香西咲さんのもとには自然と人が集まり、その下には道ができます。「桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す」

2016年11月20日、山中モナさんの出演強要被害について紹介させていただきました。
事件の概要はつぎのとおりです。

山中モナさんのブログより、引用。)
<2016年6月30日>
(前略。)
まあ、テレビ制作会社が、メーカーに手を出した時に、派遣されたわたしと揉めたんですよね。
いうなれば、事務所からの告知なしのただのAV撮影の本番強要でした。
(後略。)

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山中モナさんのブログのコメント欄からも引かせていただきます。

(前略)
クライアントは説明したつもりで、わたしは説明の内容が理解出来ないまま、自動的に進んで行ったのですが、分からないと示すと、事務所とは話がついているので分からなくていいと言われました。
(略)、わたしは現場をバラして地元に帰る事になりました。
違約金の請求は無くて良かったです。
ただ、演技指導が密室なので、おそらく人権の問題があり、警察の捜査が難しいとの事でしたが。

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山中モナさんは2016年11月23日に、以下のツイートをされています。
(すべて改行を施しています。)

山中モナさん
強姦を成立させるのは難しいですよね。
なんで逃げられなかったの?って聞かれますよね。
でも逃げづらい空気である事を言葉で説明するのがとても難しいので殆ど無謀だと思いました…。
視聴率や現場にかけたお金の事とか言われて

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山中モナさん
恨みを買うのが怖いのと、マトモになるまでシャバの皆へのカミングアウトは我慢するとか思ってるうちに、何案件もこなすことになります。
苦手とか嫌いとか伝えるけど取り合って貰えなくて現場に行ったらまた絡みか、みたいな…。

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山中モナさん
現場はお金くれる立場だから強く出れなくて。
着いたら絡みの現場でも、男優がいっぱい待機してても、何これ?って言いにくいから、契約書のサインを待ってもらってマネにメールするけどメイン担当じゃないマネからしかメールこないです

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山中モナさん
AV出演強要みたいのは何現場も。
そういう時は担当と連絡つかないか、知らないで通されてクライアントとマネが揉めるかで。
聞いていない絡みがあっても言わない事もあったけど三回目のおかわりは断りそれで事務所に怒られたから喧嘩に

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山中モナさん
ありがとう御座います。
なんか、わたし、取材受けてます。それで書いてます。

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山中モナさん
実名どころか、インターネットメディアに、本名顔出しカミングアウトするみたいです。
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山中モナさん
忙しいみたいで、取材サイトから今放置されてます。
私も家賃未払で退去勧告なのでバイト行きます。
無賃なのに原稿を頑張り過ぎましたらバイト行けなくてすっからかんです。

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山中モナさん
交通費出ずにインタビュー受けに行ったらいきなり写真撮影。
原稿直してたらいまいち連絡つかないから忙しいかな?
PTSDとバトルしながら細かく記憶を掘り起こしたらバイト出来ない。
家賃払い終わった頃に連絡つくんじゃないですか?

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ネットに、出演強要に関する記事が掲載されるのでしょうか。
おからだを大切にされて活動されることを願っております。

(2016年9月3日 Yahoo!ニュース「AV強要被害問題は今、どうなっているのか。」より、引用。改行を施しています。)
注 部分的に引用させていただきます。)

<伊藤和子弁護士>
(悪徳プロダクション代表の)逮捕時には、業界内から、この被害を訴えたとされる女性についてその特定をしようとしたり、疑われた女性のAV出演本数等を理由に「強要されたわけがない」などの声があがり、バッシング的な言動がネット上で拡散されたことがあり、「これでは被害にあったとしても、もう誰も怖くて名乗り出なくなるのではないか」ととても心配しました。
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7月には週刊文春で香西咲さんがAV出演被害について実名で勇気ある告白をされました。
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また、ユーチューバーのくるみんアロマさんも、意に反するAV出演の被害についてカミングアウトをされて話をされています。
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さらに、男優さんからも声があがるなどし、被害の実像が明らかになりつつあります。
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私も様々な人権問題に取り組んできましたが、当初、これだけ「被害はない」と全力否定されるケースは大変珍しかったため、とまどいました。
しかしやはり、被害があるのに様々な圧力から被害が隠され続け、被害者が声をあげられないという事態は非常に健全でないし、長くは続かないものだ、とつくづく思いました。

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同時に、いつもそうですが、やはり事態を変えうるのは勇気ある被害者の方々の声だと実感し、その勇気に敬意を表したいと思います。
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2016年11月21日に、星野明日香さんも、ご自身のブログで被害の実態を告発されました。
すぐに、弁護士ドットコムが報じます。
以下のくだりが峻厳でした。

(2016年11月24日 弁護士ドットコム「元AV女優ほしのあすかさんが出演強要を告白『トラウマはまだ消えていない』」より、引用。改行を施しています。)

ほしのさんは当時、警察や弁護士に相談したが、
「今の時代にそんな事あるはずないとか、騙された自分も悪いと言われ、本当に泣き寝入り状態だった」
と相手にされなかったという。

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今の時代にそんな事あるはずない
騙された自分も悪い
本当に泣き寝入り状態だった
現在、世の中の流れは、180度かわりました。
コペルニクス的転回がなされました。

(再掲。伊藤和子弁護士)
やはり事態を変えうるのは勇気ある被害者の方々の声だと実感し、その勇気に敬意を表したいと思います

星野明日香さんの告発によって、悪人たちはさらに追いつめられたのではないでしょうか。

(再掲。伊藤和子弁護士)
(略)被害にあったとしても、もう誰も怖くて名乗り出なくなるのではないか(略。)

伊藤和子弁護士がおっしゃるように、悪徳プロダクションの社長が逮捕されたあと、これを批判する発言があいついだようです。

(2016年6月16日 リテラ「AV業界に強要はあるのか」より、引用。改行を施しています。)

「AV業界はこんなんぢゃないよ。無理やりとかもなぃ! 同意して、撮影する前にもちゃんと自分でサインするんだょ?ありえねー! 同じAV女優として悔しい」
「300本以上出演してる女優さんが 強要されました なんて 何故 信用するの? てゆーか!無理やりAV出演とか、いつの時代の話ですかー? なりたくてもなれない女の子もいるってーのに アホくさ そもそも無理やりやる仕事ぢゃないし」
「もし芸名言えば、知ってる皆さんは『強要?嘘でしょ?!あの娘なんて超楽しんで女優やってたのすごい有名じゃん!』」って全員思うはずです」
「痴漢の冤罪と似てるよね。承諾して出演したのに、何かあったらそれを武器に訴える人は少なくない。もちろん、冤罪ばかりではないだろうけど、有名事務所で強要なんてまぁないだろうかと」

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結果、悪徳プロダクションの社長は、有罪でした。

(再掲。伊藤和子弁護士)
(略)被害にあったとしても、もう誰も怖くて名乗り出なくなるのではないか(略。)

香西咲さんはちがいました。
2016年7月7日発売の週刊文春において、実名で告発をおこなったのです。

(再掲。伊藤和子弁護士)
(略)事態を変えうるのは勇気ある被害者の方々の声(略。)

世の中の景色は大きくかわりました。
現在、出演強要は、だれしもがみとめる事実です。
うたがうものはいません。
唯一、業界のひとたちをのぞいては。


国家はこのあと、頑迷なメーカーやプロダクションに対して、どのような審判をくだすのでしょうか。
来年の1月からはじまる通常国会に注目があつまります。
いま、つぎのような心配をされているかたがいらっしゃいます。
現在の世論の流れでは、AV業界は存続を許されないことになりそうです」(川奈まり子様
はたしてどうなるのでしょうか。

はなしはかわります。
「桃李(とうり)もの言わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す」
ということばがあります。
司馬遷(B.C.145年頃~B.C.87年頃)が著した「史記」という歴史書のなかにでてきます。
司馬遷(しばせん)は、漢の時代に活躍した役人です。

殷(B.C.1550年~B.C.1050年頃)
  ↓
周(B.C.1050年頃~B.C.256年。B.C.770年に、都を東方の洛邑に遷したのちは、「東周」または、「春秋・戦国時代」とよばれる)
  ↓
秦(B.C.221年~B.C.207年)
  ↓
漢(B.C.202年~A.D.220年)

司馬遷は、歴史書を編纂(編集)する家系に生まれました。
B.C.99年のときです。
友人の李陵(りりょう)将軍が、匈奴との戦いに破れて、捕虜となりました。
このときの皇帝は、武帝(第7代目)です。
武帝は激怒しました。
「李陵の家族を皆殺しにしろ」
と。
司馬遷は、友人を弁護します。
李陵は立派な人物である。
降伏したのには理由がある。
それがはっきりするまでは家族を処刑しないでほしいと。
怒りをました武帝は、司馬遷を重罪に処します。
ちなみに、このときの場面をあらわしたのが、「山月記」で有名な中島敦(1909年~1942年)です。
小説の題名は、「李陵」です。
司馬遷の苦悩が克明にえがかれています。
のちに出獄した司馬遷は、執筆に専念します。
辛苦の結果、完成したのが、全130刊からなる「史記」です。
「史記」は、武帝の時代までを記した歴史書です。
この本のなかに、「李将軍列伝・賛」という章があります。
李将軍というのは、李陵の祖父である李広(りこう)のことです。
高潔な人物で、名将として称えられました。
司馬遷は、李広のひととなりをつぎのことばであらわしています。
「桃李(とうり)もの言わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す」
桃李とは、桃(もも)と李(すもも)のことです。
訳すとこうなります。
桃や、すももは、何もいわないが、その美しい花にひかれて多くのひとが集まる。
結果、花の下には、自然と道ができる。
徳のある者は、自ら求めなくても、その徳を慕って多くのひとが集まってくる、という喩(たと)えです。
香西咲さんのところには、その人徳を慕って、多くのひとが集まってきます。
下には自然と道ができます。
「桃李(とうり)もの言わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す」
香西咲さんのためにあるようなことばです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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