契約に該当する場合は、消費者契約法(平成12年法律第61号)において、例えば、退去を妨害して勧誘を続ける等第4条に該当する不当な勧誘が行われた場合は、消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示を取り消すことができることや、不当に高い違約金を定める等第8条から第10条に該当する不当な契約条項については無効であること等について、業界関係者に対して、周知を行う。
(消費者庁)
被害者が締結している契約が消費者契約に該当し、事業者により不当な勧誘等がなされている場合には、内閣総理大臣の認定を受けた適格消費者団体がアダルトビデオ出演強要問題における不当な勧誘等に対して実効的に差止請求ができるよう、環境整備を図る。
(消費者庁)
独立行政法人国民生活センターが実施する消費生活相談員向けの研修において、タレント・モデルスカウトに関する消費生活上のトラブルの事例を取り上げるとともに、講師が、アダルトビデオ出演強要に関する相談を想定し、相談内容に応じて警察、女性センター、法テラス等の専門機関の紹介を適切に行うよう講義を行う。

今後の対策」がまとめられた5日後のことです。
消費者庁の長官が、記者会見のなかで、出演強要に対するとりくみを説明しました。
ちなみに、長官は、女性です。

(2016年8月2日 朝日新聞「消費者庁長官に岡村和美氏 3代連続で女性長官」より引用。改行を施しています。)

政府は(2016年8月)2日の閣議で、消費者庁の板東久美子長官の後任に、岡村和美・法務省人権擁護局長(58)を充てる人事を決めた。
(略。)
安倍政権は女性の積極登用を掲げ、消費者庁では3代続けての女性長官となる。
(後略。)

——————————————————–

記者会見にもどります。

(2017年5月24日 消費者庁「岡村消費者庁長官記者会見要旨」より引用。改行を施しています。)

岡村和美 消費者庁長官 
先週19日に、関係省庁の連絡会議にて政府全体の対策を改めて確認し合ったところでございますが、そこで消費者庁としては、
アダルトビデオ出演契約が消費者契約に該当する場合は、消費者契約法に基づき、密室での長時間の勧誘で締結した契約は取消しが可能であることなどを業界関係者に周知すること

②被害者が締結している契約が消費者契約に該当する場合は、消費者契約法(平成12年法律第61号)において、例えば、退去を妨害して勧誘を続ける等第4条に該当する不当な勧誘が行われた場合は、消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示を取り消すことができることや、不当に高い違約金を定める等第8条から第10条に該当する不当な契約条項については無効であること等について、業界関係者に対して、周知を行う。

岡村和美 消費者庁長官 
適格消費者団体が、このような不当な勧誘などに対して実効的な差止請求ができるよう環境整備を図ること

(消費者庁)
被害者が締結している契約が消費者契約に該当し、事業者により不当な勧誘等がなされている場合には、内閣総理大臣の認定を受けた適格消費者団体がアダルトビデオ出演強要問題における不当な勧誘等に対して実効的に差止請求ができるよう、環境整備を図る。

過日のブログでも記しました。
適格消費者団体は、不当な契約や勧誘の被害にあった個人にかわって、差し止めを請求することができます。

(参考。当ブログ)
2017年5月24日

岡村和美 消費者庁長官 
さらには、国民生活センターが実施する消費生活相談員向けの研修において、
タレント・モデルスカウトに関する消費生活上のトラブルの事例を取り上げるとともに、相談が寄せられた場合の対応について、講義を行うこと
などを盛り込んだところでございます。

(消費者庁)
独立行政法人国民生活センターが実施する消費生活相談員向けの研修において、タレント・モデルスカウトに関する消費生活上のトラブルの事例を取り上げるとともに、講師が、アダルトビデオ出演強要に関する相談を想定し、相談内容に応じて警察、女性センター、法テラス等の専門機関の紹介を適切に行うよう講義を行う。

岡村和美 消費者庁長官 
このような取組を通じて、一人でも多くの女性が被害に遭わないよう、消費者庁としてもできる限り力を尽くしてまいります。
——————————————————–

意気込みがつたわってきます。
このあと、岡村消費者庁長官は、記者の質問に答えました。
一部分を引用します。

(2017年5月24日 消費者庁「岡村消費者庁長官記者会見要旨」より引用。改行を施しています。)

相談件数

岡村和美 消費者庁長官 
例えば、モデルのスカウトと言って契約をさせられて、強引にアダルトビデオに出演させられたと。
ここまではっきり相談者が言ってくれている例がございます。
さらに、面接に行ったところ、いわゆる通常の企業であるとは思えないような会社であった、そこでアダルトビデオ出演を勧められたという例。
さらには、友人がアダルトDVDに出演したものの、その販売停止を希望しているので、どうしたら良いかといった相談があります。

——————————————————–

朝日新聞にも、消費者庁へ寄せられた相談の内容が書かれています。

(2017年4月27日 朝日新聞「モデル契約トラブル、春に増加傾向 消費者庁が注意喚起」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
国民生活センターによると、タレント、モデル契約に関する相談は毎年、約700~800件寄せられている。
高額のマネジメント契約や撮影料、エステ契約を要求されたケースのほか、アダルトビデオへの出演を勧められた人もいたという。

——————————————————–

別の20代の女性は、インターネットで「手や足の撮影モデルで高収入」という募集を見つけてモデル事務所に連絡をとったところ、アダルトDVDやアダルトサイトへの出演を勧められた。
——————————————————–

業界人は、日々、女性に対して出演強要をおこなっているようです。

(2017年5月24日 消費者庁「岡村消費者庁長官記者会見要旨」より引用。改行を施しています。)

適格消費者団体の差止請求

岡村和美 消費者庁長官 
はい、適格消費者団体に機能していただけると、個別被害の救済に一歩近づけるかと。
——————————————————–

具体的には、まずは適格消費者団体がこういった情報に接したときに、本人が直接声を上げられなくても、不当な勧誘をしている事業者に迅速に差止請求をできるように、適格消費者団体と被害者支援団体との間の円滑な情報交換、連携を促進いたしたいと考えております。
そして、適格消費者団体がこういった社会問題に対しても安定的に活動できるよう、適格消費者団体の活動に対する支援についても、消費者庁として力を入れてまいりたいと思います。

——————————————————–

(消費者庁)
被害者が締結している契約が消費者契約に該当し、事業者により不当な勧誘等がなされている場合には、内閣総理大臣の認定を受けた適格消費者団体がアダルトビデオ出演強要問題における不当な勧誘等に対して実効的に差止請求ができるよう、環境整備を図る。

消費者庁は、不当な勧誘のほかに、ビデオの販売についても、適格消費者団体による差止請求を考えているようです。

(2017年5月24日 消費者庁「岡村消費者庁長官記者会見要旨」より引用。改行を施しています。)

ビデオの販売差し止め

岡村和美 消費者庁長官 
(略)、もちろんそこは大事な論点と思っておりますので検討してまいります。
まずは対外的にも公表している限りにおきましては、アダルトビデオの出演契約も消費者契約に該当する場合があり得ること、このことにすら気付いていない被害者も多いと思いますので、消費者契約法が適用される場合があると。
その場合、不当な勧誘などに対して適格消費者団体が活動することにより、被害の未然防止、さらには拡大防止が可能となりますので、こういった被害に関しての適格消費者団体の活動を応援するよう、力を入れていきたいということでございます。

——————————————————–

業界にとっては、相当な圧力となりそうです。

(2017年3月28日 Meiji.net「どんな悪徳商法も投網に掛ける消費者契約法」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
川地宏行 明治大学法学部教授
(略)、特定商取引法の対象となっていない取引類型やクーリング・オフの期間が過ぎた場合でも、詐欺まがいや強迫まがいの不当勧誘があれば消費者契約法によって契約を取り消せる仕組みとなっています。
さらに、適格消費者団体によって、不当な契約条項の使用を差し止める訴訟を起こせる制度が2007年に、損害賠償請求訴訟を起こせる制度が2016年に施行されました。
消費者を保護する法律は年々拡充しているといえます。

——————————————————–

(再掲)
詐欺まがいや強迫まがいの不当勧誘があれば消費者契約法によって契約を取り消せる仕組みとなっています

香西咲さんのときは、ちがいました。

(再掲。HRNの報告書)
消費者法制、消費者契約法、特定商取引法、消費者安全法の定義にあてはまらないため、対応できません。勧誘規制や消費相談センターへの相談・解決、さらには業務停止等の強い行政処分も全く発動される余地がありません

犯罪者たちの放埒(ほうらつ)を押し止めるものは存在しませんでした。

(2016年7月29日 毎日新聞「AV出演強要 香西咲さん『私はこうして洗脳された』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
(AVデビュー作の)発売直前に
「やっぱり嫌です」
と言うと、
「ふざけるな。ここまでお前にどれだけ(金が)かかっているんだ」
と言う。

——————————————————–

(2016年8月27日 弁護士ドットコム「<AV出演強要>香西咲さん『今でもフラッシュバックに悩まされる』洗脳の過去を語る」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
「流通する前に止めてほしい」
とAにいいましたが、
「ふざけるな。お前にいくらかかっていると思っているんだ」
と怒鳴り散らされました。

——————————————————–

香西咲さんが人生をとりもどすためには、こいつらを処罰する必要があります。
全員、牢屋にぶちこまなければなりません。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
T総研のY
——————————————————–

そう遠くないうちに、その日がやってくることでしょう。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

香西咲さん「娘を持つ親御さんへ 決して他人事ではありません」。香西咲さんのこの文章にふれるたび、からだのなかを清冽な水が流れます。香西咲さんは気高いです

本日も、スカウトの犯罪行為についてふれます。
周知のとおり、この種の輩(やから)が、女性を誘い込む手口は、定型化されています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2017年1月2日>
娘を持つ親御さんへ
決して他人事ではありません。
芸能、パーツモデル(手など)、ナンパ…
あの手この手で勧誘してきます。
年齢も容姿も関係ありません。
スカウトや事務所がその気になれば整形させてでもAV出させます。
環境も思考も180度変えさせられます。
注意を払いきれるものではありません。

——————————————————–

香西咲さんのこの文章にふれるたび、からだのなかを清冽(せいれつ)な(清く冷たい)水が流れます。
香西咲さんは気高いです。
清廉(せいれん)です。
スカウトに関する過去の報道をふりかえってみます。

2015年(2年前)

約2年前の日刊スポーツの記事です。
ライトハウスのホームページから転用させていただきました。

(2015年7月20年 日刊スポーツ「少女たちをAVに強制出演させるワナ 夏休みに増加」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
近年、相談で目立つのは、AV(アダルトビデオ)への「強制出演」。
コスプレモデルなどの「手軽」「高収入」「安全」な仕事のはずが、次第に脅され、被害に遭うという。

——————————————————–

いずれも入り口は、少女時代にネット上で見つけた「短時間、高収入、安全(触られない)」がうたい文句のコスプレモデルジュニアアイドル募集サイトなどだ。
面接に行くと
「チャットからやってみよう。テレビ電話で話すだけで安全」
などと説明を受ける。

——————————————————–

恥ずかしい映像や写真は、18歳や20歳の誕生日の脅しの材料にされる。
ある相談者は4時間、泣きながら抵抗を続けた。
それでも
「初体験が男優さん相手なんて幸せ」
「AVは年間10万本も出てる。君は星くずのくずの1つにすぎないからばれない」
押し切られる
最後には数千万円の「違約金」を持ち出される。

——————————————————–

つぎは、昨年の7月に、週刊女性が配信したものです。

2016年(1年前)

(2016年7月10日 週刊女性PRIME「元グラドルが語る『AV出演強要被害』を防ぐ方法とは」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
人気AV女優が実名告発するなど、アダルトビデオ(AV)出演強要被害が問題になっている。
グラビアアイドルモデルのスカウトと称して声をかけ、AVの撮影と知らされずに芸能活動の契約を結んだり、現場でAVの撮影だと告げられ、出演強要させられたという被害報告が相次いでいるのだ。

——————————————————–

そして、ヌード撮影を行うとAV出演のターゲットにされるという。
プロダクション関係者がその手口を教えてくれた。
「現場で説得されてヌードになるような子は押しが弱いということなので、AV業界では噂が広まりますね。それで、今度は“ヌードDVDの撮影”という名目で打ち合わせに呼び出して、AV出演の交渉をするんです。“ヌードもAVも違わないよ”って。自分の場合は打ち合わせで落とした子しかAVの撮影に連れていかなかったですが、着エロやヌードの撮影と騙してAV出演を強要するスカウトマンや事務所がいるという話は聞いたことがあります」

——————————————————–

香西咲さんの場合は、イメージビデオの撮影、と言われていました。

(2016年7月7日 週刊文春WEBより、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
香西氏は2011年10月にAVデビューしているが、当初はイメージビデオの撮影だと説明されていた。
だが、組織的な“脅迫”や“洗脳”、“囲い込み”など手の込んだやり方で追い詰められ、香西氏は出演せざるを得なくなってしまった。

——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年12月27日>
もう一度言います。
元アットハニーズA氏に洗脳されて無ければ私はAVに出ていません。
8ヶ月間洗脳され占い師まで登場し、イメージビデオとあやふやなまま富士山の麓のスタジオに連れていかれました。
勿論後悔しています。
最近ファンの方々に恵まれた事が唯一の救いです。

——————————————————–

2016年7月7日に、香西咲さんは、プロダクションの犯罪行為を告発しました。
渾身のうったえによって、世情が急変します。

2017年(今年)

(2017年1月26日 テレビ朝日「アダルトビデオ『出演強要問題』 公明が対策チーム」より引用。改行を施しています。)

アダルトビデオの出演強要問題に国政からもメスを入れます。
公明党・AV被害対策PT座長、佐々木参院議員
「普通の女子高生とか若い女性の皆さんが『モデルになりませんか』とか『アイドルに興味ありませんか』とかそんな形で声を掛けられて、よく分からないまま契約書にサインさせられて」
(後略。)

——————————————————–

公明党のプロジェクトチームは、スカウトらの詐術に対して懸念をしめしました。

(2017年3月21日 テレビ朝日「AV出演強要やJKビジネス 政府が取り締まり強化へ」より引用。改行を施しています。)

(前略。)
菅官房長官
「政府を挙げて取り締まりの強化、そして、相談体制の充実、教育、啓発の取り組みの強化等に取り組んでいきたい」
この問題を巡っては、モデルアイドルの勧誘を装ってアダルトビデオへの出演を強要したり、女子高校生に性的な接客をさせる「JKビジネス」による被害が相次いでいます。

——————————————————–

政府が、対策に乗り出します。
こうしたなか、小物が逮捕されました。

(2017年5月29日 サンスポ「AV出演強要…被害者の大半は18~19歳で200人超か 容疑の男逮捕」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
逮捕容疑は14年10月、「アイドルコスプレ撮影のモデル」と称し、AV撮影の目的で募集し、大阪府の当時18歳の少女と契約した疑い。
「顔出しはしないと安心させ、実際はAV撮影だった」と容疑を認めている。
——————————————————–
住所や通学先を把握し、髪形のセット代1万5000円を負担した上で
「弁護士がいるので断ったら大変なことになる。セット代も返してもらう」
と言い、違約金の規定があるAV出演の契約書にサインさせていた。

——————————————————–

(2017年5月31日 東京スポーツ「“少女の敵”逮捕!AV出演強要の極悪非道な手口」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
とんでもない“少女の敵”が捕まった。インターネット上でモデルを募集し、契約した少女にアダルトビデオ(AV)の出演を強要したとして、大阪府警保安課は29日、職業安定法違反(有害業務募集)の疑いで住所不定、DVD販売サイト運営者の金沢新一容疑者(48)を逮捕した。
——————————————————–

金沢容疑者は自ら運営したモデル募集サイト「Moe★Moe Style」でメイドカフェのモデル募集として、ターゲットを集めていた。
また、複数の若い女性向けのアルバイト情報サイトにも「求人情報」として募集を掛けていた。

——————————————————–

金沢新一容疑者は、個人企業の主です。
ひとりですべてのことをやりくりしていました。
小人物の逮捕にもかかわらず、おおきな話題となっています。
今後、業界人たちが逮捕されたら、どのような騒ぎとなるのでしょうか。

(2017年6月5日 産経新聞「モデルスカウト偽装、海外サイトで拡散…被害急増のAV強要 大阪府警は『専門官』配置」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
女性がAV出演を強要される問題は近年、各地で表面化している。
支援団体を通じて被害者が声を上げるようになったことが理由とみられるが、モデルアイドルの募集と偽って面接に誘い、個人情報などの弱みを握って出演させるなど手口は巧妙化しており、国は対策強化に乗り出している。

——————————————————–

(再掲)
手口は巧妙化しており、国は対策強化に乗り出している

アダルトビデオ出演強要問題専門官の手腕が問われます。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

1 アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定等

(1) アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定

各都道府県警察に、アダルトビデオ出演強要問題の対策に関する統括責任者(以下「アダルトビデオ出演強要問題専門官」という。)として、保安警察部門等生活安全部内の警視又は警部の階級にある者のうち、1名を指定するものとする。

(2) アダルトビデオ出演強要問題専門官の任務

アダルトビデオ出演強要問題専門官は、管内のアダルトビデオ出演強要問題に関する情報を総合的に把握するとともに、警察庁及び都道府県警察間並びに関係機関との連絡等が円滑に行われるように、次に掲げる任務を行うものとする。

ア アダルトビデオ出演強要問題に関する各種法令を適用した取締りの推進状況の把握等
イ スカウトに対する取締りや指導・警告活動の実態の把握等
ウ 被害防止教育、 広報啓発活動及び警察相談窓口の周知活動を推進するとともに、関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整
エ アダルトビデオ出演強要問題に関する相談受理状況、教養実施状況及び教養上の参考となる事項の把握
オ その他アダルトビデオ出演強要問題に適切に対応するために必要な事項

一昨日のブログでも記しました。
警察庁が、出演強要に関して通達を出すのは、今回で3度目です。

2016年6月17日
 アダルトビデオへの強制的な出演等に係る相談等への適切な対応等について
  
2017年3月31日
 アダルトビデオ出演強要問題及びいわゆる「JKビジネス」問題に対する緊急対策の推進について
  
2017年5月24日
 アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について
——————————————————–

このたびの通達のなかに、つぎの記述があります。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

なお、本通達の実施に伴い、 「アダルトビデオへの強制的な出演等に係る相談等への適切な対応等について(通達) 」 (平成28年6月17日付け警察庁丁保発第119号)は廃止する。
——————————————————–

1年前と今回ので、警察の見解がちがっている箇所があります。
比較してみます。
まずは、1年前の通達です。

 出演強要に関する第回目の通達(1年前)

(2016年6月17日 警察庁通達「アダルトビデオへの強制的な出演等に係る相談等への適切な対応等について」より、引用。改行を施しています。)

○ 当初はモデル契約等として、AVへの出演があることを知らずに女性が契約した
○ 「AVはないから」等とだまされて契約した、脅されて契約した
○ 当初はAVへの出演を承諾したが、その後、出演することが嫌になった
等の訴えがあった場合には、女性が出演を拒否できる可能性は高いが、もっとも、その契約について民事裁判でどのように認定・判断が下されるかは、個別事情によらざるを得ない
と解されているので、AVへの出演に関する契約等の相談を受理した際は、これらを踏まえた適切な助言を行った上で、法テラス、弁護士等専門機関の紹介を行うなど、適切に対応すること。

つぎは、今回の通達です。

 出演強要に関する第回目の通達(今回)

(2017年5月24日 警察庁通達「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

○ 当初はモデル契約等として、アダルトビデオへの出演があることを知らずに女性が契約した
○ 「アダルトビデオではないから」等とだまされて契約した、脅されて契約した
○ 当初はアダルトビデオへの出演を承諾したが、その後、出演することが嫌になった
等の訴えがあった場合には、女性が出演を拒否できる可能性は高い

ご覧のとおり、
出演することが嫌になった等の訴えがあった場合には、女性が出演を拒否できる可能性は高いが、もっとも、その契約について民事裁判でどのように認定・判断が下されるかは、個別事情によらざるを得ない
が、
出演することが嫌になった等の訴えがあった場合には、女性が出演を拒否できる可能性は高い
に、変更されました。
当然のことながら、このような民事に関しては、警察の範囲外です。
自分たちの領分ではありません。
このたびの通達で、民事不介入の警察が、ここまで言及したのです。
おそらくは、政府の勢いを身近で感じて、このような文面にしたのでしょう。
これから警察は、本分である刑事の面で、どのようなことをおこなってくるのでしょうか。
楽しみです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

警察は現在、スカウトに対するとりしまりを執拗におこなっています。香西咲さんを悪の世界へ引き摺り込んだスカウトを根絶やしにすることを切望します

昨日、出演強要に関して、警察庁が発した最新の通達についてふれました。

(2017年年5月24日 警察庁通達)
アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について

耳目(じもく)を驚かせたのは、アダルトビデオ出演強要問題専門官の新設です。
専門官は、以下の業務をおこないます。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

 出演強要に関する第回目の通達(今回)

(アダルトビデオ出演強要問題専門官の業務内容)

ア アダルトビデオ出演強要問題に関する各種法令を適用した取締りの推進状況の把握等
イ スカウトに対する取締りや指導・警告活動の実態の把握等
ウ 被害防止教育、 広報啓発活動及び警察相談窓口の周知活動を推進するとともに、関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整
エ アダルトビデオ出演強要問題に関する相談受理状況、教養実施状況及び教養上の参考となる事項の把握
オ その他アダルトビデオ出演強要問題に適切に対応するために必要な事項

本日は、このなかから、スカウトについてみてみます。

(再掲)
スカウトに対する取締りや指導・警告活動の実態の把握等

政府、ならびに警察庁は、いま、スカウトに対するとりしまりを強化しています。
スカウトは、プロダクションやメーカーなどと同様に、日々、人身取引をおこなっています。

(参考。出演強要の実行者、または加担者。)
悪徳弁護士
DMMの亀山
メーカー
プロダクション
スカウト
AV愛好家
——————————————————–

すこし前までは、スカウトといえば、ゴミ、クズと同義(同じ意味)でありました。
現在はちがいます。
人々は、犯罪者、と認識しています。

(2016年9月2日 withnews「AV強要、戸惑う業界団体『信じられない』『現場で一番強いのは女優』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
朝日新聞経済部 高野真吾さん
IPPAはそもそも、なぜ、AV業界に不健全な部分が出てきたと考えていますか。

IPPA(業界団体) 事務局長
最初の部分のスカウトです。
(女性がプロダクションに登録することなどによって生まれる)スカウトフィーはかなり大きなお金になるので、きちんと話をしないで契約させてしまう。

——————————————————–

香西咲さんは、スカウトの奸計(悪だくみ)によって、悪の世界へ引き摺り込まれました。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月26日>
同意です。
私はA-plus(ほしのあきさんDAIGOさん芹那さん等所属)のマネージャーからスカウトされ、青木亮の所に横流しされました。
ちょうど元芸能人デビューブームがあったらしく元芸能人の友達も同じスカウトで同じ手法で万枚売上てます

——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年9月3日>
昨日初めて心療内科の先生に「AV強要」を打ちけた。
当時はスカウトと毎日の様に食事をして飲んでいたので,
私も薬を盛られてる可能性もあったとの事。
A-TEAM飯田正和、走ってるタクシーから降りようとしたり、誰かに追われてるとか言ってた。
当時は薬の幻覚なんて思いもしなかったけれど

——————————————————–

各府省は、4月をあらたに、被害防止月間、としました。
(※注 警察庁の場合は、4月と5月が被害防止月間。)
3月末に、警察庁が発した通達を参照します。

(2017年3月31日 警視庁通達「アダルトビデオ出演強要問題及びいわゆる『JKビジネス』問題に対する緊急対策の推進について」より引用。改行を施しています。)

 出演強要に関する第回目の通達(前回)
(2) スカウトに対する街頭での指導・警告等
アダルトビデオ出演強要に至る経緯として、街中でのスカウトによる勧誘が目立っていることから、主要な駅や繁華街等の路上等で行われるスカウト行為に対しては、迷惑防止条例、軽犯罪法等の関係法令に基づき、一斉に指導・警告を行うとともに、悪質なものは検挙すること。

——————————————————–

(再掲)
主要な駅や繁華街等の路上等で行われるスカウト行為に対しては、(略)、一斉に指導・警告を行うとともに、悪質なものは検挙する

警察は、4月に、スカウトを何人、捕獲したのでしょうか。

(2017年5月30日 日刊警察新聞「AV出演強要・JKビジネス問題等で関係府省が緊急対策」より引用。改行を施しています。)

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議(議長・男女共同参画担当大臣、局長級で構成)は、3月に緊急対策を策定、4月を被害防止月間として各府省庁では様々な取組を実施した。
警察庁のまとめによると、同庁では、スカウトに関し23件、23人を検挙したほか、スカウトに対する指導・警告を101回、190人に対し行った。
また、「JKビジネス」の経営者や客等を5件、6人検挙した。

——————————————————–

5月19日の関係府省対策会議で、警察庁が詳細な数字を公表しました。

(2017年5月19日「今後の対策」より、引用。)

<11ページ。別紙>
アダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」等被害防止月間における取組のフォローアップについて

1 取締り等の強化
【警察庁】

・スカウトに関する検挙件数、人員…23件 23
(迷惑防止条例22件 22名、軽犯罪法1件1名)

・スカウトに対する指導・警告結果…101回 190名
(迷惑防止条例94回 176名、軽犯罪法3回 5名、道路交通法4回 9名)

※ なお、検挙及び指導・警告に係る事案では、アダルトビデオへの出演を直接勧誘するものはなかった。

・いわゆる「JKビジネス」の経営者や客等を検挙した件数…5件 6名
(児童福祉法4件 5名、児童買春・児童ポルノ禁止法1件 1名)

——————————————————–

今後は、アダルトビデオ出演強要問題専門官が先頭に立って、とりしまりをおこないます。

(2017年5月24日 警察庁通達「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

 出演強要に関する第回目の通達(今回)

(アダルトビデオ出演強要問題専門官の業務内容)

イ スカウトに対する取締りや指導・警告活動の実態の把握等

今回の通達のなかから、スカウトに関する部分を参照します。

 出演強要に関する第回目の通達(今回)

(2) スカウトに対する検挙及び指導・警告活動の推進
集中月間中に把握したスカウトに関する情報、スカウトに対して実施した指導・警告の結果等を踏まえ、主要な駅や繁華街等の路上等で行われるスカウト行為に対し、迷惑防止条例、軽犯罪法(昭和23年法律第39号)等の関係法令を適用した検挙及び指導・警告活動を推進すること。

(再掲。今後の対策)
検挙及び指導・警告に係る事案では、アダルトビデオへの出演を直接勧誘するものはなかった

スカウトの方術も巧妙になっているようです。

(2017年6月24日 朝日新聞「甘い言葉にAVのわな 東海出身者の被害例も」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
勧誘の手口も多様化している。
「高収入アルバイト」をうたうネット広告のほか、出会い系アプリで知り合った男に紹介されたという事例が報告されている。
瀬川さん(ライトハウス広報)は
「スカウトの取り締まりが厳しくなり、ネットに移行している」
と指摘する。

——————————————————–

(再掲。警察庁通達)
主要なや繁華街等の路上等で行われるスカウト行為に対し、(略)関係法令を適用した検挙及び指導・警告活動を推進する

現在、警察は、諦念(あきらめ)の境地にいたることなく、とりしまりを継続しています。

(2017年6月24日 朝日新聞「甘い言葉にAVのわな 東海出身者の被害例も」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
若い女性がAV(アダルトビデオ)に出演強要される被害が社会問題化している。
路上でのスカウトだけではなく、ネットで「高額バイト」をうたうなど勧誘手口も多様化。
県警も摘発を視野に動き始め、若者が甘い誘いに乗らないよう呼びかけながら、実態解明を進めている。

——————————————————–

4月以降、県警は名古屋駅周辺や栄地区で、若い女性に執拗(しつよう)に声をかける男に目を光らせる。
ある捜査員は
「モデルなどのスカウトを装ってAVに勧誘している可能性がある」
と話す。
県警が実態解明に乗り出したのは初めて。
4~5月の39日間で延べ約350人の捜査員を投入。
若い女性を勧誘していた男4人を逮捕した。
男たちは
「知人から頼まれて夜の仕事をする若い女性を探していた」
などと供述。
AVに直接つながる情報はなかったが、今後も警戒を続ける方針だ。
AV出演強要については、人権団体が昨年3月、「人権侵害」とする報告書を発表。被害者もネットなどで声を上げ始め、社会問題として認識されるようになった。
政府が対策に乗り出し、県警も力を入れ始めた

——————————————————–

愛知県警はひたむきに(一途に)活動をおこなっています。
大阪府警も同様です。

(2017年6月21日「女性警官に『夜のお仕事とか興味ないですか』 違法スカウト・客引き容疑で男5人逮捕 大阪府警」より引用。改行を施しています。)

大阪府警は21日、大阪市のキタとミナミの繁華街で20日深夜、悪質なスカウトや客引き行為の一斉取り締まりを行い、府迷惑防止条例違反容疑で、17~27歳の男5人を現行犯逮捕したと発表した。
いずれも容疑を認めているという。
(中略。)
府警保安課によると、今年の一斉取り締まりは5回目。
今回の5人を含め計32人を摘発している。

——————————————————–

意外にも、警視庁もスカウト対策をおこなっています。

(2017年5月2日 朝日新聞「モデルのスカウト?実はAV 悪質キャッチに気をつけて」より引用。改行を施しています。)

大型連休中に多くの若者でにぎわうと見込まれるJR原宿駅(東京都渋谷区)周辺で28日、原宿署が悪質な客引きやスカウトからの被害防止を呼びかける街頭活動をした。
(中略。)
署には、同地区で
「モデル名目でスカウトされたが、実際はアダルトビデオだった」
「道で声をかけられて偽ブランド品を買わされた」
などの相談が寄せられているという。
(後略。)

——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2017年1月2日>
娘を持つ親御さんへ
決して他人事ではありません。
芸能、パーツモデル(手など)、ナンパ…
あの手この手で勧誘してきます。
年齢も容姿も関係ありません。
スカウトや事務所がその気になれば整形させてでもAV出させます。
環境も思考も180度変えさせられます。
注意を払いきれるものではありません。

——————————————————–

業界人は陥穽(人を陥れるはかりごと)にたけています。
警察は、駅や街頭以外にも視点をひろげて、スカウトを根絶やしにしてほしいものです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

警察庁のサイトに、出演強要に関するあらたな通達がアップされました。香西咲さんを消耗品としてあつかったやつらの最後がちかづいてきました

警察庁が、ふたたび、出演強要に関する通達を発しました。

(警察庁通達)

アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について

発出年月日は、平成29年5月24日です。
政府は、5月19日に、第3回関係府省対策会議を開催しました。
この席で、出演強要に対する「今後の対策」がきまりました。
当該方針にもとづいて警察庁は、全国の警察へ通達を出したようです。
これまでの通達を簡単に顧(かえり)みてみます。

2016年6月17日
 アダルトビデオへの強制的な出演等に係る相談等への適切な対応等について
  
2017年3月31日
 アダルトビデオ出演強要問題及びいわゆる「JKビジネス」問題に対する緊急対策の推進について
  
2017年5月24日
 アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について
——————————————————–

今回の通達は、アダルトビデオ出演強要問題に特化されています。
なぜか、JKビジネスについては、ふれられていません。
伊藤和子HRN事務局長の件がありましたので、「アダルトビデオ出演強要問題」のことしか考えられなかったのでしょう。

(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)

伊藤和子HRN事務局長
<2017年4月14日>


今日は都内某警察署で、深刻なAV出演強要被害について被害相談に。
政府の特別月間というので、被害者の方も勇気を出して行ったところ、信じられなーい!ひどい対応。
今日中に、警視総監と警察署長宛に抗議文を書いて送るか。。
それにしても月間って掛け声だけ、やってるフリじゃ困りますよ!!

(参考。伊藤和子HRN事務局長のブログ)
AV出演強要被害者に警察が衝撃の冷たい対応。「強姦で告訴?被害当日に警察に相談しましたか?」 
——————————————————–

このあと、政府は、警察に関して、梃入れ(てこいれ)をおこなったようです。
5月19日の第3回関係府省対策会議で、突如、アダルトビデオ出演強要問題専門官の新設が発表されました。

(2017年5月19日「今後の対策」より、引用。)

(警察庁)
アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定
都道府県警察ごとに、アダルトビデオ出演強要に対する各種法令を適用した取締りの推進、スカウトに対する検挙、指導・警告活動の推進、被害防止教育及び広報啓発活動、警察相談窓口の周知活動の推進及び警察相談受理担当者に対する研修等を統括するアダルトビデオ出演強要問題専門官を指定する。

——————————————————–

その5日後に警察庁は、あらたに、今回の通達をだしました。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

警察庁の通達

1 アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定等

(1) アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定

各都道府県警察に、アダルトビデオ出演強要問題の対策に関する統括責任者(以下「アダルトビデオ出演強要問題専門官」という。)として、保安警察部門等生活安全部内の警視又は警部の階級にある者のうち、1名を指定するものとする。

専門官は、各都道府県の警察にそれぞれ、1名ずつ、配置されるようです。
業務は、出演強要問題の統括です。

警察庁の通達

(2) アダルトビデオ出演強要問題専門官の任務

アダルトビデオ出演強要問題専門官は、管内のアダルトビデオ出演強要問題に関する情報を総合的に把握するとともに、警察庁及び都道府県警察間並びに関係機関との連絡等が円滑に行われるように、次に掲げる任務を行うものとする。

ア アダルトビデオ出演強要問題に関する各種法令を適用した取締りの推進状況の把握等
イ スカウトに対する取締りや指導・警告活動の実態の把握等
ウ 被害防止教育、 広報啓発活動及び警察相談窓口の周知活動を推進するとともに、関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整
エ アダルトビデオ出演強要問題に関する相談受理状況、教養実施状況及び教養上の参考となる事項の把握
オ その他アダルトビデオ出演強要問題に適切に対応するために必要な事項

(再掲)
関係機関との連絡等が円滑に行われるように
関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整

このくだりについては、伊藤和子HRN事務局長のことを意識して書かれているように感じます。

(2017年5月12日 Yahoo!ニュース「AV出演強要被害者に警察が衝撃の冷たい対応。『強姦で告訴?被害当日に警察に相談しましたか?』より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
私は、その日のうちに抗議文を作成して警察に送ったところ、課長さんお二人がご本人に直接謝罪に来られました。
通達はわかっているけれども十分に行き届いていなかったという話でした。

——————————————————–

HRNは、かねてより、監督官庁の設置をもとめてきました。

(2016年3月3日 HRN「ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」より、引用。改行を施しています。)

HRNの報告書
<3ページ>
AV プロダクションやメーカーには監督官庁もなく、風適法の適用もないため、違法行為は野放しで、女性は救済を求めることができません。
——————————————————–
<5ページ>
ところが、AV を直接の対象とした監督官庁や法規制は存在せず、警察や裁判所による救済も十分に機能しているとは言えないため、 被害の多くは顕在化しておらず、 多くの被害者が被害の救済を受けられていないと考えられる。
——————————————————–
<9ページ>
AV は原則として日本では合法とされ、監督官庁はなく、規制は著しく弱いため、出演者が搾取や暴力、強要から保護される仕組みがほとんど機能していない。
——————————————————–
<26ページ>
AV プロダクション、メーカーに関しては風営法上の規制もなく、違反行為の是正をはかる監督官庁等がない。
——————————————————–

(2016年12月17日 TOKYO MX「田村淳の訊きたい放題!」より、引用。)

<一部分を引用>
伊藤和子 HRN事務局長
また、監督官庁などもきめて、まったくいま、そういったレギュレーション(規制)がない状態ですから、それを変える必要があるなと思ってます。
——————————————————–

(2017年1月13日 朝日新聞「(耕論)AVへの出演強要 伊藤和子さん、中里見博さん、青山薫さん」より、引用。)

<一部分を引用>
伊藤和子 HRN事務局長
AVプロダクションやメーカーには監督官庁がなく、風営法の適用もない。
違法行為を監督・是正する仕組みがないため、救済を求めることができません。

——————————————————–

監督官庁にかわるものとしておかれたのが、「アダルトビデオ出演強要問題専門官」のようです。

(2017年6月7日 NHK くらし☆解説「AV出演強要問題 動き出した政治」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
(増田)
まず、各都道府県の警察に、AV出演強要問題を担当する専門官を初めて設置します。
AVには、監督官庁がなく、相談の窓口が必ずしも、はっきりしませんでしたから、それを明確にする狙いがあります。

——————————————————–

結果的に、HRNの意向を酌(く)んだかたちとなりました。
もう一度、専門官に関する部分をみてみます。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

1 アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定等

(1) アダルトビデオ出演強要問題専門官の指定

各都道府県警察に、アダルトビデオ出演強要問題の対策に関する統括責任者(以下「アダルトビデオ出演強要問題専門官」という。)として、保安警察部門等生活安全部内の警視又は警部の階級にある者のうち、1名を指定するものとする。

(2) アダルトビデオ出演強要問題専門官の任務

アダルトビデオ出演強要問題専門官は、管内のアダルトビデオ出演強要問題に関する情報を総合的に把握するとともに、警察庁及び都道府県警察間並びに関係機関との連絡等が円滑に行われるように、次に掲げる任務を行うものとする。

ア アダルトビデオ出演強要問題に関する各種法令を適用した取締りの推進状況の把握
イ スカウトに対する取締りや指導・警告活動の実態の把握
ウ 被害防止教育、 広報啓発活動及び警察相談窓口の周知活動を推進するとともに、関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整
エ アダルトビデオ出演強要問題に関する相談受理状況、教養実施状況及び教養上の参考となる事項の把握
オ その他アダルトビデオ出演強要問題に適切に対応するために必要な事項

アダルトビデオ出演強要問題専門官への期待があつまります。

(再掲)
関係機関との連絡等が円滑に行われるように
関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整

大阪府警の場合は、「関係機関との連絡等が円滑に行われ」ているようです。

(2017年6月20日 共同通信「少女にAV出演強要容疑 涙の動画、異例適用」より引用。改行を施しています。)

インターネット上で募集した少女に、アダルトビデオ(AV)に出演するとの契約書を強制したとして、大阪府警保安課は20日、強要などの疑いで、住所不定、DVD販売サイト運営者金沢新一容疑者(48)=職業安定法違反罪などで起訴=を再逮捕した。
保安課によると、契約書を書く直前に少女が泣いている動画が残っていた。
女性が無理やりAVに出演させられる被害は相次ぐが、泣き寝入りするケースも多く、強要容疑の適用は全国的に珍しいという。
再逮捕容疑は2014年7月、東京・渋谷の撮影スタジオで当時18歳の少女に、書類に
「わいせつ行為は私の意思です」
との趣旨を記載させた疑い。

——————————————————–

(毎日新聞 2017年5月29日「モデル募集サイト運営者逮捕 被害200人超も」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
AVを巡っては、「モデルの仕事」「高収入のアルバイト」などと勧誘された女性が、意に反して性行為を含むわいせつな内容の撮影を迫られる問題が相次いで表面化。
政府が各都道府県警にAV出演強要問題に取り組む専門官の新設を決めるなど、対策に本腰を入れ始めている。
性被害者を支援し、今回の被害の実態についての情報提供したNPO法人「ライトハウス」によると、AV出演に関して寄せられた相談は2012年は1件だったが、15年は62件、昨年は100件と急増している。

——————————————————–

大阪府警は、ライトハウスからの情報を誠実にうけとめました。
逮捕という結果もだしております。
今後、さらに取り調べをつづけるようです。

(2017年6月20日 毎日新聞「AV強要容疑 モデル募集サイト運営者を再逮捕 大阪府警」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
府警はこれまでに東京▽大阪▽名古屋▽福岡--の撮影拠点などを捜索し、少女ら207人分の契約書計213枚とわいせつDVD計7万枚以上を押収。
連絡が取れた19人から事情を聴き、他にもAV出演を強要された例がないか調べている。

——————————————————–

(再掲。共同通信)
強要容疑の適用は全国的に珍しいという

被害者の女性に対して、強姦罪を適用することはできなかったようです。

(2017年6月20日 朝日新聞「AV出演『私の意志で』 女子高校生に記載強要の疑い」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
保安課によると、金沢容疑者は2014年7月、東京都渋谷区のスタジオで、静岡県の当時高校3年生の少女に対し、アダルトビデオ出演について「私の意志でしました」などと確認書に書かせた疑いがある。
少女が撮影中に泣き出したため「家に帰さない」などと脅して書かせたが、結局撮影は中止したという。

——————————————————–

(再掲)
結局撮影は中止した

現在聴取中のほかの被害者については、強姦罪の適用があるかもしれません。
これとは別に、伊藤和子HRN事務局長の件はどうなるのでしょうか。

(再掲。伊藤和子 HRN事務局長)
私は、その日のうちに抗議文を作成して警察に送ったところ、課長さんお二人がご本人に直接謝罪に来られました

警察庁は、警察に対して、関係機関との密なる関係をもとめています。

(再掲)
関係機関との連絡等が円滑に行われるように
関係機関において受理した相談等について情報の提供を受けるための関係機関との連絡及び調整

関係機関とは、ライトハウス、PAPS、HRNのことです。
今回の通達のなかには、つぎのようなことも書かれています。

(2017年5月24日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について」より、引用。改行を施しています。)

警察庁の通達

また、これまでの相談等についての事件の掘り起こしや、各種警察活動を通じた端緒情報の入手に努めるとともに、違法行為に対する取締りを推進すること。

(星野明日香さんのツイートより、引用。)

星野明日香さん
<2017年4月14日>


今日は朝からとある所に行ってきました。
金銭問わず人の為に一生懸命動いてくださる方々もいれば、国民の税金で労働している人達が動かない現実に驚きです。
だから渋谷区から被害が減らない…
何年も放置した結果が、今の社会問題を作ったんです。

——————————————————–

被害者のかたは、おそらく、警察に対して、こいつらからうけた行為をうったえたのでしょう。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
メーカー関係者
——————————————————–

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月7日>
所属時代は何の情報も与えられず、相談出来る相手は事務所内の人間だけでした。
私が事務所を止めた時に佐藤さんと初めて会って、同じスカウト経由でほぼ同一の手口で引きずり込まれた事を知りました。
社会悪。
佐藤さんには本当に感謝です。

——————————————————–

今回の大阪の事件と同じように事態が推移することを願っております。
もちろん、青木たちに適用されるのは、強姦罪です。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

AV業界改革推進有識者委員会は違法行為を後押ししています。いっぽう香西咲さんは、「私のような被害者はもう二度とあらわれて欲しくない」。生命への畏敬を感じます

昨日、4月に発足した「AV業界改革推進有識者委員会」についてふれました。
政府はいま、業界内の改革を注視しています。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。改行を施しています。)

内閣府、関係府省

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(再掲)
関係者による自主的な取組の進捗状況(略)も踏まえ、(中略)必要な対応策を検討する

新団体は、期待に添(そ)うことができるのでしょうか。

(2017年4月18日 毎日新聞「AV問題 強要排除へ第三者機関発足 業界改善促す」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
大学教授や弁護士ら有識者4人で構成され、出演強要を防ぐ仕組み作りについて提言を行う。
業界の改善に大きな期待が寄せられる一方で、規則には法的拘束力がなく課題も残る。

——————————————————–

同委員会がおこなう提言は、強制力をともなわないようです。

(2017年4月18日 毎日新聞「AV問題 強要排除へ第三者機関発足 業界改善促す」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
企業が不祥事を起こした際に調査を行う「第三者委員会」とは違い、第三者として業界に提言し、健全化に導くことが目的。
——————————————————–

「AV業界改革推進有識者委員会」は、紛(まが)い物(似せてつくった物)でした。
巷間、知られている、第三者委員会、ではありません。
第三者が提言をおこなう委員会、という位置づけでした。
だますのを常としている業界人らしい発想です。
欺罔(ぎもう)には長(た)けています。
政府もすっかりあざむかれました。
内閣府は、3月の中旬に、出演強要問題に対する報告書をとりまとめました。
このなかで、IPPA(メーカー団体)が設置するであろう第三者委員会に期待を寄せています。

(2017年3月14日 内閣府「若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~」より、引用。改行を施しています。)

<36ページ。一部分を引用>
今回のアダルトビデオの出演強要問題に関し、協会(IPPA)は、(中略)、当事者間の問題を解決する第三者委員会の設置や相談ホットラインの開設を検討し、一般社団法人表現者ネットワーク AVANとの連携・協力なども進め、業界の更なる健全化と透明性の向上を目指しているとのことである。
——————————————————–

このたび、つくられたのは、
第三者が提言をおこなう委員会
です。
当該団体から独立して強大な権限を行使する第三者委員会ではありません。
業界は、ほかにも、まだ、ごまかしをおこなっています。

(2017年4月18日 毎日新聞「AV問題 強要排除へ第三者機関発足 業界改善促す」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
同委員会の規則には法的拘束力はなく、違反しても罰則は業界団体から外される程度だ。
これに対して山口弁護士は、
適正AV」とそうでないアダルト動画との線引きをはっきりさせることで「女優を非合法業者から守ることができる」
と言う。
また、提言の対象外である非合法業者への対応については、警察に取り締まりを任せるという考えだ。

——————————————————–

業界は今後、「適正AV」というものを販売するようです。
上述の毎日新聞の記事を読むかぎりでは、法にかなった商品です。
ようやく犯罪から足を洗う気になったのでしょうか。

(2017年5月18日 週刊実話「AVが消える![後編] フリーライター・中村淳彦」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
国家の抗議を受けているものの、現段階でAV業界は強気だ。
基本的に現行のものを“認定AV”とする。

——————————————————–

業界人は、頭がいかれています。

(再掲)
基本的に現行のものを“認定AV”とする

このようなことが通用するのでしょうか。

(再掲。毎日新聞)
非合法業者への対応については、警察に取り締まりを任せるという考えだ

業界人は、日々、法をおかしています。

(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
制作現場では違法行為が横行しているとも聞く。
意に反して出演させられる女性が少しでも減ることを願う。

(※この記事は、ネット配信されていません。)
——————————————————–

当然のことながら、業界人は、非合法業者、です。

(再掲。毎日新聞)
非合法業者への対応については、警察に取り締まりを任せるという考えだ

自分で自分の首をしめてしまったようです。
お望みどおり、警察に逮捕されることを期待しています。

(再掲。山口弁護士)
適正AVとそうでないアダルト動画との線引きをはっきりさせることで女優を非合法業者から守ることができる

山口弁護士も、志田代表と同じで、自分の足下(あしもと)がみえていないようです。

(2016年6月29日 マガジン9「脱線国家を、道に戻そう 志田陽子(安保法制違憲訴訟原告)」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
志田陽子 武蔵野美術大学教授
「憲法」は、《人間のために働く国家》のあり方を確定したルールです。
これを守る統治が「立憲主義」です。
今、もっとも深刻な問題は、統治者が守るべきルールを守らない、とりわけ《権力を分散させて独裁を防ぐ》という立憲主義の土台を踏み外していることです。

——————————————————–

業界人は、法をまもっていません。
犯罪者です。
だれしもがそう考えています。
「AV業界改革推進有識者委員会」の委員は、規範意識が欠落しています。
業界にはこの種の人物しかあつまってこないのでしょうか。
類は友を呼ぶ、ということばがふさわしいようです。

山口弁護士は、アエラのインタビューで、盲信ともいえる発言をしています。

(2017年5月31日 AERA dot.「新たなる「適正AV」ってなんだ?」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
(略)、山口弁護士は
「適正AVの登場によってAVの内容自体が変わることはない」
と語る。

——————————————————–
山口弁護士
適正AVの“適正”とは、AVを制作する過程が適正であるということ。
そもそもAV出演強要問題は、撮影内容の事前説明がなかったり、女優の自己決定権の確保が不十分であったりすることによって起こります。
制作過程に明確なガイドラインをつくり、それを遵守するAVを『適正AV』と呼ぶことで、出演強要問題を一掃するのがこの取り組みの目的です。

——————————————————–

「AV業界改革推進有識者委員会」には、撮影時における違法行為をただす気がないようです。
女性は、所詮、モノにしかすぎない、といったところでしょうか。

(2017年5月31日 AERA dot.「新たなる「適正AV」ってなんだ?」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
(前略)、すでにかなりの作品が事実上の“適正AV”化しているといえる。
——————————————————–

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。改行を施しています。)

内閣府、関係府省

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

政府は、「適正」という名の悪質な糊塗(ごまかしの処置)をみやぶることができるのでしょうか。

(2017年5月31日 AERA dot.「新たなる「適正AV」ってなんだ?」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
“適正AV”リリース開始は今年10月1日を予定している。
AV業界が取り組み始めた“業界健全化”。
その努力は実を結ぶのか、注目したい。

——————————————————–

ぼくはこれを読んだとき、吹き出しました。
業界人の考える自浄とは、表沙汰にならないように違法行為をつづける、ということであったのです。

(再掲)
すでにかなりの作品が事実上の“適正AV”化しているといえる

やまもと寅次郎さん
<2017年6月17日>


ついに始まりましたね、身体検査
プロダクションとかメーカーとか関係なく、AV 業界人そのものの。
もう、AV (作品)とかではないんでしょうね。
問われているのは。
メスを入れられてるのは。
ズバリ、業界そのもの、構造なんでしょうね。
新たな段階に入りました。
最終ステップなのかも。

——————————————————–

(再掲)
ついに始まりましたね、身体検査。

警察による任意の事情聴取が開始されたのでしょうか。

(再掲)
もう、AV (作品)とかではないんでしょうね

「適正AV」などという戯れ言は通用しないようです。
「AV業界改革推進有識者委員会」はこのまま、犯罪の手助けをつづけるつもりなのでしょうか。

やまもと寅次郎さん
<2017年6月22日>


と、愚痴を言いつつ、今から新中野です。2つメーカーあるんですよね。
あそこには。
ま、情報交換です。
今の状況に対しての。
厳しいからなぁ、今はメーカーの方が。

テロ等準備罪(共謀罪)は、7月11日(火)から施行されます。
「AV業界改革推進有識者委員会」の各委員は、以降も、メーカーとの共謀を継続するのでしょうか。
警察がどのような対応するのかを見物させていただきます。

(2016年12月28日 週刊文春より引用。)

香西咲さん
私のような被害者はもう二度とあらわれて欲しくない。その一心で取材に応じてきました
——————————————————–

香西咲さんのように、他人の生命を慈(いつく)しむかたがいらっしゃいます。
いっぽうで、「AV業界改革推進有識者委員会」のように、搾取を正当化しようとする集団もいます。
業界人は、以下に書かれていることを刮目(かつもく)して(目をこすってよく注意して見て)ほしいです。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。改行を施しています。)

内閣府、関係府省

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

AV業界改革推進有識者委員会はなぜ、香西咲さんから事情を訊かないだろうか。なぜ青木を査問しないのだろうか。組織的犯罪集団と認定されないようにがんばってほしいものです

昨日、望月衣塑子(いそこ)東京新聞記者の言辞についてふれました。
内閣官房長官の記者会見時におけるものです。
既存の枠にとらわれず、天衣無縫の(技巧などの形跡がなく自然な)発言をされています。
望月記者は、6月6日の会見のなかで、人事権に関する質問をされました。

(参考。2017年6月6日午前「内閣官房長官記者会見」。)

動画(首相官邸)
動画(YouTube)

音声の文字化は筆者。)
望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
重ねてです。
前川さんとほかの関係者も取材しているところ、たとえばですね、審議会の人事に関しても、官房長官等が、政権を批判するような記事や投稿をされているものについては、それをみせながら人事を差し替えるように要望されることもあるとお聞きしました。

菅義偉 内閣官房長官
100%、ない、です。
そんな簡単なものじゃないです。
——————————————————–

(再掲。望月衣塑子 東京新聞記者)
政権を批判するような記事や投稿をされているものについては、それをみせながら人事を差し替えるように要望されることもある

別段、この種の行為を咎(とが)める必要はない、と考えます。
程度の差こそあれ、どの内閣でもおこなっています。
正当な行為です。

(2017年4月19日 東スポWeb「AV業界版“BPO”で『女優の人権擁護』どう変わる」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
「AV業界改革推進有識者委員会」が今月(4月)に発足。
(4月)17日に都内ホテルで報道関係者向け説明会が開かれた。

——————————————————–

4月1日に、「AV業界改革推進有識者委員会」という意味不明の組織ができました。

(2017年4月19日 東スポWeb「AV業界版“BPO”で『女優の人権擁護』どう変わる」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
発足の経緯に、業界側から請われて作られたという背景がある。
実は出演強要問題は業界側の頭を悩ませる問題でもある。
委員会の桐蔭横浜大教授(法社会学)の河合幹雄氏は
「出演を強要された」
「強制わいせつだ」
と出演者から訴えられ、小金を引っ張られてしまうケースの頻出を明かす。
「プロダクション側が払っちゃってるんですよ。騒がれるよりは、先に払った方がよいとなる。そういう意味では、規制がしっかりすることでトラブルを防げると喜ぶ関係者は多いのです」(河合氏)

——————————————————–

河合幹雄氏(桐蔭横浜大学教授)によりますと、設立の目的は、出演強要隠し、のようです。
同委員会の山口貴士弁護士も、同じようなことを言っています。

(2017年4月17日 日刊スポーツ「AV出演強要で第三者委が『業界版BPOを目指す』」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
山口弁護士は
「(略)。出演者の自己決定権をしっかり担保していくことで、業界側も(被害の訴えと)言い掛かり冤罪(えんざい)を区別できる」
と話した。

——————————————————–

業界は、搾取を正当化するために、新団体を立ちあげたようです。
人員構成をみてみます。

(2017年4月6日 弁護士ドットコム「AV業界健全化へ『第三者委』発足…業界団体IPPAなどが会員、代表は志田陽子教授」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
委員は、武蔵野美術大学の志田陽子教授(法学)、桐蔭横浜大学の河合幹雄副学長(法社会学)、山口貴士弁護士、歌門彩弁護士の4人。
代表委員は志田教授。
正会員には、AVメーカーなどでつくる業界団体「NPO法人知的財産振興協会」(IPPA)、AV出演者の権利団体「一般社団法人表現者ネットワーク」(AVAN)、日本プロダクション協会の3団体が名を連ねた。

——————————————————–

組織の代表は、志田陽子教授(武蔵野美術大学)です。
このかたは、どのような人物なのでしょうか。

(2016年4月25日 安保法制違憲訴訟の会「原告の声(その1)」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
違憲訴訟の原告のひとりである志田陽子さんから、提訴に向けた思いを寄せていただきました。
(中略。)

志田陽子 武蔵野美術大学教授
私は私立大学に勤務し、教職科目「日本国憲法」を担当する教員です。
憲法研究者としても論文発表、講演などの活動を行っています。
2014年の閣議決定による第9条の解釈変更以来、現在に至る安全保障法制に関する国政の動きは、憲法研究者・憲法教育者に多くの精神的・人格的損害と、職業遂行にかかわる損害を与えています。
私はその救済を求めるために提訴に踏み切りました。

——————————————————–

2015年に、安全保障関連法が成立しました。
以降、国家は、「存立危機事態」のさいに、集団的自衛権の限定的な行使ができるようになりました。
演繹することがむずかしいのが、「存立危機事態」です。
実際に、どのような状況をいうのでしょう。
簡単に説明します。
たとえば、いま、友好国であるアメリカが、他国から武力攻撃をうけているとします。
まもなくして、遠く離れている日本も、存立をおびやかされる状況となりました。
国民の生命、自由、幸福追求の権利がうばわれようとしています。
これが「存立危機事態」です。
このとき、集団的自衛権の限定的な行使が可能となります。
安倍晋三首相は、安全保障関連法の成立にむけて、全力を傾注しました。
志田教授は現在、裁判所に、同法は憲法違反である、とうったえています。
安倍政治の否定です。
この志田教授が代表をつとめているが、「AV業界改革推進有識者委員会」です。

(再掲。望月衣塑子 東京新聞記者)
政権を批判するような記事や投稿をされているものについては、それをみせながら人事を差し替えるように要望されることもある

「AV業界改革推進有識者委員会」は、民間の組織です。
政府系の機関ではありません。
人事面での介入はできません。
官邸は、同委員会に対してどのような心象をもっているでしょうか。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。改行を施しています。)

内閣府、関係府省

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(再掲)
関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ(中略)法的対応を含め、必要な対応策を検討する

方策をとりまとめた関係府省対策会議は、いちおう、このようにのべています。
おそらくこれは、建前(表向きの方針)でしょう。

(2016年6月29日 マガジン9「脱線国家を、道に戻そう 志田陽子(安保法制違憲訴訟原告)」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
志田陽子 武蔵野美術大学教授
「憲法」は、《人間のために働く国家》のあり方を確定したルールです。
これを守る統治が「立憲主義」です。
今、もっとも深刻な問題は、統治者が守るべきルールを守らない、とりわけ《権力を分散させて独裁を防ぐ》という立憲主義の土台を踏み外していることです。

——————————————————–

「AV業界改革推進有識者委員会」の代表は、安全保障関連法は違憲である、として、裁判にうったえています。
政府にとっては、ゆるしがたい人物といえるでしょう。
志田教授が代表になった時点で、業界の命運は尽きたのかもしれません。

(再掲。志田陽子 武蔵野美術大学教授)
今、もっとも深刻な問題は、統治者が守るべきルールを守らない

支離滅裂です。
業界は法を守っているのでしょうか。

(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
制作現場では違法行為が横行しているとも聞く。
意に反して出演させられる女性が少しでも減ることを願う。

(※この記事は、ネット配信されていません。)
——————————————————–

志田教授の物言いは、他人に厳しく自分に甘い、といった感じです。
左翼の典型です。
このひとたちには、他人の痛みがわかりません。

(2016年7月7日発売「週刊文春」2016年7月14日号より、引用。)

香西咲さん
青木の支配下に置かれていた頃、私にとってAV撮影は自傷行為そのものでした。
——————————————————–

AV業界改革推進有識者委員会はなぜ、以下のクズ、ゴミを査問しないのでしょうか。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
T総研のY
メーカー関係者

7月11日(火)から、テロ等準備罪(共謀罪)が施行されます。
悪の荷担をつづけるのならば、AV業界改革推進有識者委員会も、監視の対象にくわえてほしいものです。
ここで話題がかわります。
本日も、望月衣塑子(いそこ)東京新聞記者の追求は猛々(たけだけ)しかったです。

(参考。2017年6月24日午前「内閣官房長官記者会見」。)

動画(首相官邸)

感心させられるのは、菅内閣官房長官の冷静さです。
常に淡々としています。
気色ばんだりするようなことはありません。
唯一の例外が、3月16日の記者会見です。

(参考。2017年3月16日午前「内閣官房長官記者会見」。)

動画(首相官邸)

<一部分を引用>
菅義偉 内閣官房長官
まずこの問題についてはですね、女性に対する暴力にあたる重大な人権侵害である、という認識をしております
女性に対する暴力は、安倍内閣がすすめる、女性活躍の前提となる、安全で安心な暮らしの基盤をゆるがす、きわめて大事な問題である、と受けとめています

これからいったい何がおこるのでしょうか。
香西咲さんの人生をめちゃくちゃにしたやつらが無傷でいることはゆるされません。
牢獄のなかで朽ち果てることをのぞみます。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者の姿勢を垣間見て、香西咲さんを想起しました。おふたりに共通しているのは、泣き寝入りをゆるさない、ということです

6月6日のことです。
「すべての女性が輝く社会づくり本部」で、安倍晋三総理大臣が、出演強要問題に言及しました。

安倍晋三内閣総理大臣
先般取りまとめた
「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策
着実に実行します。

——————————————————–

(※詳細は当ブログを参照。)
2017年6月8日

会議の終了後、菅義偉内閣官房長官が、定例の記者会見をおこないました。
出演強要に関する部分を参照します。

(2017年6月6日「内閣官房長官記者会見」より。動画。)

菅義偉 内閣官房長官
いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」の推進(略)を、政府一丸となって推進してまいります
——————————————————–

(再掲。菅義偉 内閣官房長官)
出演強要に関する今後の対策を政府一丸となって推進してまいります
——————————————————–

たのもしいかぎりです。
ぼくは、出演強要に関する発言のあとも、会見の様子をながめていました。
記者クラブに加盟しているひとたちの質問ですから、緊迫感がありません。
長官の機嫌を損なわないように、訊(たず)ねています。
訊(き)く内容についても、あらかじめ、相手へつたえてあるのでしょう。
菅内閣官房長官は、資料に目をむけながら答えています。
退屈です。
やりとりをみているうちに、睡魔がおそってきました。
ふと、女性記者の声で、我に返りました。
このかたはいったいだれなのでしょうか。
気迫が感じられます。
ぼくは、居住(いず)まいを正し(きちんとした姿勢で座りなおし)ました。
飼い犬のような記者が居並ぶなかで、異彩を放っています。
官房長官に対して、追従(ついしょう)するのではなく、問い質(ただ)しています。
ぼくは画面を注視しました。

(2017年6月19日 NEWSポストセブン「東京新聞・望月衣塑子記者 部外者だからできた執拗な追及」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
「官邸記者クラブどころか政治部に所属した経験もないので、(6月)6日に初めて(菅義偉)官房長官の定例会見に出た時は、さすがに緊張しました」
──そう語るのは東京新聞社会部記者の望月衣塑子(いそこ)氏(41)だ。

——————————————————–

女性記者は、菅内閣官房長官に対して、
「東京新聞、望月です」
と名のりました。
はじめて会見に参加されたようです。
望月記者の6月6日の発言をみてみます。

(参考。2017年6月6日午前「内閣官房長官記者会見」。)

動画(首相官邸)
動画(YouTube)

音声の文字化は筆者。)
望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
昨日の会見では、菅官房長官は、今回の加計学園問題ですが、文書の存在を存在するかも含めて文科省が答えられないと判断をしたとご回答でしたが行政文書の管理扱いをきめている公文書管理法には、意思決定にいたる過程を検証することができるよう文書を作成しなければならないと記載がされております。
民進(党)が指摘されております文書やメールの写しが本物であれば、公開の必要がある行政文書になる可能性がありますが、現状でもですね、この文書について、きちんともう一度調査をして、公開するということは、お考えになりませんか。

菅義偉 内閣官房長官
(省略。)
——————————————————–

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
もしですね、入所経路がはっきりしないものは、いつでも調べられないということですと、いまNHKさんも報道されましたし、民進(党)さんがだされたような匿名での告発の内容や告発文書みたいな存在がですね、うやむやなままに闇に葬り去られてしまうようにもみえてしまいます。
いま、20日と21日の共同通信の調査では、国民の77%がこの文書の開示、政府の対応について、なっとくしていない、というふうに意見をされております。
このアンケート調査の結果も含めてですね、もうすこしひらかれた対応をしていただきたいと感じておりますが、そのことについていかがですか。

菅義偉 内閣官房長官
(省略。)
——————————————————–

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
重ねてです。
前川さんとほかの関係者も取材しているところ、たとえばですね、審議会の人事に関しても、官房長官等が、政権を批判するような記事や投稿をされているものについては、それをみせながら人事を差し替えるように要望することもあるとお聞きしました。

菅義偉 内閣官房長官
(省略。)
——————————————————–

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
(司会「質問はもっと簡潔にお願いします」)
すみません。
もとTBSの山口ワシントン支局長が準強姦罪で告訴されたんだけど、不起訴だったということで、被害にあったとうったえている女性が検察審査会に不服申し立てをいたしました。
この件についてなんですが、山口さんに対して、飛行機の飛行場で、当時の中村刑事部長さんが電話をされて、
「執行をとりやめた」
と、おはなしがでております。
このことについて、菅官房長官、おはなし等は事前にお聞き等いたしたでしょうか。

菅義偉 内閣官房長官
(省略。)
——————————————————–

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
前川さんのバー対応についてですね、昨日も国会で、あるまじき行為である、との指摘のおはなし、でていたと思います。
これ、もともと、杉田副長官からそのことを注意した、というおはなしだったということでしたが、これ、杉田副長官は通常ですね、こういう前川事務次官級たちの身辺踏査とか行動確認というのをしているということなんでしょうか。

菅義偉 内閣官房長官
(省略。)
——————————————————–

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
そのバー通いなんですけれども、100回も行っておこづかいをあげるのは教育行政トップのものとしていかがなものだ、と。
ただ、報道等をみていますと、そのことについて買春行為をしたりとかですね、そういうことではなく、実際やはり、いまの制度からとりはぐれている教育がじゅうぶんにうけられない女性たちの、ある意味、はなしを聞いたりして、それ以降、夜間中学のボランティア等にもやられている姿、でております。
わたし、こういう姿勢、ある意味、行政のトップのかたがやることで、すごく非常におおきな影響をあたえるんじゃないかと思うんですが、たとえば、菅官房長官がこういうバーにですね、行って、ここでどういう子どもたち、女の子たちがですね、ああいうバーに通い、その背景事情、教育の実態がどうなのかというあたりをお訊(き)きするなど、そういうそういう対応をとられるということはありませんでしょうか。

菅義偉 内閣官房長官
まずですね、
前川氏が、いわゆる出会い系バーに通っていたこと、このことをわたし、記者会見で訊(き)かれたからわたしの考えをもうしあげたんです。
で、ご本人も、おこづかいあたえていた、というのを言っていました。
それについて、どう思うんですか、ということだったんです。
わたしくはですね、青少年の健全育成ですとか、あるいは、教職員の監督にたずさわる教育行政の、事務方の責任者ですよね。
そのかたがですよ、売春や援助交際の温床になりかねないと指摘する店にですね、これ頻繁に出入りしている。
そして、そこで、女性を外に連れ出しておこづかいをあたえた、と本人、言っています。
そういうことは、到底考えられないことである。
こういうことをわたし、もうしあげたんです。
そのことはまったくかわりありません。
——————————————————–

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
(司会「質問は簡潔にお願いいたします」)
こういうバーに実際、官房長官が足をはこばれて、どういう実情が背景にあるのかというのをやはり知ることが、いま教育の無償化がもちだされておりますし、そういう実情に照らして必要でないかと思うのですが。

菅義偉 内閣官房長官
いいえ、わたし、まったく必要でない。
ほかにですね、そういうところでなくてですね、この貧困調査というのは、こういう世間一般にですね、売春や援助交際の温床となりかねないと。
これ、指摘されているわけですから。
そういうお店にですよ、頻繁に出入りすることではなくて、貧困問題というのはきわめて重要ですから、いろんなやりかたってあるんじゃないでしょうか。
——————————————————–

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
岩盤規制の突破ということ、非常にわかりやすいんですけれども、昨日もテレビ、報道等、でておりますが、たとえばライフサイエンス事業については、大阪府立大がかなり先進的に獣医学部、とりくんでいました。
すでに20人の増員を希望しつづけているが、かなっていない。
また、京都産業大に関しても、ライフサイエンスに関して、「ネーチャー」などの雑誌の投稿論文数、たくさんあります。
こういう状況でなぜやはり、加計学園だったのか、というところが、やはりいま、一番問われているとこだと思います。
岩盤規制の突破というなかでは、既存の大学で対応できないというあたりが、もうその大阪府立大をみても、ちがうんじゃないかなという感想をもっておりますが、そのことについいてご見解をお願いします。
菅義偉 内閣官房長官
(省略。)
——————————————————–

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
もちろん議事録等、また民進党のときから、これのはなしがでていたことは知っております。
ただですね、「石場4条件」といわれています4条件、閣議決定でだされている4つの条件ですね、これ現状、需要動態とか既存の大学ではおぎなえないですとか、あらたなライフサイエンスができるとかをふくめて、この4条件をクリアするには、いろいろ取材をしていても、とても思えません。
なぜ、閣議決定したこの4条件を無視したかたちでできたんですか。
菅義偉 内閣官房長官
(省略。)
——————————————————–

望月衣塑子(いそこ)東京新聞記者は、実に9回も、質問をおこないました。
これまでの定例記者会見ではみられなかった光景です。

(再掲。望月衣塑子 東京新聞記者)
官邸記者クラブどころか政治部に所属した経験もないので、(6月)6日に初めて(菅義偉)官房長官の定例会見に出た時は、さすがに緊張しました

とてもそのようにはみえませんでした。
ちなみに、この日の活躍は、特に話題となりませんでした。
望月記者が衆目をあつめたのは、2日後のことです。

(2017年6月19日 NEWSポストセブン「東京新聞・望月衣塑子記者 部外者だからできた執拗な追及」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
その望月氏が永田町でにわかに注目を浴びたのは、6月8日の菅氏の定例会見でのことだった。
——————————————————–

6月8日の会見では他社の記者が2~3回しか質問しないところ、望月氏の質問は実に23回を数えた。
——————————————————–

何と、23回も、問い質(ただ)したのです。

(参考。2017年6月8日午前「内閣官房長官記者会見」。)

動画(首相官邸)
動画(YouTube)

(2017年6月19日 NEWSポストセブン「東京新聞・望月衣塑子記者 部外者だからできた執拗な追及」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
次第に
「それはあり得ません」
と応じる菅氏の表情が引き攣っていく。
事務方から
「同じ趣旨の質問は止めてください」
と制止されても望月氏は、
「きちんとした回答をいただけていると思わないので、繰り返し聞いています」
と切り返して質問を続ける。
通常10分程度の会見は約40分に及んだ。
やり取りはテレビでも大きく取り上げられ、翌9日、文科省は再調査の実施を発表した。

——————————————————–

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
「官房長官会見では番記者に暗黙の取材ルールがあると聞いています。政府の公式見解を求める場合には事前に内容を通告したり、質問も1人2~3問程度に留めるのが通例といいます。他社からすれば困った輩が現われたと映ったかもしれません」
——————————————————–

望月記者の態様は、獅子奮迅の様相を呈しています。

(2017年6月21日 NEWSポストセブン「菅官房長官を狼狽させた東京新聞女性記者の“聞く力”」より引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
「会見後に、菅氏は通例の囲み取材に応じず、険しい表情で総理執務室に向かったそうです。一部の番記者からは“あれが続くとオフレコ取材や官房長官会見自体に制限がかかりかねない。なんとかならないのか”と懸念の声があがった」
政権の顔色を政治部記者が忖度している様子が滲むエピソードだが、社会部所属の望月氏は、その“空気”を読まなかったわけだ。

——————————————————–

(再掲)
官房長官会見自体に制限がかかりかねない

現在、望月記者はどうなっているのでしょう。
圧力がかかって飛ばされたのでしょうか。
それとも、発言を自粛しているのでしょうか。
いずれも、ちがいます。
昨日の会見をみればわかります。

(参考。2017年6月21日午後「内閣官房長官記者会見」。)

動画(首相官邸)
動画(YouTube)

かわらずに、内閣官房長官に対して、明哲な(聡明で事理に通じている)追求をおこなっています。
望月記者はなぜ、このような愚直ともいえる姿勢をつらぬいているのでしょう。

(2017年6月21日 NEWSポストセブン「菅官房長官を狼狽させた東京新聞女性記者の“聞く力”」より引用。改行を施しています。)

望月衣塑子(いそこ) 東京新聞記者
事件取材では、検察官に質問をして最初から肯定されたことなど一度もありませんでした。
否定されることが前提で、繰り返し疑問を投げかけて一つずつ認めさせていくのが記者の仕事だと教わってきた。
駆け出しの頃、殺人事件で設置された捜査本部で、大事なことをはぐらかす警察幹部に先輩記者が恐ろしい形相で迫っていた。
私はこれまでそうしたやり方に倣ってきたつもりです。

——————————————————–

(2017年6月21日 AERA「会見で食い下がった東京新聞記者 菅官房長官を動揺させた突破の質問力」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
私は政治部でなく、社会部の記者です。
社会部で警察や検察の幹部とやりとりをしてきたなかで、執拗に質問しないと、肝心なことを答えないことを、身に染みて知っています。
答えをはぐらかし、時にはウソもつかれます。

——————————————————–

望月衣塑子(いそこ)東京新聞記者の赫々(かっかく)とした(熱気を発した)姿勢を垣間見ていると、香西咲さんを想起します。
おふたりに共通しているのは、泣き寝入りをゆるさない、ということです。
ちなみにぼくは、安倍政権を支持しているので、加計学園問題への対応を誤って支持率が低下しないことを願っております。

(2016年9月30日 withnews「AV強要 現役女優・香西咲『文春砲』で脅迫も 『海に沈められる…』」より、引用。改行を施しています。)

<香西咲さん>
以前から仲の良かった一人に食事に誘われた。
普通の会話が続いたが、文春記事の話になると相手の口調が変わり、脅迫とも受け取れる言葉が出てきた。
「この業界、誰がどう関わっているか分からないし、利権の問題もあるかもしれない。あまり騒ぎ立てると危ないよ。人一人消えてもおかしくない。東京湾に沈められることもあり得る」。

——————————————————–

香西咲さんは命を賭して悪の実態をあきらかにしました。
以降、国がうごきました。
人々の認識も激変しました。
いま、香西咲さんによって、多くの女性がすくわれています。
国民は香西咲さんから、泣き寝入りをゆるさない、ということをおそわりました。
膂力(りょりょく)のあるかたです。
香西咲さんは。
あまりにも清廉(せいれん)です。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

「被害者にとって、性暴力が犯罪であるかどうかは、被害者の回復におおきな影響をあたえる」。香西咲さんの再生のために、犯罪者たちが早期に逮捕されることを切望します

昨日、6月2日の衆議院の本会議でおこなわれた池内さおり議員の質疑についてふれました。
池内議員は、5日後の法務委員会でも、性犯罪に関する質問をおこなっております。
有益な内容ですので、一部を文字化してご紹介させていただきます。

(2017年6月7日 衆議院 法務委員会より。)

音声の文字化は、筆者。)
池内さおり 衆議院議員(日本共産党)
日本共産党の池内さおりです。
ジャーナリストで、準強姦被害を検察審査会にうったえている詩織さん。
わたし、会見、拝見しました。
まっすぐに顔をあげて、
「被害者らしく弱い存在でいなければならないという状況に疑問を感じる。隠れていなければならない、はずかしいと思わなければならない、そういう状態にとても疑問を感じた」
とのべていらっしゃいました。
わたしは本当に、被害者というのはまった悪くない、というふうに思います。

三浦瑠麗 Lully MIURAさん
<2017年5月31日>


——————————————————–

(再掲)
性暴力にあった人は、悪が許せなくて、でも生きていかなければならなくて、苦しみぬいて結論を出すもの

(2016年9月30日 withnews「AV強要 現役女優・香西咲『文春砲』で脅迫も 『海に沈められる…』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
香西咲さん

逆風もあったが、前所属事務所社長を告発したことに後悔はない。
「AV出演強要が社会問題化している今が、告発と刑事、民事で訴訟を起こすことを決断する唯一のチャンス」だと考えるからだ。
「『洗脳』を受けた過去とも向き合わないといけない。決着をつけたい」とも話す。

香西咲さんも、呻吟(しんぎん)のすえに結論をだされたのでしょう。

音声の文字化は、筆者。)
池内さおり 衆議院議員(日本共産党)
自分のからだは自分のもので、意に反する性的接触で自分の境界を侵害されていいはずがありません。
性暴力はゆるされない。
被害者をまもる社会にかえるために、今回の刑法改正がちからとならなければならない、というふうに思います。
本会議で、大臣も、
「被害者のプライバシー保護や、心情への配慮を徹底するなどふくめて、被害が潜在化しないようにとりくみをすすめる」
と、このようにご答弁されて、被害案数をへらし申告をふやすことの重要性を答弁されました。
非親告罪化は重要な改正だと思います。
いっぽうで、被害当事者の小林美佳氏が、プライバシーや生活が守られる仕組みや安全が完全に確保される必要がある、とこのように発言されているように、非親告罪化にともなう被害者のプライバシー保護の徹底が、ますます必要になっていると思います。

(参考)
小林美佳さんのホームページ

小林美佳さんの講演要旨(警察庁)

寺町東子さん(弁護士)
<2013年5月25日>


——————————————————–

音声の文字化は、筆者。)
池内さおり 衆議院議員(日本共産党)
改正によって、あらたな措置というのは講じられるのでしょうか。

法務省 林刑事局長
委員、ご指摘のとおり、非親告罪化にともないまして、被害者のプライバシーの保護というのは、非常に重要なことである、と考えております。
被害者のプライバシーの保護といいますのは、これまでにも、性犯罪被害者にかぎったものではないわけでございますが、刑事手続きにおける被害者のプライバシー、あるいは名誉、こういったものを保護するための方策、あるいは負担を軽減する方策として、制度として、つぎのようなものがございます。
公開法廷における被害者特定事項の秘匿、あるいは証拠開示のさいの証人等の安全についての配慮、および被害者特定事項の秘匿。
また、証人尋問のさいの付き添い、および遮蔽、およびビデオリンク方式による証人尋問。

こういった制度がこれまでつくられてきたわけでございます。
さらには、これは運用としてでございますけれども、性犯罪等の被害者特定事項について、起訴状における記載方法の配慮
運用のなかでこういった配慮をおこなっておるわけでございます。
また、証拠開示におけるマスキング覆い隠す)ということもおこなっております。
また、こういったこれまで構築されてきた制度、あるいは運用を今後とも、性犯罪の非親告化にともないまして、さらに拡充、徹底しておこなうということがもとめられていると考えられています。
——————————————————–

音声の文字化は、筆者。)
池内さおり 衆議院議員(日本共産党)
つまりは、あたらしい措置はない、ということだと思います。
おおきな負担となっているのは、捜査、裁判という刑事手続きのなかで、また、マスコミやネットに情報が流れることで、2次被害、セカンドレイプをうけることです。
警察や検察、加害者側弁護士が、しばしば被害者に、
「あなたにも隙(すき)があったんじゃないか。うそをついているんじゃないか。あなたも楽しんだんでしょう」
と。
こんなことを聞いている。
これが実態であって、被害者はこうした事実をおそれています。
事件とは関係のない性経験を詳細に調査され、プライバシーが侵害されている。
この実態、大臣、ご存じでしょうか。
これが、被害申告をためらうおおきな要因になっている。
大臣にはそうした認識、ありますか。

金田勝年 法務大臣
池内議員にお答えをいたします。
性犯罪の被害者にとりましては、その被害状況に関する聴取をうけるということは、精神的負担がおおきいものであることは、もうしあげるまでもないというようにうけとめております。
検察当局においては、被害者のかたの聴取にさいしましては、その名誉、そしてプライバシー、そして心身の状況、といった点にじゅうぶん配慮しているもの、と承知をしているわけでございまして、事件とは何ら関係のない性経験を詳細に聴取するような実態があるとは、わたしはうけとめておりません。
万一、そのようにうけとめられているとすれば、被害申告をためらう要因となりかねないということはご指摘のとおりであります。
そして、検察当局においては、引き続き、被害者の心情等に配慮をした捜査、公判活動につとめるようにつとめるとともに、現在とりくんでいる被害者の思いに添いながら、被害者保護の施策について広く周知をするようにつとめていくものと考えているところであります。
——————————————————–

池内議員は、才知がするどく、聡(さと)いです。
法律ができたらそれで終了、ではなく、さらにつぎのことを考えています。
国会議員として、得難い人物です。
詩織さんの件につきましては、6月2日の衆議院の本会議で、民進党の井出庸生議員も質問をしています。
簡単に整理します。

6月2日 衆議院 本会議
池内さおり議員
先日、検察審査会に申し立てた詩織さんは、レイプの被害にあったことで、
「性犯罪の被害者をとりまく法的、社会的状況が、被害者にとってどれほど不利にはたらくものかと痛感した」
とのべています。
告訴をし、逮捕状がでていたにもかかわらず、加害者は逮捕もされず、不起訴とされたというのです。

井出庸生議員
先月29日、東京霞ヶ関の司法記者クラブで、ひとりの女性が記者会見をしました。
知り合いの著名なジャーナリストから性暴力をうけ、警察が準強姦容疑で捜査をしたものの不起訴となったため、不起訴処分を不服として検察審査会へ審査をもうしたてたということです。

——————————————————–

6月7日 衆議院 法務委員会
池内さおり議員
ジャーナリストで、準強姦被害を検察審査会にうったえている詩織さん。
わたし、会見、拝見しました。
まっすぐに顔をあげて、
「被害者らしく弱い存在でいなければならないという状況に疑問を感じる。隠れていなければならない、はずかしいと思わなければならない、そういう状態にとても疑問を感じた」
とのべていらっしゃいました。

——————————————————–

井出議員の質問と、国家公安委員長の答弁をみてみます。

(参考。衆議院インターネット審議中継。)
6月2日 衆議院の本会議 

動画。音声の文字化は、筆者。)
井出庸生議員(民進党)
先月29日、東京霞ヶ関の司法記者クラブで、ひとりの女性が記者会見をしました。
知り合いの著名なジャーナリストから性暴力をうけ、警察が準強姦容疑で捜査をしたものの不起訴となったため、不起訴処分を不服として検察審査会へ審査をもうしたてたということです。
この事件を最初に提起した週刊新潮によると、著名なジャーナリストには、準強姦容疑で逮捕状がでたものの、逮捕にいたらず、警視庁の当時の刑事部長が、
「わたしが決裁した。自分として判断したおぼえがある」
などと、週刊誌の直接取材に答えています。
管轄の警察署を越えて、警視庁幹部が判断をすることには、元警察関係者からも疑問の声があがっています。
不起訴となっているこの事件は、警視庁の刑事部長が判断をくだす特別な捜査本部体制が最初からひかれていたのでしょうか。
国家公安委員長に答弁をもとめます。
検察審査会への審査のもうしたては、公正な捜査をつくしてほしい、という願いにほかなりません。
被害者にとって、性暴力が犯罪であるかどうかは、被害者の回復におおきな影響をあたえる、と言われています。
有罪になれば、自分が悪いのではなくて、加害者に責任がある、とより明確に思うことができ、また不十分ながらも、法的サポートをうけることができます。
「刑事や検察官ががんばっている姿にちからをもらえる」
と、性暴力と刑法を考える当事者の会代表の山本潤さんは、著書のなかで、このようにのべています。
会見をひらいた女性には、はげましの声があるいっぽう、会見時の服装など、事件と無関係の批判もみられます。
性暴力や性犯罪の被害者への支援は、社会をあげてとりくむべきものです。
国家公安委員長にはこの事件について、捜査のいきさつを検証し、説明する責任がございます。
個別の案件にはコメントを控える、という答弁では、これまでの捜査の公正さを証明することはできません。
国家公安委員長に、事実関係の確認と、捜査のいきさつを検証する意思はあるか、答弁をもとめます。

松本純 国家公安委員長
警視庁において捜査した刑事告訴事件に関する捜査態勢についてお訊(たず)ねがありました。
まず、警察署がおこなっている捜査に関して、警察本部が、適性捜査の観点から指導等をおこなうのは、通常のことであり、お訊(たず)ねのような特別な捜査本部態勢がなければ指導等ができないものではありません。
特に専門性の高い性犯罪の捜査に関しましては、その適性確保等のため、すべての都道府県の警察本部に専門の指導官がおかれ、平素から警察署の捜査幹部への指導等にあたっているところであります。
つぎに、同告訴事件に関する事実関係の確認、および、検証についてお訊(たず)ねがありました。
お訊(たず)ねの事件の事実関係については、警視庁において告訴を受理し、法と証拠にもとづき必要な捜査を遂げたうえで、関係書類、および、証拠物を東京地方検察庁に送付したものであり、また、送付をうけた検察庁においても必要な捜査がおこなわれたものと承知しています。
警視庁において、必要な捜査がつくされ、また、検察庁で不起訴処分となっていることなどもふまえ、検証をおこなうことは考えておりません。
——————————————————–

井出庸生議員は、一蹴されたようです。
あらためて考えてみますと、一般的な性犯罪とはちがって、出演強要問題に対する政府の対応は異例です。
冷淡なところがありません。
自己責任や、自己決定権などという、あざとい言辞も弄しません。
ひたすら、組織的犯罪集団から、女性を守ろうとしています。

(2017年3月21日 第1回関係府省対策会議「議事録」より引用。改行を施しています。)

法務省 林刑事局長

法務省刑事局からは2点発言をしたいと思います。
1点目は検察当局の対処のあり方でございます。
若年者を対象とした性的暴力に関しまして、検察当局におきましては、関係法で積極的に適用するなどして、厳正にこれまで対処してきているものと承知しておりますけれども、今後ともこの課題が政府の重要課題であることを周知するなどして、引き続き適切な対処を確保していきたいと考えております。
もう1点目は過激な内容のポルノの規制等のあり方に関してでございます。この問題につきましては、公明党からの提言の中におきましても、このポルノの規制が刑事罰則を設けることによる規制というものも含んだ形での提言になっていると承知しておるわけでございますが、この問題に関しては、かなり重い課題となると思いますので、関係省庁と協力して対応を検討してまいりたいと思います。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。改行を施しています。)

内閣府、関係府省

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。改行を施しています。)

法務省

検察当局においては、アダルトビデオ出演強要問題、「JKビジネス」問題等が政府の重要課題であることを踏まえ、引き続き、関係法令を積極的に適用した厳正な対処を行う。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

警察庁

①警察において、関係機関等とも連携し、関係機関等から警察に提供のあった情報も踏まえ、アダルトビデオ出演強要問題については、強姦罪、強要罪、労働者派遣法等の(JKビジネスについては略)各種法令を適用した厳正な取締りを推進する。

(再掲。井出庸生議員)
被害者にとって、性暴力が犯罪であるかどうかは、被害者の回復におおきな影響をあたえる、と言われています

香西咲さんの再生のために、犯罪者たちが早期に逮捕されることを切望します。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ