香西咲さんはいまや、斯界のオピニオンリーダーです。日本が出演強要のない国になることを願います

2016年7月7日発売の週刊文春(7月14日号)で、香西咲さんは、ご自身の出演強要被害を告白されました。
あれからもう3か月になろうとしています。
この間に、日本の情景は、劇的に様変わりしました。
コペルニクス的転回(ものの考え方が、がらりと正反対に変ること)が具現しました。
2016年7月7日以前には、出演強要に懐疑的であったひとたちもおられることでしょう。
いまは違います。
大多数の国民が、出演強要は明白な事実、として受け止めています。
その素地をつくったのは各種支援団体です。
具体的には、
PAPS(パップス)
NPO法人ライトハウス
ヒューマンライツ・ナウ
伊藤和子弁護士
などです。
それぞれ、被害者によりそった献身的な活動をされてきました。
折をみて出演強要被害の実態を白日の下に晒しました(隠されていた物事を世間に公開しました)。

今年の6月には、つぎの事件が世間をにぎわせました。

(2016年6月12日 読売新聞「モデル女性 AV出演強制 派遣法違反容疑 芸能プロ社長ら逮捕」より、引用。改行を施しています。)

所属モデルを強引にアダルトビデオ(AV)の撮影現場に派遣したとして、警視庁が(6月)11日、東京都渋谷区の芸能プロダクションの社長ら男3人を労働者派遣法違反容疑で逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。
(略。)
捜査関係者によると、社長らは2013年頃、所属していた当時20歳代の女性モデルを本人の意思に反して都内の撮影現場に派遣した疑い。
(略。)
女性が撮影を拒もうとすると、「違約金が発生する」などと迫り、出演させたという。
同庁は、本人の意思に反してAVに出演させた行為は、同法が禁じる「有害業務」にあたると判断した。
AV出演を巡っては、同庁に「拒んだら多額の違約金を求められた」といった相談が相次いでいる。
若い女性を勧誘し、タレント活動と勘違いさせて所属契約を交わすケースが多いといい、同庁は、他の被害についても捜査を進めている。

※注 読売新聞のデータベースのなかから一部を引用させていただきました。ネットでは公開されていません。)
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女性を喰いものにしている悪徒(わるもの)たちが逮捕されました。
この福音(ふくいん。喜ばしい報せとの意味)について、伊藤和子弁護士がつぎのようにのべています。

(2016年6月16日 「皆様へのお願い・AVプロダクション関連逮捕報道とその余波を受けて」より、引用。改行を施しています。)

<伊藤和子弁護士>
6月12日付で、大手AVプロダクションの元社長らが逮捕されたとの報道がなされました。
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(略。)
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ところが、あるAV女優さんが
「被害を届けたのはこの女優」
とSNSやツイキャスなどで名指し、その女優さんを罵倒する行動に出られており、それに他の方々が追随しています。
(略。)
(略)こうした暴露を受けて、名指しされた女優さんの顔写真、AVが彼女に対する罵詈雑言とともに現在あふれている状況です。
多くの方がそれをみて、その印象だけで、判断され、この事件に疑問を深めている方がいるかもしれません。
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(略。)
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「強要被害にあった」と被害申告をしたら、こういうネットリンチのような罵倒やプライバシー侵害被害にあう。
これではもう今度なにがあっても誰も被害を名乗り出ることはできなくなります

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ありえないはなしです。
(再掲)
あるAV女優さんが、『被害を届けたのはこの女優』とSNSやツイキャスなどで名指し、その女優さんを罵倒
それに他の方々が追随しています

この女優さんとはいったい、だれなのでしょうか。
複数おられるようですが。

(2016年9月1日 弁護士ドットコム「AV業界30年の男優・辻丸さん『次に検挙されるのは僕かも』撮影現場の実態語る」より、引用。改行を施しています。)

<辻丸さん>
撮影では現場が自分中心で動くから、大切にされて承認欲求が満たされる。
今はイベントやネットでファンとつながって「プチ芸能界」も味わえますから。

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告発者を痛罵している(ひどくののしっている)女優さんたちは、辻丸さんがおっしゃるようなかたちで洗脳されているのかもしれません。
哀しいはなしです。

それから間もなくして香西咲さんが、週刊文春の誌上で、極悪プロダクションによる犯罪行為を語りました。
ネットリンチはおきませんでした。
それどころか、多くのメディアが週刊文春の報道に倣いました。
世相は大きく変わりました。
いま香西咲さんは、斯界(しかい)のオピニオンリーダー(世論形成に大きな影響力をもつ人)となっています。
多くのひとたちに膾炙(かいしゃ。広く世人に好まれるとの意味)されています。

香西咲さんは普段、ツイッターでご自身の考えをのべられています。
残念ながらネットの世界には若干、実社会から排除された社会的弱者が存在しています。
厭世的な(世の中や人生を悲観する)性格なために、輝いているひとを攻撃する習性をもっています。
非難のさいにもちいる手段は、落書きです。
もしも一般のかたがそれを読んでイドラ(偏見)をおもちになられたら困ります。
そこで、以下に、香西咲さんのツイートや、他のかたの文章をご紹介します。
お読みになられて、演繹(推論を重ねて結論を導き出すこと)をしていただけたら、と考えます。

なぜ女優をつづけているのか?

香西咲さんのツイッターより、引用。

<2016年6月28日>
世の中変えたいし女の子の働きやすい環境整備、性教育…
やりたかったからあえてこの業界に残ったのに…

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<2016年7月12日>
私は前の事務所に洗脳され、枕影響迄されられてたんですよ?
苦肉の策として独立して今こうしてAV女優活動をしてる事の何が悪いのですか?
正論があるならどうぞ。
(後略。)

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<2016年7月18日>
私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。
(後略。)

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<2016年7月18日>
私だって普通の女性に戻りたい気持ちもあります。
でも今誰も顔を出せない、名前を上げて意見を言えない。
私は微力ながらこの問題に尽力し、
それから女性の性環境を整えてこの業界を去ります。

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たくさんの作品に出ている

香西咲さんのツイッター(2016年6月27日)より、引用。

アットハニーズ(会社解散済)青木亮に飼い殺しにされてる時は毎日死にたくてたまりませんでしたよ
この際言っておきます。
AV強要の女の子が400本出るのに有り得ない!と言う話を女優からも聞きますが400なんて総集編作られたらあっという間

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楽しそうに演技している

ライターアケミン様は、ご自身のブログで、つぎのように綴られています。

(引用)
ライターとしては
デビュー作を見た人のレビューとのギャップに驚いたり。
「かなり楽しそうにHをしています。」

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このことにつきましては、当ブログでも考察していますので、そちらもご参照してください。

 2016年8月7日「香西咲さんほど業界の発展を願っているひとはいない。某業界は速やかに出演強要問題を正すべきである」

伊藤和子弁護士のつぎの指摘も重要です。

(2016年6月16日 「皆様へのお願い・AVプロダクション関連逮捕報道とその余波を受けて」より、引用。改行を施しています。)

<伊藤和子弁護士>
今あふれている批判には、様々なものがありますが、
「そのAV女優さんたちが強要されているように、まったく見えなかった」
というものがあるようです。
また何年にもわたり、多数の出演を繰り返してきたことを理由に、
「強制なんてありえるの?」
という意見もあるようです。

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「何年にもわたって多くの作品に出演してきたんだよ」
「強制なんてあるの?」
もしもこういわれたら、気持ちが揺らぐかもしれません。

<伊藤和子弁護士>
しかし、
長期間DVがあっても逃げ出せずにむしろ幸せな結婚生活を懸命に装う人、
長期間にわたって会社でセクハラにあっても会社をやめられない人、
親から虐待され続けているが施設に逃げ込めない人は、
社会のあちこちに存在するのではないでしょうか。

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おおせのとおりです。
我慢をされているかたはいらっしゃいます。

<伊藤和子弁護士>
力を失い、孤立し、抜け出せない、装って自分までも騙し耐えてきた方がいるかもしれない。
そういう人たちの気持ちは理解できなくても、せめて、
「そういう女性たちがいるかもしれない」
その可能性だけでも思いやっていただけること、できないでしょうか?
 
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伊藤和子弁護士はやさしいかたです。
活動の原点はここにあるのかもしれません。

<伊藤和子弁護士>
AV強要でなくても、同じように長いこと、DVやセクハラ境遇に置かれて、だれにも相談せずに逃げ出せずにいる人たち、自分さえ我慢すればと笑顔でいることで、なんとかなる、そう耐えている人が、あなたの周囲にもいるかもしれません。
その表面的な笑顔をみたこと、そういう態度でいたことを責めたてることが、問題の根本の解決の役にたつのでしょうか。

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香西咲さんは笑顔の素敵な女性です。
その笑顔ははたして、こころの底から湧き出たものだったのでしょうか。

<伊藤和子弁護士>
その方々の「気持ち」を責めるつもりはありません。
それは、その方々が「みて」「ほんとうに感じた」ことなのかもしれません。
しかしほんとうのところ、人の心は見えません。
誰もが悲しい、辛い時にでも、平気そうな言動をした経験があるんじゃないかと思います。

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切ない文章です。
おそらく香西咲さんはいつわりの自分を演じつづけてきたのでしょう。
いや、演じることを強いられたのです。
あの悪徳プロダクションのやつらに。
今度はこいつらがつらく苦しい思いをする番です。
その日が到来することを待ち望んでおります。
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2016年7月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年7月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年7月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年7月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
 --出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは
 A氏 当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年8月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年9月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました
2016年9月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月1日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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