香西咲さんは白鳥です。白鳥のように純白です。香西咲さんの白さが多くの方々を救っています

いささか旧聞に属します。
2月21日に発売された週刊SPA!(2月28日号)のなかで、メーカー団体のIPPAがつぎのように言っています。

週刊SPA!
(2017年3月2日にネット配信 SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より、引用。改行を施しています。)

<IPPA。一部分を引用>
昨年6月に伊藤弁護士をはじめとするHRNの方が我々のところに来て、強要問題があるというから、そりゃ驚きましたよ。
HRNが公表した報告書には、「AVの撮影現場で水12リットルを飲ませた」「逃げようとした女優を追いかけて羽交い締めにして現場を続行させた」などの記述があり、これが本当なら絶対に助けなければいけない。
そう考えて加盟各社に照会したんですが、残念ながら我々の調査では一件も見つからなかった。

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昨年の6月11日に、プロダクションの社長ら3人が逮捕されました。
11日後、IPPA(メーカー団体)が、謝罪の文章(声明文)を発表しました。
一部を引用します。

IPPAの声明文(謝罪文)
(2016年6月22日 IPPAの声明文「AVプロダクション 関係者逮捕について」より、引用。)

<IPPA。一部分を引用>
(略)、「原因究明」「再発防止」をするために、先月この件について、被害者救済を求める認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウの弁護士の皆様、NPOの皆様との会議を行いました。
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声明文のなかでIPPAは、先月(5月)、HRN(ヒューマンライツ・ナウ)と顔をあわせた、と記しています。
これは誤りのようです。
もう一度、週刊SPA!の記事をみてみます。

昨年6月に伊藤弁護士をはじめとするHRNの方が我々のところに来て、強要問題があるというから、そりゃ驚きましたよ

HRN事務局長の伊藤和子弁護士も、自身のブログのなかで、つぎのようにのべています。

伊藤和子HRN事務局長のブログ
(2016年9月18日 伊藤和子弁護士のブログ「AV強要被害問題は今、どうなっているのか」より、引用。)

<伊藤和子弁護士。一部分を引用>
(略)、業界団体である(略)IPPAに対して、シンポジウムへの参加を呼び掛けるなど、対応を求めてきましたが、6月にようやく協議の機会を持ち、当方の要請を伝えました。
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6月がただしいようです。
IPPAの口舌には、真実性の欠如が散見されます。
日付の件をみてもを然(しか)りです。
声明文(謝罪文)のなかで、IPPAは、こう明言しました。
今回の件は、メーカーとしてもプロダクションで起こったことだと他人事にするつもりはございません。厳粛に受け止めております。プロダクションにも働きかけ業界全体の健全化に向け早急な改善を促していきたいと思っております
と。
8月に、IPPAとHRNが、再度、協議をおこないます。

伊藤和子HRN事務局長のブログ
(2016年9月18日 伊藤和子弁護士のブログ「AV強要被害問題は今、どうなっているのか」より、引用。改行を施しています。)

<伊藤和子弁護士。一部分を引用>
ただ、その後、まだ具体的な動きは目に見えてきていません。
そこで、私たちは、8月初旬に再びIPPAと会合を持ち、より具体的な提案を行いました。

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この間の流れを記します。

2016年6月
 HRN(ヒューマンライツ・ナウ)が、IPPA(メーカー団体)に対して、要望をおこなう。
  
2016年6月11日
 プロダクションの社長ら3人が逮捕される。
  
2016年6月22日
 IPPA(メーカー団体)が声明文(謝罪文)を発表する。
  
2016年8月初旬
 IPPAとHRNがふたたび協議をおこなう。
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(再掲。週刊SPA!)
HRNが公表した報告書には、『AVの撮影現場で水12リットルを飲ませた』『逃げようとした女優を追いかけて羽交い締めにして現場を続行させた』などの記述があり、これが本当なら絶対に助けなければいけない。そう考えて加盟各社に照会したんですが、残念ながら我々の調査では一件も見つからなかった

IPPAの事務局長は、朝日新聞のwithnewsで、つぎのように語っています。

withnews
(2016年9月2日 withnews「AV強要、戸惑う業界団体『信じられない』『現場で一番強いのは女優』」より、引用。改行を施しています。)

<朝日新聞経済部 高野真吾さん>
私が取材をした複数の元女優は、IPPAに加盟しているメーカーでの撮影に、プロダクションに騙(だま)されて行きました。
現場で、泣いて
「嫌です。できません」
と監督に訴えたけど、撮影が強行されたと証言しています。
同様の訴えは被害者支援団体には、さらにたくさん寄せられています。

<IPPA 事務局長。一部分を引用>
調査が難しいのですが、もしそういう現場があるとすれば、禁止するシステムは必要です。
ガイドラインをつくるなどの整備をしていくことになります。

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withnewsと、週刊SPA!の記事をくらべてみます。

2016年9月2日 withnews「調査が難しい

2017年2月21日 週刊SPA!「我々の調査では一件も見つからなかった

どちらの物言いが真実に近いのでしょうか。

週刊SPA!
(2017年3月2日にネット配信 SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より、引用。改行を施しています。)

<IPPA。一部分を引用>
じゃあ、一体どこの誰が強要したんだ?となるわけで、被害を受けた女性へのヒアリングをお願いしたら
「被害者が直接IPPA関係者に囲まれて密室で話をするという状況には到底耐えられない」
と。
被害を発生させたAVメーカーなり監督の実名をHRNは把握しているでしょうから、それを教えてほしいだけなんですが、ダメだと。
それさえ教えてくれれば、我々もすぐに実効性のある対処ができるのですが……

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IPPAはいつごろ、HRNに対して、要請をおこなったのでしょうか。

HRN(ヒューマンライツ・ナウ)のサイト
(2017年3月3日 HRN「AV 出演強要問題 IPPAからの文書公表」より、引用。改行を施しています。)

<伊藤和子弁護士。一部分を引用>
2016年10月に、IPPAより被害女性の調査を実施したい旨の要請がありました。
当方として検討した結果をIPPA事務局長に10月31日に下記のとおりメール返信しました(後略。)

(メール)
<一部分を引用>
ライトハウスおよびHRNの見解としては、
・被害者が直接IPPA関係者に囲まれて密室で話をするという状況には到底耐えられないと思うので、
従前HRNが提案してきた、第三者機関による調査でないと応じることは難しい
・第三者機関による調査だとしても、被害者のプライバシー、PTSDの配慮等、難しい問題が多々
あり、条件をきちんと議論する必要がある、また第三者機関のあり方・構成も議論したい
・ついてはIPPAと一度協議したい
ということになりました。
まず第三者機関による調査ということをぜひ真剣にご検討いただき、その詳細を詰めていければと思います。
また、被害者の協力は確かに難しい側面があるかと思っており、まずはPAPS、ライトハウス、当団体のお話を時間をとってお聞きになる、というところから始められるのがよいと考えております。

<伊藤和子弁護士。一部分を引用>
その後、IPPA関係者に伝える旨の返信がありましたが、残念なことに、さらなるご連絡、協議の申し入れに対する回答はその後、一切いただいておらず、そのため協議ができずに今日に至っております。
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(再掲。IPPA。週刊SPA!)
被害を発生させたAVメーカーなり監督の実名をHRNは把握しているでしょうから、それを教えてほしいだけなんですが、ダメだと。それさえ教えてくれれば、我々もすぐに実効性のある対処ができるのですが

IPPAは、結果的に、HRNから依頼された第三者機関による調査を拒否しました。
これが真相のようです。

(再掲。IPPA。週刊SPA!)
HRNが公表した報告書には、『AVの撮影現場で水12リットルを飲ませた』『逃げようとした女優を追いかけて羽交い締めにして現場を続行させた』などの記述があり、これが本当なら絶対に助けなければいけない。そう考えて加盟各社に照会したんですが、残念ながら我々の調査では一件も見つからなかった

伊藤和子HRN事務局長のブログ
(2016年4月23日「深刻なAV出演強要被害は、大手メーカー作品にも少なくない。業界の自主的改善の動きはあるのか?」より、引用。)

<伊藤和子弁護士。一部分を引用>
この(報告書の)なかで、12リットルの水を飲まされた等のひどい撮影をさせられた女性の話が驚きを呼びました。
報告書公表後にご本人に会う機会があり、「そんなひどいことがあるなんて、と多くの人があなたのケースに衝撃を受けていましたよ」と伝えると、、、
あの頃はそういうものだと思いこまされていたので・・・
と言いながら目が涙でいっぱいになり、
本当に、取り上げて下さってありがとうございました。
と何度も言われました。
これまで、誰にもこの不条理、悔しさ、屈辱をわかちあうことができず、どんなに悔しかっただろう、と改めて思います。
自分だけで抱え込んできた屈辱や悔しさを社会に訴えたことが彼女にとって大きな意味があったのだと思うと、私自身心を打たれました。

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IPPAとHRNに関する流れを時系列で確認します。

2016年6月
 HRN(ヒューマンライツ・ナウ)が、IPPA(メーカー団体)に対して、要望をおこなう。
  
2016年6月11日
 プロダクションの社長ら3人が逮捕される。
  
2016年6月22日
 IPPA(メーカー団体)が声明文(謝罪文)を発表する。
  
2016年8月初旬
 IPPAとHRNがふたたび協議をおこなう。
  
2016年9月2日
 IPPAが、withnewsで、「(強要の)調査が難しい」と口にする。
(※週刊SPA!では、「我々の調査では一件も見つからなかった」と表現。)
  
2016年10月
 IPPAが、HRNに対して要請をおこなう。
「被害女性の調査を実施したい」と。
  
2016年10月31日
 HRNが、IPPAへメールを送る。
「第三者機関による調査を検討してほしい」と。
 その後、IPPAからの連絡はない。

IPPAにとっては、第三者機関がなかに入ると都合が悪かったようです。
上述のとおり、IPPAは、みずから、「被害女性の調査を実施したい」と言ってきました。
なぜこのような申し出をおこなったのでしょうか。
だれが考えてもわかります。
IPPAは、強要問題の幕引きをはかりたかったのでしょう。
女性から事情を訊(き)いたあとで、こう発表すればよいのです。
「調査の結果、強要はなかった」
と。
すべては密室での出来事です。
証拠はありません。
IPPAに、
「強要はなかった」
と言われれば、反論する術(すべ)がありません。
以下の事例が、業界の体質を如実に表顕しています。

メーカーのサイトより、引用。)

<一部分を引用>
この度、弊社と専属出演契約を締結しておりました瀧本梨絵さんが弊社作品の制作と宣伝に関して
「問題点がある」という趣旨を話されている動画が動画サイトにアップロードされました。

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件の動画、SNSの内容については、社内で調査を行い、関係者からの調査報告を聞いた限り、
動画・投稿における主張とは異なっております。

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今回の件に関しまして、動画・投稿における主張されている内容については、事実と異なるものと確認しております。
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IPPAも同様に、このような返答をするつもりでいたと考えます。
「今回の件に関しまして、IPPAで調査を行い、関係者からの調査報告を聞いた限り、貴殿の主張とは異なっております。今回の件に関しまして、主張されている内容については、事実と異なるものと確認しております」
と。
現にIPPAは、週刊SPA!でつぎのようにのべています。

週刊SPA!
(2017年3月2日にネット配信 SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より、引用。改行を施しています。)

<IPPA。一部分を引用>
でも「強要されて出演した作品だから、販売サイトから取り下げてほしい」というのは承服できない。
だってそれで取り下げたら強要してるって認めるわけじゃないですか。
やってもないことを認めるなんて、おかしいですよ。
20年、30年前のAVは確かにとんでもない現場もあって、強要はあったかもしれない。
でも、今はそんな時代じゃない。

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IPPAには、強要をみとめる気など、露ほどもありません。
香西咲さん、くるみんアロマさん、星野明日香さんは、実名で被害を告発されました。
IPPAは、お3人から事情を訊(き)こうとしません。
理由は、はっきりしています。
お3人は、強要の実態を詳細に語っています。
だれがどうみても、犯罪がおこなわれました。
へたにさわると、業界の致命傷となります。
IPPAにとってできるのは、お3人の存在を無視することです。
嵐がとおりすぎるのをまっているのかもしれません。
所詮は、浅知恵です。
いずれ、国家によって殲滅(せんめつ)されることでしょう。
今回の件によって、国民は、香西咲さんという崇高な存在を知ることができました。
どす黒い業界にも、香西咲さんのような純白のかたがいらっしゃるのです。
業界は、香西咲さんに助けられているのではないでしょうか。
香西咲さんがいなければ、さらに悪の印象が濃くなっていたことでしょう。
業界は、香西咲さんに感謝をしてほしいものです。
香西咲さんはいろいろなひとたちを救っています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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