香西咲さんの人生を踏み躙ったやつらをこのまま野放しにしておくことだけはやめてほしい

国民生活センター、消費生活センターによる出演強要の注意喚起

昨日、伊藤和子弁護士が、つぎのようなツイートをされていました。
一部を引用させていただきます。

国民生活センターにずっと働きかけて来たことが実り、AV出演強要に関するリリースを出していただきました

2016年11月30日、国民生活センターは、出演強要に関する文章を発表しました。
目的は何なのでしょうか。
トップページから順に、リンクをたどってみることにします。

(1)【 注目情報
センターの発表情報、中央省庁からの情報、注目テーマなど
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(2)【 発表情報
国民生活センターが報道発表した情報や広く公表した資料をご覧いただけます。
最新の消費者トラブルに関する注意情報や消費生活相談の分析調査、商品テスト結果などを掲載しています。
(後略)

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(3)2016年11月
タレント・モデル契約のトラブルに注意してください!-10代・20代の女性を中心にトラブル発生中-(2016年11月30日)
(前略)
(略)、全国の消費生活センターに寄せられた相談事例を紹介し、トラブルを周知するとともに、消費者に対して注意喚起を行います。

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(4)[報告書本文](PDF)

PDFの冒頭には、報道発表資料、との文字が記されています。
マスコミへの公開とあわせて、消費者に対する注意喚起も兼ねているようです。

(2016年11月30日[報告書本文](PDF)より、一部を引用。改行を施しています。)

状況によってはクーリング・オフ等ができる場合もあります。
被害に遭った場合には速やかに、消費者ホットライン188に相談しましょう。
また、アダルト関連の出演を強要されるなどした場合には警察に相談しましょう。
※消費者ホットライン:局番なしの188(いやや)

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出演強要に関しては、警察への相談を勧めています。
警察のほうも、被害者からの相談をまっています。

(2016年11月15日 朝日新聞「AV出演強要、10代女性や男性も 2年半で相談22件」より、引用。改行を施しています。)

警察庁の担当者は
「相談できずに埋もれているケースもあると思う。最寄りの警察署などにいつでも相談してほしい」
と呼びかけている。

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「天網(てんもう)恢恢(かいかい)疎(そ)にして漏(も)らさず」(天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない
ということばがあります。
悪人たちは追いつめられてきたようです。
警察は犯罪者を一匹残らず捕獲してほしいものです。

労働者派遣法

今度は、伊藤和子弁護士のブログのほうから引かせていただきます。

(2016年3月16日「AV強要被害をなくし、救済するために」より、引用。)

AV出演は、職業安定法、労働者派遣法上の「有害業務」とされ、プロダクションが雇用する女優を勧誘することは職業安定法上の処罰対象となり、プロダクションが雇用する女優をメーカーに派遣して撮影に応じさせることは派遣法違反として処罰対象になります。
しかし、業者は、巧みに女性との契約を労働契約でなく「委任」「委託」などの契約にしてしまい、実際には指揮命令関係があるのに、あくまでそれがないかのように装い、法の適用を免れています。

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(再掲)
プロダクションが雇用する女優をメーカーに派遣して撮影に応じさせることは派遣法違反として処罰対象になります

以下の会議資料が参考になります。
・2016年11月15日 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会(第84回)

※資料2-2 職業安定法・労働者派遣法関係 【厚生労働省】(PDF)
(引用)
「公衆道徳上有害な業務」に関する裁判例① 労働者派遣

○東京地方裁判所平成6年3月7日判決
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芸能プロダクションとその代表者らが、雇用する労働者である女優をアダルトビデオ制作会社に派遣したという事案につき、アダルトビデオへの出演行為は、労働者派遣法第58条の「公衆道徳上有害な業務」に該当するとした事例。
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【判決の要旨】
○ 「あてがわれた男優を相手に、被写体として性交あるいは口淫等の性戯の場面を露骨に演じ、その場面が撮影されるのを業務内容とする」業務は、社会共同生活において守られるべき性道徳を著しく害するものというべきであり、ひいては、派遣労働者一般の福祉を害することになる」から、「公衆道徳上有害な業務」に該当するため、芸能プロダクション等が、雇用した労働者である女優を、有害業務に就かせる目的で派遣をしたことについて、芸能プロダクションに罰金50万円、会社取締役・チーフマネージャーに懲役2年に処する。

○ 労働者派遣法第58条の規定は、「労働者一般を保護することを目的とするものであるから、右業務に就くことについて個々の派遣労働者の希望ないし承諾があったとしても、犯罪の成否に何ら影響がない」。
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(参考)
<労働者派遣法 第58条>
公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者派遣をした者は、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。

既出の判例には、
芸能プロダクション等が、雇用した労働者である女優
とあります。
この場合は、伊藤弁護士がおっしゃるように、
プロダクションが雇用する女優をメーカーに派遣して撮影に応じさせることは派遣法違反として処罰対象になります
となるのでしょう。
労働者派遣法の第2条も、つぎのように規定しています。

(用語の意義)
<労働者派遣法 第2条>
この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

労働者派遣
自己の雇用する労働者を、当該雇用関係の下に、かつ、他人の指揮命令を受けて、当該他人のために労働に従事させることをいい、(略。)

派遣労働者
事業主が雇用する労働者であつて、労働者派遣の対象となるものをいう。
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判例に登場するプロダクションは、自分のところで雇っている女優を現場に派遣しました。
結果、有罪となりました。

(再掲。伊藤和子弁護士のブログ。)
しかし、業者は、巧みに女性との契約を労働契約でなく「委任」「委託」などの契約にしてしまい、実際には指揮命令関係があるのに、あくまでそれがないかのように装い、法の適用を免れています。
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小賢しいやつらです。
偽装をおこなって、労働者派遣法の適用をまぬがれているのです。

(2016年06月13日 弁護士ドットコム「大手AVプロダクション社長逮捕、女優との「雇用関係」の有無がポイントに」より、引用。改行を施しています。)

(略)、AV女優とプロダクションとの間では一般的に、雇用契約ではなく、業務委託契約等が結ばれていることが多い。
そして、雇用でなければ、プロダクションからメーカーへ女優を派遣することは原則として「違法」とならない。

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読売新聞もつぎのように書いています。

(2016年9月7日 読売新聞(※ネット配信は9月20日)「[狙われる女性](1)『モデルに』勧誘 AV出演強要より、引用。)

女性との契約を直接の雇用契約でなく、「委託」などの形にして、法の適用を免れようとする業者もいる。
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それにしてもおかしなはなしです。
仮に業務委託契約がむすばれていたとしても、プロダクションは、女性を奴隷のようにあつかっているわけです。
これでは、雇用契約と何らかわりがありません。

(2016年06月13日 弁護士ドットコム「大手AVプロダクション社長逮捕、女優との「雇用関係」の有無がポイントに」より、引用。改行を施しています。)

労働問題にくわしい田村優介弁護士は
「指揮命令関係があり、女性に指示されたことを断る自由がないなど、形式的に雇用でなくても、雇用関係があったと考えられるケースがある。今回(2016年6月11日)、警察は、プロダクションと女性との間にあった契約の実態から、『雇用契約』があったと判断したのだろう」
と話した。

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2016年11月15日の「女性に対する暴力に関する専門調査会」で、警察庁の担当者が発したことばが気になります。

(2016年11月15日 弁護士ドットコム「AV出演強要、警察に相談22件『違約金を理由に出演強要』『ネットの販売止めて』」より、引用。改行を施しています。)

(略)、警察庁は今年6月、全国の警察に対して通達を出して、強姦罪、暴行罪、傷害罪など刑法だけでなく、労働関係法令の適用を視野に入れた取り締まりなど、AV出演強要に関する相談への適切な対応を指示した。
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今後も、労働者派遣法違反による検挙はあるのでしょうか。


加えて、強姦罪、暴行罪、傷害罪の適用も期待しています。
https://twitter.com/nightowlfly00/status/785665895699886080
香西咲さんの人生を踏み躙(にじ)ったやつらは、これからどうなるのでしょうか。
作家の宮崎学さんは、ときおり、悪党の老後をえがきます。
フィクションではありません。
実録です。
どいつも悲惨な人生となっています。
老いる前に野垂れ死んだやつもいます。
あわれというしかありません。
おそらくあいつらもそうなるでしょう。
楽しみです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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