香西咲さんの被害は「出演強要」だけにとどまりません。専門官(アダルトビデオ出演強要問題専門官)は、伏魔殿に巣くう悪党を検挙することができるのでしょうか

昨日、出演強要に関する第3回関係府省対策会議が開催されました。
この席で、政府の今後の取組方針が決定しました。
報道によりますと、全国の警察に、専門官を設置するそうです。
専門官とは、どのような存在なのでしょうか。
簡単に整理してみます。

専門官とは
AV出演強要問題への対応を統括する。(共同通信①より)
出演強要への対応を取り仕切る。(朝日新聞より)
アダルトビデオへの出演強要問題を担当する。(NHKより)

専門官の正式名称は
「アダルトビデオ出演強要問題専門官」(TBSより)
「AV出演強要問題専門官」(毎日新聞より)

だれが設置するのか
各都道府県警で指定する。(共同通信①より)
専門官は各都道府県警が置く。(朝日新聞より)

専門官の業務内容
<とりしまり>
法令を厳格に適用した取り締まりの推進。(共同通信①より)
取締りの強化を図る。(NHKより)
取り締まりの強化。(TBSより)
取り締まり強化。(日本経済新聞より)
取り締まりを強化。(読売新聞より)

<スカウト対策>
モデル募集を装った勧誘の摘発強化。(朝日新聞より)
女性を勧誘するスカウトの検挙や指導などの取り締まり。(毎日新聞より)
勧誘行為の摘発強化。(共同通信①より)

<相談>
相談窓口の周知徹底など。(共同通信①より)
被害者向け相談窓口の広報活動を進める。(朝日新聞より)
相談窓口の周知活動。(弁護士ドットコムより)

<教育、啓発>
被害防止に向けた啓発活動を行う。(毎日新聞より)
被害防止のための広報啓発活動。(TBSより)
被害防止教育に取り組む。(朝日新聞より)
被害防止教育。(共同通信②より)
被害防止に向けた教育や広報・啓発活動を充実させる。(読売新聞より)

<部内>
窓口担当者に対する啓発。(弁護士ドットコムより)

いつから専門官を置くのか
近く配置する。(朝日新聞より)
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専門官は、とりしまりから教育まで、幅広い活動をおこなうようです。
弁護士ドットコムの説明がわかりやすいです。

(2017年5月19日 弁護士ドットコム「AV出演強要対策、全国警察に専門官…伊藤和子弁護士『ようやくここまできた』」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
この専門官はAV出演強要について、各種法令を適用した取り締まりのほか、繁華街などで女性を勧誘する「スカウト」に対する検挙や指導、警告活動を推進する役割を果たす。
また、被害防止教育や広報啓発活動、相談窓口の周知活動とその窓口担当者に対する啓発などを統括する。

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専門官の業務は、多岐にわたっているということがわかります。
仕事の内容を整理してみます。

<専門官がおこなう仕事>
各種法令を適用した取り締まり。
スカウトに対する検挙、指導、警告。
被害防止教育。
広報啓発活動。
相談窓口の周知活動。
窓口担当者に対する啓発。

専門官は、「各種法令を適用した取り締まり」のほかに、スカウトの検挙などの種々の業務をおこなうようです。
本日、あらたに、テレ朝NEWSが配信されました。
みてみます。

(2017年5月20日 テレ朝NEWS「AV出演強要問題 全国警察本部に専門官を設置」より、引用。改行を施しています。)

アダルトビデオに出演の意志のない女性が強要されられている実態が社会問題化するなか、全国の警察本部に、違法なスカウトを取り締まる専門官が設置されます。
アダルトビデオを巡っては、スカウトが勧誘する際、詳しい説明がないまま女性が強引に出演させられ、泣き寝入りすることが問題視されています。
政府は19日、関係省庁の対策会議を開き、違法なスカウトの摘発を推進する専門官を、今月中にも全国の警察に設置することを決定しました。
警察庁は
「場合によっては業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する」
としています。

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(再掲)
「場合によっては業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する」

「場合」というのは、出演強要があった「場合」、であると考えます。

伊藤和子 HRN事務局長
<2017年4月14日>


今日は都内某警察署で、深刻なAV出演強要被害について被害相談に。
政府の特別月間というので、被害者の方も勇気を出して行ったところ、信じられなーい!ひどい対応。
今日中に、警視総監と警察署長宛に抗議文を書いて送るか。。
それにしても月間って掛け声だけ、やってるフリじゃ困りますよ!!

参考。伊藤和子HRN事務局長のブログ)
AV出演強要被害者に警察が衝撃の冷たい対応。「強姦で告訴?被害当日に警察に相談しましたか?」 
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3月31日に、加藤勝信男女共同参画担当大臣は、つぎのようにのべていました。

(2017年3月31日 第2回 関係府省対策会議 議事録より、引用。)
加藤勝信 男女共同参画担当大臣
(前略。)
今、菅官房長官からお話がございましたけれども、この(4月の)緊急対策に掲げられた取組を着実に実行し、しっかりと結果を出していくことが重要であります。
(後略。)

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警察は、4月の緊急対策期間に、何ら実績をのこすことができませんでした。
このたび、慈悲深い政府によって、もう一度、挽回の機会があたえられるはこびとなりました。

(再掲。弁護士ドットコム)
専門官はAV出演強要について、各種法令を適用した取り締まりのほか、繁華街などで女性を勧誘する「スカウト」に対する検挙や指導、警告活動を推進する

警察には、もう、あとがありません。
結果をだす必要があります。

(2017年2月19日 日刊SPA! 「AV業界“ドロドロ相互不信”の内幕…手をつくして攻めてくる警察捜査、関係者に疑心暗鬼が蔓延」より、引用。改行を施しています。)

あるAVプロダクション関係者は言う。
「香西咲さんの件では、元芸能人をウリにすることで人気のメーカー『MUTEKI』に20人規模の捜索が入ったそうです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
T総研のY
メーカー関係者
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(再掲。テレ朝NEWS)
「場合によっては業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する」

警察の失地回復を期待しております。

(2017年5月19日 時事通信「AV強要対策で専門官配置=『JKビジネス』規制強化も-政府」より、引用。改行を施しています。)

政府は19日、若い女性らがアダルトビデオ(AV)出演を強要される被害が増えていることから、各都道府県警に専門官を配置することを柱とする対応策をまとめた。
(略。)
菅義偉官房長官は首相官邸で開かれた関係府省庁の会議で、
「新たな被害を発生させないという強い姿勢で責任を持って取り組んでほしい」
と述べ、取り締まりの強化を指示した。

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時事通信の記事に対する読者のコメントが興味深かったです。
一部を引かせていただきます。

NewsCafeより、引用。)

その程度で諸外国の厳しい批判はかわせませんよ。

今の警察官に、本当に出来るの?
 逆に、二次被害、三次被害を生むだけじゃないの?
 レイプなどの性犯罪にあった場合、さらに警察官の心無い対応で傷つく被害者が、まだまだいるんだよ。
 性犯罪が軽視されてる法律で、事件が起きなきゃ動けない警察で、どうやって被害を防ぐのよ。

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警察に対する不信感は、根強いものがあるようです。

(2016年7月20日 しらべぇ「夢を巧みに悪用されAV強要された女優・香西咲が今も出演を続けるワケ」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん
文春さんのインタビューは、30時間に及びました。
私の被害は「出演強要」だけでは片付けられないので、そこまで取材を受けても、思いを伝えるのは難しいと感じています。
あの記事はあくまできっかけでしかなくて、今後、新聞社などの取材も入っています。

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業界は伏魔殿(悪事や陰謀などが陰で絶えずたくらまれているところ)です。
組織的犯罪集団の巣窟です。

(再掲。香西咲さん)
私の被害は『出演強要』だけでは片付けられない

専門官は、単純な出演強要だけでなく、業界に巣くう重大な人権侵害についてもとりしまってほしいです。

(2016年12月25日 京都新聞「モデルになりませんか…AV出演の「わな」実態知って」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
業者が仕掛けた“わな”は日常に潜み、被害者は男女を問わない。
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専門官は、業界人という狡猾で良心が欠落している悪党を捕捉する(とらえる)ことができるのでしょうか。

(再掲。NewsCafeより)
事件が起きなきゃ動けない警察で、どうやって被害を防ぐのよ

おっしゃるとおりです。
日本には、悪人を事前に捕獲する術(すべ)がありません。
テロ等準備罪の成立がまたれます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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