香西咲さんは、業界の闇に差し込む一条の光です。今年は、業界の闇があきらかになることを期待しています

いまから約、1年4か月ほど前のことでした。
プロダクションから、2,460万円の違約金の支払いをもとめられた女性が、勝訴しました。

(2015年9月30日 日本経済新聞「意に反するAV出演契約「即時解除できる」 東京地裁判決」 より、引用。改行を施しています。)

アダルトビデオ(AV)出演を拒否した20歳代の女性に対して契約を結んでいたプロダクション業者が違約金の支払いを求めた訴訟で、東京地裁(原克也裁判長)は30日までに、
「意に反するAV出演は許されず、契約は即時解除できる」
との判断を示し、請求を退ける判決を言い渡した。
業者側は控訴せず、判決は確定した。
(後略。)

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4日前のことです。
この判決に関して、伊藤和子弁護士が、つぎのようなツイートをしています。

(伊藤和子弁護士のツイートより、引用。)

2017年1月19日
これ(AV強要の会社側弁護士は「懲戒審査が相当」)はこれとして、
そもそもの当事者であるAV業界が、
この事案についてなんら反省もなくコメントもださないまま、
関係者が「強要など見たことない」などと公言して
なんの改革もしないまま活動を続けている闇。

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峻厳です。
ちなみに、伊藤和子弁護士は、この裁判で、被告(被害者の女性)の弁護を担当しています。

(2015年9月9日 判決文より、引用。)

<女性側の弁護士>
・角田 由紀子
伊藤 和子
・中西 俊枝
・雪田 樹理
・有村 とく子
・山崎 新

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いっぽう、プロダクション側の訴訟代理人は、以下の2人です。

<プロダクション側の弁護士>
宮本 智
・田中 絵美

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(再掲)
この事案についてなんら反省もなくコメントもださないまま、関係者が『強要など見たことない』などと公言してなんの改革もしないまま活動を続けている闇

伊藤和子弁護士は、業界に対して、忿怒(ふんぬ。いきどおり怒るという意味)しています。
「何ら反省もない」
「コメントもださない」
「強要などみたこともない、と公言している」
「何の改革もしない」
と。
これまでの一連の騒動において、IPPA(メーカー団体)が謝意を表したのは、一度だけです。
2016年6月11日に、プロダクションの社長ら3人が逮捕されました。
11日後、IPPAは、「声明文」と称する謝罪の文章を発表しました。
残念ながら、これは糊塗(ごまかしの処置)でした。
人々は、こう受けとめております。
違約金判決ときから現在まで、何も改革をおこなってこなかったではないかと。
この1年4か月余りの間、いったい何をしていたのだ、と。

(再掲。伊藤和子弁護士)
関係者が『強要など見たことない』などと公言してなんの改革もしないまま活動を続けている闇

以前、だいわりゅうさんは、つぎのようにおっしゃっていました。

(だいわりゅうさんのツイートより、引用。)
2016年12月20日
俺もこの青山教授の記事読んでこれはおかしいと思いました!
現実に被害にあってる若い女性はたくさんいます!
またAV業界は一部が悪質なのではなくほとんどが悪質で一部がちゃんとしています
風俗のスティグマの問題とこのAV強要の問題は全く別です。
AV業界全体の問題です!

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一部がちゃんとしています
このくだりを読んだときぼくは、首をかしげました。
国民はそのようにとらえているでしょうか。
業界には、違約金という、桎梏(手かせと足かせ)が存在します。
象徴ということばがあります。
かたちのはっきりしないものを具体的な物であらわす、という意味です。
たとえば、「平和」の象徴は、「ハト」です。
「オリンピック」の場合は、「五輪マーク」です。
それでは、「出演強要」の象徴は何でしょうか。
「違約金」、です。
当該業界は、違約金という不善で成り立っています。
違約金の存在がなければ、立ち行かなくなる世界です。
言い換えると、こうなります。
業界は、出演強要がなければやっていけない、と。
プロダクションやメーカーのなかには、違約金をとらないところがあるのかもしれません。
その場合は、だいわりゅうさんがおっしゃるように、
一部がちゃんとしています
となります。

(ヘボイ山明神さんのツイートより、引用。)

2017年1月20日
「AV出演強要はなかった」系AV擁護する人たちって、前提として「AVへの出演強要がなくなったら、AVそのものが壊滅する」ってなってるのよね。
もしそうなら、それこそそんなものは滅びるべきだろう。

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(伊藤和子弁護士のツイートより、引用。)

2017年1月22日
AV産業が生き残るためには、出演強要は必要悪ということか?
だから出演強要問題について外野は踏み込むべきでなく、被害にあったとしても、都合の悪いことは黙っているべきだということになるのかな。
業界の少数者(?)が人権侵害にあったとしても多数派や業界全体の利益のために我慢すべきと

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(だいわりゅうさんのツイートより、引用。)

2017年1月22日
伊藤弁護士、人権侵害にあってるのは少数派ではなく多数派です
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業界は、出演強要をやめる気がないのでしょうか。

(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。改行を施しています。)

2016年11月23日
「まずは強要、脅迫が無い仕組み作り…」。
まさに、その通りなんですけどね、それにはプロダクションと一緒にメーカーも取り組まなくてはいけないんですけど、メーカーの方がね。
いまだに強要なんてないって考えが一般的でして。
国から規制案が出ても改善するとは思えないんですけどね。

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(再掲)
国から規制案が出ても改善するとは思えない

もしも、そうだとするのならば、国民は、ヘボイ山明神さんの意見を支持するでしょう。
そんなものは滅びるべきだろう

仮に、規制する法律ができても、業界には、形骸化する自信があるのかもしれません。
規制を待つ声もあるようです。

(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。改行を施しています。)

2016年11月17日
ま、簡単にいえば、AV業界には闘う姿勢もなく闘う人もいない。
その結果でしょうね。
逆に、規制するなら早くやって欲しいって諦めムードさえありますから。
波風立てなくお上からの沙汰を待つ。
ツイッターとかで文句は言っても行動には移さない。
長年のお目こぼし体質から抜け出せないかもしれません。

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(再掲)
ツイッターとかで文句は言っても行動には移さない

辻丸さんはつぎのように指摘しています。

(辻丸さんのツイッターより、引用。改行を施しています。)
2017年1月20日
〇〇人狩り、〇〇主義、〇〇シスト・・報告側への乱暴な言葉。
マスコミを偏重と叩きながら被害例や加害証言はとことん無視。
裏取りしない、と批判しつつ「揚げ足をとられるから」取材拒否。
実際僕のネット記事は業界側からほとんど今も黙殺されている
 
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ひとつずつみていきます。

(1)〇〇人狩り、〇〇主義、〇〇シスト・・報告側への乱暴な言葉

「〇〇人狩り」は、「ユダヤ人狩り」でしょうか。
「〇〇主義」と、「〇〇シスト」につきましては、想起できませんでした。
「報告側」というのは、HRNのことでしょう。

(2)マスコミを偏重と叩きながら被害例や加害証言はとことん無視

伊藤和子弁護士も嘆いています。
この事案についてなんら反省もなくコメントもださない
と。

(3)裏取りしない、と批判しつつ「揚げ足をとられるから」取材拒否

裏取りしない」というのは、つぎの発言をさしているのかもしれません。

(2016年6月10日 ダイヤモンドオンライン「AV出演強要問題、この15年で業界は驚くほどホワイトになった」(4ページ目)より、引用。改行を施しています。)

<川奈まり子さん>
実は、(HRNの)報告書が出た直後、関係者のひとりにフェイスブックから「被害報告に出ていたプロダクションの名前を教えてほしい」とお願いしたんです。
どこの事務所かわかれば業界を挙げてそこを干すことだってできますから。
ところが、団体側は被害者のプライバシーを理由に教えてくれなかった。
後から知ったことですが、被害者の話は基本的には裏取りをしないという方針らしく、随分いい加減だなと思いました。

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揚げ足をとられる」は、あるメーカーの社長がもらしたことばであると推察します。

(2016年11月24日 withnews「AV業界『ファン感謝祭』熱気むんむん 強要問題への取り組みは…」より、引用。改行を施しています。)

<朝日新聞経済部 高野真吾さん>
メーカーは、この「強要被害防止」をどう考えているのだろうか。
(中略。)
「ドグマ」代表には、
「出たくない。何を言っても揚げ足を取られる。HRNがまとめた報告書は全てウソではないと思うが、現状では強要はないと思う」
とその場で丁寧に断られた。

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あるものを「ない」と言い張るから、揚げ足をとられるのです。

(4)実際僕のネット記事は業界側からほとんど今も黙殺されている

そのぶん、辻丸さんのツイートは、業界外のひとたちから支持されています。
ぼくは、香西咲さんに関する以下の書き込みが印象に残っています。
おそらく多くの方々の共感をよんだことでしょう。

(辻丸さんのツイートより、引用。改行を施しています。)

2016年9月20日
サミットという名の賑やかしい宴から帰ったその夜、僕は震えた。
独りの”被害者”の届かない訴え!
「味方になって下さる人は未だにいません」
浮かれて放言した己を恥じた。
所詮負け犬の遠吠え。
四千分の一なんて問題外?
やはり、いじめの構造。
君が我慢すれば全て丸く収まる、と?!

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(再掲。伊藤和子弁護士)
そもそもの当事者であるAV業界が、この事案についてなんら反省もなくコメントもださないまま、関係者が「強要など見たことない」などと公言してなんの改革もしないまま活動を続けている闇

はたして業界は、このまま存続させてもらえるのでしょうか。
国家の対応に注目があつまります。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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