香西咲さんがこころから笑える。そんな日がくることを願っております。事態は進展しているようですが

本日、読売新聞が、出演強要に関する記事をネット配信しました。
警察に寄せられた被害者の相談件数です。
記事自体は、2016年11月21日の紙面に書かれていたものと同じです。
1週間ほど遅れてアップされました。
内容的には、他紙とくらべて、特段の差異がないようです。
目についたのは、つぎの箇所ぐらいでしょうか。

(2016年11月28日 読売新聞「AV出演強要の相談、2年半で22件…警察庁まとめ」より、引用。)

(警察庁の担当者は)被害者が相談しやすい態勢づくりに取り組むとともに、今後は弁護士やNGOなどと連携しながら、厳しく取り締まる姿勢を強調した。
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読売新聞は、
「今後は弁護士やNGOなどと連携しながら、厳しく取り締まる」
と報じています。
警察の意気込みが感じられます。
他紙はどうだったでしょう。
再確認してみます。
まずは、朝日新聞です。

(2016年11月15日 朝日新聞「AV出演強要、10代女性や男性も 2年半で相談22件」より、引用。改行を施しています。)

警察庁の担当者は
「相談できずに埋もれているケースもあると思う。最寄りの警察署などにいつでも相談してほしい」
と呼びかけている。

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意気込みについては、書かれていません。
共同通信はどうでしょうか。

(2016年11月15日 共同通信「AV出演強要で警察に相談22件 6月までの2年半」より、引用。改行を施しています。)

調査会で警察庁は積極的な取り締まりや、相談専用ダイヤル「#9110」などで被害把握と支援に努めると説明した。
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「積極的な取り締まり」
という表記をしています。

最後は、弁護士ドットコムです。

(2016年11月15日 弁護士ドットコム「AV出演強要、警察に相談22件『違約金を理由に出演強要』『ネットの販売止めて』」より、引用。改行を施しています。)

(略)、警察庁は今年6月、全国の警察に対して通達を出して、強姦罪暴行罪傷害罪など刑法だけでなく、労働関係法令の適用を視野に入れた取り締まりなど、AV出演強要に関する相談への適切な対応を指示した。
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具体的です。
強姦罪、暴行罪、傷害罪、労働関係法令などの適用を視野に入れた取り締まりをおこなうようです。
警察の気概が感じられます。

もういちどみてみます。
<犯罪者に対して>
朝日新聞・・・・・・(特に言及なし。)
共同通信・・・・・・積極的に取り締まる。
弁護士ドットコム・・・・・・強姦罪などの適用も視野にいれて取り締まる。
読売新聞・・・・・・厳しく取り締まる。

読売新聞は、政府の広報紙的存在ともいわれています。
政府との結びつきは強いようです。
その読売新聞が、
「厳しく取り締まる」
と書いたのです。
期待してもよいのではないでしょうか。
今後、逮捕者が頻出する可能性があります。
ちなみに、6月以降の主たる逮捕と書類送検は、以下のとおりです。

(1)2016年6月12日、悪徳プロダクション1社の社長など(3人)を逮捕(動画。YouTubeより)

(2)2016年10月4日、悪徳プロダクション6社の社長など(12人)を書類送検(動画。YouTubeより)

(3)2016年9月、業界関係者を売春防止法違反容疑で逮捕(動画。YouTubeより)

(4)2016年11月24日、悪徳プロダクション3社(3人)を逮捕(動画。YouTubeより)

2016年10月4日の書類送検に関する動画(2)をみて、背筋に冷たいものが走りました。
当該プロダクションの下を若い女性が歩いています。
近くには、マンションらしきものも建っています。
人々が生活する空間のなかに、このようなプロダクションが存在しているわけです。
事務所の人間やスカウトたちが日々、周辺を行き来しています。
治安の面からも、入居を規制することはできないのでしょうか。
近隣の住民も、退去勧告をおこなうべきであると思うのですが。
とりあえず、書類送検となった事件の概要を新聞記事でふりかえってみます。

(2016年10月5日 読売新聞「AV撮影 違法に派遣 容疑の12人書類送検=東京」より、引用。改行を施しています。)

所属女優をアダルトビデオ(AV)の撮影現場に派遣したとして、警視庁は(10月)4日、渋谷区の芸能プロダクション「バンビ・プロモーション」など6社と、バンビ社の男性社長(49)ら12人を労働者派遣法違反容疑で東京地検に書類送検した。
発表によると、社長らは2013年9~10月、それぞれ自社に所属する20歳代の女優6人をAV制作会社に派遣し、神奈川県内のキャンプ場で撮影をさせた疑い。
同庁は、性行為を含むAVへの出演が、同法が労働者派遣を禁じる「有害業務」に当たると判断した。
調べに対し、12人はいずれも容疑を認めている
(後略。)

この記事は、ネットで公開されていません。)
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(参考;労働者派遣法)
<第58条>
公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者派遣をした者は、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。
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労働者派遣法(有害業務)違反容疑で、書類送検されたのは、以下の6社です。

労働者派遣法違反容疑
バンビ・プロモーション(渋谷区)
F2F Entertainment(渋谷区)
ディクレア(渋谷区)
ARTE Entertainment(渋谷区)
オールプランニング(新宿区)
CLAP(新宿区)
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東京地検の判断が注目されます。

(再掲)
12人はいずれも容疑を認めている

検察はぜひとも、起訴をしてほしいです。
警察はいま、がんばっています。
検察もこれにつづくことを願っております。
良識のある判断を期待しています。

支援団体のPAPSのホームページに、つぎの案内文が掲載されています。

(引用。改行を施しています。)
(前略。)
AVに出演するのはもう嫌!と拒否したら、プロダクションから2460万円もの損害賠償を訴えられた民事訴訟で、訴えられた方の女性が勝訴しました。
その訴訟事件に関する経過と背景をまとめた一文が掲載された雑誌、「賃金と社会保障 1月合併号」がこのほど出版されました。
(中略。)
賃社編集部の了解のもとに、コピー(約30p.)を実費(実費+郵送料=300円)で配布いたしますので、ご希望の方は、下記にご連絡ください。

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このたび、PAPS様から資料が届きました。
大変有益な内容です。
PAPS世話人の宮本節子さんが著された論文は圧巻でした。
判決文の解説もさることながら、ぼくは、つぎの箇所に目をひかれました。

(31ページを引用。改行を施しています。)
AVと類似の行為がおこなわれている(略)性風俗の事例を扱った判例には、職業安定法第63条2号の「公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集」、労働者派遣法58条「公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者派遣をした者」の条項を適用したものがある。
しかし、これらの判例は(出演強要の)性被害者対策のためには生かされなかった。
これらの法を適用して(AV出演強要被害の)女性救済に役立てようという発想が、取り締まり当局にないのだろうか。

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宮本節子さんの論文は、2016年1月25日発行の雑誌に掲載されました。
執筆されたのは、昨年末のことであろうと推測します。

(再掲)
これらの法を適用して(AV出演強要被害の)女性救済に役立てようという発想が、取り締まり当局にないのだろうか

これらの法とは、職業安定法第63条2号と、労働者派遣法58条のことです。

(参考)
<職業安定法 第63条>
次の各号のいずれかに該当する者は、これを1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。
2 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者
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<労働者派遣法 第58条>
公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者派遣をした者は、1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。
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宮本節子さんの嘆きから半年後のことです。
警察は、悪徳プロダクションの社長を労働者派遣法違反で逮捕しました。(既出の動画を参照。)
上述の書類送検された事件も、容疑は、労働者派遣法違反、です。
今月は、職業安定法違反容疑で、悪徳プロダクションの社長が逮捕されました。

(再掲。宮本節子さん)
これらの法を適用して(AV出演強要被害の)女性救済に役立てようという発想が、取り締まり当局にないのだろうか

現在、出演強要をめぐる問題については、急速に状況が変化しています。
とりあえず、労働者派遣法と職業安定法は適用されるようになりました。

香西咲さんのTwitter(2016年11月23日)より、引用。

現行法では派遣法違反。
青木亮が私達に対してしてきた事は全てこれから戦わなくてはなりません。

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今後、事態は、どのように進展するのでしょうか。
厳しく取り締まる」(読売新聞)
そうなることを念願しております。
現在、犯罪者が野放しになっています。
一日も早い逮捕を期待しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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