香西咲さんは被害者の方々の精神的な支柱です。香西咲さんの気概にささえられて被害を打ち明けるひとがふえているのではないでしょうか

あと2日で、2016年(平成28年)がおわろうとしています。
今年は、出演強要被害という悪辣な犯罪行為があきらかになった年でもありました。
大多数の国民は義憤を感じ、憤激をあらわにしました。
当然、怒りの矛先は業界に向きます。
業界とその周辺は、糊塗、隠蔽につとめた感があります。
ライターの中村淳彦さんの発言をみてみます。

(2016年6月10日 ダイヤモンドオンライン「AV出演強要問題、この15年で業界は驚くほどホワイトになった」(2ページ目)より、引用。改行を施しています。)

<中村淳彦さん。一部分を引用>
(略)、時間をかけてAV業界は基本的に違法には手を出さなくなりました。
15年前と比較するとAV業界はつまらなくなった反面、驚くほどホワイトになっています。
今のような状況になるとは、当時は夢にも思わなかったですね。

——————————————————–

(2016年6月10日 ダイヤモンドオンライン「AV出演強要問題、この15年で業界は驚くほどホワイトになった」(3ページ目)より、引用。改行を施しています。)

<中村淳彦さん。一部分を引用>
AV女優を「社会の犠牲者」としたい人権派にとっては、女優たちが自ら望んで出演する事実には納得できないでしょう。
——————————————————–

(再掲)
驚くほどホワイトになっています」

まっ白、ということなのでしょうか。
このような物言いをするかたはめずらしいです。


(再掲)
驚くほどホワイトになっています」

ホワイトではなく、グレーというのなら、わかるのですが。

(再掲)
女優たちが自ら望んで出演する事実

出演強要は存在しない、と示唆(暗にそそのかす)したいのでしょうか。
池内さおり衆議院議員とはご認識を異にされているようです。

(2016年3月11日 衆議院会議録「第190回国会 内閣委員会 第5号」より、引用。)

<池内さおり議員>
長らく信じられてきた言説があります。
AVには被害者などいない、女性は皆同意のもと撮影に応じているし、それ相応の対価も得ているのだから問題はないと。

——————————————————–

ちなみに、中村淳彦さんは、業界のすべてを擁護されているわけではありません。

(2016年6月10日 ダイヤモンドオンライン「AV出演強要問題、この15年で業界は驚くほどホワイトになった」(4ページ目)より、引用。改行を施しています。)

いくら昔と比べて社会化してクリーンになったとはいえ、「所属マジック」を使って女優を搾取するプロダクションは今でも存在しているでしょう。
数はだいぶ減ったでしょうが。
(後略。)

——————————————————–

いちおう、申し添えておきます。
つぎの記事も、同じような意図で書かれているのでしょうか。

(2016年6月16日 リテラ「AV業界に強要はあるのか」(1ページ目)より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
たしかに、今の警察のやり口を見ていると、今回のマークスジャパンの件については、冤罪である可能性はゼロではない。
別の事情で被害届が出たのを奇貨として、見せしめ的に逮捕した可能性も否定できない。

——————————————————–

(2016年6月16日 リテラ「AV業界に強要はあるのか」(2ページ目)より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
「確かに、契約書はみんな交わしているけど、AVに出る女性の中には受動的で、押しに弱く、ほとんど契約書を読まないような娘も多い。口で説明を受けたことと違うことが書いてあっても気がつかない。約束と違う内容の撮影をされても、後で『サインしたでしょ』と言われると、押しきられてしまう。ほとんど泣き寝入りしてしまうから、表面に出ないだけでしょう」(AV業界に詳しいライター)
——————————————————–

(2016年6月16日 リテラ「AV業界に強要はあるのか」(3ページ目)より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
繰り返すが、今回のマークスジャパンの件は冤罪の可能性がないとは言い切れないし、プライドを持って仕事をしているAV女優たちが「強制はない」と言いたい気持ちもわかる。
しかし、現実問題として、先のHRNの報告書では4年間で少なくとも93件の被害件数が指摘されており、これは決して少ない数字ではない。
捜査当局の介入や冤罪逮捕を招かないためにも、AV業界が率先してこうしたトラブル防止策に動くべきだろう。

——————————————————–

一連の記事を読んで、気持ちがゆらぐかたもいらっしゃることでしょう。
はたして出演強要は常態化しているのだろうかと。
強要は例外的に存在しているのではないだろうか、と。

(デイリー新潮「AV出演強要問題 『村西とおる』監督が人権派弁護士に物申す」より、引用。)

<村西とおる監督。一部分を引用>
伊藤和子弁護士の所属する弁護士業界では、2013年に98件、14年に101件の懲戒処分を受けた弁護士がおります(略)弁護士費用を受け取っていながら弁護活動をしなかったり、預り金を使い込んだり、との弁護士にあるまじき不祥事が続出しております。
——————————————————–
(AV業界に比べて)ダントツに多い被害件数があるからといって、手前どもは伊藤弁護士のように「一向に改まらない業界の問題を、国連に訴え出ることで人権問題化し、解決する」といった考えに立ちません。
氷山の一角、との認識です。

——————————————————–

どこの世界にも悪いことをする輩(やから)は存在します。
AV業界だけを白眼視するな、ということなのでしょう。
ライターのアケミンさんも、その色彩が強いようです。

(2016年07月15日 AVライターアケミンブログ「『強要』について二つの記事があった日。 」より、引用。) 

<一部分を引用>
まずは文春の(香西咲さんの)記事。
正直、読んでいて心が苦しくなったのは事実。
エグかったし、本人たちも大変な思いをしてきたんだなと
一人の女性として悲しい気持ちにはなりました。
事実関係は、おそらく逆サイドの言い分も聞かなくてはなんとも言えないので
そこは続報を待つ、という感じでしょうか。

——————————————————–
(略)
「AVはファンタジー」とも言えるのでしょうが、
ファンにとっては
「どうせならいいファンタジーを見させてくれよ!」という感じですよね。

——————————————————–
でもAVじゃなくても
「洗脳」って日常生活においても
大なり小なりしていることがあるかもしれない。

——————————————————–

業界の益にならないことはいっさい口にするな、ということなのでしょうか。
こうした応援もあって、業界のひとたちも気持ちをあらたにしたようです。

(辻丸さんのツイートより、引用。改行を施しています。)
2016年10月10日
強要被害の実態に一番無知なのはAV業界側かもしれない。
彼等はとにかく信じようとしない。
認めたがらない。
情報拡散提供なんてとんでもない!
その姿勢こそが業界への、そして自発的に頑張ってる女優達への偏見差別を増幅しているとなぜ考えないのか?
被害者までAV村に取り込もうとしても無駄なのに

——————————————————–

あるメーカのかたは、つぎのようにおっしゃっています。

(2016年11月24日 withnews「AV業界『ファン感謝祭』熱気むんむん 強要問題への取り組みは…」より、引用。改行を施しています。)

<朝日新聞経済部 高野真吾さん>
メーカーは、この「強要被害防止」をどう考えているのだろうか。
以前、大手メーカーには電話とファクスで取材を依頼したが、即座に断られたり、無視されたりした。
ブースを構えていた10社を訪ね、社長か社員に会って、直接、後日のインタビュー依頼をした。
「ドグマ」代表には、
「出たくない。何を言っても揚げ足を取られる。HRNがまとめた報告書は全てウソではないと思うが、現状では強要はないと思う
とその場で丁寧に断られた。

——————————————————–

(再掲)
現状では強要はないと思う

頑(かたく)なです。
ほかの社は、インタビューに応じようともしません。
実際に、出演強要はないのでしょうか。
業界のひとたちは、陰に陽に、あるはずがない、と否定します。
もしかすると、こういうことなのではないでしょうか。
6月11日の逮捕以降、出演強要はなくなっている。
そういいたいのかもしれません。
最近の報道をみてみます。

(2016年12月25日 京都新聞「モデルになりませんか…AV出演の「わな」実態知って」より、引用。改行を施しています。)

「モデルになりませんか」と街頭で勧誘されたり、モデル事務所のサイトから応募したりしたことがきっかけとなり、アダルトビデオ(AV)の出演を余儀なくされた若者の被害が相次いでいる
業者が仕掛けた“わな”は日常に潜み、被害者は男女を問わない。

——————————————————–

被害は沈静化していないようです。
相次いでいる
とつたえています。
2日後の朝日新聞をみてみます。

(2016年12月27日 朝日新聞「AV強要、女性『もう消えたい』 支援団体にSOS増加」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
若い女性がアダルトビデオ(AV)への出演を強要される被害が、あとを絶たない
言葉巧みに誘われて出演の契約書にサインさせられ、断れば違約金を求められ、追い込まれてしまうケースが目立つ。

——————————————————–

あいかわらず、被害は、
あとを絶たない
ようです。
同日の産経新聞はどうでしょうか。

(2016年12月27日 産経新聞「AV拒否すれば『違約金払え』『親にバラす』“お堅い”公明党が出演強要問題に本腰を入れるワケ」より、引用。改行を施しています。)

<一部分を引用>
「タレントにならないか」
「モデルにならないか」。
最近、こんな誘い文句でスカウトされた若い女性が業者と契約したはいいが、実際は本人の意思に反し、AV出演を強要される被害が多発している。
出演を拒否すれば
「多額の違約金を払え」
「親にばらす」
と脅される。
そんな事例が後を絶たない

——————————————————–

最近」も、「AV出演を強要される被害が多発している
とのことです。
後を絶たない
とも報じています。
なぜ出演強要被害があとを絶たないのでしょうか。
おそらくそれは、被害者の女性が、泣き寝入りをやめたからでしょう。
ライトハウス、PAPS(パップス)、HRN(ヒューマンライツ・ナウ)等の支援団体が、相談に応じてくれます。
孤立無援ではありません。
自分の意志でたずねるかたがふえているのです。
支援団体のかたの書かれている文章によりますと、被害者のかたはみな、自分が悪いとの思いにさいなまれているそうです。
悩みをうちあけるためには勇気が必要です。
自身を鼓舞させなければなりません。
プロダクション側の妨害も予想されます。
逡巡しているとき、背中を押してくれるのが、香西咲さんです。
香西咲さんは現役で唯一、被害をあかしたかたです。
どのような圧力にも負けません。
たじろぐことがありません。
香西咲さんの気概にささえられて、被害者の方々は被害を告白する気持ちになったと推察します。
もちろん、実際に相談を受けるのは支援団体です。
敬意を表しています。
香西咲さんは、被害者のひとたちの精神的な支柱です。
多くの方々に勇気をあたえています。
香西咲さんはいま、多くの女性を救っています。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。