本日、出演強要に関する第2回目の関係府省局長会議が開催されました。
議題は、緊急対策です。
各報道をみてみます。
●NHK
(2017年3月31日 NHK「AV出演強要で政府が緊急対策 来月を集中月間に」より、引用。)
政府は、女性が本人の意に反してアダルトビデオに出演させられる被害が相次いでいることを受けて、来月を集中月間として、モデルなどへの勧誘行為に対する指導・警告といった取締まりを強化することなどを盛り込んだ緊急対策を取りまとめました。
(中略。)
会議では、若者の生活環境が変わりやすい来月を集中月間として、モデルなどへの勧誘行為に対する指導・警告や、街頭での補導の実施といった取締まりと、注意喚起を図るための女子大学生を対象にしたシンポジウムの開催といった教育・啓発活動を強化することや、相談体制の充実を盛り込んだ緊急対策を取りまとめました。
(後略。)
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●産経新聞
(2017年3月31日 産経新聞「AV強要問題で関係省庁会議が緊急対策決定 4月を「被害防止月間」に」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
緊急対策では、繁華街でのスカウトの取り締まりや児童への補導を強化するほか、被害防止に向けて内閣府のホームぺージに注意喚起を促すサイトを新設。
被害に遭った場合の相談窓口の周知徹底も図る。
4月の「被害防止月間」の取り組みを踏まえ、5月中旬をめどに今後の政府の活動方針を策定する。
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●フジテレビ
(2017年3月31日 フジテレビ「AV強要・JKビジネス被害防止を強化」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
アダルトビデオ出演強要などへの取り締まり強化月間がスタートする。
菅官房長官は
「取り締まり、教育、啓発、相談等の現場レベルまで、本問題に対する認識が浸透し、具体的な取り組みへと確実につながるように、責任を持って、取り組んでいただきたい」
と述べた。
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●テレビ朝日
(2017年3月31日 テレビ朝日「AV出演強要やJKビジネス 被害に遭ったら『#9110』」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
菅官房長官:「4月を被害防止月間として、集中的に取り組みを実施することを決定しました」
(中略。)
具体的には、性的な被害に遭った場合は警察への相談窓口である「#9110」に電話してほしいと呼び掛けるほか、内閣府のホームページに専用の啓発サイトを開いて被害の例などを掲載する予定です。
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●朝日新聞
(2017年3月31日 朝日新聞「AV強要やJKビジネス、4月は被害防止月間 政府」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
4月は進学や就職で環境の変化が大きく、リスクが高まることから、
スカウト行為に対する取り締まりの強化
(略)
啓発サイトの立ち上げ
啓発シンポジウムの開催
などに取り組む。
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いずれも、特に目新しいものはありません。
これまでに報じられたとおりの内容です。
AV出演強要に強姦罪適用
共同通信のタイトルをみて、驚きました。
●共同通信
(2017年3月31日 共同通信「AV出演強要に強姦罪適用 取り締まりへ緊急対策」より、引用。改行を施しています。)
政府は(3月)31日、女性のアダルトビデオ(AV)への出演強要被害を巡り、スカウト行為を厳正に取り締まるとする緊急対策を決定した。
AV強要には強姦罪を適用。
(略。)
関係省庁の対策会議で、加藤勝信男女共同参画担当相は
「取り組みを着実に実行し、結果を出すことが重要だ(略。)」
と強調した。
(後略。)
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●ロイター
ロイターも、共同通信の同記事を配信しています。
AV出演強要に強姦罪適用
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時事通信についても、強姦罪の適用を報じています。
●時事通信
(2017年3月31日 時事通信「AV強要で緊急対策=4月に集中取り締まり-政府」より、引用。改行を施しています。)
政府は(3月)31日、アダルトビデオ(AV)出演強要など若い女性らの性被害への緊急対策をまとめた。
刑法の強姦(ごうかん)罪や労働者派遣法など関係法令を厳格に適用して取り締まりを強化するとともに、街頭での勧誘行為に対する指導・警告も徹底する。
(略。)
緊急対策は首相官邸で同日開かれた関係省庁局長級会議で決定。
菅義偉官房長官は席上、
「十分な危機意識を持って取り締まりに当たってほしい」
と指示し、政府を挙げて「被害根絶」を目指すことを確認した。
(後略。)
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強姦罪を厳格に適用して取り締まりを強化
日本経済新聞も同旨の記述です。
●日本経済新聞
(2017年3月31日 日本経済新聞「AV強要で緊急対策 4月『被害防止月間』に」より、引用。)
<一部分を引用>
出演の強要には刑法の強姦罪を厳格に適用し、街頭での勧誘行為に対する取り締まりも強化する。
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弁護士ドットコムはどうでしょうか。
●弁護士ドットコム
(2017年3月31日 弁護士ドットコム)「明日からAV出演強要『被害防止月間』、政府が緊急対策決定…スカウト取り締まり強化」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
警察と法務省は、関係機関と連携しながら、警察に提供された情報などを踏まえて、AV出演強要被害の問題について、刑法(強姦罪・強要罪)や労働者派遣法などを適用して、厳正な取り締りを推進していく。
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(再掲)
「警察と法務省は、(略)、厳正な取り締りを推進していく」
あらたに、法務省ということばがでてきました。
検察は、法務省に属します。
警察が犯罪者たちを強姦罪で逮捕しても、その後、検察が不起訴にしたのでは、水泡に帰します。
日本の場合は、検察が起訴をすると、100%近い割合で有罪となります。
悪党にとっては、起訴をされると、終焉です。
犯罪が確定します。
(再掲)
「警察と法務省は、(略)、厳正な取り締りを推進していく」
関係府省局長会議の構成はどのようになっているのでしょうか。
昨日、内閣府のサイトに、本日の同会議の次第がアップされました。
(2017年3月30日 内閣府「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する関係府省対策会議(第2回)の開催について」より、引用。)
<一部分を引用>
4 出席予定者 : 内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)、関係府省局長等(内閣府、警察庁、消費者庁、総務省、法務省、文部科学省、厚生労働省)
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書きあらためます。
<関係府省対策会議のメンバー>
●菅義偉(すがよしひで) 内閣官房長官
●加藤勝信 内閣府特命担当大臣(男女共同参画)
●関係府省局長等
・内閣府
・警察庁
・消費者庁
・総務省
・法務省
・文部科学省
・厚生労働省
(再掲。弁護士ドットコム)
「警察と法務省は、関係機関と連携しながら、警察に提供された情報などを踏まえて、AV出演強要被害の問題について、刑法(強姦罪・強要罪)や労働者派遣法などを適用して、厳正な取り締りを推進していく」
今後は、警察のみならず、検察の奮励も期待できるのでしょうか。
強姦罪については、非親告罪化が予定されています。
実現すれば、検察による公訴が可能となります。
詳細につきましては、過日のブログで記しました。
(参考。当ブログ)
●2017年2月7日
~「刑法が改正される予定です。香西咲さんの人生をめちゃくちゃにやつは、強姦罪(強制性交等罪)で公訴される可能性がでてきました」
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●2017年2月8日
~「香西咲さんを蹂躙した虫けらたちはいつ逮捕されるのだろうか。洗脳、傷害(PTSD)、強姦。すべてが適用される気がする」
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●2017年2月9日
~「香西咲さんに暴行をはたらいたT総研のYも、刑法改正後、強姦罪で公訴すべきである」
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今月(3月)の7日、刑法の厳罰化法案が、閣議決定されました。(朝日新聞)
その後、どうなったのでしょうか。
(2017年3月31日 毎日新聞「共謀罪 国会審議日程を協議も決まらず」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長は(3月)31日、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の国会審議日程を協議した。
自民党は(4月)6日の衆院本会議で審議入りすることを重ねて主張したが、公明党は性犯罪を厳罰化する刑法改正案や民法改正案を優先するよう求め、この日も合意できなかった。
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(2017年3月31日 産経新聞「自民・二階俊博幹事長、テロ等準備罪の早期審議入りで公明に譲歩要求 幹事長会談で協議へ」より、引用。改行を施しています。)
<一部分を引用>
(略)、テロ等準備罪の法案よりも先に国会に提出された性犯罪を厳罰化する刑法改正案の審議を優先すべきだと主張する公明党の井上義久幹事長は(3月)31日の記者会見で、
「刑法はかなり緊急性もあるということで、早期成立が望ましい」
と重ねて強調した。
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刑法改正案の審議入りがまたれます。
いずれにせよ、香西咲さんの人生をめちゃくちゃにしたやつらの逮捕がちかづいてきました。
□青木亮
□大西敬
□高畠典子
□坂田恵理子
□坂上孝志
□A-TEAM 飯田正和
□T総研のY
□メーカー関係者
香西咲さんは、出演強要被害の象徴です。
警察はかならず、青木たちを強姦罪(強制性交等罪)で逮捕します。
こいつらは、さらに、傷害の罪もおかしています。
(参考。当ブログ)
●2017年1月8日
~「最高裁は、『PTSDは傷害である』とした。警察は香西咲さんにPTSDをおわしたやつらを傷害罪で逮捕すべきである」
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●2017年1月9日
~「香西咲さんをはじめ、出演強要の被害にあった方々はPTSDで苦しんでいる。警察はなぜ虫けらたちを傷害罪で逮捕しないのか」
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□青木亮
□大西敬
□高畠典子
□坂田恵理子
□坂上孝志
□A-TEAM 飯田正和
□T総研のY
□メーカー関係者
こいつらは、もう、おわりです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
■香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
わたくしもAV強要被害者の方々を応援しているのですが、AV強要に強姦罪を適用のニュースを見てビックリしました。
ものすごく、うれしく思います。
逮捕者がより一層でてくるのが楽しみです。