出演強要は「魂の殺人」です。香西咲さんを蹂躙した犯罪者が野放しになっているのは絶対におかしい

2016年11月15日に、内閣府が主催する「性暴力被害などに関する専門調査会」が開かれました。
報道された記事を引かせていただきます。

(2016年11月15日 共同通信「AV出演強要で警察に相談22件 6月までの2年半」より、引用。改行を施しています。)

(後半の部分を引用)
調査会(性暴力被害などに関する専門調査会)で警察庁は積極的な取り締まりや、相談専用ダイヤル「#9110などで被害把握と支援に努めると説明した。
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「相談専用ダイヤル」というのがあるようです。
番号は、#9110、となっています。
昨日、当該記事を読んで、はじめてその存在を知りました。
調べてみました。
以下の動画がわかりやすかったです。

(参考;政府インターネットテレビ「警察に相談 #9110」

動画の冒頭で、進行役の女性が、
「110番するような緊急性はないけれど警察に相談したい。そんな時は、迷わず警察相談専用電話『#9110』へ電話してください。問題を解決に導く道を一緒に探してくれます」
と語っています。
110番との分水嶺(分かれ目)は、緊急性の有無にあるようです。
警視庁のホームページには、
「皆さんが抱える様々な困りごとに関する相談を受け付けています」
「どなたからの相談も受け付けますので、お気軽にお電話ください」
と書かれています。
切迫していない事例ならば、こちらで相談してみてもよいかもしれません。
出演強要問題については、緊急性を要します。
可及的速やかに対応してもらわなければなりません。
「#9110」ではなく、直接、警察へ出向くことが最善です。

(2016年11月15日 朝日新聞「AV出演強要、10代女性や男性も 2年半で相談22件」より、引用。改行を施しています。)

(後半の部分を引用)
警察庁の担当者は
「(略。)最寄りの警察署などにいつでも相談してほしい」
と呼びかけている。

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「いつでも」
ということばが、やすらぎをあたえてくれます。
今後、相談者が殺到することを願っております。

(2016年11月15日 弁護士ドットコム「AV出演強要、警察に相談22件『違約金を理由に出演強要』『ネットの販売止めて』」より、引用。改行を施しています。)

(前略。)
(略)、警察庁は今年6月、全国の警察に対して通達を出して、強姦罪、暴行罪、傷害罪など刑法だけでなく、労働関係法令の適用を視野に入れた取り締まりなど、AV出演強要に関する相談への適切な対応を指示した。
また、契約問題については、弁護士会や関係省庁、NGOとの連携を強化していく対応を示している。
(後略。)

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(再掲)
強姦罪、暴行罪、傷害罪など刑法だけでなく、労働関係法令の適用を視野に入れた取り締まり

とりあえず警察は、現行法の枠内で取り締まりをおこなおうとしているようです。
当然、警察はいままで何をやっていた、とのそしり(非難)はまぬがれないでしょう。
悪人を野放しにしていたわけですから。
挽回するためにも精励して(力を尽して)ほしいものです。

(2016年3月16日 伊藤和子弁護士のブログ「AV強要被害をなくし、救済するために」より、引用。改行を施しています。)

<伊藤和子弁護士>
(略)、撮影中にどんなひどいことを強要されても、「同意」「演技」だとして、強姦、強要、傷害、暴行罪等が立件されるケースはほとんどありません。
さらに、今の法律では「消費者」の定義にあてはまらないため、消費者の保護も受けられません。

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警察はようやく、本気で取り締まりをおこなおうとしています。
伊藤和子弁護士がおっしゃっているように、現行法だけでは限界があるというのも事実です。

(再掲)
撮影中にどんなひどいことを強要されても、『同意』『演技』だとして、強姦、強要、傷害、暴行罪等が立件されるケースはほとんどありません

「性暴力被害などに関する専門調査会」があった日、伊藤和子弁護士がつぎのようなツイートをされています。
安堵のなかにも憂いを感じさせる表現でした。

(伊藤和子弁護士のツイートより、引用。)
<2016年11月15日>
私も出席しました。
警察庁を始め、各省庁の取り組みが進んでいます
まだ被害根絶には遠いけれど、活動してきてよかったとしみじみ。。。
引き続き頑張ります。
(後略。)

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まだ被害根絶には遠い
これを目にしたとき、現行法だけでは被害を根絶することができない、とおっしゃっているような気がしました。
来年の通常国会に、耳目があつまります。

(2016年11月14日 日本経済新聞「夢につけ込まれ出演 奪われた尊厳(上) 意に沿わずAV 心に傷」より、引用。改行を施しています。)

(前略。)
グラビア撮影と聞かされて出向いた現場で、初めてアダルトビデオ(AV)と明かされた。
「できません」
拒否の言葉は通じなかった。
社長ら数人に囲まれた。
「宣伝で1億円かかった。違約金は家族に請求する」
(中略。)
女性は今、社長らの処罰を求めて警察に相談をしている。

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ここにも、悪とたたかっている女性がいます。

(同記事を引用)
(中略。)
捜査関係者は
「出演者らがもっと実態を打ち明けられるようになれば、強要を生まない環境づくりにつなげられる」
と期待を寄せる。

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端からみているものにとっては、絶対に泣き寝入りなどしてほしくない、と思います。
被害者の女性にとってはどうなのでしょうか。
つらい要望なのかもしれません。

(2016年10月16日 読売新聞「<性犯罪 厳罰化へ>被害の潜在化 防げ」より、引用。改行を施しています。)

被害者の心身に深い傷を残す性犯罪に対する厳罰化や、被害者の告訴が起訴の条件となる「親告罪」規定の撤廃を盛り込んだ刑法改正案の要綱が9月に決まった。
(略。)
「被害者をどう保護していくかという課題もあるが、『私さえ我慢すれば』と泣き寝入りする人が多い。新たな犠牲を防げるなら望ましい」
(中略。)
改正案にある「親告罪」規定が撤廃されると、被害者の告訴がなくとも強姦罪や強制わいせつ罪に問えるようになる。
被害者が捜査機関に告訴する負担は大きいため、被害が潜在化するのを防ぐ狙いがある。

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私さえ我慢すれば
今度の改正で、女性の負担が少しでも軽くなってほしいです。

(2016年10月1日 読売新聞「[とれんど]『生き抜く人』のために」より、引用。改行を施しています。)

恐怖で外出できない。
被害時の記憶がよみがえりパニックになる。
転居、退職を余儀なくされた。
死にたいと思い詰めた--。
(略)、強姦や強制わいせつが、どんなに深く被害者の心身を傷つけ、人生を奪うかを痛感した。
(中略。)
〈出口のないトンネルに迷い込んだようだった〉。
先の連載で、ある女性は性虐待のトラウマに苦しんだ半生をそう振り返った。
法が、社会が、暗闇にさす一条の光となるよう変わらねばならない。

この記事は、ネットで公開されていません。)
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現在、性暴力の被害を受けた女性の痛みや苦しみをえがいた映画が上映されているそうです。

(2016年10月1日 産経新聞「性暴力被害の実態生々しく 映画『月光』広がる共感 神戸、京都で上映」より、引用。改行を施しています。)

性暴力の被害を受けた女性の痛みや苦しみを生々しく伝える映画「月光」が共感を集め、各地で公開の動きが広がっている。
(中略。)
「どんなに苦しい被害に遭っても、希望はあると伝えたい」と監督の小沢雅人さん(38)は訴える。
11月に仙台市、その後は大阪市や神戸市、京都市、新潟市での上映を予定。

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どんなに苦しい被害に遭っても、希望はあると伝えたい
強姦などの性暴力は、被害にあっても口をつぐんでいるかたが多いとされます。
監督の小沢雅人さんは、表に出ない実態を知ってもらうために作品を完成させました。
ワルシャワ国際映画祭の国際コンペティション部門でも、上映作品に選ばれています。

(2016年6月17日 読売新聞「性犯罪厳罰化 被害者から歓迎の声 『支援広がるきっかけに』」より、引用。改行を施しています。)

(前略。)
(性犯罪被害を受けた大分県の自営業、工藤千恵さん【44】は)
小学3年生だった1980年11月、同県内で塾から自宅に帰る途中、見知らぬ男に畑に連れ込まれ、暴行された。
「声を出したら殺す」
恐怖のあまり、声を出すこともできなかった。
性犯罪は「魂の殺人」と言われる。
工藤さんはその後、心身の不調に悩まされた。
男性の大声を聞くと暴行の場面がよみがえり、頭痛などに苦しんだ。
21歳の時に交際を始めた夫に被害を打ち明け、ようやく気持ちが楽になった。
(中略。)
工藤さんは2014年から実名で講演を始めた。
誰かに話を聞いてもらうことが心の回復につながると感じているが、
被害を話すことすらできない人は多い。法改正を機に、支援の輪が広がってほしい」
と訴える。

この記事は、ネットで公開されていません。)
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来年の通常国会に刑法の改正案が提出されます。
成立すれば、強姦罪は親告罪でなくなります。
被害者がうったえなくても、容疑者を起訴できるようになります。
強姦罪は、
「魂の殺人」
といわれています。
出演強要も、同様に、
「魂の殺人」
です。
次期国会で、出演強要に特化した法律が制定されることを願っております。
香西咲さんのためにも。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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