いつも正直に可憐に生きている香西咲さんと、詭弁を弄しつづけるひとたち

朝日新聞社が運営するwithnewsに、IPPA(知的財産振興協会)に関する記事が掲載されました。

 2016年9月2日 withnews「AV強要、戸惑う業界団体『信じられない』『現場で一番強いのは女優』」

IPPA(知的財産振興協会)とはいったい、どのような団体なのでしょうか。
とりあえず目を通してみることにしました。

(引用)
<朝日新聞経済部 高野真吾さん>
初めてIPPA(知的財産振興協会)の名前を聞いた人のためにも、まずはどういった団体であるか教えて下さい。

<IPPA 事務局長(なぜか名前が記載されていません)>
(略。)
構成しているのは、AVメーカー200社ほどと、アダルト系のアニメやゲームの会社など約50社です。
(略。)
今や業界の窓口的な存在です。
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業界の窓口、なのですか。
これまでぼくは、某業界に対して関心がありませんでしたので、寡聞にして存じあげませんでした。
IPPA様は、今回の一連の事件について、どのようなご見解をおもちなのでしょうか。
浅学(せんがく)ですので、勉強をさせていただくつもりでつづきを追いました。

(引用。改行を施しています。)
<朝日新聞経済部 高野真吾さん>
AVに関しては、今年3月に国際人権NGOヒューマンライツナウ(HRN)が出した調査報告書が大きな話題を呼びました。
タレントモデルとしてスカウトされた女性が、AVへの出演強要をされている、制作現場でも女性の意思に反した暴力的、屈辱的な撮影が行われていると指摘しました。

<IPPA 事務局長(なぜか名前が記載されていません)>
こんなのあり得るのかというのが本音です。
(後略。)

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<朝日新聞経済部 高野真吾さん>
私が取材をした複数の元女優は、IPPAに加盟しているメーカーでの撮影に、プロダクションに騙(だま)されて行きました。
現場で、泣いて
嫌です。できません
監督に訴えたけど、撮影が強行されたと証言しています。
同様の訴えは被害者支援団体には、さらにたくさん寄せられています。

<IPPA 事務局長(なぜか名前が記載されていません)>
調査が難しいのですが、(以下略。)
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(略)、撮影現場では「頑張って撮影しよう」と女優さんに言うのが強要にあたるのかどうかを、みんなでまじめに悩んでいるそうです。

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(再掲)
「撮影現場では『頑張って撮影しよう』と女優さんに言うのが強要にあたるのかどうかを、みんなでまじめに悩んでいるそうです」

これを読んで蒙が啓(ひら)かれました。
撮影現場のかたがたはいつも、女優さんに対して、がんばれ、と激励していたのです。
女優さんのことを思って、鼓舞していたのです。
人情味のあるひとたちです。
熱い思いをいだいて、「頑張って撮影しよう」と、背中を押していたのです。
とりあえず、このことがわかりました。

(2016年7月25日 クローズアップ現代+「私はAV出演を強要された~“普通の子”が狙われる~」より、引用。)

<明子さん(仮名)>
裸のまま逃げ出したこともあった。
でもエレベーターの前で捕まえられて、(部屋に)戻された。
抵抗する回数が減って。
心を殺して、ただ時間が過ぎるのを待っていた。

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(2016年6月24日 withnews「私がアダルトビデオに出演させられるまでに起きたこと 被害の実態」より、引用。)

控室の隅で泣いているうちに出番の時間になった。
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「人間としての尊厳を持たせてもらえない、家畜のような存在になってしまった」と思った。
泣きながら「やめてほしい」と繰り返したが、終了時にスタッフから「初々しくて良かった」と声をかけられた。
「自分の心を守るには心を閉ざして、忘れるしかない」と思った。
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カメラを止めて下さい」と懇願し、「もうできない」と訴えても、「お前はただ耐えればいい」と言われるだけだった。
現場から裸のまま逃げたこともあったが、エレベーターの前で捕まって連れ戻された
他の女性と一緒になったとき、着替えの最中に2人で泣きながら、「頑張って早く終わらせて帰ろうね」と励ましあった
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事務所の人間に何度も「やめたい」と訴えたが、初めての出演の時と同じような説得や脅しが繰り返された。

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(ログミー「AV出演と違約金を強要 20代被害女性の手記を公開」より、引用。)

撮影のときは、子宮(膣のこと)や性器の痛みを訴えても、メーカープロダクションはもちろん監督女性のメイクさんからも、みんなで白い目でみられ、「君はやるしかないよ」と言われました。
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(2016年7月14日 withnews「AV出演強要、ユーチューバーの過去 『音楽デビュー信じた自分』」より、引用。改行を施しています。)

慣れない性行為に「痛い痛い」と叫んだ。
「無理です」と叫んで撮影が中断しても、撮影側は「できるまで終わらないよ。こんなに時間がかかるのは、あなたぐらいだよ」と冷淡だった。

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(2016年1月21日 週刊朝日「“AV出演”被害が急増 高校生から狙う悪質プロダクションの恐怖」より、引用。改行を施しています。)

撮影では、台本通りのセリフやポーズを指示され、(略)、スタッフの前で何度も強要された。
撮影は翌日も続いた。
A子さんは「陰部に激痛を感じる」と訴えたが、そのまま強行された。

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(再掲)
撮影現場では『頑張って撮影しよう』と女優さんに言うのが強要にあたるのかどうかを、みんなでまじめに悩んでいるそうです

このひとたちには、自己改革や自主規制は無理でしょう。
「渇しても盗泉の水を飲まず」という故事があります。
どんなに困っていてもけっして不正なことはしない、という喩(たと)えです。
おそらくこのかたがたには、自分で悪いことをしているという認識がないのかもしれません。
周囲のものがやっているから自分たちもやる。
そういった感覚なのでしょうか。
大人の論理ではありません。

これを書いていてぼくは、別の業界におけるある事例を思い出しました。
それは銀行です。
時代はバブルのころです。
書物などで当時の事象を振り返ってみますと、驚嘆させられます。
なぜ銀行員が、あのような非道なことをおこなったのだろうかと。
この銀行の悪行に関して宮崎学さんが、ある本のなかで興味深いことを書いています。
書籍のタイトルは、「突破者の日本ウラ経済学」(アスペクト刊)です。
当ブログでも過去に何度か話題にしました。
激烈な内容の論集です。
この著作のなかから一部を引用させていただきます。

(引用。改行を施しています。)
<宮崎学さん>
私も含めて、あの当時は、不動産を商売にしている人間は胡散臭い奴が多かった。
銀行は、胡散臭い奴にはカネを貸さないのが常である。
ところが80年代後半あたりから、そんな胡散臭い連中に銀行が擦り寄り始めた。
そうして、「不動産を買う」といえば、銀行はフリーパスでカネを貸したのだ。
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バブルが弾けたのは90年のことである。
土地融資の総量規制に従い、不動産、土地、建設といった業種への融資を銀行が一斉にストップしたのだ。
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バブルの渦中、さんざんカネを貸したがった銀行は、バブルが弾けてから何をしたか。
手のひらを返したように、今度は回収に走った。

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その回収の仕方が尋常ではありませんでした。
某業界のひとたちの悪事に匹敵するような所行です。
つづきは明日のブログでご紹介をします。

本日は、ダークな文章ばかりを掲載しましたので、気分が重苦しくなってしまいました。
最後に、一服の清涼剤として、爽やかなツイートをご覧ください。

香西咲さんのツイッター(2016年7月21日)より、引用。

人伝いに聞いた話
数年前にお会いした某編集長が、最近も私の事を『いい子』言ってくれてたらしくて嬉しい。
正直に生きてて良かった。

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香西咲さんは曇りのないの生き方をされています。
可憐です。

正直に生きてて良かった

どこかの業界のかたたちもぜひ、見習ってほしいものです。
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2016年7月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年7月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年7月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年7月29日 香西咲さんのインタビュー記事が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
 --出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは
 A氏 当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年8月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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