IPPAは、業界に強要など存在しない、青木は冤罪である、と言っています。これからも香西咲さんたち被害者の傷口に塩を塗りつづけるつもりのようです

先月の3日のことです。
IPPAというメーカー団体が、内閣府に対して、照会状を送付しました。

(2017年2月 IPPA「『女性に対する暴力に関する専門調査会』への照会文書送付について」より引用。)

この度、いわゆる「AV出演強要問題」について話し合われております
「内閣府 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会」宛に、
いくつか議論の前提について事実確認を行う必要があるものと考え、
事実照会文書を平成29年2月3日付けにて送付させていただきました(同月6日に到達を確認。)。
なお、現時点での具体的な照会内容の公表は差し控えさせて頂きますこと
ご了承いただきたく存じます。

——————————————————–

(再掲)
具体的な照会内容の公表は差し控えさせて頂きます

残念ながら、当該文書は公開されていません。

(伊藤和子HRN事務局長のツイートより、引用。)
2017年2月21日

IPPAは半年以上強要問題で全然発信がないですが、内閣府には照会書を送ったらしい。
「女性に対する暴力に関する専門調査会」への事/
でも内容の詳細の公表は差し控えたいって意味不明!!

——————————————————–

どのようなものを送ったのでしょうか。
気になります。
今月の3日に、川奈まり子AVAN代表が、以下のツイートをされました。

2017年3月3日。改行を施しています。>
IPPAの主張はこの記事の通り。
私も彼らから再三聞いてます。
「被害を発生させたAVメーカーなり監督の実名をHRNは把握しているでしょうから(略)教えてくれれば、我々もすぐに実効性のある対処ができるのですが」

——————————————————–

この記事」とは、週刊SPA!に掲載された文章のようです。

2017年2月21日 週刊SPA!2月28日号「ついに重い口を開いた AV出演を強要した男たち」

9日後、同じ内容のものが、ネットで配信されました。 

・2017年3月2日 SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」

(再掲。川奈まり子AVAN代表)
IPPAの主張はこの記事の通り

IPPA(メーカー団体)は、内閣府に対して、どのような諫言(かんげん。目上の人の非をいさめるという意味)をおこなったのでしょうか。
SPA!の記事を参照します。

(2017年3月2日 SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用。IPPAの見解>
(略)そう考えて(出演強要の事実を)加盟各社に照会したんですが、残念ながら我々の調査では一件も見つからなかった。
——————————————————–
それさえ教えてくれれば、我々もすぐに実効性のある対処ができるのですが……
——————————————————–

<一部分を引用。SPA!の記者>
しかも、強要ばかりを強調することによって、救済が遠のくこともあるという。
——————————————————–

<一部分を引用。IPPAの見解。改行を施しています。>
結婚や就職を理由に取り下げてほしいということであれば相談に乗れるし、実際に取り下げたことも何度かあります。
でも
「強要されて出演した作品だから、販売サイトから取り下げてほしい」
というのは承服できない。
だってそれで取り下げたら強要してるって認めるわけじゃないですか。
やってもないことを認めるなんて、おかしいですよ。
20年、30年前のAVは確かにとんでもない現場もあって、強要はあったかもしれない。
でも、今はそんな時代じゃない。

——————————————————–

IPPA(メーカー団体)は、内閣府に対して、憤懣(ふんまん)を吐露したいようです。
業界には露ほども強要がない。
あなたたちはいったい何を騒いでいるのだ、と。
アットハニーズの青木に関しては冤罪である、と。

(2017年2月9日 毎日新聞「AV出演強要『望まぬ性的撮影』73人 『モデルに』と勧誘 内閣府2575人調査」より、引用。改行を施しています。)

アダルトビデオ(AV)への出演強要被害に関して内閣府が初めて行った実態調査で、「モデルにならないか」と勧誘されるなどした経験のある2575人のうち73人が、意に反して性的な行為などを撮影されていたことが分かった。
8日の内閣府男女共同参画会議「女性に対する暴力に関する専門調査会」で報告された。
(中略。)
同調査会はこれらのデータや有識者へのヒアリング結果などを踏まえ、月内にも若年層への性暴力に関する報告書公表する。

——————————————————–

(再掲)
(略)月内にも若年層への性暴力に関する報告書を公表する

本日は3月12日です。
毎日新聞の報道によりますと、2月中に、内閣府の報告書が発表される予定でした。
IPPA(メーカー団体)からの攻勢で、作業がとどこおっているのでしょうか。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。改行を施しています。)

2017年3月5日
その他に、2月中2回、IPPAだけではなく、制作者有志グループとAVANからも内閣府の男女共同参画委員会の暴力対策推進室宛てに文書を送っています(制作者のグループからは1回かもしれません)。
IPPAが非公開にしている理由は存じません。

——————————————————–

弁護士ドットコムは、毎日新聞とちがうとらえかたをしています。

(2017年2月8日 弁護士ドットコム「モデル、アイドル勧誘「契約・同意なく性的行為等を撮影された」2.3%…内閣府調査」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
同調査会は、JKビジネスやAV出演強要の問題について検討した報告書2月中にとりまとめて、男女共同参画会議で報告する予定だ。
——————————————————–

弁護士ドットコムは、2月中にとりまとめる、とつたえています。
毎日新聞は、2月中に公表、です。
どちらがただしいのでしょうか。
議事録で確認してみます。

(2017年2月8日 第86回 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。改行を施しています。)

<議事録の27ページ。辻村みよ子会長>
本日いただきました御意見を踏まえまして、本文を修正しまして、改めて委員の皆様に御相談させていただきたいと思います。
(略。)
(略)、報告書の文面につきましては、恐縮でございますが、私に最終的な判断は御一任いただきたいと思います。
その前にメールで何度も確認させていただく所存でございます。
それで、2月中に取りまとめまして、報告書を公表して、男女共同参画会議に報告しないといけません。
(略)結果を、その会議に上げていくということにいたします。

——————————————————–

<議事録の28ページ。馬場暴力対策推進室長>
本日いただきました御意見等も踏まえまして、会長とも相談の上、事務局において速やかに所要の修正を行いまして、改めて委員の皆様に紹介させていただきたいと思います。
その後、先ほど会長からもございましたが、2月中にセット、公表いたしまして、最終的には、男女共同参画会議への報告とさせていただきたいと思っています。

——————————————————–

いまひとつよくわかりません。
次回の男女共同参画会議の前までに、公表する、ということなのでしょうか。
報告書の発表をまちたいと思います。

(再掲。IPPA)
いくつか議論の前提について事実確認を行う必要があるものと考え、事実照会文書を平成29年2月3日付けにて送付させていただきました

議事録を通覧しました。
照会状のことは記載されていません。
辻村会長や、各委員には、知らされていなかったのでしょうか。
IPPAの主張をもう一度顧(かえり)みてみます。

(再掲)
<IPPA>
(略)そう考えて(出演強要の事実を)加盟各社に照会したんですが、残念ながら我々の調査では一件も見つからなかった。
——————————————————–
それさえ教えてくれれば、我々もすぐに実効性のある対処ができるのですが……
——————————————————–
結婚や就職を理由に取り下げてほしいということであれば相談に乗れるし、実際に取り下げたことも何度かあります。
でも
「強要されて出演した作品だから、販売サイトから取り下げてほしい」
というのは承服できない。
だってそれで取り下げたら強要してるって認めるわけじゃないですか。
やってもないことを認めるなんて、おかしいですよ。
20年、30年前のAVは確かにとんでもない現場もあって、強要はあったかもしれない。
でも、今はそんな時代じゃない。

——————————————————–

IPPAと同じ日に、AVANが送った照会状をみてみます。

「男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会(第86回)に向けての照会状 2月3日付送付」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用。AVAN>
「AVへの出演強要」が確固たる事実として存在するかのような、もしくは、それを前提として議論が展開されているのではないかという強い懸念を有しております(後略。)
——————————————————–
合理的な時間的猶予があるにも関わらず、回答をいただけない、あるいは照会事項に相応しない形でしかご回答をいただけない等の場合には、合理的経験則上、「貴会においては詳細な事実確認を行うことなく、AVへの出演強要なる架空の問題が論議されていた」という事実が推認されるものと考えますし、以降、これを前提として当方としても種々の活動を行わせていただくことになろうかと存じます。
——————————————————–

同議事録のなかで、辻村会長が、つぎのようにのべています。

<議事録の26ページ。辻村みよ子会長>
なかなか書きぶりは難しいかもしれませんが、41ページのところは「保護・自立支援の取組強化」というところで終わっています。

(参考。報告書【案】
今後の課題
(41ページ)
5 保護・自立支援の取組強化
「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要問題を中心とする若年層に対する性的な暴力の被害の防止を支援するとともに、被害からの回復を図るため、次のような取組を行うことにより、中長期的な支援も視野に、被害者等に対し、適切な保護・自立支援を行う必要がある。
(※抄)
① 若年層やその家庭への支援
② 若年層が感じる不安などを踏まえた適切な保護の推進
③ 婦人保護事業の在り方の見直し
④ 中長期的な支援
⑤ 相談・支援体制の在り方の検討(再掲)

ここは被害者の支援、家庭だとか、そういったことばかり書いてあるのですけれども、先ほど出ていました民間のサポートをする団体の支援でありますとか、業界ですね。
実際に、アダルトビデオの業界団体が自主規制に熱心に取り組んでおられるということであるとすると、そういう取組への期待とかも含めて、「今後の課題」の中に入れておく必要があるかもしれません。

——————————————————–

辻村会長は、出演強要に対する業界団体(IPPA、AVAN)のとりくみを高く評価していたようです。

(再掲)
アダルトビデオの業界団体が自主規制に熱心に取り組んでおられる
取組への期待

そこへIPPAとAVANは、出演強要は存在しない、との文書を届けてしまいました。
このあと、内閣府は、どのような判断をくだすのでしょうか。

香西咲さんのツイッター(2017年1月1日)より、引用。

AV業界の自浄作用が試される時です。
どなたが矢面に立ち、業界を代表して被害者女性達に謝罪し、今後の改善を約束してくださるのか?
期待が高まります。

——————————————————–

健気(けなげ)です。
純真です。
業界は、香西咲さんをはじめとする数多くの被害者の方々に対して、どのような態度をとるのでしょうか。
もうこれ以上、罪のない女性を泣かさないでほしいです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。