AVANも出演強要の事実を否定しました。業界に正義はないようです。香西咲さんの白さだけが際だちます。香西咲さんは純白です

内閣府は昨年、AV出演強要問題について、4回、会議を開催しました。

 内閣府 男女共同参画会議「女性に対する暴力に関する専門調査会」

詳細は、以下のとおりです。

第82回(2016年06月30日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要
  ↓
第83回(2016年09月12日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する現状及び課題等
  ↓
第84回(2016年11月15日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要に関する政府の取組
  ↓
第85回(2016年12月13日)・・・・・・議題「アダルトビデオへの出演強要の被害
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2016年12月13日 第85回「女性に対する暴力に関する専門調査会」

昨年の12月の会議で、会長の辻村みよ子さん(明治大学法科大学院教授)が、つぎのようにのべました。

(2016年12月13日 第85回 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。改行を施しています。)

<議事録の22ページ。辻村みよ子会長>
(略)これまでのヒアリング等を踏まえて、専門調査会として本年度内をめどに、この問題に関する被害や取組などの現状と、今後検討すべき課題について整理をしていきたいと考えている次第でございます。
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弁護士ドットコムの記事をみてみます。

(2016年12月13日 弁護士ドットコム「『AV出演強要』『JKビジネス』内閣府が報告書作成へ…被害実態や課題など盛り込む」より、引用。改行を施しています。)

(略)、2016年度中をめどに、「AV出演強要」や「JKビジネス」の被害実態について、報告書をまとめることを決めた。
法令による取り締まりなど、今後の課題にも触れる予定だ。
(略。)
報告書では、これらの内容を踏まえ、被害実態や現状の取り組み、今後の課題などを記載する。

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報告書は、今月中に公表される予定です。

<議事録の22ページ。辻村みよ子会長>
(略)、このタイトルも仮題でございますけれども、
「若年層を対象とした性暴力の実態-いわゆる『JKビジネス』及びアダルトビデオ出演強要問題の現状と課題-」
というような文書を、今後整理して作成していきたいということでございます。

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報告書の題名は、
「若年層を対象とした性暴力の実態-いわゆる『JKビジネス』及びアダルトビデオ出演強要問題の現状と課題-」
となるようです。
このあと、官僚が、補足説明をおこないました。

<議事録の22ページ。馬場暴力対策推進室長>
(略)、重点方針2016以降、4回にわたりまして、若年層を対象とした性暴力という観点からいわゆる「JKビジネス」、また、アダルトビデオ出演強要問題のテーマについて、民間団体、有識者等からヒアリングを行ってまいりました。
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「重点方針2016」とは何なのでしょうか。
議事録をあらためました。
正式には、
「女性活躍加速のための重点方針2016」
というそうです。
辻村みよ子会長のことばを引用します。

<議事録の21~22ページ。辻村みよ子会長>
近年、いわゆる「JKビジネス」と呼ばれている児童の性に着目した新たな形態の営業の問題や、若年女性に対して、本人の意に反してアダルトビデオの出演を強要するといった問題など、若い女性を主に対象とした性暴力が多様化している状況が見られます。
このような状況を踏まえて、本年の5月に政府が策定いたしました「女性活躍加速のための重点方針2016」では、この女性に対するあらゆる暴力の根絶の一項目として、若年層を対象とした暴力の多様化を踏まえ、その実態把握に取り組むと明記されたところでございます。

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内閣府のホームページを確認しました。
「女性活躍加速のための重点方針2016」に関係する記事が掲載されていました。

「第5回すべての女性が輝く社会づくり本部」より、引用。改行を施しています。)

平成28年(2016年)5月20日(金)に総理大臣官邸で「第5回男すべての女性が輝く社会づくり本部」が開催され、「女性活躍加速のための重点方針2016」が決定されました。
「女性活躍加速のための重点方針」は、各府省の概算要求への反映を図り、女性の活躍を加速するために策定しているものです。
(略。)
多様な働き方の推進や男性の暮らし方・意識の変革、あらゆる分野における女性の参画拡大や人材育成、女性の活躍を支える安全・安心な暮らしの実現、女性活躍のための基盤整備について、重点的に取り組むべき具体策を打ち出しており、政府一丸となって、速やかに進めていくこととしています。

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「女性活躍加速のための重点方針2016」は、昨年の5月20日に策定されたようです。
もう一度、辻村みよ子会長の発言を顧(かえり)みます。

(再掲。辻村みよ子会長)
この女性に対するあらゆる暴力の根絶の一項目として、若年層を対象とした暴力の多様化を踏まえ、その実態把握に取り組むと明記された

「女性活躍加速のための重点方針2016」をみてみます。

(2016年5月20日「女性活躍加速のための重点方針2016」より、引用。改行を施しています。)

<1ページ>
さらに、女性が活躍していくためには、暴力や貧困、健康面での問題や不安にさらされることのない、安全で安心な暮らしの基盤を整備することが重要である。
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<12ページ>
Ⅱ 女性の活躍を支える安全・安心な暮らしの実現
1.女性に対するあらゆる暴力の根絶

(4)女性に対する暴力の予防と根絶のための基盤づくり
(前略)
(略)、若年層を対象とした暴力の多様化を踏まえ、その実態把握に取り組むとともに、若年層に対する啓発活動、教育・学習の充実を図る。
(後略。)

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文面に、
若年層を対象とした暴力の多様化を踏まえ、その実態把握に取り組む
とのくだりがあります。
辻村みよ子会長のことばをつづけます。

<議事録の22ページ。辻村みよ子会長>
この方針を受けまして、当専門調査会では、いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオへの出演強要問題について、本年6月以降、本日までの間に4回にわたって、被害状況や取組状況、課題などについて有識者、民間団体、地方公共団体、関係省庁、さまざまな関係者からヒアリングを行ってまいりました。
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内閣府はなぜ、今年の6月から、AV出演強要問題にとりくんできたのでしょうか。
辻村みよ子会長の言辞で、すべてがわかりました。
簡単にまとめてみます。

2016年05月20日
政府が、「女性活躍加速のための重点方針2016」を決定する。
若年層を対象とした暴力の多様化を踏まえ、その実態把握に取り組む
(例)JKビジネスと呼称されている営業等などの実態把握(概要より)
  
2016年06月02日
政府が、「AVへの出演強要は女性に対する暴力」との答弁書を閣議決定する。
本人の意に反してアダルトビデオに出演を強要することは、女性に対する暴力に当たる
  
2016年06月30日
 内閣府が、男女共同参画会議「女性に対する暴力に関する専門調査会(第82回)」を開催する。
はじめて、
アダルトビデオへの出演強要
をとりあげる。

もう一度、辻村みよ子会長の発言をみてみます。

(再掲)
近年、いわゆる「JKビジネス」と呼ばれている児童の性に着目した新たな形態の営業の問題や、若年女性に対して、本人の意に反してアダルトビデオの出演を強要するといった問題など、若い女性を主に対象とした性暴力が多様化している状況が見られます。
このような状況を踏まえて、本年の5月に政府が策定いたしました「女性活躍加速のための重点方針2016」では、この女性に対するあらゆる暴力の根絶の一項目として、若年層を対象とした暴力の多様化を踏まえ、その実態把握に取り組むと明記されたところでございます。
この方針を受けまして、当専門調査会では、いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオへの出演強要問題について、本年6月以降、本日までの間に4回にわたって、被害状況や取組状況、課題などについて有識者、民間団体、地方公共団体、関係省庁、さまざまな関係者からヒアリングを行ってまいりました。

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2016年5月20日に決定された「女性活躍加速のための重点方針2016」が嚆矢(はじまり)のようです。
2月8日に、今年になって最初の「女性に対する暴力に関する専門調査会」が催(もよお)されました。

 第86回 内閣府 男女共同参画会議「女性に対する暴力に関する専門調査会」

5日前の2月3日のことです。
AVANが、同調査会に対して、照会状を送付したようです。

「男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会(第86回)に向けての照会状 2月3日付送付」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用。AVAN>
男女共同参画会議「女性に対する暴力に関する専門調査会」(以下「貴会」といいます。)の議事要旨等をみますと、第81回(平成28年4月19日開催)以前の段階では、アダルトビデオ(以下「AV」といいます。)に関する話題は、議事にも上がっておらず、参考資料としても、なんら取り上げられていないように見受けられます。
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AVANは、このように嘆(たん)じております。
上述したように、AV出演強要問題は、6月30日の会議(第82回)からとりあげられます。
背景については、辻村みよ子会長がおっしゃるとおりです。

「男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会(第86回)に向けての照会状 2月3日付送付」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用。AVAN>
女性に対する暴力が重大な人権侵害であるという認識自体はそのとおりであると考えますが、「AVへの出演強要」が確固たる事実として存在するかのような、もしくは、それを前提として議論が展開されているのではないかという強い懸念を有しております(「若年層を対象とした性暴力の実態―いわゆる『JKビジネス』及びアダルトビデオ出演強要問題の現状と課題―」なる文書が作成されるやに聞いております。)ので、以下事実照会をさせていただきたく存じます。
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(再掲)
『AVへの出演強要』が確固たる事実として存在するかのような、もしくは、それを前提として議論が展開されているのではないかという強い懸念を有しております

驚きました。
『AVへの出演強要』が確固たる事実として存在するかのような
出演強要はまぼろしである、とAVANは申したてます。
それを前提として議論が展開されている
この文章を目にした官僚は、どのような感慨をいだいたのでしょうか。
5日後、内閣府の「女性に対する暴力に関する専門調査会」が開かれました。
官僚のことばが印象的です。

(2017年2月8日 スポニチ「4人に1人、性的要求被害 アイドル契約の女性200人 内閣府が初の調査」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
被害者が周囲に相談できず潜在化していることがうかがわれ、調査結果は氷山の一角だ。支援体制の充実や相談しやすい環境づくりを進めたい」
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「男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会(第86回)に向けての照会状 2月3日付送付」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用。AVAN>
加えて、当該事実照会は、貴会において対応方法・回答内容等につき検討なされるべきものと考えますので、次回に開催される貴会(第86回)の配布資料として位置付けられるものかと思料いたします。
議事録等において配布資料となされなかったことが確認できた場合には、当方の合理的な懸念に対し、貴会として敢然と無視なされたものと理解せざるを得ず、この点も公表等させていただくこととなりますので、ご配慮賜われれば幸いです。

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2月8日の会議(第86回)において配布された資料をみてみます。

資料1 ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部改正について【警察庁】
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資料2-1 若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査報告書(概要)【内閣府】
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資料2-2 若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査報告書【内閣府】
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資料3-1 若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~概要(案)
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資料3-2 若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~(案)
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残念ながら、AVANの照会状は、資料に添えられなかったようです。

(再掲。AVAN)
配布資料となされなかったことが確認できた場合には、(略)無視なされたものと理解せざるを得ず、この点も公表等させていただくこととなります

AVANは、内閣府から無視されたという事実をおおやけにしたのでしょうか。
辻丸さんのリツイートをみているかぎりでは、まだのような気もいたしますが。
ちなみに、上記の「資料3-2」は労作です。

若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~(案)

総ページ数は、58ページです。
おそらくこれに手を加えたものが、報告書として、今月中に公表されるのだろうと思います。

(再掲。AVAN)
『AVへの出演強要』が確固たる事実として存在するかのような、もしくは、それを前提として議論が展開されているのではないかという強い懸念を有しております

「資料3-2」で、AVANが紹介されています。

<一部分を引用。37ページ>
同法人は、
「成人向け映像制作に関わるすべての人たちの人権を擁護し、出演者及び制作者が安全にかつ安心して働けるより良い労働環境を創出し、これまで以上に健全な業界を目指すことで、娯楽文化の発展に寄与して社会に貢献すること」
を目的としている。

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AVANは、出演強要の事実を否定しました。
いま、官僚は、何を思っているのでしょうか。
すべての人たちの人権を擁護しようとしているAVANですら、出演強要をみとめません。
プロダクション、メーカー、DMMは、推して知るべしです。
業界人が自分たちの力で改善していくことは無理なのかもしれません。
香西咲さんのことはどうでもいいのでしょうか。
怒りがこみあげます。
業界に正義はないようです。
香西咲さんの白さだけが際だちます。
香西咲さんは純白です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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