香西咲さんの行く先には、小さな世界に住むものには想像もつかぬ大きな世界があります

荘子(そうし)

荘子(B.C.369年~B.C.286年)という道家の思想家がいます。
自由な精神の逍遥(散歩)を楽しんだ人物です。
老子と並んで著名です。
荘子(そうし)の代表的な著作に「荘子(そうじ)」があります。
「荘子(そうじ)」の冒頭は、つぎのような寓話からはじまります。
(※ぼくのほうでリライトしています。)
暗く果てしない北の海に、鯤(こん)という魚が棲(す)んでいます。
非常に大きな魚です。
鯤(こん)は、鳥にもなります。
巨大な怪鳥に変身したときは、「鵬(ほう)」と呼ばれます。
翼をひろげて飛び立つと、空は一面、黒色の雲でおおわれたようになります。
風が強く吹き、海が荒れている日のことでした。
鯤(こん)は、南の海をめざすことにしました。
鵬(ほう)となり、翼を上下に動かしました。
はばたきが海面を強く打ちます。
36kmの高さまで舞い上がりました。
鵬(ほう)は、6か月の間、休むことなくとびつづけました。
空は青一色です。
地上は陽炎(かげろう)が立ち昇っていました。
塵(ちり)や埃(ほこり)も浮遊しています。
鵬(ほう)の目には、それらのものがいっさい映りませんでした。
地上も空と同様に、青色で統一されています。
大きな翼を空に浮かべるためには、後押しをしてくれる風が必要です。
地上からはるか遠く離れたところには、つねに、強い風が吹いています。
ジェット気流です。
36kmの高さまで上昇しているからこそ、その風を一身に受けることができるのです。
鵬(ほう)の行く手をさえぎるものは存在しません。
悠然と大空を進みます。
下方で、その姿をみたセミとハトが笑いました。
「あの大きなからだでは、木の枝にとまってやすむこともできない」
「黙々と飛びつづけるやつの気が知れない」
と。
それを聞いた鵬(ほう)がこころのなかでつぶやきました。
「セミやハトに何がわかる。自分の行く先には、小さな世界に住むものには想像もつかぬ大きな世界があるのだ」

(2016年7月29日 毎日新聞「AV出演強要 香西咲さん『私はこうして洗脳された』」より、引用。改行を施しています。)

(問)「なぜそこまで覚悟を決められた?」

<香西咲さん>
AVが夢にはつながらないことに気付き、ダラダラやっているのはよくないと思ったんです。
「続けてもあと1年ぐらいかな」
「その間にAVで失った人間関係や健康状態を取り戻そう」
と思っていたタイミングで、出演強要が社会問題化しました。
フラッシュバックにもずっと悩まされてきたので、いつか決着をつけなければいけないと思っていた。

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人間とは概して保守的です
自分が慣れ親しんだ世界に安住するのが常です。
これでは、「荘子(そうじ)」のなかにでてくるセミやハトと何らかわりがありません。
「自分の行く先には、小さな世界に住むものには想像もつかぬ大きな世界がある」
香西咲さんはこのように考えられたのかもしれません。

香西咲さんのツイッター(2016年9月18日)より、引用。

この問題ばかりを追って人生を終わらせるつもりはありません。
花の命は短いから。
心身共に回復させつつ昔の私に戻りたいと思っています。
勉強
旅行
仕事
友達と遊ぶ
好きな人を作ってデートする
許されるものなら家族を作る

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香西咲さんのツイッター(2016年10月22日)より、引用。

(前略。)
引退したらスキューバダイビングにゴルフにサーフィンに…
アクティブにイクのです
(後略。)

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香西咲さんの行く先には、小さな世界に住むものには想像もつかない大きな世界があります。

「荘子(そうじ)」のなかには、つぎのようなくだりもあります。

沢雉(たくち)は十歩に一啄(いったく)し、
百歩に一飲するも、
樊中(はんちゅう)に畜(やしな)わるることを期(もと)めず、
神(しん)は旺(さかん)なりと雖(いえど)も、善(たのし)まざればなり。

沢雉(たくち)というのは、山で暮らしている雉(キジ)のことです。
訳すとこうなります。
「山で暮らしているキジは、エサを求めて歩きまわる」
「水を得るのも容易ではない」
「それなのにカゴのなかで飼われようとしない」
「カゴのなかなら食べる心配がないが、野外の自由にはかえられない」

荘子(そうし)は、このキジのように、なにものにも束縛されることのない自由な生き方のことを「遊逍遙(しょうようゆう)」と名づけました。
遊逍遙を実践している人間のことを「真人」といいます。
香西咲さんは、真人です。

孔子

昨日にひきつづき、孔子の「論語」から旬の話題を考えてみます。
和田武司拓殖大学名誉教授の訳を参考にさせていただきました。

其(そ)の過ちを見て、内に自ら訟(せ)むる者を見ず

<孔子>
已(や)んぬるかな。
吾(わ)れ未(いま)だ能(よ)く
其(そ)の過ちを見て、内に自ら訟(せ)むる者を見ず。

(訳)
「なげかわしい」
「わたしはいままで」
「自分のあやまちに気づいて、自分を責める人間にお目にかかったことがない」

(辻丸さんのツイートより、引用。改行を施しています。)

10月10日
強要被害の実態に一番無知なのはAV業界側かもしれない。
彼等はとにかく信じようとしない。
認めたがらない
情報拡散提供なんてとんでもない!
その姿勢こそが業界への、そして自発的に頑張ってる女優達への偏見差別を増幅しているとなぜ考えないのか?
被害者までAV村に取り込もうとしても無駄なのに

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10月20日
5月僕が語った複数の強要被害例について
「詳細を聞かせて」
と尋ねてきた業界人はただの一人もいなかった。
皆、無関心。
ひたすら規制派への反論ばかり。
確かに聞いたはずなのに「聞いた事ない」が合言葉
これが本音。
つまり責任逃れ?
僕の絶望と不信はここに始まる。
AV村の常識=世間の非常識!

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「自分のあやまちに気づいて、自分を責める人間お目にかかったことがない」(「論語」

IPPA(NPO 法人知的財産振興協会)という業界団体は、2016年6月22日に、つぎのような声明を出しております。

(引用。改行を施しています。)
AVプロダクション 関係者逮捕について
今回の件は、メーカーとしてもプロダクションで起こったことだと他人事にするつもりはございません。
厳粛に受け止めております。
プロダクションにも働きかけ業界全体の健全化に向け早急な改善を促していきたいと思っております。
この件では、NPO 法人知的財産振興協会として、今まで対応を自主的に行っていなかったことに対し深く反省しております。
幾重にもお詫び申し上げます。

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立派な文章です。
「早急な改善」を約束しています。
残念ながら当該団体は、現時点まで、何もおこなっていません。
2016年6月22日の声明はいったい、何だったのでしょうか。
IPPA(NPO 法人知的財産振興協会)に関しては、孔子のつぎのことばがふさわしいようです。

巧言令色鮮(すくな)し仁
(たくみなことばをもちいて、人に気に入られようとするものには、おもいやりのこころが欠けている。)

「わたしはいままで、自分のあやまちに気づいて、自分を責める人間にお目にかかったことがない」(「論語」

なぜか、香西咲さんは、自分がまったく悪くないのに自身を責めていらっしゃいます。

(2016年8月27日 弁護士ドットコム「<AV出演強要>香西咲さん『今でもフラッシュバックに悩まされる』洗脳の過去を語る」より、引用。改行を施しています。)

<香西咲さん>
「自分はバカだったな」
「もっと勉強しておけばよかったな」
と思うことはたくさんあります(後略。)

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これまでも当ブログで、くりかえしのべています。
香西咲さんに非はありません。
微塵も。
香西咲さんは犯罪の被害者です。
悪いのはすべて青木亮たちのカルト集団です。
香西咲さんが反省する必要など、まったくありません。

利に放(よ)りて行えば、怨(うら)み多し

<孔子>
利に放(よ)りて行えば、
怨(うら)み多し。

(訳)
「何事も利益本意で行うと」
「必ず多くの恨みを買うことになる」

利益本意で、改革をおこなわない業界に対して、国民は苛立っております。
「なぜ何もしない」
「6月22日の声明は何だったのだ」
「早急に改善をおこなうといったではないか」
と。


法律による規制がまたれます。

徳、孤(こ)ならず、必ず鄰(となり)あり

<孔子>
徳、孤(こ)ならず、必ず鄰(となり)あり。

(訳)
「徳のあるものはけっして孤立しない」
「かならず理解者が近づいてくるものである」

香西咲さんのツイッター(2016年7月18日)より、引用。

(前略。)
味方も沢山います
弁護士もいます、
独立の際に相手方のバックボーンも調べてます。
それから過去に受けた被害も記録あります。
ご安心を。

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(再掲)
味方も沢山います

香西咲さんは絶対に孤立しません。
香西咲さんには、徳(身についた品性)があるからです。
理解者はこれからもふえつづけるでしょう。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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