「傷つけるのも人なら、立ち直らせてくれるのも人だと思います」。香西咲さんのこのことばは、凡百の名言を凌駕しています

昨年の7月のことでした。
香西咲さんが、週刊文春で、かつて所属していたプロダクションの実態を告発しました。
記事は2週にわたって掲載されました。

2016年07月07日発売(2016年07月14日号)
2016年07月14日発売(2016年07月21日号)

香西咲さんのツイッター(2016年7月14日)より、引用。

今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた事、 やっと吐き出す事ができました。
こんな私ですが今も変わらず好きでいてくださる方、本当にありがとうございます。
何度も言うけれど今後私はその人たちを大切に生きていくのみです。
「おまえ明日死ぬかもしれないんだから(←青木亮の口癖)」

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(再掲)
人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた

香西咲さんの人生をめちゃくちゃにしたのは、こいつらです。

青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志

「社長」の青木はこれまで、いくつもの「会社」を「経営」してきたようです。

Marks Investment(マークスインベストメント)
At Honeys(アットハニーズ)
ARTE Entertainment(2016年10月4日に、労働者派遣法違反容疑で書類送検)
パーティープリンセスプロモーション

青木たちは、香西咲さんに対して、蹂躙のかぎりをつくしました。

香西咲さんののツイッター(2014年7月3日)より、引用。

みんなに指摘された通り、
今までの私は自分を大事にしてきませんでした。
辛い事も理不尽な事も全部自分が我慢すれば良いと思ってました
自分で自分を痛めつけてました。
それじゃいけないって気づいたのは本当に最近です。
これからは自分を労わります。

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香西咲さんは、だまってたえました。

(2016年7月14日 週刊文春2016年7月21日号より、引用。)

ストレスから円形脱毛症になり、全身がけだるく、胃腸は毎日、抉られるように痛みました。
自分で救急車を呼んだこともあった。

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なぜ香西咲さんは、泥濘(でいねい)のなかにとどまりつづけたのでしょうか。

香西咲さんのツイッター(2016年8月4日)より、引用。

事務所属時代、目の前に『』と言う人参ぶら下げられて走り続けてきた訳ですが、その人参が偽物だった事。
そしてその『』が私にとって大学生からずっと温めてきた大切なものだったから、簡単に手放せなかった事。
そして走り出したら2度と引き返す事が出来ない道だと思い込んでいた事。

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青木亮
大西敬
高畠典子
坂田恵理子
坂上孝志

青木は常々、つぎのようなことばを口にしていたようです。

香西咲さんのツイッター(2016年7月25日)より、引用。

前社長の洗脳口癖
『俺達はお前の家族だ。お前のを応援する』
の為なら法に触れなければ手段を選ぶな』
の為ならほかの奴らなんてどーでもいい、使え』
その他の特徴として 会話のペースをコチラに掴ませない。
はぐらかすのが上手。

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香西咲さんは、忍従(耐え忍んで言われるがままに従うこと)を重ねました。

(2016年7月14日 週刊文春2016年7月21日号より、引用。)

事務所の言いつけ通りに仕事をこなす日々。
夢のためにと笑顔をつくって自分を奮い立たせたが、気がつけばアルコールと睡眠薬が必需品になっていた。

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やがて、心身に支障をきたします。

(2016年7月14日 週刊文春2016年7月21日号より、引用。)
屈辱がフラッシュバックし、衝動的に命を絶ちたくなることも・・・・・・。
このままでは夢を叶えるどころか廃人になってしまう。

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香西咲さんは、プロダクションをやめることを決意します。

(2016年7月20日 しらべぇ「夢を巧みに悪用されAV強要された女優・香西咲が今も出演を続けるワケ」より、引用。)

<一部分を引用。香西咲さん>
契約を更新しないことを事務所に伝えると、最初は怒られたり泣きつかれたり、「お前を中国にプロモートするのにいくらかけてると思うんだ!」などと脅されたりしましたが、力を貸してくれる弁護士の方がいて、なんとか話がまとまって。
私が強要と洗脳から逃げ出すことができたのは、「今やっていることが自分の夢につながるという『嘘』に気づいたこと」「助けてくれた弁護士」、そして「枕営業までやらされたこと」によるものです。

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香西咲さんは、以前に、つぎのようなツイートをされていました。

香西咲さんのツイッター(2014年6月16日)より、引用。

傷つけるのも人なら、立ち直らせてくれるのも人だと思います。
(後略。)

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香西咲さんのツイッター(2016年10月2日)より、引用。

(前略。)
私を助けてくれた方々は利害関係を求めない方々でした。
(後略。)

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(再掲)
傷つけるのも人なら、立ち直らせてくれるのも人だと思います
私を助けてくれた方々は利害関係を求めない方々でした

アキコさん(仮名)の場合も、そうでした。
ここから、一昨日のブログのつづきを書きます。

(参考資料。北海道新聞の記事)
・2002年07月21日 「命みつめて 末期がん25歳<上>」 
・2002年07月22日 「命みつめて 末期がん25歳<中>」 
・2002年07月23日 「命みつめて 末期がん25歳<下>」 
・2002年08月30日 「命みつめて 25歳が残したもの 1」
・2002年08月31日 「命みつめて 25歳が残したもの 2」
・2002年09月01日 「命みつめて 25歳が残したもの 3」
・2002年09月02日 「命みつめて 25歳が残したもの 4」

2001年に、レッサーパンダの帽子をかぶった男が、女子短大生を刺殺しました。
犯行場所は、東京都台東区です。
計画性はなく、偶発的な犯行でした。
男は当時、29歳でした。
出身地は、札幌です。
生まれつき、知的機能に障害がありました。
地元の高等養護学校を卒業したあとは、全国を放浪していました。
事件当時は、東京の工事現場ではたらいていました。
逮捕後、男の実家のアパートに、取材陣がおしよせました。
一室で暮らしていたのは、父親と、男の妹のアキコさんです。
アキコさんは、当時、24歳でした。
北海道新聞の記者は、のちに、こう語っています。
「扉を隔てた部屋の中で、小柄な女性が震えていた」
と。
アキコさんは、末期がんでした。
やがて人々は、報道で、アキコさんの病状を知ります。
事件から約4か月が経過した日のことでした。
夏がおわりかけていました。

(北海道新聞より、引用。)
兄が高等養護学校の卒業生だったことで、自宅には知的障害者の支援活動を行っている福祉関係者らが、出入りするようになった。
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11月になって、兄の養護学校時代に担任をしていた女性がやってきました。
米を差し入れするためです。
女性は、アキコさんをみてことばをうしないました。
外は初雪が消えずに残っています。
重篤なのにもかかわらずアキコさんは、夏用の薄い布団1枚で寝ていました。
女性が訊(たず)ねました。
「どうして布団を買わないの?」
「お金がもったいないから」
女性はすぐに、布団を買って贈りました。

別の日のことです。
あるボランティアが訊(き)きました。
「いま一番したいことはなんだい?」
「ここを出て、一人暮らしをしたい」
小声のアキコさんが、力強く答えました。
「ここにはいたくない」
アキコさんは寝たきりの生活です。
叶うわけがありません。
アキコさんの人生を簡単にふりかえってみます。

<13歳>
母親が亡くなる
母の死後は、アキコさんが家事をおこなうようになります。

<15歳~17歳>
高校には行かず、家で家事をおこなう

<17歳~21歳>
食品加工会社でアルバイトをはじめる
仕事の内容は、ジャガイモやニンジンの皮むきです。
朝の5時からはじまり、繁忙期には夜の10時くらいまで働きました。
休みは、週に1回です。
アキコさんの収入がなければ、一家の生活は成り立たなかったようです。

<21歳>
右の太ももと、肺に、がんがみつかる
手術と治療のため、仕事は休みがちとなります。

<23歳>
がんが脳に転移する

<24歳>
2度の摘出手術をおこなう
退院した直後のことでした。
兄が東京で、殺人事件をおこしたのです。

上述しましたように、アキコさんには夢がありました。
一人暮らしをすることです。
実現に向けて貯蓄をしていました。
それが治療費として消えていきます。
残ったお金は、父がくすねていきます。
パチンコをするためです。
アキコさんは末期がんです。
兄は殺人を犯しています。
もう限界でした。

(再掲。香西咲さん)
傷つけるのも人なら、立ち直らせてくれるのも人だと思います
私を助けてくれた方々は利害関係を求めない方々でした

つづきは、明日のブログに書きます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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