関係府省対策会議の議事録とあわせて、関係する資料をみてみます。今後の方向性が示唆されています。動画等の削除は香西咲さんたち被害者にとって心強いものです

本日もひきつづき、最初におこなわれた関係府省対策会議の議事録を中心にみていきます。
同会議は、3月21日に開催されました。

2017年3月21日 第1回 関係府省対策会議
構成員
議事録

議事録を読むと、資料3、ということばがでてきます。
中身を説明している箇所がありますので、引用します。

議事録の2ページ>
内閣府大臣官房審議官
これらのいろいろな成果あるいは提言を踏まえて、改めて課題の一覧を整理したものが資料3でございます。
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いろいろな成果」とは、内閣府がまとめた報告書のことです。
提言」は、公明党の中間提言です。

(参考)
3月14日(火)
・内閣府が、出演強要問題に関する報告書を完成させる。
  
(1日後)
3月15日(水)
・公明党が官房長官に、出演強要被害防止・救済のための中間提言をもうしいれる。
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(再掲。内閣府大臣官房審議官)
これらのいろいろな成果あるいは提言を踏まえて、改めて課題の一覧を整理したものが資料3

出演強要問題の方向性がしめされている資料、ということになります。
内閣府の以下のページに、資料3へのリンクが貼ってあります。

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議(第1回)

このなかの
3.いわゆるアダルトビデオ出演強要問題、「JKビジネス」問題等に関する今後の課題について(案)
が、資料3です。
内閣府大臣官房審議官の説明とともにみていきます。

議事録の2ページ>
内閣府大臣官房審議官
最初は「更なる実態把握」ということでございまして、被害や相談支援状況の実態だけでなく、例えばアダルトビデオであれば、制作ですとか、流通経路の実態についても調査をするというのが1点目でございます。
  
資料3の1ページ>
【更なる実態把握】(内閣府、警察庁)
○児童の性を売り物とする新たな形態の営業に関する実態把握
 ‐被害や相談支援状況とアダルトビデオ制作や流通経路等の実態調査
○施策を効果的に実施・推進する上で必要となる個別のデータの収集等の実態把握

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(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
制作現場では違法行為が横行しているとも聞く。
意に反して出演させられる女性が少しでも減ることを願う。
(※この記事は、ネット配信されていません。)

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政府の手によって違法行為が瞭然(あきらか)となることを所望します。

議事録の2ページ>
内閣府大臣官房審議官
2点目は「取締り等の強化」ということで、厳正かつ積極的な取り締まりの徹底あるいは被害者の保護、支援といったようなことでございます。
  
資料3の1ページ>
【取締り等の強化】(警察庁)
○厳正かつ積極的な取締りの徹底
 ‐各種法令による適用を視野に入れた厳正かつ積極的な取締りの徹底

○被害者の補導、適切な保護及び支援の推進
(※内容は、省略。)

○アダルトビデオの出演強要問題、「JKビジネス」問題等、若年層の性的な暴力の被害に係る状況把握と情報共有の推進
(※内容は、省略。)

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(再掲)
各種法令による適用を視野に入れた厳正かつ積極的な取締りの徹底

この事案に関しては、3月31日の第2回関係府省対策会議で、以下の事項が決定されました。

2017年3月31日 第2回 関係府省対策会議

(2017年3月31日 関係府省対策会議「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する緊急対策」より、引用。)

<一部分を引用>
関係機関等とも連携し、関係機関等から警察に提供のあった情報も踏まえ、アダルトビデオ出演強要問題については、強姦罪、強要罪、労働者派遣法等の、「JKビジネス」問題については、労働基準法、児童福祉法等の各種法令を適用した厳正な取締りを推進する。(警察庁、法務省)
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同会議で、法務省の官僚は、検察の姿勢についてふれました。

(2017年3月31日 関係府省対策会議「議事録」より、引用。)

<一部分を引用>
法務省大臣官房審議官
法務省といたしましては、まず、取締り等の強化の関係でございますが、検察当局におきまして引き続き警察等の関係機関と緊密な連携をとりつつ厳正に対処していくものと承知しております。
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同日(3月31日)、警察庁は、全国の警察に通達を発しました。

(2017年3月31日 警察庁「アダルトビデオ出演強要問題及びいわゆる『JKビジネス』問題に対する緊急対策の推進について(通達)より、引用。)

<一部分を引用>
(前略)、これまでの相談等についての事件の掘り起しや、各種の警察活動を通じた端緒情報の入手に努めるとともに、違法行為に対する取締りを推進すること。
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政府が一丸となってとりくんでいるということがわかります。
第1回目の会議にもどります。

2017年3月21日 第1回 関係府省対策会議

議事録の2~3ページ>
内閣府大臣官房審議官
1ページ目から2ページ目にかけましては、教育・啓発の関係でございまして、児童、生徒等への直接の取組が1点目。
次のページに参りまして、保護者や教員といった家庭、学校に対する取組支援が2点目。
さらに3点目といたしまして、実際に被害に遭ってしまった方々への対応。いかにそういった方々にきちんと届く情報発信、啓発等を行っていくかということでございます。

  
資料3の1~2ページ>
【教育・啓発の強化】内閣府、警察庁、総務省、法務省、文部科学省

(※項目のみを引用。内容については、省略。)

○児童、生徒等が被害者とならないための教育等の推進
○家庭や学校に対する支援
○被害に遭っている人やその関係者に届く情報発信、広報啓発等
○社会全体や各地域に対する啓発

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(再掲)
社会全体や各地域に対する啓発

一昨日(4月26日)、渋谷駅ハチ公前広場と渋谷センター街で、啓発活動がおこなわれました。

中村淳彦さん
<2017年4月27日>


ゾッとしたパレード。
内閣府、警視庁、警察庁というまさに国家の本腰の抗議、された方ってどうなるの?
もう規模が大きすぎてわからない。
(後略。)

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大臣、官僚、警察の幹部が、パレードの先頭に立っています。

・加藤勝信 男女共同参画担当大臣
・内閣府 武川 男女共同参画局長
・警察庁 山下 生活安全局長
警視庁 田代 生活安全部長
・警視庁 金井 渋谷警察署長
・長谷部 渋谷区長

警視庁の田代生活安全部長は、産経新聞で、つぎのように語っています。

(2017年4月26日 産経新聞「AV出演強要、JKビジネス…渋谷で性被害根絶イベント 女子大生ら170人参加でパレード 警視庁など」より、引用。改行を施しています。)

警視庁の田代芳広生活安全部長は
「街頭で『モデルになりませんか』と勧誘された後、AV出演を強要されるなどの実態がある。若者の夢を台無しにする卑劣な犯罪行為で、摘発を強化していく」
と述べた。

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警察は、
「だまされてAV出演を強要される実態がある」
「出演強要は卑劣な犯罪行為」
と、認識しているようです。

(2017年2月19日 日刊SPA! 「AV業界“ドロドロ相互不信”の内幕…手をつくして攻めてくる警察捜査、関係者に疑心暗鬼が蔓延」より、引用。改行を施しています。)

あるAVプロダクション関係者は言う。
「香西咲さんの件では、元芸能人をウリにすることで人気のメーカー『MUTEKI』に20人規模の捜索が入ったそうです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志
A-TEAM 飯田正和
T総研のY
メーカー関係者

ゴミ、クズの逮捕はいつになるのでしょうか。
国民は皆、その日がくることを待ち望んでいます。
議事録をつづけます。

議事録の3ページ>
内閣府大臣官房審議官
2ページ目から3ページ目にかけましては、相談体制の充実ということで、まず、窓口をきちんと周知すること。
3ページ目に参りまして、少しでも安心して相談できる体制を整えていくこと。窓口での相談員の対応能力の向上を図っていくことといったことでございます。

  
資料3の2~3ページ>
【相談体制の充実】内閣府警察庁、消費者庁、法務省、文部科学省厚生労働省

(※項目のみを引用。内容については、省略。)

○相談窓口の周知
○相談窓口の環境整備
○相談員の対応能力の向上、関係機関等の連携構築
○性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターの設置促進
○相談・支援体制の在り方の検討

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議事録の3ページ>
内閣府大臣官房審議官
3ページの下からは「保護・自立支援の取組強化」ということで、特に若年層あるいはひとり親といった家庭に対するさまざまな支援、何か被害に遭ったときに逃げ込める保護の施設あるいはシェルターの活用といったこと。
  
資料3の3~4ページ>
【保護・自立支援の取組強化】(内閣府、厚生労働省

(※項目のみを引用。内容については、省略。)

○若年層やその家族への支援
○若年層が感じる不安などを踏まえた適切な保護の推進
○婦人保護事業の在り方の見直し
○相談・支援体制の在り方の検討(再掲)

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議事録の3ページ>
内閣府大臣官房審議官
最後に4ページに参りまして、こういった事柄とは別の「その他」といたしまして、今回のこの場のような関係府省の推進体制をきちんと整えていくこと。
過激な内容のポルノの規制等につきまして、法規制も含めたあり方を検討すること。
さらには、被害者が実際に出演してしまったアダルトビデオ等の販売・配信の差しとめですとか、回収、動画の削除といった被害拡大防止策の検討ということでございます。
そしてもう一点、最後に、アダルトビデオの出演者がプロダクション等の実質的な労働者に当たる場合には、出演者の派遣等が労働者派遣法、職業安定法上の「公衆道徳上有害な業務」として違法であることを通達に明示して、業者への周知をすることといったことでございます。

  
資料3の4ページ>
【その他】
○関係府省推進体制の整備(内閣府)
過激な内容のポルノの規制等の在り方について検討(法務省)
○被害者が出演したアダルトビデオの販売・配信の差し止め、回収、動画の削除等、被害拡大防止策の検討(総務省、法務省)
○アダルトビデオの出演者がプロダクション等の実質的な労働者に当たる場合、出演者の派遣等が労働者派遣法及び職業安定法上の「公衆道徳上有害な業務」として違法であることを通達に明示し、業者への周知(厚生労働省)

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(再掲)
被害者が出演したアダルトビデオの販売・配信の差し止め、回収、動画の削除等、被害拡大防止策の検討

この件に関しては、総務省の局長のことばが心強いです。

議事録の3ページ>
総務省総合通信基盤局長
総務省では、インターネット上に流通した情報による被害に関する一般利用者等からの相談を受け付け、具体的な削除要請の方法等について助言を行う違法有害情報相談センターを設置・運営しております。
出演強要のあったAV動画がインターネット上に流通している場合、権利侵害情報と認定されれば、プロバイダ責任制限法の要件に基づく削除が可能となっております。

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プロバイダ責任制限法につきましては、総務省のこちらの資料がわかりやすいです。

プロバイダ責任制限法について

議事録の3ページ>
内閣府大臣官房審議官
今後、政府としての取りまとめを行っていくに当たりましては、この課題項目ごとに担当省庁及びそれぞれの具体的な施策を整理していきたいと考えております。
以上でございます。

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政府は、5月中旬をめどに、今後の方針を取りまとめる予定です。
【その他】が、より実効性のあるものになることを期待しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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