香西咲さんをはじめとする被害者の苦しみや痛みがわからない「学者」がいるようです。ひとの道を学びなおすところからはじめてほしいです

近々、内閣府の「女性に対する暴力に関する専門調査会」から、出演強要問題に関する報告書がだされます。

(2017年2月8日 弁護士ドットコム「モデル、アイドル勧誘「契約・同意なく性的行為等を撮影された」2.3%…内閣府調査」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
同調査会は、JKビジネスやAV出演強要の問題について検討した報告書2月中にとりまとめて、男女共同参画会議で報告する予定だ。
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現在、内閣府のサイトに、報告書の原案がアップされています。
タイトルは、
若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~()
です。
第86回の同調査会で配布されました。

(参考)
□第82回(2016年06月30日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要
□第83回(2016年09月12日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する現状及び課題等
□第84回(2016年11月15日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する政府の取組
□第85回(2016年12月13日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
86回(2017年02月08日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害

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報告書の原案には、青山さんの所見(意見)も掲載されています。
昨年の9月12日の同調査会で報告されたものです。

(2016年9月12日 毎日新聞「AV出演強要 神戸大教授、規制強化に反対 内閣府聴取」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
内閣府男女共同参画会議の「女性に対する暴力に関する専門調査会」は(9月)12日、アダルトビデオ(AV)への出演強要問題について有識者へのヒアリングを行った。
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(参考)
□第82回(2016年06月30日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要
83回(2016年09月12日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する現状及び課題等
□第84回(2016年11月15日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する政府の取組
□第85回(2016年12月13日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
□第86回(2017年02月08日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害

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<一部分を引用。毎日新聞>
同法人(AVAN)のアドバイザーを務めヒアリングで女優らの意思を“代弁”する形となった青山教授は
「取り締まりが厳しくなれば業界が『アンダーグラウンド(地下)化』し、労働条件が悪化する」
と指摘し、実態を正確に把握するため
「現場を知る業界関係者を会議に呼ぶべきだ」
と訴えた。

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青山さんは、AVANのアドバイザー、とのことです。
約3か月後の同調査会で、官僚がつぎのように発言しています。

(参考)
□第82回(2016年06月30日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要
□第83回(2016年09月12日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する現状及び課題等
□第84回(2016年11月15日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する政府の取組
85回(2016年12月13日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
□第86回(2017年02月08日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害

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(2016年12月13日 第85回 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。改行を施しています。)

<23ページ。馬場暴力対策推進室長>
本専門調査会では、これまで社会学の青山教授、刑法の矢野教授、心理学の小西教授と、3つの分野から3名の先生に発表をいただきましたので、その概要を記載したいと思います。
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これを読んだとき、ぼくは、報告書に青山さんの所感が反映されるかもしれない、と危惧しました。
杞憂でした。
現在のところは、本論の一翼を担っていません。
報告書の原案は、以下のことばでまとめられています。

報告書【案】より、引用。)

<43ページ>
おわりに
これまでのヒアリング、調査結果等を踏まえ、「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要問題を中心に、若年層の女性に対する性的な暴力の問題について現状と課題の整理を行った。
この整理を踏まえ、関係する各府省庁における取組がさらに進むことを期待する。
もとより女性に対する暴力の問題は、国だけではなく、様々な関係者が相互に連携して対応する必要があり、社会全体としても様々な取組が進むことを期待する。
当専門調査会としても、引き続き、この問題に注視するとともに、女性に対するあらゆる暴力の根絶に向けて、引き続き、調査・検討を行ってゆく所存である。

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このあと、参考資料というかたちで、青山さんの空論が収められています。
一部を引用します。

<報告書(案)の47ページ。青山さん(2016年9月12日に発表)>
取締りが厳しくなるほど、「厳しくしたにもかかわらず性懲りもなく性産業に従事している『悪いセックスワーカー』」という概念が生み出されるのである。
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犯罪者をとりしまるな、と青山さんは言っています。
野放しにしておけ、ということなのでしょうか。

<報告書(案)の47ページ。青山さん(2016年9月12日に発表)>
営業困難も規制強化の一つの政策目的なのかもしれないが、これらの困難が増えると、女優だけで実働2千~4千人にのぼるとも言われる出演者、制作者、ポルノの利用者が、海外配信系等のアンダーグラウンド部分に流れてしまう
つまり、より危険で搾取性の高い、国や業界のコントロールの利かない業態の需要も供給も増やしてしまう結果を導くことが懸念されるのである。

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昨年の9月12日になされた発言です。
当時、業界人は、この種の恫喝を常としていました。
規制を強めると、裏社会に流れてしまう。
そうなると、制御が不能となる、と。
今年の1月11日のことです。
ピエロという無修正メーカーの社長ら6人が逮捕されました。
海外配信系等のアンダーグラウンド部分に流れてしまう
国民はいま、そうなることを念願しています。

(2017年2月2日 週プレNEWS「摘発逃れで国境を渡る制作会社が続出…女優まで逮捕され追い詰められた無修正動画サイト」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用。フリーライターの荒井禎雄さん>
業界内にまん延していた“海外サーバーなら合法”という安全神話がもはや通用しなくなったこと。
もうひとつは、警察による“違法サイト狩り”が2015年を起点として本格化しており、今後それがますます厳しくなること。
プロも素人も関係なく、海外無修正サイトのコンテンツ供給源がそのターゲットとなります。

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海外配信系等のアンダーグラウンド部分に流れてしまう
これは奇貨(チャンス)です。
犯罪者たちを殲滅(せんめつ)することができます。

(だいわりゅうさんのツイートより、引用。)

2017年2月16日
(前略。)
それは業界側の言い訳ですよ。
地下にもぐっても販路がないんだからもぐれませんし、地下に潜ったから増えるとかありえないですよ。

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一日もはやく、アンダーグラウンド化してほしいものです。
メーカーのやつらを手っ取り早く牢屋にぶちこむことができます。
青山さんの奇論をつづけます。

<報告書(案)の47~48ページ。青山さん(2016年9月12日に発表)>
業界団体(AVAN(一般社団法人表現者ネットワーク)、IPPA(特定非営利活動法人知的財産振協会)等)も、自分たちに問題がないなどとは考えておらず、業界内部を巻き込んだ、前述の当事者参加のような調査を検討しているし、法執行機関や関連人権団体等と連携をしつつ、いわゆる業界の健全化をしたいと望んでいる。
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(再掲)
自分たちに問題がないなどとは考えておらず

昨日、みたとおりです。
2月3日に、AVANが内閣府へ送った照会状で、あきらかとなりました。
出演強要はまぼろしであったようです。

「男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会(第86回)に向けての照会状 2月3日付送付」より、引用。改行を施しています。)

出演強要の事実はありません
『AVへの出演強要』が確固たる事実として存在するかのような、もしくは、それを前提として議論が展開されているのではないかという強い懸念を有しております

違約金をとるひとなどはいません
違約金を払えないのであれば出演するしかない」という報告が行われ、あたかもこのような異常な運用が、当業界の『一般慣行』であるかのような議事録が作成されています

メーカーは依頼があれば配信停止に応じています
出演者より何らかの理由で配信の停止等が配信業者等へと依頼された場合、法律上の理由がなかったとしても可能な限りその停止に応じるという取扱いが業界において行われている
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(再掲。青山さん)
自分たちに問題がないなどとは考えておらず

AVANは、
「自分たちにはいっさい問題がない」
と考えているようです。

(再掲。青山さん)
「(AVANやIPPAなどの業界団体は)関連人権団体等と連携をしつつ、いわゆる業界の健全化をしたいと望んでいる

2月3日のイベントに参加された辻丸さんは、こうのべています。

辻丸さん
声をあげているのはもっぱら女性なんですけれども、その女性たちもまた、男たちを非難するわけではなく、あげくは、
「被害者はAV女優である」
と。
「1本でも無理やりでも出ちゃったら、AV女優なんだ」
と。
「それをあたかも、マスコミや人権団体は、被害者は一般人であるかのようにすりかえている」
とか、こういうことを言う。
果ては、
人権団体がしかけてきた戦争だ」
と。
「かれらは、業界とわれわれを断絶して、断絶させようとしている選民思想の持ち主」
だとか、こんな過激なことばまでつかうひとが、業界のおもてに立って、はなしたりしているわけです。

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(再掲。青山さん)
関連人権団体等と連携をしつつ、いわゆる業界の健全化をしたいと望んでいる

そうではないようです。

<報告書(案)の48ページ。青山さん(2016年9月12日に発表)>
(前略)、業界内部の事情を知る人の参加を得て、情報提供、協力を受けながら、あるいはその人たちを「有識者」として政策決定のテーブルに招きながら、まず正確に問題を把握する必要がある。
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2月3日に、朝日新聞のwithnewsが、出演強要問題を考えるイベントをおこないました。
この席に、IPPA(メーカー団体)が喚(よ)ばれたようです。

(2017年2月8日 withnews「AV強要『なぜ、断れなかったんですか?』女子大生の疑問に被害者は…」より、引用。改行を施しています。)

<朝日新聞経済部 高野真吾さん>
イベント開催にあたり、昨年12月14日、AVメーカーらでつくる「知的財産振興協会」(IPPA)に、イベント参加を文書で申し込みました。
しかし、IPPAは参加可否の判断について返信締め切りとしてお願いしていた12月21日に「お時間を頂戴することとなります」と返信して以降、連絡がありませんでした。

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(再掲)
『お時間を頂戴することとなります』と返信して以降、連絡がありませんでした

嗤(わら)うしかありません。
規範意識が欠けているようです。
所詮は、犯罪者集団といったところでしょうか。

(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
ただ、AV業界には風営法は適用されず、監督官庁もない。
制作現場では違法行為が横行しているとも聞く。
意に反して出演させられる女性が少しでも減ることを願う。

(※この記事は、ネット配信されていません。)
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IPPAの欠席について、川奈まり子AVAN代表が、かばいだてをしています。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。改行を施しています。)

2017年2月19日
そうですね。
しかし、もしあの場にIPPAが参加しても
「対策は検討して準備しています」
「出演強要は1件でもあってはならないものだと認識しています」
としか言えず、結果として余計に心証を悪くしていた可能性もあります。
スピーチに不慣れな人たちという点も厄介。

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青山さんは、こう力説します。
「(業界関係者を)政策決定のテーブルに招きながら、まず正確に問題を把握する必要がある
と。
空論です。
だれが考えてもわかります。
普段悪いことをしているやつらが、おおやけの場にやってくるでしょうか。

辻丸さん
こういう様子をみますと、ぼくはおよそ、被害者と向き合わない健全化であるとか、被害を想定しない業界内の自主的改善であるとか、そういうものは、ぼくは、まったく信用のないもの、できません。
ですからこういう場に当事者をだれかを喚(よ)ぶべきじゃないかという声もありますけれども、しかしぼくからすれば、だれを喚(よ)べばいいのか。
結局、だれを喚(よ)んだって、頭から、
「強要なんてない」
と。

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青山さんはまず、ひとの道を学びなおすところからはじめたほうがいいでしょう。

(再掲)
<報告書(案)の47ページ。青山さん(2016年9月12日に発表)>
取締りが厳しくなるほど、「厳しくしたにもかかわらず性懲りもなく性産業に従事している『悪いセックスワーカー』」という概念が生み出されるのである。
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青木たちを野放しにしておけ、と言っています。
香西咲さんをはじめとする被害者の苦しみや痛みがわからないようです。
人間として失格である、といえるでしょう。
とりあえず、現在のところは、報告書(案)に何の影響もおよぼしていないということがわかりました。
安堵しました。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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