来年はどのような年になるのでしょうか。香西咲さんのこころのなかにやすらぎがもどることを願っております

女性に対する暴力に関する専門調査会(第85回)

2016年12月13日に、内閣府の「女性に対する暴力に関する専門調査会」(第85回)が開催されました。
このなかで、出演強要被害がとりあげられました。

(引用)
2.議事
(1)性犯罪に対処するための刑法の一部改正に関する法制審議会の答申について
(2)児童の性に着目した新たな形態の営業など、若年層を対象とした暴力の被害等について
  (いわゆるJKビジネス及びアダルトビデオへの出演強要の被害など)
  ・政府の取組について
  ・民間団体の取組について
  ・今後の対応について

——————————————————–

本日、内閣府男女共同参画局のサイトに、当該会議で配布された資料がアップされました。

(引用)
資料1 性犯罪の罰則の改正に関する法制審議会の審議状況等【法務省】

資料2 ネット上の違法・有害情報に対する総務省の取組【総務省】

資料3 インターネット上の人権侵害情報に関する人権侵犯事件について【法務省】

資料4 リベンジポルノに対する取組み【一般社団法人セーファーインターネット協会】

資料5 今後の対応について(案)
——————————————————–

5つあります。
出演強要被害に関係があるのは、資料5です。
今後の対応について(案)」です。
通覧しました。
多少なりとも、自己の既知を補完することができました。
会議のあと、弁護士ドットコムは、つぎのように報じました。

(2016年12月13日 弁護士ドットコム「『AV出演強要』『JKビジネス』内閣府が報告書作成へ…被害実態や課題など盛り込む」より、引用。改行を施しています。)

(略)、2016年度中をめどに、「AV出演強要」や「JKビジネス」の被害実態について、報告書をまとめることを決めた。
法令による取り締まりなど、今後の課題にも触れる予定だ。
(略。)
報告書では、これらの内容を踏まえ、被害実態や現状の取り組み、今後の課題などを記載する。

——————————————————–

報告書」とは、弁護士ドットコムによる表記のようです。
内閣府の資料5では、「現状と課題」という表現がもちいられています。
当該箇所をみてみます。

(引用)
<1ページ>
<専門調査会における検討状況等>
(略。)
◯ これまでのヒアリング等を踏まえ、専門調査会として、本年度内を目途に、現状と課題について整理。

——————————————————–

<3ページ>
現状と課題の整理の骨子案>

◯仮題:若年層を対象とした性暴力の実態
 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要問題の現状と課題

——————————————————–

作成される「報告書」(現状と課題)は、それぞれ、6つの柱(骨子)にそって、具体的な記述がなされるようです。
関係する柱(骨子)をみてみます。

(引用)

Ⅱ AV出演強要の状況

1 AV出演強要とは
 AV出演強要の内容、危険性等について記載する。

2 被害状況
 検挙状況、警察や民間団体への相談事例等について記載する。

3 AV出演強要の被害者の状況
 被害に至る背景、被害者の行動の傾向、被害による影響等について記載する。

——————————————————–

最後の柱(骨子)は、「今後の課題」です。

(引用)

Ⅵ 今後の課題

○ヒアリング等を踏まえた、今後の課題について記載する。
 ※各種法令による取締り
 ※教育啓発
 ※相談体制
 ※保護・自立支援
 ※更なる実態把握について 等

——————————————————–

弁護士ドットコムは、こうつたえています。
2016年度中をめどに、『AV出演強要』『JKビジネス』の被害実態について、報告書をまとめることを決めた
来年の3月末までの完成をめざしているようです。
年が明けると、まもなくして通常国会がはじまります。

(参考。国会法)
<第2条>
常会は、毎年1月中に召集するのを常例とする

最低でも、来年の6月まで開かれます。

<第10条>
常会の会期は、150日間とする

延長もできます。

<第12条>
国会の会期は、両議院一致の議決で、これを延長することができる
②会期の延長は、常会にあつては1回、特別会及び臨時会にあつては2回を超えてはならない

出演強要問題は、今後、どのような進展をみせるのでしょうか。
やまもと寅次郎さんのツイートが気になります。

(引用)
今のAV業界は徳川軍に攻め入られる前の大阪城なのかもしれない。落城寸前の豊臣軍。誰か、真田幸村みたいな武将探してこないと、本当にヤバいかもね。な~んて会話、内閣府の公聴会の後にみんなで話しました。マスコミ関係者と。けど、幸村、いや信繁みたいな人いないよねぇ。やっぱし、落城かな!?」(2016年12月13日)

マスコミ関係者の認識は、落城、だそうです。
素人の当て推量(確かな根拠もなく事実を推しはかること)ではありません。
海千山千(世の中の裏も表も知りつくしている)の強者(つわもの)が、会議を傍聴してこう感じたのです。
はたしてどうなるのでしょうか。

withnews(ウィズニュース)の記事から

本日、たいへん有益な記事が配信されました。
感に入る記載が随所にみられます。
いくつかを引かせていただきます。

(2016年12月19日 withnews「AV強要って何法違反? 警察庁に聞いてみた 派遣法・労基法でも…」より、引用。改行を施しています。)

警察庁幹部はAV出演強要を
「女性の尊厳を踏みにじるものであり、あってはならない」
と位置づけ、
「違法行為があれば法と証拠に基づき厳正に取り締まって参りたい」
と述べた。

——————————————————–

(再掲)
女性の尊厳を踏みにじるものであり、あってはならない
違法行為があれば法と証拠に基づき厳正に取り締まって参りたい

力強いです。
ちなみに、河野太郎国家公安委員長も、9か月前に、以下のような答弁をしていました。
質問者は、池内さおり議員です。

(参考;2016年3月11日 衆議院会議録「第190回国会 内閣委員会 第5号」

<河野太郎 国家公安委員長>
本人の意に反するアダルトビデオへの出演の強制は、これはあってはならない女性の尊厳を踏みにじるようなものだと思いますし、そうした行為の中で違法行為があれば、法と証拠に基づいて、警察は厳正に取り締まってまいりたいと思っております。
——————————————————–

河野大臣の意向が、部下に透徹しているようです。
もっとも大臣のこの答弁書を書いたのは、withnewsのインタビューで語っている警察庁幹部かもしれませんが。
それにしても、池内さおり議員は、高邁です。
警察をここまで動かしたのですから。

(2016年12月19日 withnews「AV強要って何法違反? 警察庁に聞いてみた 派遣法・労基法でも…」より、引用。改行を施しています。)

全国の都道府県警察の警察本部、警察署では、専門の警察安全相談員などの職員が、相談者のプライバシーの保護や境遇などに配慮しながら、相談に応じている。
特に被害者が女性の場合には、女性の相談員が話を聞く。

——————————————————–

(再掲)
女性の相談員が話を聞く

こちらにつきましても、河野太郎国家公安委員長がいったとおりとなりました。

<河野太郎 国家公安委員長。2016年3月11日> 
残念ながら、警察にはそうした相談件数がいまだ多くないものですから、警察に御相談をいただきたいと思いますし、女性警察官を配置したり、あるいは人目につかないような車や部屋を用意したり、相談しやすい状況をつくってまいりたいと思いますので、警察としても厳正に対処してまいりたいと思います。
——————————————————–

来年は総選挙があるかもしれません。
今年の通常国会で、出演強要問題をとりあげたのは、ふたりです。
池内さおり衆議院議員と、梅村さえこ衆議院議員です。
いずれも日本共産党に所属しています。
ぼくはこれまで、日本共産党に投票したことがありません。
今度の衆議院選挙では、出演強要問題に熱心な政党に票を入れようと考えています。
それが、蛇蝎のごとく忌み嫌っている公明党であってもです。

(2016年12月8日 時事通信「AV出演強要で対策チーム=公明」より、引用。)

タレントやモデルを目指す若い女性らがアダルトビデオ(AV)出演を強要される問題が多発していることを受け、公明党は8日、対策プロジェクトチーム(PT、座長・佐々木さやか参院議員)を設置した。
年内にも初会合を開催し、被害者支援団体や関係省庁から被害状況を聞く。

——————————————————–

宗教政党などは、この世から消えてしまえ、といつも思っています。
もしも公明党が熱心にとりくむのなら、公明党に投票します。
経済のことなど、いまはどうでもよいです
関心がありません。
いま頭のなかにあるのは、出演強要問題だけです。
早く解決してほしいです。
香西咲さんのこころのなかにやすらぎがもどることを願っております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。