香西咲さんは女性の救世主です。政府は香西咲さんの提言をしっかりと聞いて女性に対する暴力の被害を未然に防いでください

過日、伊藤和子弁護士のツイッターを訪問したところ、つぎのようなツイートがありました。
引用させていただきます。

伊藤和子弁護士のツイートより、引用。改行を施しています。)
<2016年9月19日>
報道の真偽はわからないが、借金があるからAVに出ないといけないという流れであればとんでもない。
借金があれば自己破産すればいいだけ。
難しくないよ。

AV転向報道の坂口杏里の借金は「2000万円」Yahoo!ニュース
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最近、各種メディアで、坂口杏里さんの話題がとりあげられています。
このかたが過去にどのような活躍をされていたのかは、寡聞にして存じあげておりません。
現在、マスコミの情報に接するかぎりでは、憐憫(れんびん)の情をいだかざるをえません。
巷間いわれているように、出演の動機は、借金、なのでしょうか。
真偽のほどはわかりません。
もしもそうだとするのならば、あまりにも哀切です。
こうなる前に、どなたかに相談することはできなかったのでしょうか。
伊藤弁護士がツイートされているとおり、借金の返済のためにこのような決断をしてはいけないと考えます。
絶対にだめです。
これではまるで、水上勉が描いた「五番町夕霧楼」の世界です。
あまりにも無情です。
自己破産をしてほしかったです。

(伊藤和子弁護士のツイートより、引用。改行を施しています。)
<2016年9月20日>
風俗、キャバクラ、ホストクラブ関連で女性が借金トラブルで追い詰められてAVに、という話はよく聞きます。
でも本当に嫌なら、自己破産という方法があります。
強面の人に囲まれ、精神的に追い詰められて思考停止しちゃうのはよくわかりますが、自己破産はそんなに難しくありません!と伝えたい。

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自己破産につきましては、一部で、否定的な風説が流されています。
たとえば、
「自己破産をするとその後いろいろな面で不利益をこうむる」
というような物言いです。
これは虚辞(真実でないことば)です。
偽言(うそ)です。
そこには、微塵の真理もありません。
債権者が意図的に流している為にする(ある目的を達しようとして下心をもって事をおこなう)そら言(つくりばなし)です。
自己破産をして自身に災いがふりかかることはありません。
宮部みゆきさんの代表作に、「火車」があります。
この作品は、カード破産をテーマにして書かれています。
自己破産につきましても精緻な描写がなされています。
そのなかから一部を引用させていただきます。

(宮部 みゆき著「火車」新潮文庫刊より、引用。改行を施しています。)
<234ページ>
「自己破産という法手続きについての知識がないばっかりに、借金を苦に自殺したり、一家離散したり、夜逃げをしたり・・・・・・信じられないようですが、そういった悲劇が、今でもたくさん起こっているのです。(後略。)」
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<235ページ>
私はね、講演などで、とにかく夜逃げの前に、死ぬ前に、人を殺す前に、破産という手続きがあることを思い出しなさい、と話すようにしています。(後略。)」
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この作品に登場する弁護士は、元・日弁連の会長の宇都宮健児さんをモデルにしているようです。
宇都宮さんは自己破産の問題に精通されているかたです。
「火車」のあとがきをみますと、参考文献として、宇都宮さんの著書が紹介されています。
ここで、自己破産の仕組みについてみてみます。

(goo辞書より、引用。)
ローンの借り手が自分で申し立てを行って破産宣告を求めること。
多額の借金などを背負って支払いができなくなった人や会社を救済する法的に認められた制度。
地方裁判所が審理をして免責決定が行われると、債務は免除される。
自己破産しても選挙権を失うわけではなく、戸籍や住民票にも記載されない。

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(再掲)
自己破産しても選挙権を失うわけではなく、戸籍や住民票にも記載されない

これが真実です。
この点を心に留めておく必要があります。

(宮部 みゆき著「火車」新潮文庫刊より、引用。改行を施しています。)
<50ページ>
これまで、漠然とではあるが、ひとたび破産などしようものなら、その事実がどこまでもつきまとってくるものだと思っていたのだ。
(略。)
(略)こんな用語辞典(※「火車」では別の辞典を参照)のようなものでさえ、そんなことはないという断りを、わざわざ入れてあるのだろう。
(ということは、隠そうとすれば簡単 - いや、わざわざ隠そうとしなくたって、黙っていればわからないというわけだ)

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「火車」を参考にして、以下に、自己破産のながれをまとめてみました。
伊藤弁護士がおっしゃるように、手続きは「難しくない」です。

<自己破産の手順>

(1)まず、管轄の地方裁判所にいって、破産申立てをします。
 そのさいに、あらかじめ用意していた6つの書類を提出します。
 破産申立て書
 戸籍謄本
 住民票
 財産目録
 債務者一覧表
 債務をかかえるにいたった事情をくわしく書いた文書

(2)後日、裁判所から呼ばれます。
裁判所では、裁判官から口頭で、事実の確認を受けます。(審尋)
審尋は、それほど時間がかかりません。

(3)申立ててから1か月半から2か月程度で、破産宣告がおります。

(4)もしも破産者に持ち家などの財産があれば、裁判所のほうでこれを売って、配当(債権者への分配)の足しにします。
衣類、家具などの日用品などは、本人の手元に残ります。
2005年1月に、新破産法が施行されました。
これにより、個人破産者については、手元に残せる自由財産の額が99万円まで引き上げられました。

(5)配当(財産の分配)にあてる財源(破産財源)がなければ、破産という状態をつづけていても意味がありません。
この場合は、破産宣告と同時に、破産が廃止されます。
これを「同時破産廃止」といいます。
破産宣告が即、廃止されるわけですから、住居の制限などを受けることはありません。
ただ、この状態ではまだ、債務(借金返済の義務)がなくなっていません。

(6)「同時破産廃止」の決定から1か月以内に、免責の申立てをしなければなりません。
これが認められてはじめて、借金を返す義務がなくなります。
免責の決定までは、半年から7か月ほどの期間がかかります。
個人破産の場合ですと、免責が認められない、ということはありません。

(伊藤和子弁護士のツイートより、引用。改行を施しています。)
2016年9月20日>
よく聞いてみると法的根拠や証拠のない不当請求も多いですし、破産手続では「裁量免責」つまり、浪費があっても諸般の事情を考慮して、免責が認められる事例も少なくありません。
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(宮部 みゆき著「火車」新潮文庫刊より、引用。改行を施しています。)
<232ページ>
個人破産の場合、免責がとれないというケースは、まずないと言っていい。
条件はいくつかあるが、
「まず、その破産者が、過去十年以内に破産・免責の決定を受けていないこと。つまり、一人につき十年に一度だけというのが、最低限の決まりというわけです」

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<233ページ>
(略)たとえ破産の原因が遊興費の使いすぎや度の過ぎた浪費によるものであっても、その負債がある程度の年月にわたって蓄積されたものであり(略)、破産者に「やりなおしたい」という意欲さえあれば大丈夫、だという。
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ホストに貢いで借金をした場合は自己破産ができない、と思っているかたがいらっしゃるかもしれません。
それは錯誤(あやまり)です。
このような場合でも、自己破産をすることができます。
また、自己破産をすると、恐いひとがやってきて身体に危害を加えられる。
こう畏怖されているかたもおられるでしょう。
それも誤謬(ごびゅう。あやまり)です。

(伊藤和子弁護士のツイートより、引用。改行を施しています。)
<2016年9月20日>
そうした筋の人(ヤクザ)が債権者にいる破産事案、結構ありますが、弁護士介入したり、裁判所や警察が関わると彼らは引いてしまうので、概ね平和的に解決というのが私の経験です。
法を無視した報復や脅迫は刑事告訴等の方法もあります。
逆に法的手段を講じないと食い尽くされてしまう

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自己破産をした瞬間に、債権者は遠のいていきます。
「ナニワ金融道」(青木雄二著)というマンガにも、債権者がほぞを噛む(くやしがる)場面がでてきます。
爽快です。

(宮部 みゆき著「火車」新潮文庫刊より、引用。)
<89~90ページ>
「先生、こちらでは、自己破産の申し立てをしている依頼者の債権者宛てに、通知書を出すことはありますか?」
弁護士はすぐに答えた。「ありますよ。自己破産を申し立てたから協力してくれ、と報せるためですな。そうしておくと、たいてい、取り立てがおとなしくなるのです。逆に、急いで強制執行をかけようとしてくる業者もいますが、そういった場合は稀ですし、対処の仕方もありますからね」

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自己破産は、ある程度年配のひとがおこなうとの心象(イメージ)があります。
そうではありません。

(宮部 みゆき著「火車」新潮文庫刊より、引用。改行を施しています。)
<304ページ>
(略)、今はね、自己破産する多重債務者は、十代二十代の若者が圧倒的に多いってことなんです。
この人たちはやりなおしがきくし、少なくとも一家離散ということにはなりませんからね。(後略。)

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坂口杏里さんは20代のようです。
まだやりなおしがききます。
これ以上、深淵(しんえん)に入りこまないでほしいと願うばかりです。
今回のような悲劇を未然に防ぐためにも、教育の拡充が求められます。

香西咲さんのツイッター(2016年8月16日)より、引用。

『過去の性教育の曖昧さのツケが、現代若者の“望まない妊娠、性病、AV強要…”等の被害を生んでいる一つの原因なのではないでしょうか。』
と、何かの取材に声を上げそうになって目が覚めた。
家だ。 あ、おはようございます

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香西咲さんは慧眼(物事をよく見抜くすぐれた眼力)の持ち主です。
各種被害を未然に防ぐためにも、法律の整備が待たれます。
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2016年7月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年7月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年7月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年7月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
 --出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは
 A氏 当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年8月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年9月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました
2016年9月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月1日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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