青木は、香西咲さんのような清らかなかたをAV界におとしました。内閣府の改革への姿勢が後退しないことを願っております。

昨日のブログのつづきです。
AVANの山口貴士弁護士は、出演強要被害について、つぎのように語っています。

(2017年2月27日 日刊スポーツ「山口貴士弁護士「許されない」AV出演強要問題」より、引用。改行を施しています。)

<山口貴士 AVAN弁護士>
業界側としても、外部者の意見も聞いた上で、女優さんが出演するか否か等について、自己決定権を担保する枠組みを作るべきです。
同時に、AVに出演したいという女優の自己決定権も最大限尊重されなくてはならないので、法規制ありきではなく、業界の自主的な取り組みを優先すべきです。

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後段の部分の意味がよくわかりません。
再掲します。

AVに出演したいという女優の自己決定権も最大限尊重されなくてはならないので、法規制ありきではなく、業界の自主的な取り組みを優先すべきです

法規制をすると、なぜ、女優の自己決定権が損なわれるのでしょうか。
一般的に、法規制と、出演強要被害の根絶は、同義(同じ意味)であると考えられます。
山口弁護士は、法規制をするなと言います。
抑止するものがないと、出演強要はやり放題です。
強要がなくなれば女優は出演を承諾してくれない。
山口弁護士は、そう言いたいのかもしれません。
昨年の9月12日に、内閣府の「女性に対する暴力に関する専門調査会」が開催されました。

(参考)
□第82回(2016年06月30日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要
83回(2016年09月12日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する現状及び課題等
□第84回(2016年11月15日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する政府の取組
□第85回(2016年12月13日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
□第86回(2017年02月08日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害

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この席で、琉球大学大学院法務研究科の矢野恵美教授が、興味深い報告をしています。
スウェーデンでおこなわれている性犯罪のとりくみです。

(2016年9月12日 第83回 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。改行を施しています。)

<29ページ。矢野恵美教授(琉球大学大学院法務研究科)>
スウェーデンで多くの性犯罪を裁判まで導いているものとして、被害者の国選弁護人制度を1988年から導入していることが大きいとよく言われております。
これは、捜査最初の段階から被害者にも国選の弁護人をつけて、取り調べ等にも同席させます。
被害者を保護するのを目的としてつけられるものですが、結果として捜査の手助けにもなります。

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いつの間にか肯(うなず)いていました。
捜査の段階から、被害者に弁護士をつけているとは。
革新的です。
日本でもぜひ、とりいれてほしいものです。

(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。改行を施しています。)

2016年11月19日
そりゃ、強要というより強姦じゃないの?
警察に相談したら。
#9110に。

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(山中モナさんのツイートより、引用。改行を施しています。)

2016年11月20日
きっと警察からのセカンドレイプでド凹みしますよ…
いくら相手があの事務所とはいえ…

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山中モナさんは、出演強要の被害者です。

(参考。当ブログ)
2016年11月20日

(再掲。山中モナさん)
警察からのセカンドレイプでド凹みしますよ

柿沼トミ子さん(全国地域婦人団体連絡協議会会長)も、同様の認識のようです。
同調査会で、つぎのように語っています。

(2016年9月12日 第83回 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。改行を施しています。)

<33ページ。柿沼トミ子さん(全国地域婦人団体連絡協議会会長)>
(前略)、本当にレイプとかの方は、警察や何かに届け出た場合に何回も何回も同じ話を再現させられたり、非常に被害者なのに過酷な状況になっていくということも耳にしたり、実際に聞いたこともあります(後略。)
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工藤千恵さんの場合もそうでした。
工藤さんは、8歳のときに、通りすがりの男から性的暴行をうけています。

(参考。当ブログ)
2016年11月18日 
2016年11月21日
2016年11月22日

(2015年4月15日 読売新聞「[つなぎ、支える](上)被害女性が過去乗り越え講演(連載)=熊本」より、引用。改行を施しています。)

<工藤千恵さん>
男が逮捕された直後に事情聴取を受けた。
「殺風景な部屋に一人だけ。さっき受けた被害について聞かれ、本当につらく、責められているようだった」。
母親が付き添いを求めたが、認められなかった。

この記事は、ネットで公開されていません。)
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工藤千恵さんの哀しみがつたわってきます。
日本も、捜査の段階から国選弁護人をつけるべきです。
スウェーデンのとりくみを見習ってほしいものです。

<議事録の30ページ。矢野恵美教授(琉球大学大学院法務研究科)>
スウェーデンでこのようにできます背景には、性犯罪は重大な人格権の侵害であり、全ての人の個人的、性的な人格権と、性的自己決定権は守られ、明らかにされなければならないという、捜査側の強い考えがあるということです。
ですので、人の性的な人格権を侵害しておきながら逃げ得というのは許さないという強い意識が捜査に携わる人々に感じられる状態となっております。

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捜査関係者の熱意が感じられます。
自己決定権を第一に考えているようです。
AVANの弁護士の場合はどうなのでしょうか。

(SGM村上チーフさんのツイートより、引用。改行を施しています。)

2017年3月2日
自己決定とか言うけど、プロダクションやメーカーに説得されてやらせられるのがオチのようが気がする。
自己決定という名の強要?
最後は自己責任にされる。
法規制より危険すぎるのでは?

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ちなみに日本の警察も、出演強要被害に関しては、豹変しました。
昨年の11月15日の同調査会で、警察庁の官僚は、つぎのように確言しました。

(参考)
□第82回(2016年06月30日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要
□第83回(2016年09月12日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する現状及び課題等
84回(2016年11月15日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する政府の取組
□第85回(2016年12月13日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
□第86回(2017年02月08日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害

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(2016年11月15日 第84回 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。改行を施しています。)

<10ページ。警察庁 髙坂保安課長補佐>
なお、AVへの強制出演に係る相談については、警察に相談がなされず、被害の認知にまで至っていないというものが考えられます。
警察では、各種トラブル、被害があったときは、全国に設置してある相談専用電話、#9110や、都道府県警察本部、警察署、交番等に対しまして、日時を問わず相談してほしいと広報しております。
引き続きあらゆる機会、媒体を活用いたしまして、これらを周知徹底いたしますとともに、相談を受理した際は相談者の心情、立場に十分に配慮して、適切に対応してまいりたいと思っております。

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スウェーデンの警察をよき手本としてほしいものです。
自己決定権は、メーカー(犯罪集団)でなく、女性にあります。
侵害された場合は、峻厳なとりしまりをすべきです。

<議事録の10ページ。警察庁 髙坂保安課長補佐>
(略)、警察としては、被害者の相談に真摯に対応いたしますとともに、違法行為があれば、法と証拠に基づき厳正に取り締まる方針で今後とも臨んで参りたいと考えております。
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虫けらたちの捕獲を期待しています。
昨日のブログでもふれました。
AVの出演に関する自己決定権とは、人間の尊厳を捨てる権利、という意味です。
12月13日の同調査会における辻村みよ子会長(明治大学法科大学院教授)の論説が重要です。

(参考)
□第82回(2016年06月30日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要
□第83回(2016年09月12日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する現状及び課題等
□第84回(2016年11月15日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する政府の取組
85回(2016年12月13日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
□第86回(2017年02月08日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害

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(2016年12月13日 第85回 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。改行を施しています。)

<議事録の27ページ。辻村みよ子会長>
権利と行って(言って)人間の尊厳を奪われてしまうという構造的な問題です。
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けだし(本当に)、名言です。
2月3日に、朝日新聞が、出演強要被害に関するイベントを催しました。
この席で、辻丸さんが、思いの丈(たけ)を吐露しました。

(参考;動画「【質疑応答】メディアのタブーを超える~AV業界側から御意見を頂きました~

<一部分を引用。辻丸さん>
あと、これも理解してもらいたいのは、みずからすすんでAV女優になるという女性もけっしてすくなくない。
そして若い女性ばかりがやたらと取りあげられていますけれども、20代、30代、40代、50代、シングルマザーのかたもふくめて、幅広い層で、みずからAVに出演したいという女性たちもいると。
なぜ、彼女たちがAV女優になるのか。
なにが彼女たちをAV女優にするのか。
そこまで考えれば、AV問題問題というのは、女性問題を起点にした社会問題じゃないかと。

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出演に関しては、熟考のうえ、ご自身で賢明な判断をくだしていただきたいです。
現在、AVは、人々からどのような目でみられているのでしょうか。

(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
ただ、AV業界には風営法は適用されず、監督官庁もない。
制作現場では違法行為が横行しているとも聞く。
意に反して出演させられる女性が少しでも減ることを願う。

(※この記事は、ネット配信されていません。)
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(荒井禎雄さんのツイートより、引用。改行を施しています。)

2017年2月26日
完全創作物である二次元があんなヤラれ方をしたら、実在の女性を使って(厳密に言えば)違法行為が大前提になっているAVなんか、時勢が変わったら好き放題やられるって、みんななんで気付かなかったんだろうか。
逆に不思議だよ。

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2017年2月26日
あの時はAV業界も金があったし
「無修正やらない限りはウチの業界はオカミが味方についてるから安全」
という認識の業界人しかいなかった。
結論から言うとバカばっかりだった。

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(2016年6月29日 NEWSポストセブン「AV女優集団訴訟 関係者に売春防止法が適用される可能性も」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用。某AVメーカー幹部>
事件(2016年6月11日にプロダクションの社長ら3人を逮捕)を機に警察の事情聴取はプロダクションの所属女優や社員はもちろん、派遣先のAVメーカーなどにも及んだようです。
“AVで本番をやっている女優や男優、させているスタッフも全員犯罪者。いつでも逮捕できるんだぞ”
と凄む捜査員もいたと聞いています。

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本日、無修正AVへ出演した廉(かど)で、女優ら関係者が逮捕されました。
いずれ、禍事(わざわい)は、無修正以外のAVにもおよぶと考えられます。

(再掲。産経新聞)
制作現場では違法行為が横行しているとも聞く

(再掲。荒井禎雄さん)
違法行為が大前提になっているAV

業界を正常化するために、権力は、圧倒的な力で襲いかかってくるかもしれません。
具体的には、逮捕の頻発です。
手当たりしだい捕まえることも予想されます。
その場合、業界寄りの発言をしているひとは、真っ先に狙われる可能性があります。
ツイッター等で書きこみをするさいには、じゅうぶんな配慮が必要です。
くれぐれも業界を擁護してはいけません。
手錠をかけられたくないのであれば。
警察は日々、監視をおこなっているはずです。
逮捕とは別に、あたらしい法律をつくって、業界を健全化するということも考えられます。
いわゆる、法規制です。

(2017年2月15日 幻冬舎plus「AV女優のセックス映像は永久に残り続けていいのか」より、引用。改行を施しています。)

AV業界側から被害にあった女性たちへの対応がほとんど聞こえぬまま、現状維持で撮影や販売は継続されている。
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業界は、制度を大きくかえるつもりがないようです。
2月3日に、AVAN、IPPA、制作者有志が、内閣府に対して、照会状を送付しました。
内閣府はいま、何を考えているのでしょうか。

(2016年7月7日 週刊文春より、引用)
<香西咲さん>
なぜ(AV撮影)を辞めなかったんだと思われるかもしれません。
ですが、抜けるに抜けられない状況に追い込まれ、搾取されつづける絶望感は、体験したものにしかわからない。
青木の支配下に置かれていた頃、私にとってAV撮影は自傷行為そのものでした。

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官僚は確実に、週刊文春に掲載された香西咲さんに関する記事を読んでいます。
巷間、官僚の必読書は週刊文春、と言われています。
青木は、香西咲さんのような清らかなかたをAV界におとしました。
AV業界は、伏魔殿(悪事や陰謀などが陰で絶えずたくらまれているところ)です。
これまで数多くの女性が引きずりこまれ、人生をめちゃくちゃにされました。
命を落としたかたもいます。
内閣府の改革への姿勢が後退しないことを願っております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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