メーカーには、香西咲さんやほかの被害者の方々に対して、申し訳ないという気持ちがないのでしょうか

本日の産経新聞に、出演強要問題に関する署名入りの記事が掲載されました。
筆者は、小野田雄一記者です。
有益な内容ですので、一部を引かせていただきます。
※注 この記事は、ネット配信されていません。)

(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
コンビニに入ると、成人雑誌が簡単に目に入る。
成人向けDVDが付属したものも多い。
「日本を視察した国際オリンピック委員がこの光景に顔をしかめた」
との報道もあり、多くの外国人の訪日が見込まれる東京五輪までに何らかの規制が必要だという声もある。
規制の是非は出版の自由などとの兼ね合いもあり、ここではおく。
ただ、そうした雑誌の表紙を見るたびに「ここに写っている女性の中には、意に反している人もいるのでは」という疑問がわく。
アダルトビデオ(AV)出演強要問題が頭にあるためだ。

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日本はこれまで、永永と(末永く)、女性を食い物にする犯罪者の跋扈(ばっこ)をゆるしてきました。
出演強要問題は、国民の蒙(もう)をみひらかせてくれました。

(2017年2月6日 産経新聞「【東京五輪あと1264日】AV出演強要、根絶を」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
ただ、AV業界には風営法は適用されず、監督官庁もない。
制作現場では違法行為が横行しているとも聞く。
意に反して出演させられる女性が少しでも減ることを願う。

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読了後、爽快な気分となりました。
国民がいま感じていることを代弁してくれたのではないでしょうか。

(再掲)
制作現場では違法行為が横行している

産経新聞は、違法行為が常態化している、との認識です。
昨年の6月12日の誌面でも、同旨の表現をしていました。

(引用。2016年6月12日)
警視庁は違法な撮影が業界内で常態化しているとみており、摘発を機に実態解明を目指す

産経新聞は、政府の応援団、と言われています。
論調はタカ派です。
安倍首相も同様の思想の持ち主です。
もしかすると、安倍首相はいま、産経新聞と同じような認識をもっているのかもしれません。
制作現場では違法行為が横行している
今後の成り行きに注目があつまります。

昨日のブログで、IPPA(メーカー団体)についてふれました。
昨年の6月22日のことです。
IPPAがつぎのような声明をだしました。
この度AVプロダクションの関係者逮捕について皆様にご心配をおかけしておりますこと、大変申し訳なく思っております
プロダクションにも働きかけ業界全体の健全化に向け早急な改善を促していきたいと思っております
と。
IPPAは、その後、どのようなとりくみをおこなったのでしょうか。
簡単に記します。

<IPPA>
2016年6月22日・・・・・・「業界全体の健全化に向け早急な改善を促していきたい」
  
2017年2月6日(本日)・・・・・・いまのところ、何もおこなっていない
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IPPAとは、どのような組織なのでしょうか。
川奈まり子AVAN代表のツイートがわかりやすいです。
一部を参照させていただきます。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。改行を施しています。)

2017年1月28日
AV業界=メーカーと思われている方が多いのですが、メーカー半分・芸能事務所(プロダクション)半分といったところで、メーカーは270社以上、プロダクションは約300社(都内大手と中堅で30社余り)あり、すべてを網羅する業界団体は存在しないのが実状です。
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2017年1月28日
プロダクションはIPPAに入っていない上に、IPPAは元々海賊版摘発と業界振興のための組織で、メーカー運営の健全化を目的とする規約などは設けていなかったし、スポークスマンも立てたことがなかったのです。
こういう状況だから、色々とおかしなことになってます。

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毎日新聞をみてみます。

(2016年10月20日 毎日新聞「AV問題:語り始めた業界人(7)大手メーカーの危機感」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
海賊版の監視を主務とする業界団体「IPPA」には、中小メーカーや成人向けゲーム・アニメの制作会社などを含む約240社が加盟している。
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IPPAは、メーカーの団体のようです。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。改行を施しています。)

2017年1月28日
AV業界は、喩えるなら「馬が暴れている」と遠目には見えるのかもしれませんが、実は近づいて見れば「大小の虫の群れ」で、首が無いので誰も手綱をつけることが出来ない
そんな状況です。
それでも業界の法人は取材を受けるべきだと一貫して私は申し上げているのですが……。

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すべてのメーカーがIPPAに加盟しているわけではありません。

(2016年12月17日 毎日新聞「くらしナビ・ライフスタイル.AV出演強要は人権侵害」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
IPPAは海賊版流通を防ぐため11年に設立された業界団体で、AV制作者全体に占める加盟社のシェアは「7割ほど」(業界関係者)とされる。
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加盟率は、70%程度のようです。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。改行を施しています。)

2017年1月28日
そしてプロダクションにはIPPAのような「商店会」的な組合すらありませんでした(作る動きはあるようです)。
法規制より先に、業界全体を容れる大きな枠の団体罰則つきの規約が必要だと私は思っていて、今後そういう提言をしていくつもりです。

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やまもと寅次郎さんの指摘は重要です。

(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。改行を施しています。)

2017年2月4日
よく、ご存知ですよね(笑)。
限界なのかも。
今回の強要問題に対する業界窓口としては。
役不足。
力不足。
人材不足。

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2017年2月4日
日本も、アメリカのFSCみたいな団体が本当に必要な時期に来ているのかもしれない。
ポルノ産業で働く人たちの権益団体。
人権や労働権などを守る団体がね。

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(再掲。川奈まり子AVAN代表)
業界全体を容れる大きな枠の団体と罰則つきの規約が必要

業界全体を容れる大きな枠の団体
罰則つきの規約

この2つの要件をみたしてくれるのが、監督官庁であると思うのですが。
メーカーやプロダクションは、監督官庁のもとに集(つど)ってほしいものです。

(川奈まり子AVAN代表のツイートより、引用。改行を施しています。)

2017年1月28日
出演強要問題の難しさは、謝罪をすれば責任を問われて対策を求められるという一見ごく当たり前の点です。
メーカーAが声明を出すとします。
そこには当然遺憾の意が入る。
すると対策を求められるわけですが、対策を取るべきはプロダクションBなのでAにはどうしようもない。

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2017年1月28日
世間にはメーカーAが責任逃れをしているように見えます。
なのでAは声明を出せば損になるので出したくない。
自社だけで対策を取ることも困難。
プロダクションBを以後使わないと宣言するのが関の山です。
だからメーカー団体IPPAが代表して声明を出したわけですが…

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この論理には、瑕疵(欠けている部分)が存在します。
プロダクションだけではなく、メーカーも強要に関与している場合があります。
こういった事案のときは、どうするのでしょうか。
KAZEさんは、つぎのようなツイートをされています。

こうした件とは別に、メーカー側には、別の思惑もあるようです。

(2016年10月20日 毎日新聞「AV問題:語り始めた業界人(7)大手メーカーの危機感」より、引用。改行を施しています。)

<毎日新聞記者>
大手メーカーの中枢にいる社員の証言はこれまで表に出てきませんでした。
業界全体に、「今は口をつぐんでおこう」という空気も感じられます。

<大手メーカーの高木慎司さん(仮名)>
なぜかと言えば、IPPA(NPO法人・知的財産振興協会)という業界団体があり、大手メーカーの役員らが(理事として)所属しているからです。
どこかが発言すれば
「なぜ勝手な行動を?」
「話し合いしていないでしょ?」
と言われてしまう。

<毎日新聞記者>
なぜそこまで神経質に?

<大手メーカーの高木慎司さん(仮名)>
本当のことは全部、言えないからじゃないですか。
(後略。)

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ぼくは、香西咲さんがおっしゃていることが、もっとも理にかなっている、と感じます。

香西咲さんのツイッター(2016年12月31日)より、引用。

(前略。)
個人的な意見ですがメーカーのトップの方々に人前に立って現状について会見していただく事が望ましいです。
(後略。)

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秀逸です。
これが最善の方法ではないでしょうか。
まずはここからはじめてほしいと思います。

(再掲。産経新聞)
制作現場では違法行為が横行している

当該業界は、有罪とならなければ、自分たちの悪が認識できないようです。
制作現場では違法行為が横行している
これは、産経新聞が、警察から知り得た情報であると考えます。
もしもそうだとするのならば、警察は、違法行為を放置しておかないでしょう。
見逃すわけがありません。
今後はメーカー関係者の逮捕が相次ぐのでしょうか。
そうなる前に、あやまるのが得策であると思うのですが。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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