香西咲さんの行く手は赤く輝いています。政府はいま、「被害の回復、被害者の保護及び支援」を検討しています。香西咲さんがこころから笑える日がやってきます

AV出演強要問題
政府が決定した方針について考える
(第8回目)

昨日のつづきです。
本日も、業界の不実(いいかげんなこと)についてふれます。
IPPA(メーカー団体)は、昨年、来春から主に4つのことをおこなうと揚言(ようげん)しました(公然と述べました)。

(2016年12月17日 毎日新聞「くらしナビ・ライフスタイル.AV出演強要は人権侵害」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
現在は
▽出演者とプロダクションで交わす契約書の統一
▽第三者委員会の設置
▽相談窓口開設
▽作品の流通期間制限
などを協議し、
「来春ごろからの運用を目指している」(事務局)
という。

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残念ながら、現在のところ、何一つ実現していません。

(再掲。IPPA)
第三者委員会の設置

4月1日に設立された「AV業界改革推進有識者委員会」は、まがいものでした。
「第三者委員会」とはちがいます。
ただの業界団体です。
詳論につきましては、昨日の当ブログをご覧ください。

(再掲。IPPA)
ごろからの運用

「春」とは、いったいいつごろまでをさすのでしょうか。
広辞苑で調べてみます。

(引用)
日本・中国では立春(2月4日頃)から立夏(5月6日頃)まで
気象学的には太陽暦の3月・4月・5月
天文学的には春分(3月21日頃)から夏至(6月22日頃)まで

今年の夏至(昼が最も長く、夜が最も短い日)は、6月21日(水)です。
6月21日までに、業界は、
「出演者とプロダクションで交わす契約書の統一」
「相談窓口開設」
「作品の流通期間制限」
をおこなうことができるのでしょうか。
もっとも、業界は、
「来春ごろからの運用を目指している」
と言っています。
ごろ」ですから、延びる可能性はあるでしょう。
「AV業界改革推進有識者委員会」のように、衆目の考えとはちがうものを出してくることも予想されます。

(再掲。IPPA)
出演者とプロダクションで交わす契約書の統一

こちらにつきましては、そう遠くないうちに完成するような気がします。

(2017年4月19日 東スポWeb「AV業界版“BPO”で『女優の人権擁護』どう変わる」より、引用。改行を施しています。)

AV業界改革推進有識者委員会
<一部分を引用>
発足の経緯に、業界側から請われて作られたという背景がある。
実は出演強要問題は業界側の頭を悩ませる問題でもある。
委員会の桐蔭横浜大教授(法社会学)の河合幹雄氏は「出演を強要された」「強制わいせつだ」と出演者から訴えられ、小金を引っ張られてしまうケースの頻出を明かす。
「プロダクション側が払っちゃってるんですよ。騒がれるよりは、先に払った方がよいとなる。そういう意味では、規制がしっかりすることでトラブルを防げると喜ぶ関係者は多いのです」(河合氏)

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(AVAN「男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会(第86回)に向けての照会状 2月3日付送付」より、引用。改行を施しています。)

AVAN
<一部分を引用>
(略)、最近ではかかる問題が喧しく取り上げられていることで、女優本人もしくは関係人等から、なんら事実が確認できないのに「強要」なる主張を道具として高額な金銭等の請求がなされだしており、対応に苦慮されているとも聞いております。
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(再掲。IPPA)
出演者とプロダクションで交わす契約書の統一

業界は、自分たちの利益のために、あたらしい契約書をつくろうとしています。
もちろん、女優のことを慮(おもんぱか)ってのことではありません。
完成したのちは、
「契約書に書いてあるだろ」
と恫喝して、搾取をつづけるつもりなのでしょう。

(再掲。IPPA)
相談窓口開設

仮に、窓口ができても、利用するひとはいるのでしょうか。
相談しても、我慢しろ、と言われるのが関の山です。
今後、女優にとって、一番の相談先は、警察です。
警察は、過去の過誤あやまち)を帳消しにしなければなりません。
挽回する必要があります。
訪れたさいには、懇切丁寧に対応してくれることでしょう。

(再掲。IPPA)
作品の流通期間制限

IPPA(メーカー団体)は一時、道理をわきまえた言辞を口にしていました。

(2016年9月2日 withnews「AV強要、戸惑う業界団体『信じられない』『現場で一番強いのは女優』」より、引用。改行を施しています。)

朝日新聞経済部 高野真吾さん
要請書にある、「女優の人格権保護のため」に「流通期間に制限を設け、意に反する二次使用、三次使用ができない体制をつくる」ことはどうでしょうか。

IPPA 事務局長
今までは、メーカーが著作権を持って、二次、三次と使ってきましたが、我々の中でも今回、アダルトは特殊なコンテンツだという認識ができました。
二次使用する場合は、女優への意思確認をして、新たにお金を払うこともあり得ます。
本来の著作権はメーカーがずっと持つものだけど、権利の契約期間を5年とかで持っておいて、それ以上使いたい場合は女優にお金を支払う。
または、5年たったので、女優からの申し出で消せるなどのシステムを整備しようということで契約書のモデルケースを考えています。

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はたしてIPPA(メーカー団体)は、どのような決断をするのでしょうか。

(山本光雄訳「イソップ寓話集」岩波文庫刊より、引用。改行を施しています。)

51話「駄法螺(だぼら)吹き」

リライトしています。)
人々からいつも、意気地なし、と非難されていた五種目競技者がいました。
ちなみに、古代ギリシアでは、走り幅跳び、競走、円盤投げ、槍投げ、レスリングのことを「五種目競技」と言います。
あるとき、男は、ほかの街へ旅に出ました。
しばらくしてもどってくると、ほら(虚言)を吹きました。
おれはいろいろな都市で堂々と競技をおこなった。
ロドス島(ギリシャ)では、オリンピックの選手を相手にして、跳躍で勝った。
いつか諸君があちらへ行くことがあったら訊(たず)ねてみるがよい。
その場に居合わせたひとたちがわたしの証人になってくれるだろう、と。
黙ってはなしを聞いていた一人が、口を開きました。
「もしもそれが本当ならば、きみは証人を必要としないだろう。さあ、いますぐ跳んでみな」

イソップは最後に、つぎのことばでまとめています。
この話は、事実によって証明することの手っとり早いものについては、言葉はすべて余計なものである、ということを明らかにしています
と。
IPPA(メーカー団体)これまで、駄法螺(誇大な虚言)を吹きまくってきました。
おそらく国民はこう言いたいのではないでしょうか。
「もしもそれが本当ならば、さあ、いますぐ跳んでみな」
と。
巧言による引き延ばしは、もう通用しません。
大人ならば、結果を出す必要があります。
世の中は、結果がすべてです。
現在、政府は、出演強要の被害者に対する対応を考えています。

(5月19日 朝日新聞「AV出演強要対策の専門官、全都道府県の警察に配置へ」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
被害女性が出演する商品の回収や、ネット上に流出した動画の削除についても具体策を検討する。
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政府が策定した出演強要に関する今後の対策をみてみます。

(2017年5月19日「今後の対策」より、引用。)

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

この文言は、政府の検討課題をうけてつくられました。

(2017年3月21日 第1回関係府省対策会議「今後の検討課題」より、引用。)

今後の検討課題(3月21日)

<3ページ>
【その他】の項
(法務省)
過激な内容のポルノの規制等の在り方について検討
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<3ページ>
【その他】の項
(総務省、法務省)
被害者が出演したアダルトビデオの販売・配信の差し止め、回収、動画の削除等、被害拡大防止策の検討
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この今後の検討課題【その他】に対応しているのが、今後の対策【その他】です。

今後の対策(5月19日)

<9ページ>
【その他】の項
(内閣府、関係府省)
被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

上記の「被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討」のなかの
被害の回復、被害者の保護及び支援
が、既出の朝日新聞に記されている
被害女性が出演する商品の回収や、ネット上に流出した動画の削除についても具体策を検討する
のことであろうと考えます。

(2016年8月27日 弁護士ドットコム「<AV出演強要>香西咲さん引退後の夢『人生楽しみたい』『消せない過去として歩む』」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん
今でも新しい「総集編」が勝手に出つづけています。
わたしは50本くらいしか撮っていないはずなのに、出演作は300本になっています。
だけど、2次使用、3次使用に関しては1円も入ってきません。
現実的に芸能とは違うことを改めて思い知らされました。

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業界による悪事は、まもなく終りを告げます。
永くはつづきません。
香西咲さんの行く手は、赫々(かっかく)としています(赤く輝いています)。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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