香西咲さんの人生を破壊した犯罪者の逮捕なしに、地に落ちた警察の信頼は回復しません。国民がいま望んでいるのは極悪人の逮捕です

AV出演強要問題
政府が決定した方針について考える
(第5回目)

本日も、出演強要に対する警察のとりくみについてみていきます。
5月19日の第3回関係府省対策会議で、政府のストラテジー(戦略)が決定しました。

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策

現在、警察の威信は地に落ちています。
所属しているプロダクションから2,460円の違約金を請求された女性がいました。
当時、女性は、警察に助けをもとめました。
そのときの警官の対応が、非道でした。

(ログミー「AV出演と違約金を強要 20代被害女性の手記を公開」より、引用。)

<一部分を引用>
被害者の女性
ようやく支援団体に助けを求めた日に、警察にも助けを求めました。
警察の人の協力もすこしは得られました。
しかし、警察の人はプロダクションに事情を聴いたあとで、私に対して
あと2本出演したらどうか
と言ってきました。
私は「出演したらどうか?」と簡単な問題で見られていることが悔しかったです。
もし、「簡単に出演できるくらい」なら、誰でもそれをやっているはずです。
社会的に認められないことで、男性の警察官にとっては(女性としての)私の気持ちがわからないのだと思いました。

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池内さおり衆議院議員も、国会で、この問題を質(ただ)しています。

(2016年3月11日 衆議院会議録「第190回国会 内閣委員会 第5号」より、引用。)

<一部分を引用>
池内さおり 衆議院議員
この裁判の当事者の女性は、もちろん逃げたわけですけれども、芸能プロダクションが自宅まで追いかけてきて、実力で身柄を拘束しよう、奪還しようとしたそうなんですね。
この案件で警察に相談に行ったら、何と警察からは、双方から話を聞いた後で、契約書があるんだったら仕方がない、あなたは契約しちゃったんでしょう、だったらこの芸能プロの要求に応じてあと二本出たらどうかというふうに言ったそうなんですね。
とんでもないと言わなければならない。
被害者を守るべき立場の人でさえ、今こうした認識なわけです。

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(再掲)
契約書があるんだったら仕方がない
あなたは契約しちゃったんでしょう
被害者を守るべき立場の人でさえ、今こうした認識なわけです

実態を知らされた河野太郎国家公安委員長は、異例の答弁をおこないました。
率直に非を認めたのです。
遺憾に思います、などという常套句は、口にしませんでした。

河野太郎 国家公安委員長
まことに申しわけございません。
きちっと警察がこうした案件に対応できるように、全国の都道府県に対してしっかりと通知指導してまいりたいと思います。

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実直です。
残念ながら、河野太郎国家公安委員長の誠意は、末端まで行き渡りませんでした。
その後、松本純議員が、あとをひきつぎます。

(5月12日 Yahoo!ニュース(「AV出演強要被害者に警察が衝撃の冷たい対応。『強姦で告訴?被害当日に警察に相談しましたか?』より、引用。改行を施しています。) 

伊藤和子 HRN事務局長
私は、その日(2017年4月14日)のうちに抗議文を作成して警察に送ったところ、課長さんお二人がご本人に直接謝罪に来られました。
通達はわかっているけれども十分に行き届いていなかったという話でした。

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警察の対応は、従前と何らかわりがありませんでした。
今後、警察は、うしなった信頼をとりもどす必要があります。

(2017年5月20日 テレ朝NEWS「AV出演強要問題 全国警察本部に専門官を設置」より、引用。改行を施しています。)

政府は(5月)19日、関係省庁の対策会議を開き、違法なスカウトの摘発を推進する専門官を、今月中にも全国の警察に設置することを決定しました。
警察庁は
「場合によっては業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する
としています。

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警察を統率しているのは、国家公安委員会です。
松本純国家公安委員長は、現在、出演強要問題に対してどのようなとりくみをしているのでしょうか。
今月の動静をみてみます。

「松本純の国会奮戦記2017-05」より、引用。)

<松本純国家公安委員長の動静>
5月18日(木)
・1750~(警察)生活安全局説明/役所
 アダルトビデオ出演強要問題及びJKビジネスに係る警察の取組の状況について報告を受けるとともに、今後の取組について打合せを行いました。

5月19日(金)
・10時45分から、第3回関係府省対策会議が開催される。
 (※内閣からは、加藤勝信男女共同参画担当大臣と、菅義偉内閣官房長官が出席。)
 「今後の対策」が決定する。

5月22日(月)
・1530~(消費)消費者庁説明/役所
 いわゆるアダルトビデオ出演強要問題について説明を受けました。

5月25日(木)
・1710~(政府)男女共同参画会議/官邸
 男女共同参画会議(第52回)が開催されました。
 会議では、「男女共同参画・女性活躍の推進に向けた重点取組事項について」が決定されたほか、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する今後の対策について報告がなされるなどしました。

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松本国家公安委員長は、「消費者及び食品安全担当大臣」も兼務しています。
上述の流れから推察しますと、「今後の対策」づくりには、深く関与していないようです。
かかずらったのは、関係府省対策会議を主催している菅義偉内閣官房長官と、同会議の議長である加藤勝信男女共同参画担当大臣であろうと考えます。
5月19日に、警察の方針があきらかとなりました。

(2017年5月19日「今後の対策」より、引用。)
(警察庁)

各種法令を適用した厳正かつ積極的な取締り等の推進
①警察において、関係機関等とも連携し、関係機関等から警察に提供のあった情報も踏まえ、アダルトビデオ出演強要問題については、強姦罪、強要罪、労働者派遣法等の(JKビジネスについては略)各種法令を適用した厳正な取締りを推進する。

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松本国家公安委員長は、3月24日の第51回男女共同参画会議で、つぎのように発言しています。

議事録より、引用。)

松本純 国家公安委員長
いわゆるアダルトビデオ出演強要問題及び「JKビジネス」問題に関し、国家公安委員会委員長として、警察の取組について申し上げます。
この種の事犯に対しては、各種法令を適用した厳正な取締りを推進するとともに、4月から5月にかけて緊急に講ずる対策として、アダルトビデオのスカウトに対する街頭での指導、警告、街頭補導の強化による「JKビジネス」で稼働する児童に対する指導、助言の取組を行ってまいります。
また、教育・啓発の取組として、4月からの新学期に合わせて、学校等関係機関と連携し、新入学時における呼び掛け、被害防止教室の開催等、高校生・大学生等が被害に遭わないための教育・啓発活動を強化してまいります。
さらに、相談体制の充実のため、こうした教育・啓発の機会や警察のホームページを始めとした様々な媒体を活用し、警察署、交番等の相談窓口でこれらの事案に関する相談を24時間、365日受け付けている旨を呼び掛けるなど、相談窓口の周知を図るとともに、相談に関わる担当のスキルアップに向けた取組も進めてまいります
警察としては、厳正な取締り、女性に対する被害の未然防止、被害者の迅速な保護及び適切な支援に向けて、関係省庁と連携しながら、こうした緊急対策にしっかりと取り組んでまいります。

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(再掲)
各種法令を適用した厳正な取締りを推進
相談に関わる担当のスキルアップに向けた取組も進めてまいります
被害者の迅速な保護及び適切な支援

すべてが虚言でした。

伊藤和子 HRN事務局長
<2017年4月14日


今日は都内某警察署で、深刻なAV出演強要被害について被害相談に。
政府の特別月間というので、被害者の方も勇気を出して行ったところ、信じられなーい!ひどい対応。
今日中に、警視総監と警察署長宛に抗議文を書いて送るか。。
それにしても月間って掛け声だけ、やってるフリじゃ困りますよ!!

参考。伊藤和子HRN事務局長のブログ)
AV出演強要被害者に警察が衝撃の冷たい対応。「強姦で告訴?被害当日に警察に相談しましたか?」 
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松本純国家公安委員長は無能である、ということが判明しました。
無為無策(何の対策もたてられず、ただ手をこまぬいているだけ)のそしりをまぬがれないでしょう。

2017年3月24日。松本純国家公安委員長
各種法令を適用した厳正な取締りを推進する(略)取組を行ってまいります
相談に関わる担当のスキルアップに向けた取組も進めてまいります
  
2017年4月14日。伊藤和子HRN事務局長
政府の特別月間というので、被害者の方も勇気を出して行ったところ、信じられなーい!ひどい対応

失地を回復されることを期待しております。

警視庁広報課
<2017年5月1日>


【生活安全総務課】
若年層の女性を対象とした性暴力被害等に対する緊急対策。
4月26日(水)、渋谷駅前において加藤大臣が「性被害暴力の根絶」を、田代生活安全部長が「摘発強化」を訴えました。
内閣府・警察庁と連携し、AV出演強要、JKビジネス等の被害防止に努めていきます。

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警察は、結果を出すことができるのでしょうか。

(2017年4月26日 産経新聞「AV出演強要、JKビジネス…渋谷で性被害根絶イベント 女子大生ら170人参加でパレード 警視庁など」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
警視庁の田代芳広生活安全部長は
「街頭で『モデルになりませんか』と勧誘された後、AV出演を強要されるなどの実態がある。若者の夢を台無しにする卑劣な犯罪行為で、摘発を強化していく」
と述べた。

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変遷を整理します。

2017年3月24日
松本純国家公安委員長
各種法令を適用した厳正な取締りを推進する(略)取組を行ってまいります
相談に関わる担当のスキルアップに向けた取組も進めてまいります
  
2017年4月14日
伊藤和子HRN事務局長
政府の特別月間というので、被害者の方も勇気を出して行ったところ、信じられなーい!ひどい対応
私は、その日のうちに抗議文を作成して警察に送ったところ、課長さんお二人がご本人に直接謝罪に来られました
  
2017年4月26日
田代芳広警視庁生活安全部長
摘発を強化していく
  
2017年5月19日
警察庁の今後の対策
アダルトビデオ出演強要問題については、強姦罪、強要罪、労働者派遣法等の各種法令を適用した厳正な取締りを推進する
場合によっては業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する
  
2017年5月25日
伊藤和子HRN事務局長
確かに警察は、AV出演強要問題、とてもがんばっていると思う
少なくとも献身的に毎日頑張っている人たちがいる。ポーズじゃない
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何かが起こる予感がします。

(2016年7月14日発売「週刊文春」2016年7月21日号より、引用。)

香西咲さん
ストレスから円形脱毛症になり全身がけだるく、胃腸は毎日、抉られるように痛みました。
自分で救急車を呼んだこともあった。
屈辱がフラッシュバックし、絶望的に命を絶ちたくなるときも・・・・・・

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年6月15日>


慢性胃炎や膵炎、睡眠障害、脅迫観念、対人恐怖症等(特に男性)など、 ケジメを付けない限りは一生引きずりますね。
健康を返して。

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警察はいつまで犯罪者を野放しにしておくのでしょうか。
早期の捕獲を切望します。
犯罪者の逮捕なくして、失墜した警察の信頼回復はありえません。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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